ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

萩尾望都さんの ポーの一族 再開第二話掲載の月刊フラワーズ、ゲット!

2017-02-02 | 漫画
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 03 月号 [雑誌]
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 03 月号 [雑誌]


コメント欄にて教えていただいた、フラワーズ三月号、無事ゲットしました。

去年に始まった、萩尾望都さんの『ポーの一族』の続編。

40年ぶりの再開です。

その第2話が載っている雑誌がもう発売されてるよ、とコメント欄でお友達に教えていただきました。

(ARYちゃん、ありがとう!!)

それで近所の本屋に行くと、「売り切れです」

えええ!

というわけで、一駅先の本屋へ。

無事ゲットしました。



今月からは連続連載されるようです。

おまけに「チケットホルダー」が付いていました。




最近漫画は単行本になってからしか読まなくなって久しいので、見開きのドアップとか見ると、その大きさにびっくりしてしまいます。

でもこの大きさで読まれることを想定して、漫画家さんは書くのよね~(汗

ARYちゃんと「しかし萩尾さん以外は知らない漫画家さんが多くて・・・」などと嘆いておりましたが、来月号は吉田秋生さんの『海街diary』が載るようです。






えええ! 萩尾望都先生の 『ポーの一族』の続編(新作)が、40年ぶりに!!!!

2016-05-02 | 漫画
この間からわたくし内で大騒ぎになっているこの事実。

月刊フラワーズに「ポーの一族」の続編が40年ぶりに載る!!!



きゃ~~

エドのその色っぽいまなざし・・・・・


40年前、ポーの一族の連載中は、最後の方はかなり怖い系のホラーに傾いてきて、『メリーベルがあんな表情で!』とか不満があったファンも一部(私ではありません)いたようでしたが、それにしても40年ぶりのエド。

最近は単行本になってから買うようになり、月刊誌の漫画なんて買うのは多分30年ぶりくらいだけど、こ、これは買わなくては・・・・

・・・・と、思っていたら・・・・

         


5月28日発売ですと!

・・・・わたし・・・いないし・・・・

・・・・・その頃はたぶんイタリアのどこかでふらふらしている予定です・・・・

この本を絶対買うという誰か(・・・・○○さんとか・・・・○○さんとか・・・・○○さんとか・・・・・・・・)


もしかしてお買いになるなら(・・・もしかして贈呈本でしょうか・・・?)

できましたらわたくしにも一冊、買っておいてくださいませ~~



後記;この問題は解決しました。○○さん、ありがとう~~~~!!!




『かくかくしかじか』・・・   『三月のライオン』 『乙嫁物語』に続いて、ただ今はまっている漫画♪ 

2016-01-20 | 漫画
マンガ大好きjesterですが、このところ、読む漫画家さんが決まっていて、新しい著者のものを試すチャンスはあまりありません。

月刊誌とか週刊誌とかは読まないので、単行本しか買わないからです。

なので、どなたかに貸していただいて好きになったりする以外は、

(iguさん、みとっち、ありいちゃん、そのほかの漫画を貸してくださる方々、いつもありがとう!)

お気に入りの漫画家さんの描いたものを「作家買い」しております。


でも私のお気に入りの漫画家さんたちは、最近あまり描かなくなってきていて・・・・

(だって一緒に育ってきた萩尾望都さんとか大島弓子さんとか山岸涼子さんとか竹宮景子さんとかは・・・かなりベテランということもあって、無茶な連載とかしなくなってきてるし・・・)


その中で買い続け、本棚に置いて読み続けてるのは何と言っても「三月のライオン」!

3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)
3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)

(かわいい表紙なので大きな画像で!)

