ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

渡良瀬遊水地

2005-05-30 | a day of my life
昨日は渡良瀬遊水地という所に行った。足尾銅山の鉱害水を溜めるために政府が明治時代に作ったという。そのために谷中村という村が強制立ち退きさせられたらしく、その跡が史跡として残っていた。

自転車(2時間300円)を借りてサイクリング。自動車が入らないサイクリングロードが整備されていて、すがすがしい天気の下自転車をこぐのは気持ちがいい。でも30センチぐらいの大きな魚が沢山死んで波打ち際に打ち上げられていて、それが腐って臭い場所が沢山あった。まだ鉱害が溜まってる?(まさかね)
湖の周りに桑の木が植わっていて、実が熟している木があり、それを摘んで家にもって帰り夕食のデザートにしました。

帰りに佐野のアウトレットで、ナイキのスニーカーを買う。スニーカーぽくないデザインで嬉しい。でもほんとはナイキじゃなくて、アディタスのスニーカーが欲しかったの。ヴィゴが履いてたし、なんとなくモードな感じがして・・・。灰色に黒のラインとかかっこいいな。
それからラーメンを食べて帰ってきた。

ところで、「少年時代」の和訳ってもう絶版なんですね。書店の店頭に残ってなければ、あとは古本屋さんで買うしかないの。日本ってほんとにすぐに本が消えちゃうのね・・・。いい本なのに。

少年時代  ロバート・R・マキャモン (ネタばれはないと思う)

2005-05-28 | 読書
今頃なんですけれど、マキャモンのBoy's Life(邦題「少年時代 (上)」 「少年時代 (下) 」)を読みました。

前にSpeaks the Nightbird 1 Speaks the Nightbird 2 (邦題「魔女は夜ささやく〈上〉」 魔女は夜ささやく〈下〉)、を読んだとき、「この著者の中ではこれが最高!」と思ったんだけど、こっちを読んだら、こっちのほうがもっと良かった。大傑作だと思う。

少年時代への懐かしさとほろ苦さとそして魔法が一杯詰まっている、極上のファンタジーでもあり、ミステリーでもある。まるでティム・バートンの映画になりそうな、不思議な香りが一杯詰まった宝物箱のような本。

登場する少年一人ひとりが愛情をこめて個性的に描かれている。他の脇役もよく人間観察されている。
特に父の人間臭さがたまらない。マキャモンは小さい頃両親が離婚し祖父母に育てられて、父親を見た記憶は4歳のときに再婚相手を伴って来たときだけ1回という。そんな彼が、父親への思いを投影して書いたと思われる、父――トムはまるで現実の人間のようにリアリティがある。

犬、自転車、映画、お気に入りの本、インディアンの矢尻、といった少年の宝物への描写も良い。愛情がにじみ出ている。子供の心をいつまでも忘れない著者の暖かさを感じる。

黒人の人権問題、ネオナチ、ホロコーストなどが物語の太い横糸となっていて、ストーリーに厚みをます。

Boy's Lifeby Robert R. McCAMMON


旅の仲間@新座シネプレックス

2005-05-25 | 映画 DVD TV
新座シネプレックスでFOTRのSEEをやっているので行ってきました。
音響、座席ともにとてもいい映画館でした。ポイントカードは期間なしで100円で会員になれるし。まだまだグッズの売れ残りがありました。スティングのペーパーナイフは友人が3本買い占めて売り切れてましたけど。
ただしあそこ、車がないと、最寄り駅から遠すぎ。友人が車を出してくれたので何とかいけましたが、そうじゃないと私にはいけない場所デス。
それとクーラー効きすぎかな。つけたり消したりして温度調整してるらしいけど、つけてるときの風が冷たくて凍えました。

やっぱりFOTRはいいなあ。
シャイアは平和で、イライジャは美しいし、灰色ガン爺はかっこいいし、なんと言ってもストライダーがもう「どうにでもして!!」と叫びたいぐらい(迷惑)素晴らしいです・・・。
ボロミアが死ぬシーンでは相変わらず泣いてしまうし、終わった後は拍手してしまうし、この映画の力は何回見ても衰えません。家のDVDでも繰り返し見ているけれど、大画面といい音で見るとぐっと魅力がます映画デス。来週のTTTも絶対行きます。

