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ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

東京でまったりもいいよね。ホテル椿山荘TOKYOのスイートに泊まってみました。

2017-08-14 | 
お盆の前後は首都圏を抜け出す道の交通渋滞がひどいので、とりあえず都内で、家の近くの『ホテル椿山荘TOKYO』にお部屋を取ってみました。



以前はフォーシーズンズだった建物。

近くなので、食事や蛍を見に時々いっていましたが、椿山荘とフォーシーズンズが提携を解消してからは宿泊したことはありません。



お部屋は入ったところにリヴィング。



そして広めのベッドルーム。
寝心地は良好。





眺めはすごく良くて



椿山荘の売りのお庭もばっちり見えます。



リヴィングにも広いトイレがありますが、

もちろんベッドルームにもバスとトイレが付いています。



お風呂、シャワールームにはテレビ。リビングとベッドルームにも。なんとテレビが3つある。
どんだけテレビ好きやねん・・・・

お風呂のアメニティはロキシタンとコーセー。

(広いバスルームの写真撮ったのに、画像をミスして消してしまいました・・・)



コーヒーメイカーもついています。

夕方のベッドメーキングの後は、アイスキューブもちゃんと用意してありました。

メーキングされたベッドの上にはゴディバのチョコ。

サービスはフォーシーズンズの頃と変わらず星五つで、なかなかよかったです。


食事はフランス料理のカメリアが好きだったんだけど、最近はクローズしてしまったので、イル・テアトロですることが多かったのですが、今回は和食の「みゆき」を選んでみました。

広いテーブル周りと落ち着いた雰囲気。窓からは定番のお庭が見えます。

広々とした店内には、鉄板焼きコーナーやお寿司コーナーがあります。



メニューはアラカルトもありますが、今回は

『お好きなものをお好きなだけ、オーダーブッフェ 味めぐり30選』



という、30品目の中からどれを何回頼んでも10000円(サービス10%、飲み物、別)なコースのお食事を家族Aが試したいというので、選んでみましたが・・・・・

これはjester的には失敗。

椿山荘にしてはとてもお得な値段ということで、ほとんどの客がこれをオーダーしていたようですが、天ぷらもお寿司も普通だし、和牛の鉄板焼きなんか、ぱさぱさでした。

まあ、『米茄子の鴫炊き』や赤出汁のおみそ汁は美味しかったけど・・・・


でも相対的に見て、交通渋滞に巻き込まれつつ海の方に行ったりするより、まったりと休めてよかったかも知れません。

ホテルのサービスは値段相応で、とてもよかったです。















バゲージ・クレイムで、スーツケースが壊れて出てきたとき・・・・

2017-06-18 | 

ちょっと更新を滞っておりましたが、無事日本に帰ってきております。

ロンドンでは相次ぐテロや火事など、悲しい悲しいことが立て続けに起こり・・・

でも、あんなテロがあった後でも、イギリス国民の心は『Keep calm and Carry on』



もとは第二次世界大戦の直前に、イギリス政府が国民に「平静を保って、普段の生活を続けよう」と呼びかけたポスターだったのですが、当時は話題にならず、2000年ごろに古書店のオークションで落札されたことから、再発見されました。

そして、テロが起きるたびに、イギリスのネットにこのポスターがあらわれます。

みんな、パニックにならず、冷静に・・・



「私はイスラム教徒で、あなたたちを信頼しています。あなたは私を信頼して、抱きしめてくれますか?」

こんなパネルを足元に置いた青年を抱きしめる人たち。




「私たちはテロを憎みますが、国を逃れてきたイスラムの人たちを憎むものではありませんよ。」



暴力で自分の意見を通そうという行動はどんなものでも許すことはできませんね。




さて、今回の旅でもいろいろドジ&トラブルがありましたが、その中の一つが

『スーツケース破損事件』・・・・


12時間のフライトでへろへろ状態でバゲージ・クレイムでスーツケースを拾い、やれ嬉やと税関をとおって外に出たところ・・・



スーツケースの『足』の部分がへこんでおりました。

スーツケースの車輪の部分が壊れるというのは良くあるらしいのですが、この部分もへこんだりするんですね~

多分、ど~~んと投げたり、よっぽど高いところから落としたりしたんでしょうね。
ぎりぎりまで詰め込んで重たかったということもないので、扱いが乱暴だったとしか言えません。

