ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

バルテュス展、東京では明日が最終日です。

2014-06-21 | スケッチ・美術展
始まった時はずいぶん長い期間やってるな~と思ったバルテュス展も、東京では明日が最終日です。

先週3回目を見てきました。
さすがに最終日が近付いたら、結構混んでいて、ちょっと疲れました。

混んでいる絵画展に行くと、「絵を見る」ルールというか、マナーがわかってない人が時々いて、疲れてしまいます。

(たとえば、ずっと関係ない話をしながら、ほとんど絵は見ないで絵の前を歩いているだけの人たち。
ぐいぐいと人を押しのけて、人の前に横入りしてくる人たち。
せっかく心を潤すために芸術を見に来ているのにねえ・・・・



でも今回は見たい絵はわかっているので、自分の見たい絵だけをじっくり見て、あとはさっさと切り上げました。

バルテュスについてはいろいろ言ったのですが、(こちらの記事など)何回か見ているうちにまた印象が変わりました。

最初は「少女のエロティックな肖像」というテーマに縛られて見ていたのが、だんだんに絵そのものをじっくり見られるようになった感じです。





特にこの絵などは、人体のデッサンの確かさ、猫の描き方の自然さ、明暗のつけ方と、感情の盛り込み方、画面構成など、感動しました。

少女の薄い皮膚の下に、しっかりとした骨格があるのがわかり、画家のデッサン力を感じます。

(この路線でずっと描いてくれたら、もっとバルテュスが好きになったかも)

三角形が繰り返し使われ、色も視線を主題に引き付けるように配置され、計算されつくした構成力を感じます。

こういう力があってこそ、ディフォルメされてテーマを追求した作品が描けるのですね。






この絵も、ガラス器の描き方なんか、さらっと軽く、しかし的確に描かれていて、すごいな~と思います。


テーマ的には相いれない部分があるのは否めないのですが、絵画的に見てみると、やはりすごい。


以前はちょっと辛口なことを書いてましたが、少ししてみると、やっぱり感動したりして、芸術ってほんとに奥行きがあっておもしろいですね。






Don't make me run~~! Case  (私を走らせるな~~ 事件)

2014-06-16 | a day of my life
走るのに良い季節になりました。

ほとんど毎朝走るのですが、暑くもなく寒くもなく、ストレッチしていて蚊に襲われることもなく、晴れても曇ってもさわやかなこの季節。

(雨の日だけは・・・お休みですが・・・ちょっとそれはそれでうれしかったりして。)

雨上がりの森は湿った緑の香りが立ち込めて、葉っぱがきらきら光って、それは綺麗です。

青空に若葉が映えて、木々も喜んでいるオーラが立ち込めてます。

走っているうちに最初の苦しさを通り越して脳内麻薬のエンドルフィンが出始めると(1kmぐらい走ったころかな?)無性に楽しく「あはは・・・うふふ・・・」と幸せな気分になるのでございます。

(ちょっと変な人?)

このままどこまでもどこまでも永遠に走っていけるような


さて、今朝のこと。

いつものように「あははうふふ」と森のある公園を走っておりました。

この公園、朝からウォーキングしている人もたくさんいるのです。

私の「走り」はほとんど歩くのと同じぐらいの「スロージョギング」(別名「よちよち走り」)なのでございますが、それでも少しずつ、ゆっくりと、ウォーキングしている人たちを抜かしながら進みます。

その時。

後ろの方から
 
「て・・・なああ・・・わた・・を・・・・」という声が聞こえました。

イヤフォンをして音楽を聴いているので、良くは聞こえないけど、何回も聞こえるような気がする。

「ま・・・・な・・・はしら・・・なあ・・・」

女性の声で、切れ切れに、今にも倒れそうな声だけど、悲鳴じゃない感じ。


振り返ってみると、50mほど後ろを白髪の年上の女性が走っています。

なにか叫びながら、手をバタバタ振りながら。

さっき追い抜いた、ウォーキングしてた人かも?

でもなんだろう・・・・?

何か事件?

・・・もしかしてちょっと変な人?(自分を棚に上げ)


ぞくぞくとして怖くなって、少しスピードを上げると、余計に手をパタパタ降りつつ、ついてきます。

「私を・・・はしら・・・せる・・・なああああ」
ん?

イヤフォンを片方外してみます・・・・

「・・・私を・・・走ら・・せるな~・・・」????

おまけに手に白いものをもって振りながら走ってきます。

さらに激しく振っています。


    


その時、首筋がさらにぞぞぞっとしました。

つか・・・なんか・・・首が涼しいかも・・・・

・・・・  ・・・・


あ!?

と気が付くと、いつも汗拭き用に首に巻いているスポーツタオルが・・・ありません。

そう、首に巻いてTシャツの襟に押し込んであるタオルが走っているとだんだん緩んできちゃうのですが、それが落ちたらしい・・・。


その女性は、私の落としたタオルを拾って、私を呼びながら後を走ってきた・・・

でも私が止まらないので、「待って~~」といったのでしょう。

それでも私が止まらないので

「わたしを~~走らせるな~~~」と叫びながら、私の後を追ってくださっていらしたのでした


    


あああ~~~すみませんでした・・・・

変な人かもと思って逃げたりして・・・・500m以上追いかけてくれたかも・・・・



「申し訳ありません~」とまあ、平謝りに謝りつつタオルを受け取ったのでした。

にこにこ笑ってくれました。

いい人だ。


ちょっとうれしかった今朝の出来事でした。



明日からは落ちないように、タオルの端をTシャツに安全ピンで止めて走ることにいたします!




(ちょっとジョンのブログ風のタイトルをつけてみました)←やめなさい





ネタバレ シャーロック S3E3 His last vow 最後の誓い その2 「東の風が吹いてくる」

2014-06-09 | Sherlock
今度ロンドンに行ったら、ぜひ221b ベイカーストリートに行きたい!

でも、ほんとの221bの場所は、2006年に壊されて、現在は高級住宅街になってしまったらしい。

その後、ベイカーストリート239に実業家のジョン・アイディアンツという人が「シャーロック・ホームズ博物館」を建てて、「ここが221bだ!」と言ってるらしいです。


では、Sherlockの撮影ロケ地はどこ?というと、



185 North Gower Street

なんですね♪

こちらの記事より

Euston Square駅近くのNorth Gower St.だって!

しかもあのカフェもちゃんとやってるらしい。





以上の画像はこのサイトからお借りしました♪



それと、あの壁だけの建物、「Leinster Gardens」。

ドアノブもなく、郵便受けもなく、塗りつぶされた窓。




これも調べてみたらちゃんとWikiに載っていました!