なぜ「羽海野」で「ウミノ」と読むのか、不思議ですが・・・・

『ハチミツとクローバー』からのお付き合いですが、本作では、零くんの将棋だけでなく、いじめや恋愛、家族問題も絡めて、11巻になっても全く減速せず、大人も楽しめる作品。


そして最近はこの方も

乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)
乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)

『エマ』からお世話になってる森薫さん。

『乙嫁』は、途中の双子が出てくる辺でちょっと淀みましたが、また話がすすみ、ハラハラし続けてます。

中央アジアの生活に思いをはせながら読めます。

細やかに手仕事を描くかと思えば、割とクールな動物観や人が死ぬ戦闘シーンもきっちり描きこんでくれるのが嬉しいです。


でもって、ロンドンで、その辺にあった家族B のキンドルで読んだのがこちら。

(奴は私が買って持って行ってあげた日本のアマゾンにつながるキンドルで漫画を買いまくっておった。

で、ロンドンの地下鉄の中で堂々と読んでるらしい。

日本では電車の中で漫画読むのは恥ずかしいとか言ってたくせに。)

かくかくしかじか 1
かくかくしかじか 1

東村アキコさんの『かくかくしかじか』

数々の賞を受けているとはつゆ知らず、「絵柄はそれほど好きなタイプじゃないな」、と思いつつ暇だったので読み始め・・・・

半徹で全巻読了!

今は漫画家として活躍している東村さんが、宮崎県で高校生だった頃、美大を目指して入った『絵画教室』で出会った先生とのほろ苦い思い出を私小説(というか私漫画か・・・エッセイ漫画とかいう?)的に描いてます。

油絵を志してるふりをしながら、実は漫画を描こうとおもいつつ、描けずに・・・・

卒業しても、勤めを始めるアキコさん。どうなるのか・・・


全体にコミカルな描き方なのに 本当は調子者で残酷で冷たい『若さ』というもの
を掘り下げるのがテーマ・・・なのかな。

最後まで読むと、本当はちょっと重いテーマで後味がすっきりとは言えないけれど・・・・全体にちりばめられたギャグに救われていて、そして今を悔いなく生きて日常を大切にしようという気持ちになります。


とにかく絵画教室の先生である日高健三先生が魅力的すぎ!

「天才だ!ってほめられちゃうかも?」とアキコがわくわく脳天気に向かった絵画教室では、しょっぱなから


(以下ネタバレ画像・・・・・  )




絵を竹刀で殴るどころか、上手く描けない生徒本人をビシバシ竹刀でなぐり、泣かせ!?

楽しみで絵を習いに来ているおじいさんには、デッサンのために、ずっとティッシュの箱を描かせつづけ?!

こんな美術教師なんて、とんでもない・・・と思える日高先生は、実は・・・・

(この先は読んでのお楽しみ・・・読み進むにつれてじわじわとくるパラダイムシフトがたまりません・・・)

(ちなみに日高先生は実在の先生です。五巻の最後に写真も・・・・)



青春の頃、絵を描いていた人、漫画家を志していた人、美大へ行った人・・・・

そして『自分の青春時代を思い出すと恥ずかしくて頭を抱えたくなる大人』全員に読んでほしい漫画なんです・・・・(もちろんjesterも・・・)

ロンドンから帰って、すぐに

かくかくしかじか コミック 全5巻完結セット (愛蔵版コミックス)
かくかくしかじか コミック 全5巻完結セット (愛蔵版コミックス)


全巻セット(愛蔵版コミックス)を買ってしまいました。

だって紙の本でじっくり読みたかったんだも~~ん!

(キンドルだと持ち歩きが超楽だし、保管場所をとらなくてすごくいいけど、漫画を読むのにはちょっと画面が小さい。

もちろん拡大しつつ読めるけど、各ページを拡大しつつ読むのがめんどうくさい・・・・

カラーページが白黒でしか見えない・・・・

というわけで、お気に入りの漫画をじっくり読むのにはやっぱり紙の本です♪)


その後、東村さんにはまり、

ママはテンパリスト コミック 全4巻完結セット (愛蔵版コミックス)
ママはテンパリスト コミック 全4巻完結セット (愛蔵版コミックス)

彼女がブレイクした、絶対笑える子育て漫画、『ママはテンパリスト』(あくまで自虐ギャグ!)や


海月姫 コミック 1-15巻セット (KC KISS)
海月姫 コミック 1-15巻セット (KC KISS)

クラゲ好きの腐女子が主人公なのに、講談社漫画賞少女部門受賞しちゃって、アニメにもなった『海月姫』や、


[まとめ買い] 東京タラレバ娘[まとめ買い] 東京タラレバ娘

コメディかと思いきや、読むうちに現代の東京を生きる女性の悩みをリアルに描いて胸がギュッとなる傑作の「東京タラレバ娘」 
(この人、ギャグとシリアスのちりばめ方のテンポが絶妙です♪)や、




雪花の虎 1 (ビッグコミックス)
雪花の虎 1 (ビッグコミックス)

えええ! 上杉謙信? 

