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ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

ベルギーのブルージュにおります…

2017-09-25 | My London
ご無沙汰しております。
先月より、ロンドン生活しております。

先週から、ベルギーのブルージュという街に小旅行に来ています。



ブルージュの隣町に自転車で行きましたが、ここはオランダ国境から自転車で1時間というところで、風景はまるでオランダです。



ロンドンから電車で海底トンネルをくぐって、ブリュッセルで乗り換え、四時間ほどでつく街ですが、とても静かで、落ち着く街です。



歩いたり、食べたり、自転車に乗ったり、食べたり、食べたり、食べたり…

しております…








くまのパディントン(paddington bear)の銅像はどこですか? @Paddington St.(ロンドン・パディントン駅)で良く聞かれます。

2017-05-22 | My London
幼い頃のお友達、『暗黒の地、ペルーからの旅人(くま)パディントン』がその名を付けられたのは、パディントン駅で迷子になっていたから。



何年か前に映画にもなりましたし、原作の根強いファンが世界中から来るのか、パディントン駅を歩いていると

「クマのパディントンの銅像はどこですか?」と聞かれることが何回かありました。


・・・まあどこにいても、なぜか道を聞かれやすい人間なんですが・・・

(その心は、暇そうで、世話焼きそう・・・?)

時には、強いスコットランド訛りの白人が、黄色人種であるわたくしに道を聞いたりするので、つくづくロンドンって人種の坩堝なのね~と感じます。



さて、パディントン、何年か前は、駅に入る前のショッピングアーケードへのエスカレーターの横にいたのですが、去年ぐらいからかな、場所が移動しています。


ただ今鎮座ましますのは、一番線ホームを進行方向に向かってずずずと進んだ中程です。

ホームに入るのに切符はいらないので、駅に入ったら向かって左側の端っこのホーム壁際を進むと、マクドナルドの少し先にいます。

みんな鼻を触るらしく、鼻先がピカピカ。




たしか一昨年見たときは、このベンチがパディントンの横にありましたが、今は移動して壁際にあります。




幼き頃よりわが心の友、パディントンの本。
ペギー・フィートナムさんの挿絵も大好きです♪

くまのパディントンくまのパディントン

こちらも大好き。

パディントンフランスへ―パディントンの本〈4〉 (福音館文庫 物語)パディントンフランスへ―パディントンの本〈4〉 (福音館文庫 物語)


なお原語版も、とても英語が平易で読みやすく、ストーリーも波瀾万丈なのでお勧めです。

A Bear Called PaddingtonA Bear Called Paddington







ダビンチ、ありました@ロンドンナショナルギャラリー

2017-05-09 | My London
リヨンから戻ってきました。

もしかしてロンドンも温かくなっているかも、という期待むなしく、まだ最高気温12度に達せず、東京の最低気温にも負けております。

五月で手袋が欲しくなる⁈

…負けないで、スケッチし…よう…

そんな中、また寒さを避けてナショナルギャラリーに来たのですが、今日はセインズベリー棟に入ってすぐ、係員につかつかと歩み寄り、

「ここにあったダビンチの絵はどうしたの?」と聞いてみました。

そしたらあっさり、

「あれね、66番の部屋に動いたよ」と教えてくれました。



なーんだ。引っ越していたのね。

無事ご対面。



『岩窟の聖母』と一緒にダビンチ特集みたいに展示されてました。



この人も美しいけど、



この人の典雅さには、いつ見ても感動します。


ところで今日は、ゴッホのひまわりの部屋には入れませんでした。

反対から回っては入れないか、グルグル回ってトライしてみましたが、ダメでした。

これも係員に聞いたら、今日から3日間、ゴッホの部屋は閉まっているそうです。






自然史博物館かな? と思ったら Science Museum

2017-04-29 | My London
ロンドンにたくさんある博物館の中でも、特に人気なのが、Natural History Museum (自然史博物館)です。

いつも入り口は長蛇の列。

恐竜の展示やら、そらもうてんこ盛りで、子供だけではなく、大人も大満足の博物館なので、しかたないのですが…

South Kensington の博物館街に着くと、どこ行こうかな〜〜と見ていて、この長蛇の列に、足が曲がって、Victoria & Albert に入ってしまうことが多いのです。

しかしある小雨もよいの日、Hyde park でジョギング&ヨガもどきをしたあと、駅に向かって歩いていたら、自然史博物館の裏口と思われる入り口が空いているのを発見!

こ、これって、裏技じゃない?
待ちなしでサクサク入れちゃう!

と、喜んで入ったら。



ロケットが天井でお出迎え〜〜

ん?