地下鉄の排気を抜くために建物の壁だけ残したんですね~~

「The façade of 22 & 23 played a part in the BBC TV series Sherlock, being used in the episode "His Last Vow".」とシャーロックに使われたこともちゃんと載ってるし♪

面白いなあ~

今度ロンドンにいったらぜひこの二つの場所に行ってみたいです



さて、このタイトル、「His last vow」(最後の誓い)はコナン・ドイルさんの「His last bow」(最後のあいさつ)をもじってつけられています。

「His last bow 」はホームズ最後の事件で、これでホームズが引退した話ですから、ちょっと不吉な予感がしていたのですが、「His last vow」の内容を見たら、「The Adventure of Charles Augustus Milverton 」(犯人は二人)をベースに作られておりました。

ひとまず安心。

でもって、ジェレミー・ブレッドさんのグラナダTVの「The Master Blackmailer 」(犯人は二人)では、確かにシャーロックがチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンの屋敷に侵入しようとして、メイドをたぶらかすキスシーンがあったですね~~

うっかりしてました! これを頭に置いていれば、あれほどジャニーンにびっくりこくこともなかったのに!



おっと、以下、ネタバレあります!

未見の方、ご注意ください!




         




今回、シャーロックのマインド・パレスとマグヌセンのマインド・パレスが映像としてとても魅力的に描かれております。

マインド・パレスというと、なんといっても

ハンニバル〈上〉 (新潮文庫)ハンニバル〈上〉 (新潮文庫)

のハンニバル・レクター博士のを思い出します。

精密な頭脳の中にある、静かにバッハが流れる豪華な宮殿。


シャーロックのマインド・パレスには瀟洒な欄干のある小汚い螺旋階段やシックなドアが並ぶ長い廊下、それから殺伐とした死体安置室だの拘束室だのがあったりしました。


マグヌセンのマインド・パレスは白いモダンな階段を下りると素敵な木製の棚が並び、本やファイルや雑多な物が整理されているもの。


ではjesterのマインド・掘立小屋は・・・ゴミ屋敷・・・(以下略


         



さて、ジョンへの(と言わせてもらおう)で見事心肺停止状態から復活したシャーロック。

(この時の、必死に起きようとするカンバーバッチの演技がすごかった!)


目覚めて最初に言った言葉が「メアリー」でした。


ジョンは病院に来たメアリーに

「 Mrs Watson ... you’re in big trouble.」(ワトソン夫人、君かなりやばいよ)

とふざけて言いますが、それを聞いたメアリーの笑った後のまじな目つきが怖くて、

「この後、こいつシャーロックにとどめを刺しに来るんじゃないか」とどきどき。



お見舞いに来たジャニーンはシャーロックとのスキャンダルを売って、コテージを手に入れたと話しますが、この中で、

「Just once would have been nice.」((スキャンダルになることが)一回でもあったらよかったのに)

とジャニーンが言うと、シャーロックが

「I was waiting until we got married.」(結婚するまでは待とうと思ってさ)

というシーンがあります。

そっか~~ 何にもなかったのか~~~

シャーロックのバージニティは守られたのね(・・・ということにしておこう)


まあ、モリーが

「Just the spare bedroom. ... Well ... my bedroom. We agreed he needs the space.」

(シャーロックの隠れ家に客用寝室・・・じゃなくて、私の寝室だけど・・・使わせてるの。彼が場所が必要だってことで一致したのよ)

とちょっと口ごもりながらいっても、

「モリーの寝室にシャーロックがいても、絶対何にもないよね!」

とクールに言えちゃうんですけどね。


さて、上でも書いてますが、Leinster Gardens

アンダーソンがストーカーして(追跡だ!と彼は焦って言うが・・・ストーカーなのか?)突き止めたシャーロックの隠れ場所。



ここで、ジョンは惨い現実を知らされます。

でもそれはシャーロックの部屋で「Claire De La Lune 」のボトルを見たときにもうすでにジョンはちょっと感じていたこと。

「Claire De La Lune 」はシャーロックを撃った犯人がつけていた香水で、スモールウッド議員もつけているし、メアリーも・・・



(この香水、ボトルはかわいいし、ぜひどんな香りかつけてみたいな~と思ったのですが、調べてみると、どうも本当にはないらしい。残念。)

(Claire De La Lune はフランス語で「月の光」という意味で、フランスの童謡でありますよね。若向けってマグヌセンも言ってたし、石鹸みたいな優しい香りかな、あるとしたら。)


でもメアリーがCIAって・・・暗殺者って・・・・なんか合わない感じ・・・

(この意外性がスパイとして成功する秘訣なのか?・・・


ちょっと整理すると、ジョンとメアリーはシャーロックが死んでから病院で知り合った。

メアリーはマグヌセンに秘密を知られ、彼を殺そうとして、ジャニーンが秘書だと知って近づいた。

一方マグヌセンはマイクロフトの弱みがシャーロック、シャーロックの弱みがジョン、ジョンの弱みがメアリーだとわかって、メアリーを脅した。


うむむむ。それでいいのかな?


ホームズ兄弟はクリスマスを実家で過ごしてます。

お父さんが言うにはお母さんは数学の天才らしい。その血を兄弟が引き継いだのね。



お母さんに隠れてタバコを吸う兄弟。怒られて「マイクロフトだよ!」というシャーロックはまるで小学生ですね♪

      


しかしまあジョンったら、あんなに苦しんでたのに、良くメアリーを許せたなと思います。
ほんとジョンって懐の深い男なんだな~

まあ、シャーロックの言うとおり「Because you chose her.」(君が選んだんだから)なんでしょうけど。

      


ハドソンさんが「エキゾチックダンサーだった」ってシャーロックに言ったとき、ハドソンさんが

「Sherlock Holmes, if you’ve been Youtube-ing ...」(シャーロック、もしあなたがユーチューブで見たのなら・・・)

と言いかけますよね。

これを聞いて、You tubeで「Mrs Hudson EXOTIC DANCING 」で検索したのは私だけではないはず

(下の動画はどうぞお暇な人だけ見てくださいね。笑えますけど・・・)

MRS HUDSON'S EXOTIC DANCING


まったく、シャーロックファンっておバカですねえ~


      


お母さんがメアリーにお茶を持って行ったとき、画面の下にストップウオッチが出て、「カウントダウン:7分○秒」とか出てて、なんなんだ、と思っていたら、シャールったら(ジャニーンのマネ)家族に薬を盛っていたなんて・・・


で、みんな寝ちゃって、シャーロックはマイクロフトのパソコンを奪って、マグヌセンの「Appledore」に連れて行かれるのですが、この場所もちゃんとあるんですね。



Sir David McMurtry という人が持っていて Swinhay Houseという名前で知られてるらしいです。

詳しくはこちら


そこから怒涛のラストへ。




まあ、素直に見ると、メアリーの秘密を守り、ひいてはジョンを守るために、シャーロックはああいうことをしたと。

(そういえばS1E3のラストでも、ジョンがシャーロックを守るために同じことをしてるし)


だけど、撃った瞬間のカメラがロングショットだし、ジョンに「来るな!」とかシャーロックは言ってるし、ほんとにマグヌセンは撃たれて死んだのだろうか?

