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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

はじめましての絵本たちin Kawaguchi (10回目)

2016-06-21 17:20:44 | 好きなもの・講座やワークショップ

とことこぺんぎん隊の三蔵さんに来ていただいている、
はじめましての絵本たち

なんと、昨日が10回目の開催でした。
1年に2回(6月と11月)だから、もう5年も川口に来てくれてるって
ことですよね~すごいすごい。
その間に、新しいメンバーも増えたし、お引っ越ししてまた戻ってきた方も
居るし、それぞれの子供たちの進級、進学、卒業や、家族の病気を
乗り越えたりとか、まあいろいろある中、続いているっていうのは
とてもとても素晴らしいと思います。

三蔵さん、どうもありがとう。そして参加している皆様ありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いします♪


では、昨日紹介していただいた絵本の紹介に入ります。
2015年11月の前回の講座以降から2016年6月の一昨日までに新しく
出た絵本とおまけの本です。


  去年の12月に、こひつじ文庫さんでの
「はじめまして~」で紹介されたので、私は知っていたのですが。

今回初参加の、おうちで寝る前の読み聞かせ現役ママが買って帰りました。
(なんかぴったりな感じで、私まで嬉しくなりました)





ゲッチョ先生のシリーズ本のようです。
とっても詳しく、いろんな動植物について説明されてました。
図鑑好きの人にはたまらない1冊でしょうね~。





3月に参加した、こひつじ文庫さんで
紹介されて知っていましたが、内容をほとんど覚えてなかったので、
今回しっかり読むことができてよかったです。
絵はステキで好きな感じ‥なぜ熊がそんなにも本が好きなのかは
結局わかりませんでした。(好きなものに理由はいらないってことかな?)




こちらも3月に紹介された絵本。
もうすぐなくなってしまう築地市場がすごくこまかく描かれています。
(とっても築地に詳しい、メンバーのYさんが居なかったのが残念。)




3月のこひつじさんで、私が買った絵本。
絵の細部を見てゆくのがとっても楽しいです。
機会があったら、教室でも読んでみたいなあと思っています。




3月のレジメに入っていましたが、
2日目にはなくなっていて、見ることができなかった絵本。
作者は『バルンくん』のこもりまことさんという方。娘が小さかった時に
バルンくん読んでいたので、なんか懐かしかったです。

この水陸両用のブルトーザーは東日本大震災の時に大活躍したそうです。




この絵本も、3月のレジメに入っていたと
家に帰ってきて、見返していて知りました。

絵がね、とってもいいのです。色使いも。
で、わたし迷ったすえに、この絵本買いました。(今回欲しいものが何冊も
あって、最後まで迷ったのです)




 この絵本は、すでに読み聞かせの時に
読んだ方が居たので、内容はそのときに教えてもらいました。
かわいい絵ですが、なかみはしっかり「科学絵本」。
どうして、鉛筆で書いたものは消しゴムで消せるのに、色鉛筆は
消せないのか、などがとてもわかりやすく説明されています。
懐かしの「すなけし」も出てきます・笑。





こちらも3月に紹介してもらいました。
かがくいさんのファンは多いですよね~誰かが買いましたので、教室での
読み聞かせで聞くこともできるでしょう。

つけもの石と同じくらい大きなうめじい、さすがです・笑。





ほんとうにこんな発明品あるの??
と誰もが思う‥でも本当に発明されたものばかりが載っている絵本です。

3月にも紹介されて私は知っていた絵本ですが、見る仲間が変わると
面白さもまた変わりますね。





表紙から開くと、北(北海道)の方から、南へ行く
新幹線が楽しめ、裏表紙から開くと、南(九州)から楽しめるしかけになっています。
新幹線以外のものも細かく描きこまれていて、楽しいです。





朝鮮時代の民俗画である民画という手法で
描かれたそうです。





2012年に亡くなったセンダックの遺作だそうです。
きれいな色の水彩画でした。






先日知ったばかりのアルゼンチンの作家さん、
イソールの新しい絵本。ある日突然現れた、あかちゃんという名前の
宇宙人?!