恐竜ではなく?




と思ったらScience Museum (科学博物館)に入っていたのでした…

入り口の表示ぐらい読めや、自分。


なので、



最初の女性宇宙飛行士の映画を見たり、産業革命というものについて学んだり、いろんな乗り物を見たり…





『牛に引かれて善光寺…』ではなく、『「空いてる」に引かれて、科学のお勉強………』

おおよそjesterが望んで学ぶことがないような、科学の粋に触れるひと時を過ごして参りました…




ナショナル ギャラリーで観るべきおすすめ絵画は…楽しみ方は…

2017-04-25 | My London
ロンドンについて、まず最初に行くのは、たいていナショナル ギャラリーです。

毎回ロンドンに来ると、何日かおきに、全部で10日くらいはここに通うので、多分ガイドができるくらいに、慣れ親しんでおります。
(誰か雇って〜)

トラファルガー広場から向かって左にオブジェがあるんですが、



前あった恐竜から、サムズアップのおててになってました。

これ、David Shrigley という人の作品で、

Really good という題らしいです。

後日Tate modern に行った時、ショップでTシャツなどのグッズを売っていました。



さて、このオブジェの後ろにある、セインズベリー棟の入り口から入って、階段を上ったところにある、ダヴィンチの デッサン

「洗礼者ヨハネと聖アンナのいる聖母子像」

から観るのが、わたくしの定番。



この絵は、この絵のためだけの小さな部屋にかかっています。

中は最小限の照明しか無くて、洞穴のように薄暗く、絵の前の壁に沿ってベンチがあります。

ここに座って、この名画と会話をすると、ロンドンライフの始まり…

他のお客さんがいなくなり、自分だけがこの絵と対面していると、暗い宇宙空間に浮かんでいるような、不思議な気分…

ああ、またロンドンにきたなあ、これって夢じゃないんだなと、じわっときて……

……なんですが……

……な筈なんですが……



ないの!!

(棉の国星のチビ猫風に)


今回、お目当の絵がありませんでした…!

あるべき場所には小さな聖母子像がかかっているだけ…

ダヴィンチのほうは、修復中なのか、どこかに貸し出し中なのか…

ショックでした…



そのあとは、中心部に歩いて行って、この子



Whistlejacket君に会いに行きます。

近くにソファーがあって座りながら描けるし、形がシンプルだし、なにかとちょうどいいので、何回か、模写させてもらってます。


それから正面玄関向かって右側手前の、ゴッホのひまわりやら、ゴーギャン、モネやルノワール、ルソーなどなどにじっくりご挨拶。




幸せな気分になったそのあとは、その日の気分で、フラフラ歩き回ります。

疲れたら地下のカフェで一息。

こないだ食べた「ポテトと卵のサラダ」は3ポンド。



そして、気が向くと地元の小学生に混ざって、美術の校外学習授業を聞いたり…

(日中行けば、必ずどこかにこんな風景が見られます。
夕方のへんは、大学の授業や社会人クラスの講義も。
後ろでそれを聞くのは、英語のお勉強にもなり、楽しいです。)

(あと、ナショナルギャラリー主催の、見学ガイドツアーもあります。時間が決まっていて、セインズベリー棟の入り口付近に集合します。
もちろんタダです。
どの絵にするかは、担当の学芸員さんの気分と、混雑状況によります。
このことはまた詳しく書きますね)

はたまた、好きな絵を模写したり…

ショップのアート関連の本を見たりして、楽しくて充実した一日を過ごします♪

特別展(有料)も充実しています。
今は「ミケランジェロとセバスティアーニ展」をやっていて、素晴らしかったです!


それにナショナルギャラリーは無料ワイファイも飛んでいてちゃんと通じるので待ち合わせにも便利です♪

(ビクトリア&アルバート博物館の無料ワイファイなんて、なかなか繋がりません…)


こんなに素晴らしいギャラリーが、全て込みで、なんと今なら無料!

(いや、いつでも毎日無料!)


ですが、
「ナショナルギャラリーをいつまでも無料で開放するために、ご寄付をお願いします!」


なのです。

そう書いてあるドーネーションボックスが入り口など館内にいくつか控えめに置いてあります。

皆様もナショナル ギャラリーをご訪問なさったら、ぜひぜひドーネーション、4ポンドほどをよろしくお願いします!

わたくしも、まるで神社でお賽銭をあげるように、毎回ドーネーションして拝んでおりまする。


ありがたや…

ありがたや……



ロンドンでおすすめのアフタヌーンティー! 可愛らしいホテルの中庭で 試される糖質制限…

2017-04-24 | My London
サウスケンジントンにある、ナンバーシックスティーンという可愛らしいホテルで、アフタヌーンティー。

「いまね、ダイエットで糖質制限をしていて…
とてもいいのよ……」

とお招きいただいた友人に話したところに



ドーン!