くりかえします。 「マグヌセンはほんとに撃たれて死んだのか?」

・・・なにせこの番組、「死んだはずだよおとみさん、生きていたとはお釈迦様でも♪」がテーマソングになってるほど(嘘です)死んだはずの人が生き返るというのが定石なわけで・・・

疑り深くなっちゃいました、わたくし。

ジョンはあれだけ至近距離にいたけど、死を確認したわけじゃないしねえ・・・

(でもマグヌセンはジョンの顔をしつこくはじいていじめたり、スモールウッドさんの顔をなめたり、シャーロックのうちの暖炉におしっこしたり、ムカつくし気分悪い奴だから、やっぱり死んでて欲しいけど・・・・)



それに最後に「Did you Miss me?」ですもんね。

まあ、モリアーティは死んでると思うけど・・・・


それと、マイクロフトが「シャーロックが兄弟だからかばってんじゃないの?」って言われて

「You know what happened to the other one.」
もう一人になにが起こったか、知ってるでしょう?)

も、もう一人???

もう一人兄弟がいた???

(レ、レッドビアードじゃなくて?)



というわけで、シーズン4に向けて、いろいろと種まきしてくれてE3は終わったのでした。

ああ、これから何年待つのかなあ・・・?





まだまだ細かいことでいっぱい書きたいことがあるのですが、とりあえず、「シーズン3:シャーロック祭り」はここで終わります。

突発的に書くかもしれませんが・・・



ながなが読んでくださった方(方々、と書けない・・・・)ありがとうございました!!




「東風に備えて厚着をしよう」


「シャーロックは女の子の名前だ!」







使った画像はネットから拾ってきました。無断使用ですみませぬ。

台詞は適当に聞き取ったのを適当に訳してますので、間違ってるかも?

シャーロック(ネタバレ) His Last Vow sherlock, s3, e3 その1 シャーロックが撃たれた!

2014-06-08 | Sherlock
つ・・・ついに・・・・エピソード3まで終わってしまった・・・

2年間待って、お祭りはあっという間です。

エピソード1はシャーロックカムバックでファンサービス満載ね、とおもっていたら、エピソード2まで・・・これはスピンオフか?スラップスティックか?というノリで、シャーロックにいろいろしてくれちゃいました。

(・・・それはそれでうれしかったが、やっぱりちょっと期待はずれでもあったのだ)


さて、さすがにエピソード3は本気になるんでしょうね、という期待を外すことなく、しょっぱなから事件を匂わせ、しかも20分間の間に

EEE! Oh my God!!!

と10回は叫びましたね!

まず最初は



この方。スモールウッド議員ですが、なんと「Rome」のServilia じゃありませんか!

(リンゼイ・ダンカンさん。Atiaの家の前で泥だらけで座り込んで呪い続けていた鬼気迫る演技が焼き付いております)

そして

え?マッツに似てるよ?

と思ったら



なんとマッツのお兄ちゃん!

・・・などなどと、非常に個人的な Oh my God も含んでおりましたが・・・、

それ以外にも雄叫びポイント満載の素晴らしい滑り出し。

さすがスティーブン・モファットの脚本だよな~

とため息を合間につきつつの鑑賞になりました。


とにかくネタバレを避けるために、2年間の間、関連サイトなんかは全く見ないで頑張ってきたので、今回はすんごいショックが多くて、昨夜初めて見終わった後は呆然としておりました・・・

(映画でもなんでも、ネタバレを潔癖に避けているわたくしです)






では、そのネタバレ満載のレビュー、行きます!






(Spoiler Alerts!! 未見の方、ご注意ください!!ネタバレ!!!)



すごく心地よい滑り出しで始まったエピソード3、まずはジョンが廃墟に友人の子供を探しに行くところから。

ジョンが「No, you can’t come. You’re pregnant.」(だめだ、君は行けないよ。妊娠してるんだから)というと

「You can’t go. I’m pregnant.」(あなたは行けないわ。私は妊娠してるんですもの)と返しつつ車に乗り込むメアリー。

(・・・この辺でこいつ怪しいと思っとくべきだった。)



勇敢に廃墟に入っていくジョン。
やっぱりカッコいい!

そしてやっと見つけたアイザックの横に寝ていたのは・・・・EEE!(絶叫ポイント)


原作でもシャーロック・ホームズの麻薬癖は出てきますが、これまでドラマではほのめかしだけで、禁煙パッチとかタバコとかでごまかされてきた感じですが、今回は「悪癖」としてのシャーロックのドラッグがはっきり描かれています。

いいのかねえ・・・



「いくない!」

とモリーも激怒。
思いっきりのビンタ。
かっこええ。

「How dare you throw away the beautiful gifts you were born with?」
(どうして生まれつきの素晴らしい才能を捨てられるの?)

「And how dare you betray the love of your friends? Say you’re sorry.
(どうしてあなたの友達の愛を裏切れるの? ごめんって言いなさい


とまあ、まるでお母さんみたいなモリーは、指輪をはずしていて前回していた婚約を破棄しているのをシャーロックに見破られますが、それにしてもシャーロックに怒鳴れるのは、母のような深い愛があるからです♪


そして、あらたなサブキャラクターになるのか、ビル・ウィギンズが見事な推理を見せて仲間入り。

これからどんなキャラに育つのかな



しかし人の話を聞いてないシャーロック。

「I’ve got Mrs Hudson on semi-permanent mute.」(ハドソンさんの話は、ほとんど半永久的にミュート(消音)してるから)

しどいよ・・・



221Bに戻ってきて、ドアノッカーがまっすぐになっているのをみて、

「He always corrects it. He’s OCD. Doesn’t even know he’s doing it.」

(マイクロフトはいつもまっすぐに直すんだ。彼は強迫性障害だ! 直してるって気が付いてさえいないんだ!)

といって、ドアノッカーを斜めに傾けてからドアを開けるシャーロックに

「Why’d you do that?」(なんで君はドアノッカーを傾けるんだ?)→(君も強迫性障害だろ)

と素早く突っ込むジョン。

結局兄と同じということをシャーロックは気が付いていないのですね。

こういう細かいところでいちいち笑えます~~


そういえば前回登場したシャーロックの両親はオクラホマにいて、ラインダンスが趣味なんですね


しかし、ベッドルームからジャニーンが出てきたのにはびっくり。

そんで一緒にシャワー?? EEEEE!!!