大人気、ヨシタケさんの新作。
でもちょっと色合いが違って‥おじいちゃんの遺作ノートが
見つかったという設定です。






韓国の作家さんの作品ですが、
描かれているのはドイツ。
巣箱がどうやって始まったのかが、美しい絵で描かれています。






タイトルからわかる通りの
だじゃれ絵本。






小学1年生のとじこみ絵本?の
ハードカバー版。ぴっかぴかえほんシリーズ。






原作は落語家の林家彦いちさんの創作落語
「長嶋の満月」。それに、加藤休ミさんが絵をつけています。
表紙の男の子が着ているシャツについている傘は、あのブランドの傘マーク
だったんですね~笑。





ものすごくインパクトのある表紙です。
そして、こわい絵本を描いている町田尚子さんの絵なので、またまた
こわい話なのかなーと思いきや。
猫大好きなメンバーに、ぜひ買ってもらいたい、頼まれていないけど、
その人のために買っておこうかと真剣にみなで悩みました・笑。
(実は私もちょっと欲しくなりました)





 マリー・ホリー・エッツ作。
アメリカで1964年に出た絵本らしいです。
色使いはきれいだったけど、お話はどうかな‥。





 ブラックベリーとクリームとお砂糖で作る
デザートを、300年前、200年前、100年前、そして今、の4つの時代と
4つの場所で描いていくお話。
絵もとてもよい感じで、最後まで迷った1冊でした。






 ゆうだちと街の様子が描かれています。
残念ながら、あんまり印象に残っていない‥です。




ここまでが絵本で、これから先が、<その他>です。

世界197か国が、大きい国も小さい国も
1ページで紹介されています。



ヨシタケさんの、スケッチ集的な?




  原書のタイトルは「LOST IN TRANSLATION」、
「翻訳できない」は、厳密にいうと「りんご=apple」のように1語対1語で英語に
翻訳できない、という意味だそうです(訳者あとがきより)

たとえは、日本語の「わびさび」「こもれび」など。
いろんな国のいろんな言語があって‥その言葉を話す人はそういう考え方を
するんだねーと思ったり。

最後まで欲しいなあと迷った本でした。




そしてこの下が<さらにその他>
三蔵さんセレクトの漫画やエッセイ。どれもおもしろそうで‥小説のあいだに
読んでみようと思います。



     



       



以上、今回はいっきにがんばって載せました。

三蔵さん、どうもありがとうございました。




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ぶたのたね

2016-06-17 18:04:09 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週に続き、今日も読み聞かせの当番日で、ペアさんとともに
1年生のクラスへ行きました。

この時期の1年生は、やっと小学校にも慣れてきて‥でもまだまだ
幼稚園&保育園生のような雰囲気も残しつつ‥けどやっぱり健気に
プールの授業などもやったりして、がんばっていますね。かわいいです。

ペアさんが最初に読んだのは、この時期らしい『おじさんのかさ
(他にも別のクラスや学年で、2人の方が選んでいました)


次に私が読んだのは、この絵本。
季節まったく関係なしで、直感のみで選びました。



佐々木マキさんの絵本は大好きなので、家でも小学校でも読んできましたが、
『ぶたのたね』は、小学校では初挑戦でした。

まず足が遅いおおかみっていう設定が面白いし、一度でいいから
ぶたの丸焼きを食べてみたいというおおかみの願いをかなえるべく、
きつねはかせがおおかみを研究室へ連れていき‥

「あしのはやくなるくすりは ないが、
もっといいものを きみに あげよう。
これさえあれば、すきなだけ ぶたが
たべられますぞ」

と言って、取り出したのピンクのつぶが ぶたのたね です。

きつねはかせ。
思いっきり胡散臭いお顔なのに、「ぶたのたね」は本物で、その証拠に
ちゃんと大きくなった木には、たくさんのぶたの実がついたではありませんか。

しかし、その日は運悪く ぞうのマラソンたいかいの日

象が走る ドスン ドスン ドスン という振動で、木からぶたは
落ちていき、走って逃げられてしまいます。


このあたりの場面は、1年生なので、感情たっぷりこめて、
ゆっくりとページをめくって楽しみました。


また ぶたのたね
またまたぶたのたね』 と続編も楽しそうですね。


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ちいさな ちいさな

2016-06-10 17:06:20 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は、読み聞かせの当番日。ペアさんと5年生のクラスへ行きました。