最近戦闘シーンの多い映画(KOHとかキングアーサー、トロイにアレキサンダーなどなど)を見慣れたせいか、昔は怖かったラーツとアラゴルンの戦いももっとみたい!!と思うほどに平気になりました。それはそれでちょっと自分が恐ろしいですけど・・・。

アラゴルンはほんとに王様になんかなりたくなくて、でも自分がならないと人間が滅びてしまうので仕方なく王様になる決心をしたんだな・・・。フロドだってリングベアラーなんかやりたくなかったけれど、他にする人がなくて、誰かが行かなくては行けないから行ったのだな・・・。えらいなあ・・・・。などと、幼稚園児のような感想をいまさら抱きつつ帰ってまいりました。

ルーブル美術館展@横浜美術館

2005-05-25 | a day of my life
大して枚数は来てませんが、アングルの泉とかトルコ風呂が来てるので、横浜まで行ってきました。
いわし缶詰のように人がごっちゃり詰まっているゴッホ展とは雲泥の相違の、すっきりと人がいない快適な展覧会でした。(ゴッホ展は最悪の日はチケット買うのに20分、入場に60分並んだゴッホの追っかけの私。)

絵と絵の間の幅も離れてて人も少なくてとても見やすかったので、好きな系統の絵でもなかったけどゆっくり見られました。(ほめてるつもり)

しかし横浜市ってお金持ちなんですね~~ すっばらしい美術館でした。(建物)
あれってバブルの置き土産? 腰を下ろして休むところなどもたくさんあって◎。クロークのロッカーはもっと数が多くてもいいかなと思ったけど、無料なので○。
それにしてもあんなにすいてても女性トイレは列ができてました。
女性トイレは美術館も映画館も歌舞伎座もいっつも長蛇の列。トイレの近い私としてはとてもとても不満であります。

野田版・研辰の討たれ

2005-05-23 | 歌舞伎・観劇・舞台など
野田秀樹歌舞伎を演出するってどうなるんだろうと、初演の頃から興味深々だった「野田版・研辰の討たれ」を見ることができて、とっても嬉しかった。
友人によると、勘三郎は他の劇団の舞台を見に行って、観客が笑ったり大受けしたりしているのを見て、とってもうらやましくて、「俺もああいうのやりたい!しかも歌舞伎で!」と、ずっと思っていたのだそうです。

あれを歌舞伎と呼んでいいのだろうか? 歌舞伎の要素はあるのだろうか?
せりふも振りも従来のものとはまったく違い、舞台装置も演出も違う。同じなのは、歌舞伎俳優がやっている、ということと、題材が歌舞伎で使われていたものだった、ということだけ。
何しろ客席にまで勘三郎演じる研辰が逃げ込んで三階席から二階席まで走り回るのだからびっくり。

でも見ているうちに、意気込みを感じさせる勘三郎の迫力の演技に巻き込まれ、観客席全体が舞台に魅了されていくのが分かり、これでいいのだ、と思った。

最後の美しい紅葉のセット、笑うなかに「生きる」というテーマがさりげなく語られ、シーンと静かなラスト。感動しました。

そしてね、カーテンコールがあったの!拍手に答えてもう一度キャストが出てきて・・・。あんなの歌舞伎座では初めてでした。
歌舞伎も変わっていくのね・・・・。

5月の歌舞伎座

2005-05-22 | 歌舞伎・観劇・舞台など
先日、勘三郎襲名披露5月公演にいってきました。
演目は義経千本桜から演目は「狐忠信」、玉三郎の「鷺娘」、そして勘三郎は
野田秀樹の演出で話題の「野田版・研辰の討たれ」です。