絶対なんかある!シャーロックがそんなこと、ありえない!と思っていても・・・、

ジョンと同じで、思わず「彼女ができたの?」って問い詰めたくなりますよねえ!

だって童○として有名な(?)シャーロックが「シャール」とか呼ばれちゃって、イチャイチャ・・・その上、チュ!まで!!!

         

・・・なんかずっとEEEEEE!!!と叫び続けちゃいました。(近所迷惑)



そしてマグヌセン登場。

「Magnussen is like a shark – it’s the only way I can describe him. Have you ever been to the shark tank at the London Aquarium, John – stood up close to the glass? Those floating flat faces, those dead eyes ... That’s what he is. I’ve dealt with murderers, psychopaths, terrorists, serial killers. None of them can turn my stomach like Charles Augustus Magnussen.」
(マグヌセンはサメにそっくりだ。それ以外言いようがない。
きみはロンドン水族館のサメの水槽を見たことがあるか? ガラスに近寄って眺めたことが?
あの流れていく平面的な顔、死んだ目・・・それが彼だ。
今まで殺人者やサイコパス、テロリストや連続殺人犯と闘ってきたけど、あの男ほど吐き気がするやつはいないよ)

とまでシャーロックに言わせるマグヌセンは確かに『吐き気がするほどヤナ感じ』を ラース・ミケルセンが好演してます。

そのマグヌセンの視線の映像が面白い。

これってGoogle glass?と思うような、見ている者の横に情報が出てくる。

ここでみんな画像を一時停止したでしょ?

私も(今朝だけど)しましたよ!

ハドソンさんが「元エキゾティックダンサー」(圧力点はマリファナ?!)

ジョンのところでも「ステータス:非重要」とかでてて笑えました。

シャーロックのところは

「兄:マイクロフト・ホームズ M.I.6」とか書いてあって、EEE!!やっぱり!となりましたし、

「圧力点:アヘン、
     ジョン・ワトソン
     アイリン・アドラー(資料参照)
     ジム・モリアーティ(資料参照)
     赤ひげ(資料参照)
     パスカビルの犬」


なんていうのがスクロールしまくっていて、「あ、ここにも赤ひげが!」とまたEEE!!

そんなに有名なのか「赤ひげ」!

だってシャーロックが子供の頃のエピソードでしょ?
ということは家族が情報源の「圧力点」なのか?

むむむ・・・赤ひげの『資料参照』したい!


(ところで『PRESSURE POINT』は字幕で「圧力点」と訳されてましたが、なんか聞きなれない言葉ですよね。

弱点、なら「Weak point」だから、苦労して「圧力点」なんて言葉を作ったのでしょう。

意味的には「つぼ」が近いかもと思います。指圧とか針のツボ、みたいな感じに、そこを押したり突くとびびっと効くって感じな場所で、「弱点」とは違うんですよね。

シャーロックの「圧力点」にジョンがあるのに、ジョンの「圧力点」にシャーロックがないのも、「弱点」じゃなくて「ツボ」なんだって考えると納得がいきます。)



それにしても、イギリスのことを

「You can do what you like here. No one’s ever going to stop you. A nation of herbivores.」
(何でも好きなことができる。だれも止めない。草食動物の国だ)

なんかどこぞの国でも同じようなことを叫んでる人がいるな~と思いました。

(草食動物って herbivores っていうんですね~)


「If it works here ...I’ll try it in a real country.」

(ここでうまく行ったら・・・本物の国で試すんだ)

なんて、息をのむジョンだけでなく、イギリス人が聞いたら愛国心で燃え立つでしょう!


さて、手紙を盗みにジョンとシャーロックは出かけますが、その入り口で、なぜシャーロックがジャニーンに近づいたかの謎が解けます。



話してる時のシャーロックのかわいいこと♪

こんなオメメで見られたら、誰だってセキュリティロックを外しちゃいますよね~

そして最上階でマグヌセンの頭にピストルを突き付けていた人は!




EEEEEEE!!!!

失礼しました。

まさに驚愕! 

それもジョンの気持ちを思うと、つらくて!

シャーロックもこれには驚いたことでしょうね~~



この disillusioned ってなに?とは思っておりましたが・・・・



銃撃されてからのシャーロックの脳内画像ですが、 Mind Palace にはちゃんとモリーが住んでいるんですね

(ついでにアンダーソンまで・・・)


そして「赤ひげ」の画像も登場!



あ~~、やっぱり子供のころに飼っていたワンちゃんだったのね!

赤ひげが呼ばれて走ってくると、本当にうれしそうなシャーロック。
でもちょっと悲しそうな顔になって、

「Hello, Redbeard. They’re putting me down too, now. It’s no fun, is it?」
(やあ、赤ひげ!奴らは今、僕までやっつけようとしてるんだ。楽しくないよね!)

赤ひげは誰にput downされたのかな・・・・



そしてもっと奥深いところにはあいつも拘束されつつもいたりするのね。

こういう画像が走馬灯のように3秒の間にぶあ~~っとシャーロックの Mind Palace の中を走り抜けたのでしょうね~

この辺の撮影方法がほんと素晴らしいです♪

そして、シャーロックが蘇生する引き金になる言葉が「John」だというのも、泣けます。

ところでここで出てくるシャーロックの少年時代の子供、ラストでも出てきますが、



モファットさんの息子ですって。

なんかねえ・・・ちょっと印象が違うんですけど・・・・

自分の子どもをスクリーンに出したがる監督というと、他にもいっぱい(PJとかPJとか)いますけどね・・・

アーチー君と代えて欲しいな・・・

巻き毛にすれば誰でもいいというのなら、茂木健一郎氏だってシャーロックができるはず


               

(すみません、茂木さんは好きです。馬鹿にしているわけじゃありません!)



 

・・・さて、長くなってきたので、続きます・・・・






画像はネットからいただいてきました。
台詞は適当に聞き取って訳したので、間違ってるかもしれません(汗

ジョン・ワトソンのブログで  マッチ箱の中になにがあったのか。

2014-06-05 | Sherlock
下の記事で「マッチ箱の中に何があったの~~??」

とこだわっておりましたわたくし、

「そだ! ジョンのブログに書いてあるかも!」

と、シーズン2の頃はよく読んでいたけど、最近すっかり見に行っていなかったジョンのブログ


(画像からはいけません。下のリンクを伝わっていってください)

The personal blog of Dr.John Watoson

を覗きに行ってみました!
(遅い・・・遅すぎる・・・のだが・・・)

ありましたよ~~「The Hollow cliant」も「The elephant in the room」も「The inexplicable Matchman」も

でも

「I'm afraid I can't say anything else about the case other than it was probably the maddest adventure we ever had. I mean, Sherlock had to dress up as a clown! Mrs Hudson was pushed out of a helicopter!」

(この件についてはこれ以上のことは何も言うことができない。
それでもこのケースはこれまでの僕らの冒険の中でも一番異常なケースだったと言える。
それは、シャーロックがピエロの格好をしたんだ!
ハドソンさんはヘリコプターから押し出されたんだ!)