………

あたしの……糖質じゃないもの………

どこ⁈

……ぜーんぶ糖質です!


………

糖質制限している人は、アフタヌーンティーに行ってはだめ、絶対



もちろん、ご存じのように、一旦決めたら、意志の固いこと石のような jester は、ダーン!と椅子を蹴って、


………


……完食です………


……スコーンも……サンドイッチも……パイのソーセージ包みも……各種ケーキも……


誠に…美味しかったです………


いいの。

明日からまた地道に、頑張るから……

(THE、確信犯…)




ナンバーシックスティーンは小さいけど、サービスが行き届いたホテル。

サウスケンジントンから歩いて三分ほどで便利です。



池のある中庭でもアフタヌーンティー出来ます。



気持ちよく晴れて、風が爽やか……

でもjesterには寒かったけど…

サウスケンジントンを散歩してから来たので身体は温まってたし、ダウン着て、カイロ入れていて、オープンエアーでいけるかなと思ったけど、三時間も喋っていたら、心底冷えました…

横の屋外用のストウブは壊れていて、ついたり消えたりだし…



さっさと中に移動すればいいのに、意地になって、瀕死のエスキモーみたいに唇青くしてガチガチ震えながら……

周りの寒さなれした人種(イギリス人)と一緒にオープンエアーを心いくまで楽しみました…


でもお値段は1人22ポンドと、アフタヌーンティーにしてはお安く、リーズナブル。
(奢ってもらったんだけど…ね…)



他のメニューも充実していて、ランチやディナーにも使えるレストランです。

でも…夏になるまでは、中で食べるのが、おすすめです!



テート モダンの建物

2017-04-22 | My London


london 大好きな理由の一つが、素晴らしい美術館や博物館が、たくさんあって、無料で観られること。

テートモダンは、近代美術を集めた美術館ですが、まず建物がかっこいい!

以前は発電所だったのを、クールでダイナミックな空間に改造しています。



テートモダンに入るだけで、モダンな新しい風に吹かれる感じがします。



モダンなものも、ナショナルギャラリーのようなクラシックなものも、両方大切にしている心意気が豊かな文化を感じさせてくれます。

展示物とショップについてはまた、書きます。















またまたロンドンにて、のらくらしております

2017-04-20 | My London
ご無沙汰しております、ただ今ロンドンに戻って来ています。

こちらは、春は名のみの、風の寒さや〜でございまして、朝は一桁台、(今朝は7度)昼間でも陽がささないと、10度行くかどうかの日もあり、ダウンを着ております。



これはうちの近くですが(と言ってももうすぐ引っ越しますが)
都心の住宅街でも、小鳥(ロビンかな?)がピーピピピ…とのどかに鳴いていて、幸せな気分になります。


London で Your Name (君の名は。)を見る。

2016-12-04 | My London
London では、『君の名は。』を見てきました。

日本でも見たのですが、イギリス人の友人が見たいというので。

イギリスは世界でも早い方で(?)11月24日から上映が始まっております。

しかも78館と、アニメにしては結構規模も大きい。

去年だったか『かぐや姫の物語』のときは地下鉄の通路にでっかいポスターがあったけど、



今回は見ませんでした・・・(どこかにはあったのかも?)



ピカデリー・サーカスの映画館で見たのですが、行くまでは、お客がいるのかしら・・・とちょっと不安でしたが、なんと満席!


英語字幕つきでしたが、笑いを取るシーンではしっかりみんな笑っていたし、映画のあとの周りの人のおしゃべりでも、みんな満足していた模様。

友人は日本に行ったことがなかったけど、私の話とか写真とかを見て知っていた『日本』を確認して、

「あ、あれがオニギリだね!」とか
「おお!ジンジャだ!」とか

いちいち興奮しておりました。

友人曰く、今年見た映画の中でベストワンだということで、ちょっとうれしかったです♪




日本語の映画を英語字幕で見るって変な感じ。

耳で聞いて意味が分かっているのに、なんか字幕を読んじゃうんですよね~

ああ、そう訳すのか、なんて感心したりして。


そういえば『もののけ姫』を香港で見たときは、中国語字幕が付いていて、あれも結構必死で目で追ってしまったなあ~なんて思い出しました。


早くも秋の気配 ロンドン セントジェームス公園

2016-08-31 | My London


ここ2日ばかりロンドンもとってもいいお天気です。



セントジェームス公園では、地面に直接うつぶせに寝転んでいびきをかいて昼寝をする人や



上半身裸で日光浴する人もいます。

去り行く夏を楽しむ人々が公園に集っています。



でもプラタナスの葉が早くも散り始め、ロンドンには秋の気配が漂っています。

ネズミを追い出せやっつけろ作戦

2016-08-21 | My London
さて、無事ティミーはお亡くなりになり、IKEAの花瓶ごとゴミに出して、安心して寝たjesterたちであった。

次の朝、家族Bは仕事に出かけ、朝食の片付けをしていたjesterの足元にヨロヨロ出てきたのは…

ティミーの弟のアルベルトでーす!