最初にペアさんがこちらを読みました。



3月の『はじめましての絵本たち』で紹介してもらった絵本ですが、
最初から全部をちゃんと読んでもらって‥すごく面白かったです。

男の子がサイっていいなあと言うと、次のページでサイが出てきて、
「とんでもない」と即否定して‥うさぎの方がどれだけいいかと言うと
次のページでまたうさぎが「とんでもない」

要領がわかってきた5年生は、体育座りから、正座になって乗り出して
見ていました。
絵もとてもきれいだし、ページのいろんなところに別の動物が隠れていたり
ひとつだけ仲間はずれが入っていたりと、絵を見ても楽しめるように
なってるみたいです。


次に私が読んだのは、先日偶然見つけて図書館で借りてみたこちらの絵本。


副題の通り、微生物の世界をわかりやすく教えてくれる科学絵本です。

そうか、びせいぶつのせかい なんだ、とわかると、この表紙の上下の丸も
ただの模様ではなかったのだなとわかります。

5年生がどれくらい「微生物」についての知識があるのかがわからなかったので、
本の後ろに書いてある以下の部分をまず読んで、それを導入としてみました。

えんぴつで ぽちっと つけた てんの なかに、
なんばやくまんも はいってしまうほどの ちいさないきものがいる。
めには みえないけれど、どこにでもいて、いそがしく はたらいている。
あなたに かぜを ひかせたり、ヨーグルトを つくったり。
やまが だんだん ひくくなるのも、わたしたちが くうきを すえるのも、
じつは、この いきものたちの おかげなんだ。

ちきゅうで いちばん ちいさな いきものが
どんなに おおきな しごとを しているか、
さあ、このほんを ひらいて みてみよう!


目に見えないものやことを想像するのはとても難しいですが、

びせいぶつが たべたものは かじられて なくなったりせずに、
ゆっくりと ほかのものに かわっていく。

なまごみは、たいひに。

ぎゅうにゅうは、ヨーグルトに。


ここの箇所はわかりやすいかなーと思いました。


エミリー・サットンさんの絵、いいですね。
こういう絵で説明してもらったら、生物も科学も、もっと好きになっていたかも。


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6月最初の週末

2016-06-06 16:44:32 | 好きなもの・美術館や展覧会

ちょっと蒸し暑いような気もするけれど、そよそよと風が
吹いてきて、晴れるでもなく、暗いわけでもない、うす曇りの
こんな日がわりあいいいなあと思う、6月。

昨年行ったチャサンポーが気になりつつも、金曜日の夜に
たまたま見つけた「セタブンマーケット2016」というのに
行ってみました。

その日は、開催中の『上橋菜穂子と<精霊の守り人>展』も
無料で見られるということだったので。

ここだけが、写真撮影OKエリアでした。


そう、テレビドラマの時に使われていた衣装です。
食い入るように近づいて見てしまいました・笑。(できれば触りたかった)

目を凝らしてみた印象は、当たり前ですが、とてもしっかり作られていると
いうことでした。バルサの衣装も、チャグムの衣装も重くないのかなあと
思うくらいしっかりとした厚手の生地で。

この他にも、二の妃が付けていた髪飾りとか、帝の冠とか、飾られていて‥
絢爛豪華でしたねー。

展示後半の、上橋さんの旅の記録のコーナーや、書斎の再現なども
興味深いものでした。でも。
この日一番の驚きは、上橋さんと同じ年の生まれだとわかったこと。
勝手に年上の方だと思っていたので、びっくりしました~笑。
(年表にあった写真が、自分のアルバムの中の写真を見ているようで‥
同世代感満載でしたね)


夜。
録画してあった『海街ダイアリー』も観て。
女優さんって、すごいなあと思いました。
看護師さんで、しっかりものの、おねえちゃん役やったり、
女用心棒になったり。