「狐忠信」は義経が海老蔵。こういう動きのないものをやると、お雛様みたい。お人形みたいでつまりません。派手に動いて大見得きってくれるような役のほうがごまかしが効くし(殴)大きなおめ目が生かせるというもの。
それに引き換え、菊五郎は「ううう、年取ったなあ」と思わせる外観ながら、狐の役を熱演。子狐が可愛く見えるのはさすがの芸デス。汗でお化粧がはげてくるほどで、思わず「がんばれ!」と声援を送りたくなりました・・・・。

玉三郎の「鷺娘」は、真っ青の中から出でる白鷺が美しいの一言。
この人も全盛期よりは頬の辺がたるんできたけど、その分凄みが出て、妖気さえ漂うような迫力。狂ったように降る雪の中での乱舞はさすがでした。思わず舞台写真を2枚も買ってしまった。(@500円x2)

そして、勘三郎の「野田版・研辰の討たれ」。
この演目は初見なのですが、こういうものを襲名披露に持ってくるというのが、「新しい風を歌舞伎に入れよう!」という勘三郎の意気込みを感じました。
獅童、七之助、勘太郎、染五郎と、「それだけで映画が何本もできる」様な豪華キャストです。

そして勘三郎のアドリブせりふには面白いものが沢山。先日発表されたばかりの獅童の結婚に関してのせりふなんかには祝福の拍手が来るし、染五郎には「阿修羅城?」なんてふるし、勘太郎に「あんたはもっと身近な感じ・・・・。やさしいやつなんだよな。こないだの地震では震度3ぐらいの小さいのなのに、すぐに彼女に電話して『だいじょぶだった?』なんて聞いてるし」って言うのには爆笑でした。
飛んで跳ねて走り回って入り乱れて・・・の舞台に、昔ながらの歌舞伎ファンにはどう受け取られただろうと、客席の年上の方の表情を伺ってみましたが、みなさん満足なさってるご様子でした。

「野田版・研辰の討たれ」の内容についてはまたゆっくり書きたいと思いますけれど、とにかくこの3本が1つの歌舞伎料金で見られたのはすごくお得だった気がしました。

カンヌ映画祭

2005-05-22 | 映画 DVD TV
カンヌ映画祭授賞式が昨日の夜中(というか今日の朝ですね)ありました。
クローネンバーグの(というかヴィゴの) a History of Violence が本命、という噂だったので、ヴィデオを仕掛けておいて、4時ごろに起きてみたんですが。。。。

残念でした。


ちなみに、受賞したのは(ボ~~ッとしてメモしたので間違ってるかも)

グランプリ 『BROKENFLOWERS』(米) ジム・ジャームッシュ監督作品
 
パルムドール 『L'ENFANT』(ベルギー/仏)ジャン・ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ監督作品

主演男優賞 トミー・リー・ジョーンズ  『THE THREE BUDIALS OF MELQUIADES ESTRADA』(米)

主演女優賞 ハナ・ラズロ  『FREE ZONE』(イスラエル)



審査員賞 『シャンハイドリーム』(中国)  ワン・シャオシュアイ監督作品

脚本賞 ギジェルモ・アリアガ 『THE THREE BUDIALS OF MELQUIADES ESTRADA』(米)

監督賞 ミヒャエル・ハネケ  『CACHE』(仏)

だったと思います。

キングダム・オブ・ヘブンみてきました

2005-05-15 | 映画 DVD TV
珍しく初日、初回に行ってきました。リドリー・スコット監督好きだし、歴史物も好きなものでかなり期待してみたのです。

十字軍については世界史の授業でならったことしか知らないのですが、今回の作品はキリスト教の立場から描いているのに、見終わった後、「モスリム、いいやつじゃん」と思えてしまうほど、イスラムのサラディンがかっこよかった!!
まあ、十字軍って、最初の名目はどうあれ、あの頃になるとどう考えても宗教の名を借りた侵略戦争なわけで、冷静に見たらイスラムに分があると思うのだけれど、脚本が描くサラディン(サラーフッディーン)はさすがに英雄「信仰の公正」(サラーフ・アル・ディーン、本名ユースフ・ブヌ・アイユーブ)という名前の王様だけあって、どう考えてもこっちのほうが正義の味方でしたわ。交渉のシーンで捕虜を殺さないのかときかれ、(誰だと思っているんだ)「私はサラーフッディーンだ!サラーフッディーンだ!」と連呼するところはすごい迫力。
あと、業病におかされ、仮面をかぶったボードワン国王、エルサレムの街の素晴らしいセット、などなど、見所はありました。