うぎゃ〜〜!

アルベルトはフラフラリビングへ。

多分ラットポイゾンを召し上がったらしく、千鳥足。

電光石火のごとくアルベルトにもう一つあったIKEAの花瓶を被せるわたくし。

獲った!



もはやIKEAの花瓶は、ネズミ捕りの道具と化しております。

捕まったアルベルトは、チョロチョロして、チューチュー「助けて!誰か助けて!」
と泣いています。

フッフッフッ。助けなんか来ないんだよーん!
(ここ、漆原教授になりきって)

と余裕をかましておりましたら!

『助けに来たよ!』

と、私の後ろを走るやつが……

……兄もいたのか!

お前はダニエルだな⁉︎

(いちいちネズミの名前を考えている暇ないだろう!)

三匹目のダニエルはソファの下に入ったり、本棚の後ろに入ったり、チョロチョロ動き回ってかなりしぶとい。

しかもjesterには唯一の武器の、IKEAの花瓶ももうないし、どうしたらいいんや〜〜!

そこでふと、台所中に仕掛けた、ネズミホイホイが目に入る。

これや!

………それから1時間……

ネズミホイホイを両手に持ったjesterとダニエルの追いかけっこ!

近隣住民の皆様には、ワーワーぎゃーぎゃーひどい騒音をお聞かせいたしました……

でも本棚の後ろから出てきたダニエルが素早くその進路においたネズミホイホイに頭を突っ込んだ瞬間、お尻の方にも、もう一つのホイホイを被せて、確保‼︎

ふと気がつくと汗だくandお昼過ぎ。

会社に電話して、

「弟のアルベルトと兄のダニエルが出た!もうだめだ〜〜本棚に後ろはネズミの卵で一杯だ〜〜」

と二階堂状態なことを家族Bに伝えると、家族Bも悲鳴をあげ、真剣に大家に電話してくれました。

そしてこの午後、ネズミ駆除業者が呼ばれることに。

ああ〜そろそろボーディングタイムです。


続きはミュンヘンからお届けします!

ネズミ駆除の顛末 ネズミ駆除業者を呼ぶ

2016-08-21 | My London
早朝から、ウーバー(許可されてる白タクみたいな乗り物)で、ヒースロー空港に来ています。

今日からミュンヘン

でも20分のディレイドなので、ネズミ駆除顛末をさらっと。



(ヒースロー空港のカフェで時間つぶし中)

今までのお話: ロンドンのフラットにネズミが出た!ので、ネズミホイホイを仕掛け、あとは大家に頼んで、リッチモンドのカフェに敵前逃亡したjesterたちであったが…


夕方に帰ってくると、まず
家族Bが室内に斥候に。

見回すと、大家が仕掛けていったらしいネズミの毒が幾つかあり、部屋の隅にあったがIKEAで買った30㎝ぐらいのガラスの花瓶の中で、ティミーが永眠なさってました。

やった〜〜!これで安心!と喜び、タイ料理を食べに行く二人。

しかし、事件はこれで終わらなかった…


ミュンヘン行きのゲートが表示されたので、ゲートに移動しますので、一旦アップします…

ヴィゴがロンドンに来てるらしい…

2016-08-20 | My London
ネズミの話が飛んでしまいましたが、あのブログを書いた後、急用が出来て、ちょっと日本に帰国していました。

が、8月からまたロンドンに戻り、しばらく郊外のニューフォレストに旅行して、今週ロンドンに帰ってくると、おととい、新聞の片隅にどこかで見たような人が。



新しい映画、キャプテンファンタスティック のプレミアで、ヴィゴ・モーテンセンが、イギリスに来ていたのですねー

新しい映画はカンヌで10分のオベイションを受けた、とか書いてあります。

期待してしまう!

記事は最後トランプにまで言及してあって、笑いました!