えええ!

そりゃあ見たいわ~~

でも「the Official Secrets Act.」なのでこれ以上話すことはできない、と。

くうう~~



そして、トップ記事の「the sign of three」は、なんとシャーロックが書いています

ジョンが「Sex Holiday. Sorry, honeymoon」に出ているからだとか。

結構笑えます。

最後の自分の名前の下に「Consulting Detective and Best Man

て書いてあるのが、誇らしげでかわいい




さて、上のサイトは英語ですが、英語はちょっとね、という方には、日本語に翻訳されたのもありました。

こちらのブログ

日本語のワトソンのブログは、普通の方が訳しているものもありましたが、上のはBBC公式のものらしい。

日本語訳はいまいちですが・・・



シーズン3のエピソード3まであと3日ですが、それまでの暇つぶしに読んでみるのも楽しいです♪


Sherlock シーズン3エピソード3 「His Last Bow」は

2014年6月7日(土)午後9時00分~10時30分 
BSプレミアムで放送されます♪


Sherlock シーズン3 The sign of three (三の兆候) その2 酔っ払いシャーロックとジョン♪

2014-06-04 | Sherlock
さて、シャーロックのS3E2(シーズン3エピソード2を略してこう書いてます)「The sign of three」の続きです。



こんな素敵な、頬骨が高い、きりりとしたカンバーバッチに、あんなことやこんなことをさせてしまいましたね、スティーブン・モファット&マーク・ゲイティス&ステファン・トンプソン!

(三人が脚本を担当しています)

とまあ、一応三人をののしっておきましたが、スティーブン・モファットがS1E1の「A Study in Pink(ピンク色の研究)」とS2E1の「A Scandal in Belgravia(ベルグレービアの醜聞」)」、マーク・ゲイティスがS1E3の「The Great Game(大いなるゲーム)」とS2E2「The Hounds of Baskerville(バスカヴィルの犬)」、ステファン・トンプソンがS1E2の「The Blind Banker(死を呼ぶ暗号)」とS2E3の「The Reichenbach Fall(ライヘンバッハ・ヒーロー)」を担当していることを考えると、今回の犯人は・・・・

マーク・ゲイティス、君だろう!?

とシャーロックばりに推理してみましたが・・・

いろいろ調べたところ、今回は3人で脚本を書いたといううわさです。

(スティーブン・モファット:シャーロックのスピーチのへん
マーク・ゲイティス:事件全体の流れ
スティーブン・トンプソン:二人で飲んだくれるシーン)

ということは、スティーブン・トンプソンが一番悪い。絶対に。






・・・・でも書いてくれてありがとう~~ 

二人のスタッグ・パーティー・シーン!

大いに笑いました!



(以下ネタバレあります。未見の方、ご注意ください!)


         


前回書き忘れてましたが、マイクロフトに「早く結婚式に来いよ」とシャーロックが電話した時、マイクロフトが

「Oh, by the way, Sherlock – do you remember Redbeard?」

と言いますが、この Redbeard ってなんぞね?と思いました。

字幕には「犬の赤ひげ」と出ていたので、たぶん二人が小さいころ飼っていた犬のことなのかな?

そして、シャーロックが親友のように思っていたのに、赤ひげに裏切られた、か、死んじゃった、か、どこかへ行った、か・・・・

そんなところでしょうか?

これについては次の回で出てくるという噂です。

楽しみに待ちましょう。


シャーロックのスピーチは続きます。

ジョンと二人で扱った事件について。

この辺にも原作「The sign of four」のオマージュで、毒矢を吹く小人が出てきたりします。


気になったのは

「 A French decathlete found completely out of his mind, surrounded by one thousand, eight hundred and twelve matchboxes – all empty except this one.」

(フランス人の十種競技の選手が完全に正気を失っているのが見つかった。彼は1812個のマッチ箱に埋もれていた。一つを抜かして全部空っぽの箱に。)

というマッチ箱。シャーロックがそのマッチ箱を開けると

「The inexplicable.」(不可解なもの)が入っていたというのですが、開けると光がさして、シャーロックはにんまり。

なんなの~~??



それから、ジョンが窓の外を見ていて、悩める女性が221Bに入ってこようかどうしようか、うろうろしているというのも「The sign of four」であるシーンでしたね。

(「The sign of four」ではこの女性がメアリーで、ワトソンと結婚するのですが)



さて、メアリーに
「シャーロックは私たちの結婚を恐れている。何も変わらないということを教えるために、事件を解決に行ってらっしゃい!」
とたきつけられたジョンがシャーロックを誘ってタクシーで出かけていくのが、バッキンガム。

ベインブリッジという近衛兵の依頼は「毎日写真を撮られ、見張られている気がする」という悩みなんですが、彼に会うのに交代時間を待っている間の二人の会話がまたいいのです♪

ショルト-少佐の話から、メアリーとジョンの結婚では何も変わらないという話をジョンがしはじめ、

「See, the thing about Mary – she has completely turned my life around, changed everything. But, for the record, over the last few years there are two people who have done that ... and the other one is ...」

(わかるかな、メアリーについてなんだけど。メアリーは僕の人生を完全に変えた。すべてを変えたんだ。 でも、言っとくけど、最近の数年ではぼくの人生を変えたのは二人いる。そしてもう一人は・・・・)

と、告白しかけたジョン。振り返るとシャーロックはいません。

「... a complete dickhead.」(・・・馬鹿で苛立たしくあほらしいやつ!

せっかく素敵な告白を聞けたのにねえ…

それとも、なんていうかわかって、恥ずかしくて抜け出したの?