オーランド・ブルームは頑張ってました・・・。でもやっぱりこういう役にはまだちょっと・・・。防衛軍のキャプテンには頼りないかも。
ファンの方にはほんとに申し訳ないコメントなんですけど・・・。いつバナ兄ちゃんがでてきて助けてくれるんだろうなんて思ってしまいました。(トロイぢゃないんだから)

脚本的に見ても、もっと砦の守りにバリアンが「知恵」を使うシーンを入れてあげたらよかったんじゃないかなあ。ただ、距離を測って白い石を置いて、上から油をかけるだけぢゃ、私でも考え付きますよ・・・。

どんなにどろどろの洋服を着てても、髪の毛ぼさぼさひげぼうぼうでも、オーリーって全然汚く見えないんですよね。船が難破して打ち上げられても、やっつけられて血まみれになっても、ええそれは、最初から最後まで、向きたてのゆで卵みたいにつるつるしたお肌が下にあるっていうのが分かってしまう感じなんですよ。
オーリーはやっぱり白馬にまたがる妖精の王子様なんだな・・・とつくづく思いました。
年末公開のラブコメ、「エリザベスタウン」は彼にぴったりなのではないかと思います。


それと、こないだ見た「ウィンブルドン」にでていた、デヴィッド・ウエナムさんにちょっと似てるニコライ・コスター=ワルドウ氏なんですが、兜をかぶってよろいをつけて馬に乗ってると、ホンとファラミア大将そっくり。
しかし、せりふ2行、画面滞在時間10数秒・・・。これで「再びリドリー・スコット監督と組んだ「Kingdom of Heaven」が公開を控えている」ってパンフレットに書かないで欲しいわ・・・・。

なお、ウキペディアによりますとサラーフッディーンは「かつて第一次十字軍はエルサレムを占領したとき、敵の捕虜を皆殺しにしたが、サラーフッディーンは敵の捕虜を全員助けている。彼は軍事の天才でもあるが、このような寛大な一面もあって、敵味方を問わずにその人格は愛され、現在まで英雄としてその名を残しているのである。また当時のイスラーム君主の常として少年を愛したことでも知られている。」だそうでございます。


Shall we dance?

2005-05-12 | 映画 DVD TV
実は映画館で見るかどうか微妙だったんです。

理由その1;日本版がそれほど好きじゃなかった。
「そりゃあ中年の男は若い綺麗な女とのこういう恋にあこがれるだろうけどさ、長年連れ添った妻はどうなる?」みたいにちょっとおもっちゃったの。
倦怠期の夫の気持ちは分かるんだけどね。妻だって同じだもの。でも、日本版では妻の救いがなくて・・・。
私は映画を見るとき、登場人物の誰かに強く感情移入してみるタイプで、自分が女なので、女が寂しいのはいやなんです。

それと、竹中直人とか脇役陣の濃ゆい演技がちょっと・・・・。笑えるんだけど、濃すぎて乗りきれないんだよね・・・。舞台劇用の演技みたいにオーヴァーな気がしちゃって私にとってはリアリティがないというか。

リメイク版では、ラストが替わっていて、長年連れ添った妻に救いがありました。テーマもちょっと替わっていたし。このちょっとが結構大きかったデス。

脇役陣もまず、スーザン・サランドンが好きだし素敵だったし(このしと、1946年生まれなんだよね~~綺麗だ~~。それに言葉の発音がクリアで好き。詩の朗読とかして欲しい。)、竹中直人の役のスタンリー・トゥッチ(ターミナル)なんかもそれほど濃くなくて、私としてはみてて安心感がありました。

