本日は『ミルコのひかり』というイタリア映画を見てきました。
なんかすごく感激してしまい・・・・
(レビューはそのうちJUNeK-CINEMAのほうにアップする予定です♪)
さて、ハリーポッターの新作レビューもいよいよChapter35、最後から2個目の章になってしまいました~!
このChapterのタイトルになっているKing's cross駅ですが、もともとKing Gorge IVのモニュメントとして建てられた駅です。
うわさでは、1世紀ごろのケルト族の女王、Boudicaの最後の戦いの戦場であり、彼女の死体が埋められた場所の上にPlatformが建てられたとか。
だからBoudicaの幽霊が出るとかいわれているらしいです。
しかも、そのお墓の上に建てられた、幽霊の出るという噂のプラットフォームって、8番、9番、10番!!
ってことは、Hogwartsへの汽車の出るPlatform,9&3/4番って、結構Boudicaの幽霊伝説を踏まえているのかも??
伝説のあるPlatformなんですね~
それからこの駅では大きな火災が '87年にあって、31人が死んでるんですね。
その辺でもいわれがありそうですが・・・
Chapter 35 「King’s Cross」 P564~
(このレビューは、ハリー・ポッターの最新刊、Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Editionをテキストにしています。そのChapter35についてのものです。
重要なネタばれを含む感想が書いてあります。
未読の方はご注意ください! )
以下、物語の重要なネタばれを含みます。それをご了解の上、よろしかったら左クリック→ドローして反転させてお読みください。
ネタばれありますです! 未読の方はご注意ください!
Harryは静けさの中でゆっくり目を開けます。
そっと起き上がると怪我はしていないみたいです。
もう眼鏡をしていないことに気がつきます。
なにかの音がします。
どこにいるのでしょう?
音のほうに行くと、それは赤ん坊のような形のもの。
裸で地面に丸まり、皮をはがれたようで、うち捨てられ、呼吸しようとして苦しんでいるような・・・
その時、後ろから声が。Dumbledoreの声。
「・・・でもあなたは死んだのでは?」
「ああ、そうだよ」
「では僕も?」
「さて、それが問題だね」
ふと気づくと、額の傷がなくなったよう。
自分は死んでいるはずだ。
自分を守ろうとはしなかったのだから。
そう、VoldemortはHarryを殺そうとして、HarryのなかにあったVoldemort自身の魂を破壊してしまったのです。
もうHarryの中にVoldemortの魂はありません。
ではなぜ、Harryは死ななかったのか。
Voldemortが体を作り直し復活したとき、Harryの血を採りました。
Voldemortの血管の中にはHarryの血が流れていたのです。
そのためにLilyの保護の魔法がVoldemortのなかにもあり、Voldemortが生きている限り、Harryが死ぬこともない・・・
そのことをDumbledoreは推測していたのでした・・
(ただ豚のように殺すためにHarryを育てていただけではなかったのですね~ ほっ・・・)
二人は、現実のものではないけれどKing’s Crossの駅にいるようでした。
そこで二人は、歩きながらWandのこと、The Deathly Hallowsのこと、そしてDumbledore自身のこととGrindelwaldのことなどを語ります。
P577のDumbledoreの言葉、
「You are the true master of death, because the true master does not seek to run away from Death. ・・・・」
を読んで、やはりタイトルのDeathly HallowsはHarryのことを示唆しているのではないか、なんてjesterは思いました。
P578でHarryが
「・・・you meant him(=Snape) to end up with the Elder Wand, didn’t you? 」と聞いたのに対して、
「I admit that was my intention」とDumbledoreが答えたのには
「だあああ!Dumbledore!!!」と叫んでしまいましたわ。
そして・・Harryには優しくおちてくる雪のように、次に何が起こるかわかります。
(ここの、like softly falling snow、っていうの、とても好きな表現です。Harryの諦観の表情が浮かんでくるような気がします・・・)
彼はまた戦いの中に戻ることも出来るし、列車に乗ってしまうことも出来る、とDumbledoreはいいます。
Harryには、自分がこの暖かくて明るくて平和な場所から、喪失の痛みと苦しみの中にもどっていくのを知り、ため息をつくのでした。
さてこのChapterでは謎が二つありました。
その1;赤ん坊のような、泣いているものはなんなのか。
その2;なぜこの場所がKing’s Cross駅なのか。
みなさんはどう思われましたか?
よくわからないながら、jesterの考えはこうです。
その1;この場所は死んだものが来る場所らしい。
なので、あの赤ん坊はVoldemortの魂の欠片。
Harryの中に入っていて、破壊されたもの。
だからHarryは近づくのが恐ろしかったし、Dumbledoreは「Do not pity the dead.」といったのではないのか?
でも6巻にVoldemortは「泣かない赤ん坊だった」って書いてありましたよね。とすると、なぜあんなに泣いているのかな・・・・という疑問が残ります。
その2;初めはKing’s Crossという地名になにかあるのか? なんて考えてみましたが(king's crossについては上に書きました)、Harryが死と生の間の場所としてなぜここを選んだかということに関してはあまりクリアな答えは思いつきませんでした。
なので、あまりひねりはありませんが、「いろいろな方向に出発する分岐点」としてのKing’s Cross駅なのかな? と解釈しました。
HarryがHogwarts(魔法の世界)に旅立つのもいつもこの駅でしたし。
そういえばナルニアの「魔術師の甥」にも、『いろんな世界をつなぐ池のある森』が出てきて、ここのようにとても静かで平和な場所でしたよね。
うむむむ・・・
コメント大歓迎♪
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ネタばれコメントをしてくださる方、どうぞ1行目に「ネタばれあります」と書いてからコメントをお初めくださいませ。よろしくお願いします。
なんかすごく感激してしまい・・・・
(レビューはそのうちJUNeK-CINEMAのほうにアップする予定です♪)
さて、ハリーポッターの新作レビューもいよいよChapter35、最後から2個目の章になってしまいました~!