そんなものまで描いちゃうんだ!!! 

しかも実は女?!


とびっくりした現在連載中の『雪花の虎』まで、・・・次々に東村さんにはまりまくってる今日この頃です。

ワクワクしつつ、次は何かなと本屋(アマゾンの時もあるけど)に行くのが本当に楽しみ♪


ほんとにこの人、人間観察が鋭くて、賢い人なんだなあ~と思いつつ読んでます。

小さなエピソードも取りこぼしなく丁寧に拾い、細部を描きこむことで人間の心のひだを繊細に描いていく・・・・


そう、『人間観察の鋭さ!』これにつきます。

私にとってはだけど、少し絵がなんでも、やっぱり何が描きたいか、つまるところストーリーなんだよな、漫画って。

うんうん。

いや、もちろん絵も大切だけど。


でもってやっぱりマイベストは『かくかくしかじか』かなあ・・・・

さすが第8回マンガ大賞だけじゃなくて、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞まで受賞しちゃっただけある。

なんか『描ける歓び』を感じさせてくれて、しかも『若さ』の残酷さをほろ苦~~~く味わわせてくれるので、ロンドンでのお気に入り、ロココチョコレートのSea solt なんかかじりつつ、読み返しておりまする。






これがほんとの「猫ピッチャー」だ! &「よん&むー」 ・ 猫まんが2冊

2014-05-22 | 漫画


先日お伝えした、「飼い主を守って犬を撃退したヒーロー猫」(こちらの記事です)の、たらちゃんが、地元の野球チームの始球式でボールを投げることに!

(いや、たらちゃん、迷惑そうです・・・)

それで思い出したのが




猫ピッチャー1猫ピッチャー1

でございます。

先日「アナと雪の女王」を見に行ったときに、友達が貸してくれました。
(iguさん、ありがとう!!)

読売新聞の日曜版に連載されているらしいです。

日曜版といえば、実家にいるころは、けらえいこさんの「あたしンち」

あたしンち (1)あたしンち (1)

が毎週楽しみでした。

(亡き母は、「わたしはこれ嫌い」と申しておりました。あまりにあるある過ぎて・・・?)

今は「猫ピッチャー」なんですね~~♪


猫が家政婦、というのはうなずけるとして、(うなずけるのか?)

猫が野球のピッチャーというのは、あまりにも荒唐無稽な設定ではありませんか。

しかもそれがかなりリアルに進んでいく。

なんだか三題噺(落語とかでお題を3ついただいて即興でお話を作るやつ)で

「ねこ 野球 雨」

とかお題をいただいて作ったお話が、すごい好評で、連載になっちゃった、みたいな感じです。


たとえば



猫は雨が嫌いなので、ミーちゃんは雨が降るとマウンドから下りてしまう。

濡れると監督の御膝でぶるぶる。

でも、試合が始まってすぐに雨が降ってきたらどうする?

(最低一人のバッターに投げないと交代できないルールらしい)

敵も味方も猫好きな選手が力を合わせて・・・・

という具合に、ほんとにおバカな設定を真面目に続けていくところがなんともいえず、癒し系の漫画なのでした。

(びしょぬれのミーちゃんがどうなるかは、どうぞ本書をお読みください



ところで、もう一冊、

伊藤潤二の猫日記 よん&むー (ワイドKC)伊藤潤二の猫日記 よん&むー (ワイドKC)

同じく友達(iguさん、これまたありがとう!)からお貸しいただいた「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」もすごい。

なんしろ怪奇漫画家の伊藤さんが描いているので



こんなこわい画像でいっぱいなのに、

内容は「猫への愛」にあふれまくっているという・・・

猫好きならぜったい笑ってしまう傑作です




なお、中にでてくる猫の「よん」ちゃんは、おなくなりになったそうで・・・・

ご冥福をお祈りいたしまする。


萩尾望都さんが紫綬褒章!!  「ここではない、どこか」シリーズ

2012-04-28 | 漫画
朝からびっくりのニュース!
萩尾望都さんが紫綬褒章ですって!!

