朝偶然つけたテレビで、中村七之助、市川亀治郎、中村獅童の対談をやっておりました。
日曜の7時から7時半までという、夜更かしの方には大変見辛い時間帯でございます。
これがとっても面白かったのです。
浅草歌舞伎も始まりの頃は客が入らず、喫茶店でフライヤーを片手に毎回ミーティングしてたそうです。
亀治郎 「あのころの情熱はどこにいったんだろうなあ。今は犬猿の中で、『あいつがでるならオレはでない』とかあるしなあ」
(あいつってあいつかなあ・・・?)
七之助 「うちの祖父はさ、
『こうして右足を出して・・・』とか教えてくれるわけ。
でも父親は、自分でやって見せて、『さあ、お前もやってみろ!』
できないと
『なんでできないんだ! どうしてできないんだ!』
であたまポカリ!ってくるんだ。」
爆笑でございました。
お父様の性格がよおくわかりまする。
その父君、勘三郎のでる「鼠小僧 野田版」が去年のjesterの歌舞伎納めでした。
(納めというほど通っているわけではありませんが・・・)
野田秀樹さんらしいコミカルで活気あふれる演出、しかも「きよしこの夜」なんかもかかるクリスマスにピッタリの内容でとっても楽しかったデス♪
でも屋根の上を飛び回るシーンでは
「落ちないでよ~~転ばないでよ~~怪我しないでよ~~」と思わず祈ってしまった。
だってなんかゆらゆらしてるんですよ、屋根が。
『さよなら歌舞伎座公演』もあと少し。
値段の高さに泣きながら、またいけるかしら?
(私が騒いでいるので、最近娘まで歌舞伎にはまってしまい、『勘太郎~~』とかいっております。
なのでチケットが2枚必要になり、さらに貧乏に・・・・)
新しい歌舞伎座は座席がもうちょっと座りやすいといいな~~
さて、そんなわたくしの歌舞伎のおっしょはんであり、一緒に鑑賞してくださって横で解説してくださって、なにからなにまでお世話になりっぱなし!大感謝!!のピコラさんデザインの
「黒衣ちゃん」 が国立劇場にて販売開始になりました。
触ると柔らかくて、かなり癒し系らしいです。
『ストレスリリーサーという商品で、手でニギニギして柔らかい感触を楽しむことでストレスを軽減?するそうです』(ピコラさん談)
(製作過程からスケッチを見せていただいてましたが、jesterは実物にはまだ触ってません)
(しかし作者のピコラさんもとっても柔らかくて優しくてそばにいるとストレスが吹っ飛ぶような人柄なので、効き目は抜群と思われまする)
国立劇場に行かれることがあったら、ぜひ皆様もニギニギしてみてくださいませ。