海街ダイアリー。
よかったです、とても。毎年恒例の梅酒を作る場面があって、
今の季節に観られてなんか嬉しくなりました。


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架空のまちの

2016-05-31 18:13:13 | 好きな本

本日のガレージスタジオブログで、「完全なジャケ買い」の話を
店長が書いていましたが、そういう意味では(完全さにおいては)、
決して負けていないこちらの表紙。

この絵だったら、たとえ作者が誰であったとしても、読みたくなりますよね。



おまけに題名は『最果てアーケード
どこかの遠くのまちの、アーケード。そうお店屋さんってことです。
これだけ惹かれる理由が揃っていて、そして肝心の作者は小川洋子さん。
どきどきの読書タイムでした。


恐ろしいほどひそやかで、時間が流れているのか、止まっているのか、
わからない空間に、そのアーケードは存在し、映画館の火事で父を失い、
ともに図書室で時間を過ごした親友のRちゃんにあっけなく死なれてしまった
「わたし」は、愛犬とともに、アーケード内の店主に頼まれて、大切な「商品」を
そっと胸に抱き、それを必要としている人の元へ今日も届けます‥。


持ち主がいなくなった服から丁寧にはずされたレースを売る店。
剥製の動物の眼を作る義眼屋さん。
紙ものを扱うお店には、使用済み絵葉書が、勲章屋さんには、
新品だけでなく、むろんどなたかが貰い受けた勲章がケースに並び、

繁盛しているというドーナツ屋さんでさえ、なぜかざわめきは感じられず、
子供だった愛犬「べべ」だけが、おはなしの最後には老犬になっていることで
かろうじて時が流れていたことを、読み手は知ることができるのです。


広いセカイのどこかにはこういうアーケードがあるかもしれない、と
思いを巡らせると同時に、そっとふたを開けてみた手のひらの中の箱に、
なんだやっぱりこれが入っていたのだ、と、懐かしいものを発見したときの
安堵感にも似たためいきが、本を閉じたあとにそっと口から洩れました。



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まげすけさんとしゃべるどうぐ

2016-05-28 10:28:19 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日は、小学校の読み聞かせ当番の日のでした。
ペアさんとともに、3年生のクラスへ行きました。

まずペアさんがこちらの絵本を読みました。


お布団の模様からも感じ取れる通り、韓国の作家さんの絵本です。
中ほどで、新しい別々の毛布(というより、布の中に綿を入れて作ってもらうので
薄いお布団って感じですが)を作ってもらえることになり、それぞれ選んだ布を
たらいに入れて、足でちゃぷちゃぷ踏んで洗うところの絵が、とても新鮮でした。


4分くらいの短い絵本だったので、もう1冊。


こちらは、表紙を見せて、題名言ったとたんに、うしろの方の男子が
背伸びして見てました。
男の子は特に好きそうなはなしです。

微妙に科学絵本っぽいなあと思って聞いていたら、
からだのしくみについて楽しく学べる、絵本「すごいぞ! ぼくらのからだ」シリーズ
の、3作目だそうです。こどもの骨は大人より多くて、260本以上あるって(たしか)
言ってました。

突然だけど、骨って何本あるか知ってる? とかの、会話をはさんでも
よかったのかなーと、思いました。


そして、3冊目で私が読んだのはこちら。


図書館の、「こどものとも」のバックナンバーの棚から見つけました。
2014年6月号です。

まげすけさんの仕事は、髪結い。
家に帰ると、必ず家の道具に話かけます、こんな具合に。

「しょうじさん、いつも あけたり しめたり ごめんなさいよ。
げたさん、るすばん ごくろうさんだね。
あんどんさん、いま ひを いれますよ」

食事の時も、同じようにおひつやしゃもじに話かけ、
「おまえたちも くちが きけたら いいのにねえ」 と いうと、
翌朝なんとしゃもじが起こしてくれるではありませんか!
だんなさまが いつも おいらたちを かわいがってくださるんで、
きょうから じゅんばんに はなしあいてを させていただきやす

こうして毎日順番に道具をひとつづつ連れて仕事に行くうちに、
たちまち町の評判になるまげすけさん‥。
噂が広まると、それを聞きつけて悪いことをしようと企む人が居るものですが、
あるとき、道具たちは見世物小屋をとりしきるわるべえたちに奪われて
しまいます。