抜け出したシャーロックは、例の熊の毛皮の帽子をかぶって、近衛兵の行進にくっついて歩いてたりします・・・・(ファンサービスですね

近衛兵の身長制限は175センチ以上と聞いたことがありますが、実際は2m近いすらっとした人がほとんど。

それに混ざっても見劣りしないカンバーバッチは183cmでございます


ジョンはベインブリッジに会うために、彼の上官に会いますが、「中古車のディーラーか?」とか言われ、「顔に見覚えがある、あのへんな帽子をかぶってる探偵と組んでるやつか」とまで言われます。

ベインブリッジがシャワールームで死んでいるところでは「お前が足止めして、お前がやったな!」と犯人扱い。

でもここからのジョンがかっこよすぎ。

「I’m John Watson, Fifth Northumberland Fusiliers. Three years in Afghanistan, a veteran of Kandahar, Helmand, and Bart’s bloody Hospital. Let me examine this body!」

(僕はジョン・ワトソン。第五ノーザンバーランドフージリアーズ所属だ。アフガニスタンで3年、カンダハ、ヘルマンドで戦っていた。バートくそ病院でも勤務してた。死体を検視させろ!)

びしっと怒鳴りつけると、その辺にいたベインブリッジの上官もへろへろでジョンの命令に従う!

その上、ベインブリッジがまだ息があるとわかってからは、完全に現場を掌握。

「Nurse, press here – hard.」看護婦、ここを強く抑えろ!)

ナースって・・・それ、シャーロックなんですけど・・・・

でもシャーロックも「Nurse???」と言いつつも、ジョンの命令に従うのでした。

うふ~~ ジョン、かっこえ~~


さて、この謎解きでは、Scotland Yardを代表して、レストレードが

「 ええ~~うう~~あ~~, if the, if-if-if, if the blade was, er, propelled through the, um ... ... grating in the air vent ... maybe a-a ballista or a – or a – or a catapult. Er, somebody tiny could-could crawl in there. So, yeah, we’re loo... we’re looking for a-a-a-a dwarf.」

(ええ~~ うう~~ あ~~も、もし、もし刃物が・・・あ~~ 通気口をとおって投げ飛ばされたのかも・・・そうだと。。。多分、あ~ 石弓か・・・さもなきゃパチンコ? そんでだれか小さい人がそこに潜んでいて? だから小人を探す?)

とかもうしどろもどろの推理を披露するのもおかしいです♪


そして、今回の見どころシーンNo.1!!

モリーに「理想的に酔っぱらうにはどのぐらい飲めばいいか」を聞いて、シャーロックがジョンと繰り出すのは、「今まで事件の舞台になったパブで飲み明かす夜」のスタッグ・パーティー( Stag party)風なもの。

スタッグ・パーティーはアメリカではバチェラ-パーティー(bachelor party)とも言われますが、独身最後の夜に、新郎の友人が集まって、新郎と大騒ぎをするというもの。

モリーに適量を聞いたシャーロックは443.7ml入るメスシリンダーをもって、ジョンと飲みへ。

飲んだ量と時間を計り、どんどん酔っ払っていく二人。

「I know ash!」(灰のことなら知ってる!!)とかわけのわからないことをいって、ほかの客に絡んだりするシャーロック・・・

めちゃくちゃ酔っ払って221Bに帰ってきて、二人で「私は誰?」ゲームを始めます。

「Rizla Game」というらしいですが、紙に相手に見せずに誰かの名前を書き、それを相手のおでこに張って、「私はだれ?」と質問をして、自分のおでこに貼ってある名前を当てるゲーム。

ジョンのおでこには「マドンナ」シャーロックのおでこには「シャーロック・ホームズ」。



ジョンがおでこを指差して、「Am I ... pretty?」なんて聞いてるけど、ほんとに・・・

You're pretty,John!!


そしたらシャーロックが「わからん。良く知らないんだ。その名前は新聞で読んだ」とかいうので、「わからない人を出題するな!」とまた大笑いです。


さて、この酔っ払いの二人組のところに来た依頼人は「The Mayfly Man」(カゲロウ男)とデートした、という女性。

話を聞きながらうつらうつらしたり、さがすのを犬と間違えたり、散々な二人ですが、カゲロウ男が住んでいたという部屋へ。

道具入れから虫メガネを出して絨毯を見たりの辺は、「The sign of four」でもありましたね。


でもシャーロックときたら、そのまま絨毯の上でばったり『すまん寝』。

そのうえ・・・!!


・・・・あんな人間的なシャーロックを見られるなんて、うれしい・・・というか、複雑な気分です・・・・



こんなに素敵な人なのに???


しくしく。    


挙句の果てに留置場にいれられて、レストレードに助けられるとは。

でもこの事件、実はジョンの結婚式で起こる事件に関連しているのでした。


さて、二日酔いに「アルカセルツアー」を水に落として飲んでいるジョン。


(アルカセルツアーはアメリカの胃腸薬で、二日酔いによくみんな飲むもの。

そういえば日本では見たことないな~~と思ったら、

海外直送品Alka-Seltzer Alka-Seltzer Extra Strength Antacid Relief Effervescent Tablets, 24 tabs海外直送品Alka-Seltzer Alka-Seltzer Extra Strength Antacid Relief Effervescent Tablets, 24 tabs


今はなんでもネットで手に入るのですね♪ 

思わず買っちゃいました♪ 

あ、二日酔いだけじゃなくて胃腸薬としても、飲んだ後胃がすっとして気持よいのです。

サイダーみたいな味です。)


そんなジョンに、嫌味のように、ソーセージとかベイクドビーン、目玉焼きにマッシュルームとトマトとトーストのどっさりのった朝ごはんを用意して

「あなたのお気に入りのごはん、最後にもう一回」

とかいうハドソンさんも、絶対わざとですよね。

やってくれます♪

そしてハドソンさんの過去が。

ハドソンさんの夫はどんな人だか、とても気になっていたので、謎が一つ解決してうれしいです♪


そんな二人のいる階の上ではシャーロックがパソコンのチャットを駆使して、The Mayfly Man の謎に取り組んでおります。

たくさんのパソコンを前に、法廷の席にその女性を並べて質問していく映像を頭に浮かべて、質問していくシャーロック。

その中から浮かび上がってきたのは・・・・・?