この部分、よおく見ないと、気がつきません。
もちろん注意深いわたくしですが、機内では一睡もできず、徹夜明け状態であったため、《言い訳》

・・・・・気がつきませんでした。


重たいスーツケースを持って帰るのが嫌で、家に届けてもらおうと、ABCの受付カウンターへ持って行ったら、受付のおねいさんが預ける前のチェックで、

「ここ、へこんでおります」

と気がついてくれました。

(ありがと~~う!  
ちなみに朝預けると、夕方には家に届きます。すごい!)


こういう場合、どこへ行くのかというと、バゲージクレイムから外に出ている場合は、インフォメーションに行きます。

そして航空会社(わたくしの場合、JALの共同運航便のBAの機体で帰ってきたので、JAL)の人を呼んでもらいます。

綺麗なおねいさんが2人きて、「何年ぐらい使ってましたか、いくらでしたか?」などなどスーツケースについて質問した後、業者への送り状のようなものをもらいます。

帰宅してから、受取人払いでスーツケースを送ると、修理してくれるんだそうです。

というわけで、帰宅してから、ABCがスーツケースを届けてくれたのを待って、暑い中を時差ぼけでフラフラしながら、近くのコンビニに・・・・

「これ、送りたいんですけど」といったら、「これは郵便局じゃないと送れません」といわれ、ああ~遠回りした~~と嘆きつつ、郵便局で発送しました。


10日ほどで送り返されてきたスーツケースがこちら。



見た目にはわからないぐらいに直っています。

でも壊れやすくなっているのではないかと、修理会社に電話で聞いたところ、壊れたところは裏から補充してあるので、以前より補強されて強くなっているそうです。

バゲージクライムで荷物を受け取ったら、ぜひぜひチェックしてくださいね!

車輪が破損していると、動かしたとききゅるきゅる音がしたりしてすぐに気がつきますが、こんなところが引っ込んでいることもございますから!









リヨン、アヌシー、フランスの旅。大統領戦で喧騒のパリを避けて

2017-05-06 | 


今週は、寒いロンドンをぬけだして、フランスのリヨンにきています。

パリは『移動祝祭日』、

とはヘミングウェイの言葉ですが、

(確か『もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ』とか言ってました)

…わたくしはそんなパリが大好き。


毎回ロンドンに来ると、電車でパリに三、四日遊び&買い物、&お食事に来るのですが……

今回は大統領戦が明日で、キャンペーンがうるさそうだし。

それに付随して、極右の女性候補が勝ったりすると、テロも怖いし…

そして、某国はゴールデンウイーク…

某国の国民がパリに溢れる季節ですので…


ちょいとイージージェットでひとっ飛び、南仏のリヨンにやってきました。



フル装備のキッチン付きのシックなフラットを借りています。



リヨンも『移動祝祭日』で、どの小道を歩いても歩いても、楽しくて美しくて、感動の連続。



ビル一面の窓が全部偽物の『騙し絵』だったり。


きっとこれから一生どこに行ってもリヨンの美しさに心慰められる事でしょう。





昨日は早起きして、電車で2時間かけて、スイスとの国境沿いのアヌシーに歩きに行きました。



アルプスと湖と、典雅な街並みか素晴らしく、湖畔でスケッチしたり、うたた寝したり、



湖一周のボートに乗ったり。



こんなおとぎの国のような所に生まれて、一生暮らす人も居るのね…



マルシェで野菜やチーズ、生ハムにバゲット、ワインにお菓子など、リュックにずっしり、たくさん買い物して、(安〜〜い!美味しい‼︎)

心潤して、リヨンに戻ってきたのは、夜でした。





ミュンヘンからロンドンに戻りました。

2016-08-30 | 


美しいお城を



たくさんみて、



ババリアン・アルプスで、スイス気分を味わい、



そして、スケッチ!美術館!beer garden!ソーセージ!ジェラート!