お話のポイントは、「道具たちはまげすけさんが話しかけたときしか喋らない」
ということで‥最後はめでたしめでたしで、おわりです。
活劇調で、江戸のべらんめえ言葉が、読んでいてちょっと癖になる(笑)
楽しいお話でした。


3年生という学年は、こどもが一番子供らしさを発揮できるときだと、
だいぶ以前に聞いたことがありますが、昨日の教室でも、後から読む私が
教室の後ろの方に座ると、前に居た男子がまわりの友達をつっついてそれを
教え、ちらちらと私の方を見てにやにやしていました。
そして、なぜかそのあたりの数人の男子、手には三角定規を持っていました。
ビニールケースに入ったままでしたが、なにかの暗号か! 笑。

次は何年生のクラスかな。楽しみです。




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こんな暑い日は‥守り人シリーズのはなし

2016-05-23 16:39:04 | 好きな本

本日の東京方面、今年はじめての真夏日となりました。

この春のテレビドラマ『精霊の守り人』をきっかけに、未読だった
守り人シリーズを読み始めました。



早くも夏到来!のような昨日、そして今日は、『虚空の旅人』で描かれる、
サンガル王国の大海原がとても恋しく、時折窓から入ってくる風に、
珊瑚のような王宮を吹き抜ける風を重ねてみたりしています。

 サンガル王国の都は「珊瑚のような都」だとか「海にうかぶ宝石」だ、
などと評されているが、じっさいにみなければ、このうつくしさは、万言を
つくしてもつたわらないだろう。‥中略‥

 王宮は、街をみおろすように、海へつきだした岬の上につくられているのだが、
その岬は、上からみると、まるで珊瑚のように複雑に枝分かれして、海の上に
ひろがっているのだ。
 しかも、その岬を形づくっているのは、いったいなんという種類の土なのか、
かすかに桃色がかった白い土なのである。その上にたちならぶ家々も、
まるで貝のように白い。





シリーズは、
『精霊の守り人』 『闇の守り人』 『夢の守り人』 と続けて読んでみて‥
バルサが25年ぶりに生まれ故郷のカンバルに戻った『闇の守り人』が
とてもよかったので、バルサが主人公の話をもう少し読みたくなり、
番外編短編集の『流れ行く者』を借りてみました。

10代の少女だった頃のバルサと、呪術師への一歩を踏み出す前の
タンダ。そして養父ジグロ‥。どの話ももっともっと続きを読みたい、
その話の中にもうすこし留まっていたい、と思わされるものでした。
手に触れることができるくらいに瑞々しくて、そしてどこか懐かしい
4つのはなし。




嬉しいことに、未読のシリーズはまだまだあります。
バルサとタンダもこの先また登場するみたいだし、
『虚空の旅人』では14歳の若き皇太子のチャグムも、成長し、
たくましい若者になっていくのでしょうねーとても楽しみです。


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なんだわたし

2016-05-19 18:06:17 | 好きな絵本

webでなんか検索すると、次々に関連商品をすすめられますよね。

世界のだっことおんぶの絵本』というのを、みたあとに、すすめられた
絵本の中にこんなのがあって。
 

内容も面白そうだけど、なんかこの絵、好きかも~と思って、
イラスト描いたエミリー・サットンさんを調べたら‥。


なーんだ、なんだー。



去年のクリスマスに買おうかどうか最後まで迷ったこの絵本↑や、



 
2月に買った、この絵本↑の絵を描いた人でした。



なあんだ、わたし。 

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あるひぼくはかみさまと

2016-05-17 17:15:41 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日から、今年度の小学校での読み聞かせが
始まりました。

初回は、ペアさんと6年生のクラスへ。

最初にペアさんが五味太郎さんの、この絵本を読みました。



選書段階でメールをいただいて、初めてこの絵本のことを知ったので、
どんな内容なのか、とても楽しみでした。


ももたろうは有名だけどさあ、ももたろう以外にだって、知られてないだけで、
「きゅうりたろう」や「りんごたろう」だって、居たかもしれないじゃない?
と、話を運んでくるあたりの、五味太郎節(?)に、思わず頬がゆるみました。