いや~~、おもーさまはすごい人だけど、勲章をもらうなんて・・・

個人的にはすでに100個ぐらい「すごい人だね勲章」をさしあげてますが、国民的にも勲章なんて、
漫画の認知度がどんどん上がっているのだな~と驚きました。

長年日陰を歩いてきた「少女漫画おたく道」にが差してきた感じ。
(だって、jesterと漫画についてお話がぴったり合う人って、やっぱり客観的にみると「オタク」でしたもの・・・)(だから自分も・・・)

まぶしい・・・

萩尾さんの漫画は、「ケーキケーキケーキ!」などをリアルに雑誌掲載時に読んだ頃(いつだよ)からのお付き合いで、少女時代は友達と「♪だ~れがころした、クックロビン」音頭をおどり(それは別の漫画)(魔夜 峰央さんでした)「ポーの一族」にどっぷりつかっておりました。

ポーの一族 (1) (小学館文庫)ポーの一族 (1) (小学館文庫)

なつかし~~~!!

最近では「ここではない、どこか」シリーズ

山へ行く (flowers comicsシリーズここではない・どこか 1)山へ行く (flowers comicsシリーズここではない・どこか 1)

ここではない★どこか 春の小川 (Flowersコミックス)ここではない★どこか 春の小川 (Flowersコミックス)


スフィンクス (flowers comicsシリーズここではない・どこか 2)スフィンクス (flowers comicsシリーズここではない・どこか 2)

(表紙がいいので大きな画像を張り付けてしまった

を読んで、これはもう一つの芸術作品だな~ とため息。
でも短編だけだと、ちょっとさみしい。

わたくし的には、やっぱりSF・・・
「バルバラ異界」なんか、ほんとに傑作だな~と思ってしまいます。

バルバラ異界 (1) (flowers comics)バルバラ異界 (1) (flowers comics)

わたくしが言うまでもないんですが、萩尾さんの世界に流れる独特の不安感と浮遊感が全編にちりばめられて、トリップしちゃうんだけど、細かい笑いがちりばめられていて、ただ難しいのとちがう、独特のエンタテイメントにしあがってます。

あと、「海のアリア」も好き♪

海のアリア (1) (小学館文庫)海のアリア (1) (小学館文庫)

あああ!
でもSF以外にも傑作はたくさん・・・・朝、仕事前のひと時では書ききれませんね。


萩尾さん、これからも傑作をいっぱい書いてくださいね!!
応援しておりまする!!!


3月のライオン 7巻  春の嵐とともに・・・

2012-04-04 | 漫画
昨日の嵐はすごかったですね。

家族Bは、嵐に向かって、朝から新幹線にのり、広島へ。

ついた途端に在来線ストップ。

しょうがないのでバスで仕事先に移動。

用事を済ませて、またバスで広島駅に戻りましたが、新幹線が動かず・・・

とまあ、こんなことをしてるうちに夜がくれ、東京に帰ってきたのは午前2時だったそうです。

でも嵐の去った後の朝のすがすがしいこと。

今朝は、空気が洗われて、清浄なイオンが大気を満たしておりました。

            


さて、「3月のライオン」7巻がでましたね♪


3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)
3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)

「はちくろ」で、あんなに切ない、乙女心(当社比)をくすぐる作品を書いてくれた羽海野チカさんですが、「3月のライオン」では、将棋をする少年が主人公。

といっても、「ひかるの碁」みたいな、スポ根ぽい将棋漫画ではなく、あくまで人間を描いているのは、さすがです。

桐山君も二階堂君も、胸が張り裂けそうなさみしさや不安を抱きながら、将棋で自分探ししてるんですよね・・・

しかし今回、しょっぱなから「あれ? このニコちゃん大王はだれだっけ・・・」
と不安になり・・・

そうそう、山崎順慶だったか、と気が付いたのはしばらくしてから。

というのも、6巻はひなちゃんの話が重過ぎて、読み返す元気がなかったのでした。
7巻はもういいかな・・・と弱腰になるくらい、重かったのでした。
だから6巻の話をほとんどわすれてた。ひなちゃんのこと以外は。