さて、ネズミ話しを続けたいのですが、明日から一週間ほど、ミュンヘンに遊びに行きます。

飛行機を待つ間にでも、続きが書けるといいのですが…

キッチンに・・・コラッタ・・・じゃなくて・・・ティミーが・・・(汗 ロンドン害虫事情

2016-07-31 | My London
 ロンドンにはG(あの黒光りする怖いやつ)がいません!

・・・まあ北海道ぐらいの緯度なんで気温が8月でも最高で21度ぐらいと涼しいので、例のGがいないのです・・・・

いままでロンドンでGを見かけたことはありません・・・・

しかし、ある朝・・・・・


家族Bはまだベッドでぐずぐずしておりまして、私だけがリビングで前の日に描いたスケッチを手直しなどしておりますると・・・・

何かが目の前を横切りました。

玄関からキッチンの方に向かって、直径3センチぐらいの丸くて、なんかふさふさしていて、そう、「真っ黒クロスケ」のようなものが・・・・

「ぎゃああ~~ なんかいる!!なんかいるよお!!」という、絹が裂けるようなコンクリが砕け散るような、わたくしの雄叫びに起きてきた家族B。

(寝起きのご機嫌がいつも最悪なひと)

おそるおそるキッチンのオーブンの横を覗き込み

「…しっぽがある・・・・・ねずみだ・・・・・・」

「ぎゃあああああ! 動いてる〜〜! 今頃、オーブンの後ろはネズミの卵でいっぱいだ〜〜!」
(懐かしき二階堂の真似)

「うんもう!おかあさんがぎゃあぎゃあいうから私まで怖くなるでしょ!!」

(人のせいにしているが、もちろん家族Bだって最初から怖がっている・・・・)

どうしようか・・・・・と二人で泣きながら考えた末に、家族Bはパジャマを着替えて、近くにある、アラブ系の人のやってる雑貨屋へ。

わたくしは、モップを片手にキッチンの出口で見張って、ぎゃあぎゃあとねずみを声で威嚇(爆

しばらくして家族Bが買ってきたのが、「ロンドン製ねずみホイホイ」。



一箱、二個入りで、組み立てるとこんな感じ。




これを8個作って、キッチンのいたるところと玄関に置きました。

それからどうしようかということになり、とりあえず大家に電話して「何とかしてくれ」と泣きつきますと、大家が「すぐ行く」と言ってくれたので、じゃあ任せた、と二人で外出することに。(別名:敵前逃亡)


とりあえず、そのネズミに「ティミー」と名前を付け、

「バイバイ、ティミー・・・シーユー レイター じゃなくて、ネバー シーユー!」

などと言いつつ、出かけてしまいました。


家族Bがロンドンに来て最初に入ったフラットはロンドンの真ん中にあるとても現代的な新しいフラットで、メイドサービスが付いていて、掃除だの片づけはメイドちゃんがやってくれるというホテル並みのアパートメントだったのですが、1年たって、引っ越ししました。

そこは前より郊外の、ロンドンでは普通に古いフラットで、玄関とか建物が趣があり、アンティーク大好きなjesterは

「英国っぽい!」




と単純に喜んでいたのですが、英国っぽいということは、こういう弊害もあるということだった・・・

あわてて知り合いに連絡してみると、みんな結構落ち着いていて「ああ、お宅もでたのね」みたいな反応なんですね。

『助けて!』とメールしても「ワハハハ」みたいな感じに受け流され。

なんて冷たい人たち、と思ったけど、彼らには「ネズミがでる」のはごく普通の日常らしい。

「ええええ!そりゃ大変!」とちゃんと反応してくれたのは、在英の日本人たちだけでした・・・・

(とはいえ、この人たちはほとんど無力・・・・)




この話、長くなりますので、続きにします・・・・・






ポケモンGOで台所にねずみ・・・・(汗

2016-07-20 | My London
日本でもそろそろ配信開始といわれているポケモンGOですが、イギリスでは先日、配信開始されました。

ポケモンは子育て時代に男の子のお母さんが子供と歌を歌っているのを聞いたことがありますが、jesterは関心がなかったです。

でも今回の配信開始で、いい年したイギリス人の男の人がポケモンの歌を歌っているのを聞いてびっくり。

人気があったのですね~~

今回のポケモンGOもこちらでは大人気。

jesterのiphoneは日本のAPPストアにしかつながっていないので、jesterのにはダウンロードできないのですが、家族Bのでポケモン探ししてみました。



名所に行くとモンスターをやっつけるボールがもらえたり、お散歩しながら遊ぶのに、結構楽しいかも。

でもとってもショックだったのはうちの台所にねずみのポケモンがいたこと。

だって、この台所、本物のねずみがいるんですもん・・・・・

この話は、また。