そのあとも、一見そうみえたかもしれないけど、本当は違うかもしれないよ。
鬼がわるものだって、誰が言いきれる?話してみたら意外にいいやつかもよ、と
「だれもが知ってる」ことに、次々とゆさぶりをかけてくるかと思えば、実は
異文化交流ともとれる内容だったことに気がついたりもして‥。
興味深く、面白い絵本でした。
(6年生だったら、そのあたりのこと察しがついたんじゃないかな。)




私は、GW中に偶然見つけたこの絵本を読みました。



表紙に描かれている「しろいひと」がかみさまで、前に居るのが
「ぼく」。本文中では「わかもの」と呼ばれています。

人によっては、こういうとりとめもない姿をしていて、こんなフレンドリーに
話しかけてきて、水の上を歩くことはできるのに、泳げなくて、
宙に浮かぶことはできるのに、木に登ることもできない神様なんて、
と思うかもしれません。


姿かたちを変えて見せるのが大好きな「かみさま」は、うさぎになったり、
カウボーイ風になって見せたり。
ゴリラをわかものが怖がると、大急ぎで、「ぼくのとうさんそっくり」な男の人に
なってわかものを安心させます。
そんな優しい「かみさま」に、わかものは
「うちに オムレツを たべに こない?」と さそいました。

アサツキをちょっぴりいれた、大好きなオムレツを作って食べたあと、
わかものは

「いい てんきだね。ねえ、ぬままで およごうか?」



この、「かみさま」との対等な感じ、私はとても新鮮に感じました。

ゆうひが ゆっくりと しずんでいきます。
わかものは きから、かみさまは くうちゅうから おりて、
いわに こしかけました。
「そなたも そらを とんでみたいかな?」と かみさま。
「ううん、ぼくは みずの なかを およげるほうが いいや」
それから ふたりは ながいこと、
それぞれの すきなものに ついて はなしました。
やがて かみさまは、ほしの またたく そらを みあげて いいました。
「そろそろ かえらなくては。 つまが まっているからね」


不思議なことに(いや神様だったら不思議じゃないかも)、「かみさま」は
わかものの名前を知っていました。
変身した時も、わかもののおとうさんそっくりな男性になったし、もしかしたら
天国に居るお父さんが、かみさまとなって、わかものの様子を見に来たの
かもしれない‥そんなふうにも読み取れるお話です。

「ももたろう」のあと、真剣にお話を聴いてくれていた6年生は、どんなことを
思ったのでしょうね。



いろんなことを思いながら、いろんなことを楽しみながら、今年度も
小学校の図書ボランティア(読み聞かせ)、がんばっていこうと思います。

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2016年4月~2017年3月

2016-05-13 17:33:30 | 読み聞かせ記録

5月13日   6年   「あるひぼくはかみさまと」

5月27日   3年   「まげすけさんとしゃべるどうぐ」

6月10日   5年   「ちいさな ちいさな めに みえない びせいぶつのせかい」

6月17日   1年   「ぶたのたね」

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まいとしおなじ

2016-04-30 15:50:36 | 日々のこと

フェイスブックをやっていると、去年の今日はこんなことを
してましたよ、シェアしますか?ということを、FBさんから尋ねられる
ことがあります。

正確には、こうでした‥ Facebookでシェアした3年前の投稿を振り返ってみよう



昨日 4月29日は、昨年も一昨年も、高校吹奏楽部の定期演奏に
行きました、って書いてあって。
2012年の4月29日は、「今日担当の楽器が決まるそうです、また
サックスになったかな」って、書いてありました。

娘の吹奏楽のことばっかりの、「4月29日」 なんで、笑ってしまいました。
そういう今年も、昨日 定期演奏会に行ってきたんですけどね。

大学のサークルの演奏会とは違うフレッシュな感じが、なんかすでに
懐かしく‥若い時の若い人の三年間って、すさまじい速度で過ぎて
行くのだなーとまたまた思ってしまいました。
近くで見ていた年若くない私にとって、いろんなことが懐かしくて
たまりません。 
知っている子(娘の直接の後輩)はいなくなってしまっても、来年も
また定演に行ってしまいそうな予感大・笑。