でも今回は救いがあって、よかった♪

第一、山崎順慶が「永世新人王」をめざしてる、ただのニコちゃん大王じゃなくて、彼もまた、将棋を愛し、ハトを愛し、普通の人たちに適応できない苦しさを抱えつつ、答えを探して深い水の底に飛び込む戦士であった、なんて、ほんと羽海野さんじゃないと描けないよね・・・

しかも千日手を使われた時の、二階堂君の顔・・・・

小説では絶対使えない、漫画という手段だからこそ、このデブでちびでお坊ちゃま君な二階堂なのに、超かっこよく見えてくる魔法がきらめくのでありまする。

あ~~!
大人が読むに足る、人間が描けてる漫画を読むのって、心がしっとりとなごむ~~!



「3月のライオン」を読むと『将棋熱』に浮かされて、でもだれも相手がいないから、パソコン相手にへぼ将棋を打ってるjesterでございました。


スラムダンク、遅デビュー

2010-02-01 | 漫画
春のような陽気の日曜日、またAVATAR(アバター)なんぞを見てきました。

(最近はまっている映画、AVATERの感想はJUNeK-CINEMAにアップしてありまする)

子どもを生んでから2年間映画を見ていなかったという映画友だちの、映画鑑賞再デビューでご一緒したのですが、これを祝して仲間があつまり、とってもたのしくおしゃべりしてきました。

そして幸せな気分で帰宅したら、友だちからスラムダンク全31巻ド~~ンと届いておりました。
これも映画仲間の一人です♪(ARYちゃん、ありがとう!!)

映画を通じても、とってもいい仲間に恵まれ、幸せなわたくし。


さて、漫画オタクを自認するjesterですが、女性の描かれた漫画ばっかりで、男性漫画家の描かれた少年漫画、青年漫画にはとんと疎いのです。

バスケット大好き少女だった時代(白亜紀)があり、いまだに、体育館の横を通って、ドムドム! キュッキュ!という音を聞くと、胸がキュ~~ンとするのですが、スラムダンクは読んだことがありません。

こんなに有名な漫画なのにネ。


ARYちゃんには、「プルートゥ」「モンスター」に始まって「20世紀少年」にいたる「浦沢直樹」道を開いていただきました。
今回は「スラムダンク」道です♪ 深く感謝!!


今宵は東京でも雪という予報が出ております。

夜はぬくぬくと家にこもって、漫画三昧だわ。

あ~~ うちに読んでない本や漫画があるってとっても幸せ。
リッチな気分になってしまう


僕とポーク ほしよりこ

2008-02-13 | 漫画
きょうの猫村さん」の猫村ねこさんにはとてもはまってしまったjesterですが、その後、ほしよりこさんはどんな作品を書いていくのか、とても気になっておりました。

僕とポーク  好き嫌いはいけません、残さず食べなさいよ。

そんなことをいわれたのはわたしたちの世代までかしらと思ってましたが、ほしさんは1974年生まれですし、うちでも家族Bはしょっちゅうこういわれてますし、結構若い世代でもいわれている言葉なのですね。

さて、そういわれたイサオ少年は「じゃあ僕の残したものでブタを育てて、それを外国の恵まれない子供に食べさせてあげよう」とブタを育て始める。
ブーちゃんと名付けて・・・・

ブーちゃんがエプロンを結んでご飯を作るわけではなく、ブタはブタなんですが、しっかり笑えてほんのり泣ける話に仕上がってます。
その他に3編短編が収録されてます。

あいかわらず鉛筆がきのヘタウマ(?)な絵と文字。
単に「かわいい♪」だけでは終わらないシュールなストーリー展開も味わいがあります。

猫村さんが御好きだったら、この本も気に入るかも、の『ほしワールド』でございました。

萩尾望都さんの「ポーの一族」のラジオドラマのCD

2007-12-12 | 漫画
昨日の記事へのコメントでmizeaさんが教えてくださったのですが、萩尾望都さんの「ポーの一族」のCDが発売されたそうです。
(mizeaさん、情報ありがとうございます!)

