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路地を歩いていると、どこからともなく雅楽の音が。
無知なので楽器名はわかりませんが、天から光のさすような音だったので、笙(しょう)でしょうか?
それとも篳篥(ひちりき・「地上にこだまする人々の声」を表す)かな。
とにかく宮中か神社かというような、神々しい音楽が、こちらのほうにしずしずと近づいてくるのでございます。
通りに出てくると、静かに立派なおみこしが通って行きました。
まず黄色の装束の人たちが担いでひとつ。次のは白装束の人たちが担いでいます。
「わっしょい!」とか「そいやそいや!」とかの掛け声は一切なく、雅楽の生演奏とともに、しずしずと通るおみこし。
こんな静かなおみこしは初めて見ました!
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そのあとには2匹の馬にのった黒い装束と赤い装束の烏帽子を付けた人が、傘をさしかけられて続きます。
人力車に乗った人も。
湯島天満宮の大例祭でした。
調べてみると、東京の下町ですから、派手に普通に「わっしょい!わっしょい!」と担ぐ神輿渡御もあるようなのですが、私の見たのはなんだったのでしょうか?
どこかに移動する途中?
雅楽ってお正月にテレビから聞かれるぐらいで、きちんと聞いたことはないのですが、生で路上で聞いたら、本当に天から光が差すような、神様の音楽に聞こえました。
雅楽にのって静かに担がれるおみこし、まさに神様の御なりを感じさせて、神々しい感じでございました。
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路地のしもたやにも提灯が掲げられ、風情があります。