そして、今日 4月30日は、昨年も天気がよかったようで、
母はカラオケ、夫は旧友と飲み会、娘はサークルでいないので、
仕事切り上げて、早めにビールを♪と思っている4月最後の気持ちの
よい夕方 って、書いてました。

同じく気持ちよく日が暮れていきそうな本日は、同じく、夫は飲み会、
娘はサークル。そして私は、これから妹や姪っ子たちと串カツでビールに
行ってきます。 

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カウンターでの会話

2016-04-26 17:00:04 | ふと思ったこと

よい天気の、4月の、終わりです。

図書館が大好きで、町の中央図書館へよく行くのですが、
新しい建物に移転して、しばらくしてから(だと思う)、
返却カウンターのところは、業者への委託になったみたいなんです。
詳しいシステムとかはわかりませんが、返却カウンターの人と
予約した本を貸してくれる人とは、着ている制服が違うのです。

で、毎度まいど、本を返すたびに、こう言われるのです。

「お忘れ物がないかどうか確認しますので、すこしお待ちください」

委託か市の職員(あるいは市のパートさん)かは、ほんとは関係ないと
思うのですが、記憶の中では、以前は、こういう言い方しなかったん
じゃないかなーと。

そして、こう言われるたびに、わたし、なんだかもやっとするのです。

「確認いたしますので、すこしお待ちいただけますか」で、
いいんじゃない、っていっつも思うのです。


本日、うちの店長が、借りていたCDを返しに行ったら、
やはり「お忘れ物がないかどうか~」と言いながら、入念にCDの傷を
チェックしていたそう。

CDのケースの中に、どんな忘れ物するんだろう?
CDケースの中に忘れ物とかする人いるんですか?と、ついそんな
いじわるこころが働いてしまいます。


まあ、カウンター業務の方は、教えられたマニュアル通りに、言ってるだけ
なのでしかたないし、マニュアル作った人だって、「破れてるページや
濡れている箇所がないか、(CDだったら傷つけていないかどうか)
きちんと確認します」なんて言ったら、
「わたしがそんなことするとでも思ってるの?」と逆に言われかねないので、
やんわりオブラートに包むしかないのでしょうが‥。
なんか、そういう「先回り感」って!! と、思うこの頃です。


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船越桂 私の中のスフィンクス展@三重県立美術館

2016-04-02 14:29:22 | 好きなもの・美術館や展覧会

3月のお彼岸の頃、久しぶりに夫の実家がある三重へ
帰ってきました。

ちょうど三重県立美術館で、船越桂さんの彫刻の展示
あったので、電車で津まで。

船越桂さんの彫刻作品は、本の表紙などで目にしていますが、
実際の作品を観るのは初めてでした。
三重県立美術館も、数年前に、近くを通って外観は見ているのですが
実際に中に入るのは、こちらも初めてです。


正面の階段を上り、右へ折れる‥


手前に見えている手摺の階段をまたすこし上ったあたりが入口でした。

全体的に人が少なくて、窓から見える緑も美しく、落ち着いたとても
よい美術館でした。




自分の中の思い入れが強いのか、たまたまの偶然が重なっただけなのかー。

気になっているものや、読んだ本、これから知ろうと思っていたのものなどが
自分だけにわかる糸口で、あっと繋がっていく瞬間が時折訪れます。

年代別に3部構成になっている展の、最初の部屋に入り、ぽつんぽつんと
展示された彫刻の一体いったいを観ていく中で、とても不思議な気持ちが
起こり始めました。

その部屋は1980年代頃に作られたものなので、衣服を着た木彫半身像。
いわゆるフツーの人の形をしています。
白いシャツだったり、セーターだったりを着ている「その人たち」は皆
大理石の玉眼を持っているので、どこかを静かに見つめていますが、
決して見ているわたしたちと、目が合うことはないように、わざと位置を
ずらしてあるのだとか。