というわけで、ひどいネタバレは避けておきますが、シャーロックの推理を映像化しているのが面白いです。

結婚式の「Sherlock : On the stage!」ばりの推理も見もの。



・・・・最後に

「きつくベルトをしていれば○○れても気が付かないのか?」

という疑問はうっすらと残りましたが、シャーロックの華麗なターンも見られたし、うれしそうな顔も、さみしそうな顔も、酔っ払ってヘロヘロな顔も見られて満足。


そして、びしっと軍医に戻った顔のジョンもかっこよかったし、満足満腹のS3E2、「The sign of three」でございました・・・・



(最後大分飛ばして、やっと終わりました



最後までお付き合いしてくださった方、感謝いたします♪








なお、画像はネットからいただいてきました。

台詞は適当に聞き取って適当に訳したので、間違っているかもしれません

シャーロック シーズン3 第2話 三の兆候 The sign of three その1 シャーロックの告白♪

2014-06-02 | Sherlock
先週から始まったシャーロック祭り、第二週に入りました

今回放送はジョンの結婚式が舞台となった「The sign of three」




コナン・ドイル原作の「the sign of four」をもじったタイトルですが、内容的に細かいオマージュがたくさんちりばめてあるものの、ストーリーは違っています。


しかし、今回はカンバーバッチファンに大サービスって感じでした。

どちらかというと、スピンオフのドラマを見てる気分にさせるというか・・・

オーディオコメンタリーをドラマにしちゃったというか・・・


とにかくシャーロックを見ているカンバーバッチファンをぎゃあぎゃあ言わせようという演出側の魂胆が丸見え。

・・・その魂胆にしっかり乗って、ぎゃあぎゃあ言ってしまった私・・・・。


さて、ネタバレありのレビュー、行きます♪



   (以下、スポイラーあり)      





シャーロック不在の間もレストレードはきっちり仕事をして、ストレスをためて、車のタイヤを蹴って解消したりしてました。
(足痛そう)



ドノヴァン登場。彼女はアンダーソンみたいに罪悪感を感じたりしてないんですね。
お仕事続けてます。


「現行犯」って「in the act」っていうのですね。勉強になりました♪


そんなにストレスをためて、頑張って追い続けた犯人を「in the act」で逮捕できるというその瞬間!

「You know how most days aren’t good days? This is a good day.」(ほとんどの日はいい日じゃないの、知ってるよね? でも今日はいい日だ!)と喜んでいたというのに・・・・


シャーロックの
HELP ME.」(助けて)
っていうメールだけで、それまでの18か月の苦労をすべて捨てて友の救出に走るレストラード!!

いいやつだ。

しかも
「I need maximum back-up. Baker Street, now!」(最大限のバックアップを頼む。ベーカー街に、いまだ!)
と CSI か Closer かという迫力で駆けつけたら、

「Have you any funny stories about John?」(結婚式のスピーチにいれるんだけど、なんかジョンの面白い話、知らない?)ですと?

・・・ヘリコプターも呼んじゃったのに!?

(バラバラバラバラとヘリの飛ぶ音、着陸しようとしてる? 窓からは風まで!)


という、秀逸な爆笑オープニング(爆笑ポイントその1)で始まった今回のシャーロックでございます。


続くハドソンさんとの会話も面白すぎ。

シャーロック「 You bring me tea in the morning?」(朝のお茶を持ってきてくれたの?)
ハドソンさん「Well, where d’you think it came from?!」((いつもだけどね)あなたはどこからお茶がわいてくると思っていたの?)
シャーロック「 I don’t know. I just thought it sort of happened.」(知らない。その辺から適当に出てくると思っていた)
ハドソンさん「Your mother has a lot to answer for.」(・・・あなたのお母さんに聞くことがいっぱいあるわ(いったいどんな育て方したんだか))
シャーロック「 Mm, I know. I have a list. Mycroft has a file.」(うん、それはわかってる。僕はそれに関する質問リストをもってるよ。マイクロフトはファイルだけどね)

早くも本日の爆笑ポイントその2でした。


でもそのあと、誰も座っていないジョンの椅子を寂しそう~~な目で見るシャーロック。

「・・・Into battle」(突撃)

とつぶやいて、タキシードを着る。


自分が死んでるふりしているときはその間どれだけジョンが苦しんだかがわからなかったくせに、ジョンが結婚してしまうというと、来たるべきジョンの不在が胸に来るのね~


そしてジョンとメアリーの結婚式

シャーロックとブライズメイドのジャニーンがツーショットを撮ってるのを見ているモリーの目つきが怖くて笑える。


モリーはS1E1の辺では完全におどおどしてシャーロックに冷たくあしらわれているキャラなのに、S2E3の辺では、シャーロックを擁護する人間になっていて、成長ぶりがすごい。



最初は「ださいいけてない女の子」だったのが、だんだん綺麗になってきてる感じがします。



しかしシャーロックの結婚式での役割、Bestmanって?

日本でいうと「なこうど」に近いのかなあ…

昔は花婿に悪魔が憑くのを防ぐための身代わり役だったらしいけど、今は結婚式を仕切って、スピーチしたり、祝電を読んだりするのが仕事らしいです。


シャーロックときたら、Bestmanとしては過活動しておりまして。

メアリーの元彼デイヴィッドを呼び出して「年に3回までしかあってはいけない」なんて脅したりしてます。

デイヴィッドに

「You’re a bloody psychopath.」(あんたってホントにひどいサイコパスだな)

といわれて

「High-functioning sociopath ... with your number.」(高機能社会不適応者だ。君の電話番号も知ってるよ)



に~~~~っこり!!

爆笑ポイントその3でございます♪

Low-functioning sociopath と今後名のろうかな、わたし。(やめなさい)



その後も爆笑ポイントは続き、



アーチー少年との会話も笑えます。

アーチー君の「Can I see ?」の発音がすごくクイーンイングリッシュっぽくて好き。
往年のハーマイオニーを思い出します。

アーチー君はシャーロックが少年の頃をちょっと思い起こさせるクールさでかわいい。

二人の共通な台詞。

「服を着ろ」と言われて


(ネットで見つけてきました、この画像)

わはははは!



メアリーは知的でほんとに素敵。ハリウッド女優のようにキラキラキャラキャラしてないのが好感が持てます。

ジョンにお似合いです。



「Cat lover( 猫好き)」に反応してしまうわたし。


シャーロックとの会話もいい感じです。

ショルトー少佐が登場した時も

シャーロック「If they’re such good friends, why does he barely even mention him?」
(もし彼らがそんなにいい友達なら、なんでジョンはショルト-の話をめったにしないんだ?)
メアリー「He mentions him all the time to me. He never shuts up about him.」(彼は私にはいつもショルト-の話をしてるわ。しゃべりっぱなしよ)

う~~ん、なんでジョンはショルト-の話をシャーロックにしないのかな?