ポーの一族 ドラマCD(全6巻) 第1巻 「ポーの村」、「ポーの一族」収録


今年の10月にラジオ関西で放送されたラジオドラマらしいのですが、そんなドラマをやっていたとは知りませんでした。

どなたか関西在住の方でお聞きになった方、いらっしゃるかしら。
アマゾンによると、
『原作は、少女マンガの不朽の名作、萩尾望都の「ポーの一族」。数多くの賞を受賞し、その著作物は累計で5000万部超にいたる萩尾望都の代表作のひとつ。その妖しくも耽美な世界を、原作イメージに忠実に、豪華キャスト(エドガー役・朴路美/アラン役・斎賀みつき)と重厚な音楽で再現。』だそうで、

【特典内容】
1.萩尾望都原画によるリバーシブルジャケット
2.ラジオ放送時とは異なるディレクターズカット
3.プチイラスト入り解説シート

全6巻 収録内容

1巻 「ポーの村」、「ポーの一族」
2巻 「ペニー・レイン」、「リデル・森の中」、「一週間」
3巻 「メリーベルと銀のばら」、「すきとおった銀の髪」
4巻 「エヴァンズの遺書」、「ランプトンは語る」
5巻 「グレンスミスの日記」、「エディス」
6巻 「小鳥の巣」

 
だそうです。

ちょっと欲しい・・・・・かも。
むむむ。

グーグーだって猫である 3巻

2007-06-26 | 漫画
グーグーに3巻がでた! というのをiguさんに教えていただいて、早速買いに走りました~(iguさん、感謝です!)

グーグーだって猫である (3)
ああん、いとしいので、でかい画像をはりつけちゃえ!
額に入れたいぐらい可愛い表紙です♪

実は2巻のあと、次がなかなかでなくて、心配してたのでした。

だって、2巻で、著者の大島弓子さん、癌で入院なさって、手術→化学治療、となさっていたので、「術後5年を生き延びたのでもう大丈夫」とは書かれていたけれど心配で心配で・・・・

だから、元気な大島さん、グーグー、ビー、クロに会えて、ほんと嬉しかった

大島さんちのネコは、サバのときからすべてチェックしてまして、サバについて書かれてる漫画は全部持ってます。
(というか、最近ネコ漫画ばかりなんですが・・・)

しかもグーグー3巻によりますと、大島家のネコは着々と増殖しているらしい。
一部、萩尾望都家に養子に行ったりしてるみたいですけれど、4巻はもっとすごいことになるんだろうなあ・・・・
うう、楽しみ♪

猫を飼っている人ならだれでも「ああ~~同じだ~」と共感できる、はらはらしながらも、幸せな猫との暮らしぶりが、細やかに描かれていて、疲れたときにはきっと読みたくなる一冊であります。


しかし、帯を見たら

映画化決定! 2008年公開決定

ですと・・・・・

しかも主演;小泉今日子だって。

う~~むむむ、小泉今日子が大島さん、かなあ・・・・
あの下膨れの最近とみにムーミンに似てきた自画像のイメージ、ちょとちがうかも・・・・

大島さんの漫画は「イチゴ物語」とか「毎日が日曜日」とか、結構実写化されているものが多いですが、今回はどうなるのか、気になります。

グーグーだって猫であるグーグーだって猫である
     
グーグーだって猫である〈2〉グーグーだって猫である〈2〉

こうやって1巻、2巻と表紙を並べてみると、グーグーも大人になったなあ・・・
なんかよそ様の猫ながら、他人とは思えず、いとおしいわ~
巻き舌の鳴き声、聞きたい!