理由その2;リチャード・ギアは、Officer & Gentleman(古い!)のころは好きだったんだけど、その後どうもプレィボーイ(私生活が)の雰囲気があって、微妙だったのよ。遊び人の男には痛い目にあってるからね。(爆)
でも今回のは良かったデス。シャイで真面目な男の人って感じを良く演じてました。
やっぱりタキシードにバラの花が似合うし・・・・。う~~ん、いい色気出してる!いぢめたくなる野郎だぜ!年取っていい味になってきたね、ギア。(なれなれしい)

んでもって、おお泣きしたのは、スーザン・サランドンの演じる奥さんの役に共感したからデス。それなりに年取ってきた女性として、男性の中で自分がどの程度の価値があるのか揺れる気持ちって分かる…。
だんだん外観が変わり、若くてぴちぴちしてるジェニファー・ロペスみたいなおねいちゃんと比べたら(比べるな)、女性としての魅力は本当のところどうなのだろう、なんて考える今日この頃。
実際にはこんな素敵な男はそういないよな、っておもいつつも、ラストはぐしょぐしょに泣いてしまっただ・・・。結局「青い鳥」ってことですか。日常生活を大切にしよう、って思いました。

ということで、私の見方はかなりひねてるかもしれないんだけど、やっぱり見てよかったとおもってます。もう一回見たいし、DVDは買い!
夜のダンス教室のレトロな外観も素敵だったし、なんかダンスしたくなってきたよ!(単純)(昨日は「ウィンブルドン」みてテニスがしたくなっていた)

雷が好きです

2005-05-07 | a day of my life
そろそろ雷が鳴る季節になって来ました。私、雷が大好きなんです。
昨日の夜は「雷を伴って強い雨が降る」と天気予報で言っていたので、期待してましたが、落ちませんでしたね。(あれ、寝ていて気がつかなかったのかしら?)

熱い夏の日、雷雲がモクモクと涌いてきて、夕立がざ~~~!!と降って、ど~~んと雷が落ちるとすっきりします。
夕立が降ってくるときの水と土のにおい、風鈴を鳴らす突風、喉の渇いていた植物たちが水を嬉しがっているオーラ、音、光、そしてあがったときのマイナスイオンに満ちたすがすがしい空気・・・・。
全部大好きデス。家にいるときはあわててベランダに出て、雷見物します。

そうそう、夕立のあとってマイナスイオンが沢山でて、植物なんかも成長が早くなるってどこかで読みました。夕立のあとお散歩すると、運がよければ虹も見られますよ!

MOSの菜摘バーガー

2005-05-06 | Health & Beauty
ローカーボ(低炭水化物・糖質)ダイエットをやっているとつらいのは、ほとんど外食できないってこと。外食のメニューがどれだけ炭水化物に偏っているかよくわかります。

アメリカのローカーボ(低炭水化物・糖質)ダイエットの本を読むと、欧米では炭水化物を含まない食品や、ファーストフードが簡単に手に入ると聞いて「うらやましいな」と思っていたんですけど、ごく最近MOSバーガーに「菜摘バーガー」シリーズというのがあるのを知りました。(ひょっとして情報が遅すぎるのかも・・・・)

ハンバーガーのパンの部分がレタスでできている、というもの。中身はハンバーガーパテのほか、海老カツとかヒレカツとかが挟まっているのもあります。
これって、炭水化物を控えている人が手軽なお昼にするにはぴったりじゃございませんか。
パンがないからインシュリンも低く押さえられるし、野菜がたっぷり取れます。
脂肪分は良い脂肪ではないけれど、それは我慢我慢。
早速買って食べてみましたけれど、お味もまあまあデス。

形見函と王妃の時計

2005-05-06 | 読書
実を言うと、この本、私にはおもしろさが全然分からなかった。ふ~~。
出版社の本の紹介を引っ張ってくるとこんな感じ。

「時は21世紀。ニューヨーク公共図書館に勤める若き司書アレクサンダーは、ある富豪の老人から時間外の仕事の依頼を受ける。器械仕掛けや稀覯本のコレクションに熱をあげる老人は、18世紀の「形見函」の空の仕切りにしかるべき品を納めたいとの思いに取り憑かれていた。古い伝記により、その品とはマリー・アントワネット、つまり王妃の依頼を受けて作られた絢爛豪華な懐中時計であるとわかる。盗まれた時計を探す司書を陥れようと老人が巧みに仕掛けた罠。そして著者が仕掛けた読者をも欺く罠とは? デビュー作『驚異の発明家(エンヂニア)の形見函』から約10年、カーズワイルが放つ驚愕の続篇!」