という毎日を過ごして、



ロンドンに戻りました。
ミュンヘンが、毎日お天気だったのに対して、ロンドンも頑張っていますが、曇ったり晴れたり曇ったり雨降ったり、です。


ロンドンからのイギリス国内やヨーロッパへの旅はまたいつか忘れないうちにゆっくり書きたいとおもいます。

ミュンヘンはいつも素敵な青空!

2016-08-26 | 
ミュンヘンに来ております。



大好きで、何回も通ってしまうbeer garden!

『ふれあい街歩き』という番組で見て、

「あそこに行きたい!」と思った場所。

ワンコも、人々も、爽やかな風にふかれつつ、ビール飲んでます。



途中でしたが、ロンドンネズミ顛末は、結局業者を呼びました。

ガタイのいい、金髪のにいちゃんがやってきて、まずアルベルトとダニエルを、

「Poor guy……」(可哀想なやつ……)

と呟きつつ回収し、キッチンなどを家具を移動させて調べ、

「穴が4つあった。全部ふさいだよ」

と言って帰りました。

ペストコントロールというと、なんかしゅっしゅっとまくイメージ(今まで住んだ国ではそうだった)だったので、あっけない感じ。

それから早3ヶ月経ちましたが、ティミー一族にはお目にかかっていません。

とりあえず、このネズミ話は、これでおしまいです!

(I hope so ……)




さっき注文したポークの煮込みを忘れてたbeer gardenのお兄さん。

オストゥーニから乗り継いで、ミラノ、ロンドンへ

2016-06-15 | 



オストゥーニの猫やん



イタリアは、みんなでエサやってるらしい、地域猫がたくさんいます。


さて、毎日ひたすらスケッチの日々を終えて、仲間たちはローマ経由で成田へ帰国。


jesterは一人、南イタリアの小さな空港、ブリンディシからミラノへ。

そしてミラノからロンドンへ到着。



やはりかなり北に飛んできたせいか、ロンドンは寒いです。



寒さに強いロンドンっ子も肩をすくめてダウン、エスキモーのようにフードをかぶったりして

(あれ?エスキモーは使っちゃいけないんだっけ?)

もとい、厳寒の地に暮らす人のように厚着で歩いてました。

「6月でしょ、ここ!6月なのに!?」

と叫びながら、英語が聞こえて喋れる環境に、ちょっとほっとしているjesterであります。





美味しいイタリアン Monacelle マンマの味@オストゥーニ

2016-06-14 | 
まあ、オストゥーニでも、相変わらず朝から晩までスケッチ三昧の毎日でしたが、おいしいイタリアンのお店に夕ご飯を食べに行きましたので、それをご紹介します。



お店の名前は Osteria Monacelle。



マンマのメリーナが作る南イタリアのおふくろの味が絶品です。



パンにチーズにシシトウの大きいの?



地元で採れた野菜などを使った料理。



一見地味なこれらのお料理が次から次へと出てきてますが、どれも美味しい。



インドのクルフィにも似た固めのアイスクリーム?



そしてティラミス♪

どれも優しい味で、旅人の疲れを癒してくれるのでした…






アルベロベッロへ。楽しい街でした! 街角の絵描き売りに転身か⁈

2016-06-11 | 
マテーラから、アルベロベッロへ。



ずっと一度来てみたかった、奇妙な屋根が連なる街。

昔、屋根の数だけ税金をかけられたので、取り外し可能な石を積んだ屋根にしたのが始まりとか。



スケッチする気はあまりなく、今日は1日観光しちゃおう!

だって、面白いけど絵にはならない風景だよ?



と決心して、紙もいつもは90×65㎝ぐらいのを何枚かカルトンに止めて持って歩いているのに、その半分くらいのF10とか、F8の紙を4、5枚持っただけ。

まずはお土産屋を冷やかしつつブラブラしたりして、やる気全くなし!


でも、とりあえず一枚と思って描いたら、面白くて、結局観光はほとんどせずに、1日絵を描きまくり、紙を使い果たし、私にしてはたくさんスケッチできました。

観光地化している街ではなく、反対側の住宅街。



家の前に座っていたおじさまに、素敵なお家ですね!と言ったら、中を見せてくれましたが、各部屋を仕切るドアはなく、こじんまりしていながら、とても綺麗に片付いている、小人のお家みたいでした!