そこに居る人たちは、テレビドラマで目にした『わたしを離さないで』の
登場人物から得たイメージと重なっていました。
カズオ・イシグロのその小説を未読のまま、少し前までやっていたそのドラマを
観ようと試みましたが、演じる子役たちのワンシーンを観ただけで、見続ける
自信がなくやめたのでしたが、本は近いうちに必ず読んでみようと思っていて‥
その自分だけが知っている「事柄」が、目の前に船越さんの彫刻となって
現れたのでした。

この、ひとつめのあっ、が、(大袈裟に言って)予知夢であったなら、ふたつめの
あっ、は、既視感でした。
知っている、と思いました。何を、と問うまでもなく小川洋子の小説セカイというか、
本の中に流れている空気、本の中の人たちが住んでるいるのは、「ここ」だったのです。
(図録からも、とても伝わってきます。東京大学総合研究博物館小石川分館で
撮影しているです。そして小川洋子さんも寄稿されています)


静かな、自分だけの興奮に包まれて、次の部屋、そのまた次の部屋へと
年代が進んでいくにつれ、異形の像が現れ、裸体が中心になっていきます。
「スフィンクス・シリーズ」と呼ばれているものの、最初の印象は、それらが
その人たちが、とても大きいということでした。
そして、異様なありえない形‥背中や肩から手や腕が生えている、
ひとつの体に二つの顔、肩まで届く長い耳‥は、思いのほか違和や嫌悪の
感情を呼ばず、私の中ですっと落ち着いていったのです。

目に見えるもの、見えないもの。
生きているもの、いないもの。
その境目は、どこにあるのだろう、ふとそんなことを思いました。


図録の冒頭で、桂さんご自身もこう書かれています。

「人間の存在」は、外から見えているものと見えていないものとの両方で成り立って
いるはずだ。そういう考えから、ここ二十数年、作品を作って来た。それらの
「作品」は人によっては、「異形」と呼ぶ人たちもいる。



最後に、作品につけられたタイトルがあまりにもステキなので、いくつか。

銀の扉に触れる

森へ行く日

消えない水滴

遅い振り子

壁際に立つ山

肩で眠る月

森のようにひとり 




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投票、ありがとうございました

2016-03-25 15:22:01 | 好きなもの・Tシャツ

カラーミーショップ大賞2016 の2次審査投票、
昨日で締め切りとなりました。

ご協力いただき、どうもありがとうございました。

123

ホップステップジャンプな感じで、とてもよい数字でした。

嬉しいです。
ありがとうございました。 

コメント
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2016-03-24 16:14:50 | 好きなもの・Tシャツ


久しぶりに、BOOTS&STICKS 関連のお知らせ、というか、お願いです。

私たち夫婦が運営している、オリジナルデザインTシャツのネットショップ
ブーツ&スティックス は、カラーミーショップ大賞2016 というものに、エントリーし、
1次審査を通過し、ただいま2次審査期間となっています。

2次審査は、下記リンク先へ飛んでいただき、そこでポチっとした投票数で
決まるのだそうです。3月24日(木)まででしたら、1日1回、毎日ポチして
いただけます。

ノミネートショップ【BOOTS&STICKS】

どうぞ皆様、ご協力よろしくお願いいたします。




今年からショップのホームページと、ショッピングカートのページを一本化しました。
こんな画像が目印です。(そしてスライドショーになってます)



*この写真は、今年の成人の日に、銀座で私が撮りました。モデルはうちの店長です。
 まあ知っている方はよーくご存じの通り、思いっきり「家内制手工業」でして、Tシャツのデザイン、プリント、写真撮影は
 すべて店長。そしてサイト掲載および販売、宣伝は、マネージャーである私が担当しています。
 これも、知っている方はご存じの通り(また知らなかった方も、店長が自分のブログに書いてた通り)、昨年の夏に病気が
 見つかり、秋は地道に闘病生活を送っていました。あの元気な人がねえ、と私をはじめ皆思っていましたが、誰でも
 本当に病気になる可能性を持っているのだということを知りました。でも、11月の手術を経て、この通り、元気に復活
 したことも含め、これは記念の写真かなとひそかに思ったりもしています。





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