夕凪の街 桜の国

2007-03-15 | 漫画
気象庁の桜予想、計算間違いなんですって。
寒いですよねえ、まだ。
「お花見弁当」なんかをつくっちゃったお弁当屋さんは困ってるらしいですが、すこしでも遅くなって、入学式の頃まで残っていて欲しいです。

さて、もう少しで桜の季節、ということで、こうの史代さんのコミック 夕凪の街桜の国を読みました。
もう読んだ方も沢山いらっしゃるかもしれませんね。語りつくされた感もありますが、あえて桜の季節なので・・・・

なんか一昔前の漫画という感じののんびりした絵柄が結構気に入ってます。
スクリーントーンとかコンピュータ処理をしないで、地道に手書きで仕上げた暖かさが良いです。
彼女って広島出身の方だったんですね。

去年、長崎に行ったときに、娘を連れて原爆資料館を見てきました。娘は海外育ちで、外から見た日本については鋭い目がありますが、日本の歴史には触れていませんでしたので、良いチャンスと思って。

高校生のときに、広島の平和記念資料館を見に行きましたが、あまりの悲惨さに気分が悪くなって倒れてしまったjesterです。
しばらくショックから食欲が失せました。

だから長崎へ行ったとき娘に「ちょっと覚悟していったほうがいいよ」と言いました。
でも長崎では、広島に比べて、爆弾の規模が小さかったことなどもあるのか、あまり悲惨な写真や人形などがなかったので、今回は冷静に見られたのでした。
同じ頃に入った外国の方が熱心に見られていて、帰り口であったとき、涙ぐんでいらっしゃいました。

この本のあとがきに「しかし、東京に来て暮らすうち、広島と長崎以外の人は原爆の惨禍について本当に知らないのだという事にも、だんだん気付いてきました」 とあって、ああ、そうなのかもしれないなあと思います。
私の知人でも、平和公園などに訪れたことがないという人が多いです。

この漫画は原爆投下から10年後の広島、そして何十年もたってからの東京が舞台です。
『原爆のあと、生きている人々』という切り口で描かれています。
人間の許容量を越えた悲惨な体験をした人が、そのあとそれをどう忘れようとして、どう克服しようとして暮らしていくのか。
克服するにはまず理解しなくてはいけないけれど、どうしても「なぜ?」の答がでない問い。

そしてその子孫にあたる、私たちの年代の人たちの想いはどうなのか。

もともと台詞回しの上手な漫画家さんなんですが、細やかな人間描写で、思わず感情移入してしまいます。
主人公たちが等身大に感じられます。

生まれてきた時間や場所がほんの少し奇跡的にずれていただけで、この人たちは私であったかも知れないのだ、と思います。
今現在だって、いつこんな中に自分が、そして自分の娘がほおりこまれるか分からないのですよね。

「ぜんたい この街の人は 不自然だ
誰もあのことを言わない いまだにわけがわからないのだ
わかっているのは『死ねばいい』と 誰かに思われたということ
思われたのに生き延びているということ
そして一番怖いのは あれ以来 そう思われても仕方のない
人間に自分がなってしまったことに 自分で時々 気づいてしまうことだ」
 p16
淡々と銭湯で体を洗いながら、皆実はこんなことを考えるのです。

「しあわせだと思うたび 美しいと思うたび・・・すべてを失った日に引きずり戻される おまえの住む世界は ここではないと 誰かの声がする」p25

絵柄がなくなって台詞だけの33ページが心に突き刺さる思いでした。

「夕凪の街」で厳しい視線でどん底の絶望を描いた後、再生への道が「桜の国」で描かれます。

94ページ目の見開き、美しい桜の満開の橋の上に立つ二人。
「そして確かに この二人を選んで 生まれてこようと 決めたのだ」
という七波の言葉。


お説教臭くなく、きれいごとではなく、でも暖かい視線がそこここに感じられます。
原爆ものと言うとお約束のような残虐な描写はなくて、人間の心の中を描いている分、希望があり、後味も悪くないです。
薄い本ですが、原爆をテーマに扱った作品の中でも傑作だと思いました。
子どもにも読ませたいけれど、小学生では少し難しいかな?  
漫画だけど伏線が沢山はられていて、答がすぐ見つかるようにはなってないので、大人向けかもしれませんね。
たとえば、冒頭で、皆実がどうして半そでのワンピースを作りたがらないのか、とかね。