三枚目の小さな絵を描いている時、イタリア人のシニョーラが通りかかり、後ろで散々描いてるのを眺めた後に、

「これ、売ってくれない?」

jester「あー、シニョーラ、残念ながらこれは売り物ではありません…」

「欲しいのよ。80ユーロでどうかしら」

jester「いえ、旅行で来て、ほんの楽しみで描いているだけなので…」

「では90では?」

…と交渉され、120ユーロ(15,000円ぐらい)まで上がった時、正直心が揺れましたが…、

それでもきっぱりことわり。


…後で友だちにあった時、その話しをしたら

「額縁なしで120ユーロなら、売りだよ!
それでみんなにいっぱいおごれよ!」

とどやされました…







そいえば去年もパリ行くって言ったら、モンマルトルで似顔絵描いて旅費を出せ!ってお絵描き仲間に言われたなあー

…これからは、これで生計を立てるか…


洞窟住居の上の街 マテーラ トリュフのリゾット

2016-06-07 | 
ただいまはロンドンにおりますが、南イタリアのスケッチ旅行の報告を続けます。

マテーラは洞窟住居で有名と書きましたが、マテーラの街自体昔の洞窟住居の上に家屋を建設することでできています。

なので入り口は一見普通に見えるレストランも、



中に入ると天井や壁は洞窟の跡が残っています。



特にびっくりしたのは、



これ実はトイレなんですが、



座っていると、かなり圧迫感があります。

このレストランでの売りは地方で採れるトリュフのリゾットです。



クリーミィで美味しかったです。

他にメインはメカジキの焼いたものなど。



しかし注文を受けてから材料を取りに行っているのかと言うほどサービスが遅くて、食事の最後では寝てしまった人がいました。笑







マテーラの洞窟住居 と猫やん

2016-05-30 | 
マテーラってどんなところ?というと、

「マテーラ は、イタリア共和国バジリカータ州にある都市で、その周辺地域を含む人口約6万人の基礎自治体。マテーラ県の県都である。 旧市街地区は、石灰質の岩肌に作られた「サッシ」と呼ばれる洞窟住居があることで有名である。「マテーラの洞窟住居」は1993年にユネスコの世界遺産に登録された。 」ウィキペディアより

その洞窟住居がこちらです。



岸壁にポツポツと洞窟がありその中に羊飼いなどが住んでいたようです。
マテーラの街からこの洞窟がある崖が見えます。

というか、マテーラの街自体、この洞窟住居の上に建っています。
なので建物の中に入ると岩窟の天井や壁があったりします。



迷路のような小径と磨り減った階段が街を作っています。



マテーラの猫やん。





引き続き、マテーラ。 ホテルはアルベルゴ イターリア

2016-05-28 | 


マテーラで泊まっているのは、アルベルゴ イターリアというホテルです。

きれいなホテルだけれど、フロントのお年寄りの女性はほとんどまったく英語を理解してくれません。

仕方ないのでjesterのはちゃめちゃイタリア語が炸裂しております。( 結構通じたりする )



部屋の窓を開けると、通りの向かい、目の前が教会ですが、よーくアップで見ると、、、



なぜか骸骨が…

骸骨教会と言うのだそうです。

中にも骸骨が飾ってありました。




この教会の前の広場で昨日セッションをしていたバンド。

明るい軽快なゴンチチのようなボサノバをずっとやってくれて、スケッチに疲れて、一人こっそりホテルに帰ってお昼寝のいい子守唄になりました。

目抜き通りですが、車が入って来ないため、クラクションはまったく聞こえず、スピーカーから流れるような騒音もまったくなく…

ただひたすら喋るイタリア人の声と、アコーディオンの哀愁を帯びた音色や生のバンドの優しい音楽が通りに響いています。

しかし夜は夜中の2時半ごろまで、窓の下を人々がそぞろ歩きし、教会の前の広場で座り込んでおしゃべりしているので、耳栓なしでは寝られません。



毎日せっせと通っている、ジェラート屋さん。

デブまっしぐら…


マテーラの日々は続きます…