このChapterのタイトルになっているKing's cross駅ですが、もともとKing Gorge IVのモニュメントとして建てられた駅です。
うわさでは、1世紀ごろのケルト族の女王、Boudicaの最後の戦いの戦場であり、彼女の死体が埋められた場所の上にPlatformが建てられたとか。
だからBoudicaの幽霊が出るとかいわれているらしいです。
しかも、そのお墓の上に建てられた、幽霊の出るという噂のプラットフォームって、8番、9番、10番!!
ってことは、Hogwartsへの汽車の出るPlatform,9&3/4番って、結構Boudicaの幽霊伝説を踏まえているのかも??
伝説のあるPlatformなんですね~
それからこの駅では大きな火災が '87年にあって、31人が死んでるんですね。
その辺でもいわれがありそうですが・・・
Chapter 35 「King’s Cross」 P564~
(このレビューは、ハリー・ポッターの最新刊、Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Editionをテキストにしています。そのChapter35についてのものです。
重要なネタばれを含む感想が書いてあります。
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Harryは静けさの中でゆっくり目を開けます。
そっと起き上がると怪我はしていないみたいです。
もう眼鏡をしていないことに気がつきます。
なにかの音がします。
どこにいるのでしょう?
音のほうに行くと、それは赤ん坊のような形のもの。
裸で地面に丸まり、皮をはがれたようで、うち捨てられ、呼吸しようとして苦しんでいるような・・・
その時、後ろから声が。Dumbledoreの声。
「・・・でもあなたは死んだのでは?」
「ああ、そうだよ」
「では僕も?」
「さて、それが問題だね」
ふと気づくと、額の傷がなくなったよう。
自分は死んでいるはずだ。
自分を守ろうとはしなかったのだから。
そう、VoldemortはHarryを殺そうとして、HarryのなかにあったVoldemort自身の魂を破壊してしまったのです。
もうHarryの中にVoldemortの魂はありません。
ではなぜ、Harryは死ななかったのか。
Voldemortが体を作り直し復活したとき、Harryの血を採りました。
Voldemortの血管の中にはHarryの血が流れていたのです。
そのためにLilyの保護の魔法がVoldemortのなかにもあり、Voldemortが生きている限り、Harryが死ぬこともない・・・
そのことをDumbledoreは推測していたのでした・・
(ただ豚のように殺すためにHarryを育てていただけではなかったのですね~ ほっ・・・)
二人は、現実のものではないけれどKing’s Crossの駅にいるようでした。
そこで二人は、歩きながらWandのこと、The Deathly Hallowsのこと、そしてDumbledore自身のこととGrindelwaldのことなどを語ります。
P577のDumbledoreの言葉、
「You are the true master of death, because the true master does not seek to run away from Death. ・・・・」
を読んで、やはりタイトルのDeathly HallowsはHarryのことを示唆しているのではないか、なんてjesterは思いました。
P578でHarryが
「・・・you meant him(=Snape) to end up with the Elder Wand, didn’t you? 」と聞いたのに対して、
「I admit that was my intention」とDumbledoreが答えたのには
「だあああ!Dumbledore!!!」と叫んでしまいましたわ。
そして・・Harryには優しくおちてくる雪のように、次に何が起こるかわかります。
(ここの、like softly falling snow、っていうの、とても好きな表現です。Harryの諦観の表情が浮かんでくるような気がします・・・)
彼はまた戦いの中に戻ることも出来るし、列車に乗ってしまうことも出来る、とDumbledoreはいいます。
Harryには、自分がこの暖かくて明るくて平和な場所から、喪失の痛みと苦しみの中にもどっていくのを知り、ため息をつくのでした。
さてこのChapterでは謎が二つありました。
その1;赤ん坊のような、泣いているものはなんなのか。
その2;なぜこの場所がKing’s Cross駅なのか。
みなさんはどう思われましたか?
よくわからないながら、jesterの考えはこうです。
その1;この場所は死んだものが来る場所らしい。
なので、あの赤ん坊はVoldemortの魂の欠片。
Harryの中に入っていて、破壊されたもの。
だからHarryは近づくのが恐ろしかったし、Dumbledoreは「Do not pity the dead.」といったのではないのか?
でも6巻にVoldemortは「泣かない赤ん坊だった」って書いてありましたよね。とすると、なぜあんなに泣いているのかな・・・・という疑問が残ります。
その2;初めはKing’s Crossという地名になにかあるのか? なんて考えてみましたが(king's crossについては上に書きました)、Harryが死と生の間の場所としてなぜここを選んだかということに関してはあまりクリアな答えは思いつきませんでした。
なので、あまりひねりはありませんが、「いろいろな方向に出発する分岐点」としてのKing’s Cross駅なのかな? と解釈しました。
HarryがHogwarts(魔法の世界)に旅立つのもいつもこの駅でしたし。
そういえばナルニアの「魔術師の甥」にも、『いろんな世界をつなぐ池のある森』が出てきて、ここのようにとても静かで平和な場所でしたよね。
うむむむ・・・
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