アメリカ人と原爆について話すと、少なからず
「あの戦争を終わらせるためには原爆投下が不可欠だった」と言い張る人がいるんですよね。
そう来られると、「桜の国」生まれのjesterも負けじとかなり熱くディベートしちゃうんですけど(やめれ)たいてい平行線のままになってしまう。
そういう人に読んで欲しいな。イラク問題やテロにも通じることがあるし、何でも暴力(言葉も含む)で単純に解決しようとする人に読んで欲しいデス。
英語訳で出ないかしら。


(そういえば、Hidalgoでヴィゴが来日したとき、プロモーションが終わってしばらくプライベートに旅行していたのですが、どこへ行ったのかと思いきや、息子をつれて広島に行っていたのでした。こういうアメリカ人もいることを忘れないようにしようっと。
・・・しかしこのくそ真面目なのを隠そうとしない大人であるところも、ヴィゴのいいとこの一つかと・・・)(殴!!

はちみつとクローバー 10巻

2006-09-13 | 漫画
ハチクロ新刊です~
ついに最終巻になってしまいました。

ハチミツとクローバー 10 (10)学園ものって時間に限りがありますものね~
映画などにもなって、人気が出てきたところでおしまいなんですね。
「動物のお医者さん」も人気が出たところでみんな卒業しちゃって終わりでしたね。(こちらはドラマ化は、連載終了のずっと後でしたけど)

しかも9巻で、あのような展開(この漫画にはあんなに暗い展開を望んでる読者はあまりいなかったと思うのですが・・・)になってしまい、かなりネタ切れなのかな・・・とは思っていたのですが・・・・

「のだめカンタービレ」もドラマになるそうですけど、あれも実写版ではうまく行かない予感がしてます。

漫画の実写版って、jester的にはこけることが多いのです・・・・

ハチミツとクローバー 9巻

2006-07-24 | 漫画
ハチミツとクローバーは大好きな漫画ですけれど、9巻が出ました。
なんか売り切れの書店が続出だそうで。
初回特典のミドリちゃんのマグネットのせいかな・・・
(ミドリちゃんは凶暴なプードル犬です)


ハチミツとクローバー 9 (9)美術大学を舞台に、切なくてめちゃくちゃおかしい若者たちの青春。
胸がきゅっとなりつつも爆笑できます。
出てくる女の子がとっても可愛くて、共感しちゃいます。

みんな卒業しないでずっと漫画が続いて欲しいな~


「動物のお医者さん」「のだめカンタービレ」に続く、『大人も楽しめるマンガ』のホームラン王(古い)ですね~

今夏には実写版の映画も封切りされ、さらに人気が出そう。
テレビでコマーシャルが始まってますね。

しかしなあ・・・・
あの予告編で見た「真山くん」、許せないんだけど・・・

のだめカンタービレ15巻発売!

2006-06-16 | 漫画
ついにのだめの15巻がでましたね~
大型書店にはマングースの着ぐるみも出没している模様。
のだめカンタービレ #15 (15)

前にもお知らせしたのですが、今回限定版で、マングースのぬいぐるみつき、っていうのを発売していて、これを頼んだ友達に見せてもらったら、かなり可愛いです。

おなかを押すと「ぎゃぼ!」って鳴くそうです(爆)

これ欲しさにもう1冊かったら、やっぱり馬鹿だよな・・・

きょうの猫村さん 2

2006-06-06 | 漫画
でましたね~~ 今日の猫村さんの2巻!
一日一こまの連載じゃあ、次の巻がでるのはいつなんだろう・・・
とおもってましたが、結構早かったです。

きょうの猫村さん 2
さすがに、1巻を読んだときの驚きと感動(鉛筆で! しかもこの絵! しかも猫が家政婦!! なんていう)はちょっと薄らいじゃいましたが・・・・。


でも、疲れるとコタツで寝ちゃう猫村さん、しかも猫の癖に、犬が可愛くてしかたなくて、こっそりえさをあげようとする猫村さん、やっぱり癒されちゃうのよね~~

今回は、お仕事先の家の内情が中心で、『家政婦は見た!』っていう展開になってますが、猫好きとしては、もうちょっと猫村さんの「ねこっぽい」ところ(眠れなくて爪を研ぐとか)も見せて欲しかったな