ジョンにとって、ショルト-はシャーロックに似てる位置づけの人なのかな?と思わせる会話です。

シャーロック不在の間、ジョンにはシャーロックの話題がつらくて、ショルト-の話ばかりメアリーにしていたのかしら。


メアリーにショルト-が人嫌いときいて

シャーロック「Ah, that’s why he’s bouncing round him like a puppy.」(ああ、だから子犬みたいに彼の周りを跳ね回ってるんだな)

それを聞いたメアリーは「Oh, Sherlock! Neither of us were the first, you know.」
(ああ、シャーロックったら。私たち二人どちらも(ジョンの)『初体験』じゃないのよ)

うんま~なんてしゃれた会話でしょう♪

メアリーはシャーロックの姉御っぽい役をすっかりものにしてますね♪



このショルト-少佐、カッコいいですが、どこかで見たことがあるなとおもったら



Alistair Petrieさんでした。

『Mrs.Dalloway』の演技が印象的でしたが、『Midsomer Murders』なんかにも出ているらしいから、そこで見ていたのね、自分。

名わき役ですね。

ジョンとショルト-の敬礼がカッコいい


それと、イギリスなのに(?)パーティの食事が美味しそう♪


さて、モリー、レストレード、ハドソンさん、みんなが心配していた 『シャーロックのスピーチ』が始まります。

まず最初の障害物、いや、問題は「The-the telegrams!」

なぜ祝電が問題かというと、かの地では祝電にちょっと色っぽいジョークを入れたりするからかな?

(それを読むシャーロックを想像してハドソンさんは馬鹿笑い?!)

もちろん、最初はちゃんと読もうとするシャーロックですが、途中で「以下省略」で電報をポイポイ。

ここも笑えます!(爆笑ポイント4でした)


さて、画面は少し戻って、みんなが恐れた(?)通り、ジョンはシャーロックにBest manを依頼しますが、その時。

シャーロックときたら、自分が選ばれるなんて思ってもみない。

「ギャビンは?」なんて(レストレードはグレッグなのにまた間違えて!)(爆笑ポイント5!)言ってます。

しかも「僕が・・・君の・・・親友?」
なんてフリーズしながらいって、

ジョンが柴犬のような瞳で

「Yeah, ’course you are. ’Course you’re my best friend.」(ああ、もちろん君はそうだよ。もちろん君は僕の親友だよ)

とさらっと言ったときのシャーロックの驚き。

焼いた目玉をいれたお茶を飲んじゃうほど(いえ、これは比喩表現ではありません)驚いています。

自分が人から「親友」と呼ばれるなんて。

子どものころからずっと、シャーロックは友達のいない「ぼっち」だったのですね・・・


初めて「君は親友だよ」といわれた、その驚きとうれしさが、スピーチにあふれてます。

あまりに素敵なスピーチだったので、ちょっと長いですが、書き起こしてみると


「The point I’m trying to make is that I am the most unpleasant, rude, ignorant and all-round obnoxious arsehole that anyone could possibly have the misfortune to meet.
I am dismissive of the virtuous ... unaware of the beautiful ... and uncomprehending in the face of the happy.

(私が申し上げようとしているのは、私は本当に不愉快で、無礼で無知でどこから考えても嫌なアスホール野郎で、だれでも私とであった人は不運な人といえます。
私は高潔さを否定し、美というものに気が付かず、幸せというものを理解できない人間です)


そこまでへりくだるか、シャーロック!!

よしよし、こうして大人に成長していくのね・・・(ハドソンさんの気分)


「So if I didn’t understand I was being asked to be best man, it is because I never expected to be anybody’s best friend.
Certainly not the best friend of the bravest and kindest and wisest human being I have ever had the good fortune of knowing.」


(なので、もし私がBestmanになってくれと言われたことが理解できなかったとしたら、それは私が誰かの親友であるかもと期待したことが一度もなかったからです。
世界で一番勇敢で優しくて賢い、今まで「彼を知る」という幸せに巡り会っていなかったほどの素晴らしい人間の「親友」だなんて)



訳がまずくて申し訳ないけれど、とにかくそんなにジョンのことを思っていたのね~というのがひしひしと伝わってきます。

結婚式のスピーチだから8掛けとしても、ジョンの人間性を素晴らしいと認め、こんな自分にはふさわしくないと思っているのですね!・・・

「John, I am a ridiculous man ...redeemed only by the warmth and constancy of your friendship. But, as I’m apparently your best friend, I cannot congratulate you on your choice of companion. …Actually, now I can.」

(ジョン、僕はばかげた人間だ。きみの温かさと、変わらぬ友情があるからこそやっていける。でもきみがぼくを親友に選択したことはほめることができない。
……でも今はできる)


「 Mary, when I say you deserve this man, it is the highest compliment of which I am capable. John, you have endured war, and injury, and tragic loss ... so sorry again about that last one ... so know this、 today you sit between the woman you have made your wife and the man you have saved – in short, the two people who love you most in all this world. And I know I speak for Mary as well when I say we will never let you down, and we have a lifetime ahead to prove that.

(メアリー、君がこの男にふさわしいというのは僕が君に言える最高のほめ言葉だよ。
ジョン、君は戦争で戦い、けがをして、それから悲劇的な喪失を味わった…最後のやつはほんとにごめんよ… (シャーロックが死んだふりを2年間していたこと)
だからこれを知ってくれ。
今日、君は妻にする女性と、君が救った男の間に座っているんだ。
短くいうと、この世で君を一番愛している二人の間に。
メアリーのためにも言うけど、僕とメアリーは絶対君をがっかりさせない。
これからの人生をかけてそれを証明するよ)


げげ!これは愛の告白では??

それを結婚式に、さらっと「僕も、メアリーも」と三人の関係にして告白しちゃうとは・・・・・


ジョンはもう感動しちゃって、メアリーに

「 If I try and hug him, stop me.」(僕がシャーロックを抱きしめようとしたら止めてくれ)とか言っちゃうほど。

(メアリーは「 Certainly not.」(もちろん、止めないわよ)とか言ってますが)

しかもシャーロックは静まり返ってもらい泣きしている人(モリーやハドソンさん)もちらほらの会場を見て

「What’s wrong? What happened? Why are you all doing that? John?」
(あれ?どうしたの?なにが起こったの?なんでみんなあんななの?ジョン?)

「Did I do it wrong?」(失敗したかな?)


なんておどおどしているから、ジョンじゃなくても、思いっきりハグしちゃいますよね!!



なにしろ、シャーロックときたら、You Tubeでナプキンの織り方を学んでいっぱいおっちゃうほど、結婚式を前に緊張していたのですもの。

でもメアリーのシャーロックとジョンのコントロール術は最高で、シャーロックも今までと変わらないジョンとの関係を築いて行けるとわかり、今後の探偵業もうまくいくことでしょう。




・・・と、ここまで読んでくださった方に深く感謝いたします。



・・・・・すみません、あっさりと感想を書こうとしていたのに、だらだらと長くなってしまいました。


見終わってすぐに書きはじめたのに、聞き取って、訳してとかしてたら、やたら時間がかかり・・・

でもどこも省きたくなくて・・・・



なので・・・続きます・・・・    






以上の英文および翻訳は適当にjesterがつけたもので、間違ってるかもしれません。
ご了承くださいませ。