ね、なんだか、すごく面白そうでしょ? 自分がはまりそうな要素は沢山あるんだけど、読んでみたらストーリーがだらだらしてて、全然乗れなかった。話は確かにこの紹介文のとおりなんだけどな。

翻訳が悪いのだろうか? そう書いてる書評もあったけれど、読んだ感じでは原文がかなり凝っていて難しそう。英語で読んだら絶対途中でめげたと思います。

前作、「驚異の発明家の形見函」を読んでないと面白くないのかなあ。「形見函(かたみばこ)」っていうのも読んだだけではイメージが涌かない。検索してみたら、翻訳者の造語で「18世紀にスイス・フランスの一部で流行ったもので、故人を偲ぶために、箱を十の仕切に分け、その中に故人の人生上の重要な出来事を象徴させる物を入れておくもの」だということなんだけど、これのイメージがつかめないままに読んだせいで、ここまでさっぱり分からなかったのかしら?

一杯ある薀蓄も話との関連がつかめずに全然面白く感じられないし、奥さんのニックも色気むんむんで、片言で迫ってきて気色悪い。
唐突にでてくる日本の刺青も、こんな柄のあるか?と思ったし、ジェスンが何でこんなに形見函にこだわるのかも共感できないし、ラストも「へ?」って感じでした。
 
ただ、現在この著者が書いているという「Leon and the Spitting Image」って言うのはちょっと読みたいな。魔法の媒体が刺繍という不思議なファンタジーらしい。

形見函と王妃の時計 アレン・カーズワイル 大島豊 訳【 東京創元社 】
The Grand Complication by Allen Kurzweil
定価 3,990円(税込)


パディントンのパスネット

2005-05-05 | a day of my life
5月1日から東京メトロで発売されているパスネットの新しいパディントン・ベア柄(5000円)なんですけど、こんな絵柄なんです。
背景がまるでシャイアだし、杖まで持っちゃって旅するビルボそっくり。
パディントンの

The road goes ever on and on
Down from the door where it began
Now far ahead the road has gone
And I must follow if I can~~♪

って歌声が聞こえそうです~~ 

昨日新宿で覗いたけれど、まだまだ定期券売り場でも自動販売機でも売っていました。
お出かけのお供に、癒しグッズに、いかがでしょう?

ついでに、1000円の柄で、てぃらのざうるすのすー柄(1000円)もあります! 

パスポートコンプリートのDVD

2005-05-03 | 映画 DVD TV
ロード・オブ・ザ・リングのパスポートキャンペーンのDVDが届きました。
大体SEEのDVDをそろえちゃったらCEのは要らないだろう、という良識を押さえ込んで、最後のこのおまけ欲しさにCEまで全部そろえたのですから、期待するな、というほうが無理なんですが、ヘラルドさんのやるキャンペーンはお粗末なことが多かったので、ひどいものが届いても傷つかないように防衛本能が働き、全然期待していなかったのですけれど・・・・。

それにしてはいいものが届きました。
アラン・リーの絵で飾られた入れ物にDVDが入り、入れ物の内側にはパスポート、通行証、住民票が入るような窪みがついてます。

DVDも一人のインタビュー時間が長くて画像も鮮明なので、かなり満足。といってもROTKで来日したキャスト+ショーン・Aのものだったので、オーリーやショーンやデイジーのファンなんかはがっかりしたかもしれませんね。

ちょっとだけついたいたメイキングのフィルムも、自分的には「こんなもんだろう」と満足でした。

それにしてもなんだか変なにおいがします。インクの匂いという人もいるし、ガムテープの匂いという人もいるけれど・・・・。