ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

やっとEndマークにたどりつきました♪ Hobbit - ホビット 思いがけない冒険 その10

2013-01-30 | Hobbit
前の記事へのコメント欄で、

「ドワーフの女性のおヒゲを確認しました!」
「確認できません!せめて黒髪ならできるかも?!」
「IMAXで確認しました!ヒゲだけでなく、もみあげも!」
「まだ確認できてません!」


などと Ringers の皆様がワイワイにぎわっており、笑えますが、これはRotKのギムリとエオウィンの会話で、ギムリが

「ドワーフは土のなかから生まれてくるという話があるが、それは嘘で、ちゃんと女性がいるのだ!」というと、アラゴンがこっそりと
「ヒゲが生えてるけどね」とちゃちゃを入れるシーンがございまして、そのため、ある一部の人々は、
「本当にドワーフ女性にはヒゲがあるのか」がとっても気になって10年以上過ごしていたのでした。(大げさ)

そんな Ringers を満足させてくれるPJのこだわりに感謝です!


画面では「ドワーフ女性のヒゲ」が確認できなかった方のためには、iguさん情報によりますと、

The Hobbit: An Unexpected Journey Chronicles: Art & DesignThe Hobbit: An Unexpected Journey Chronicles: Art & Design

WETAの出してるこの本を買うと、ちゃんと写真が載ってるそうです。(iguさん、Thanks!)

この本、



地図だとか



ビルボの契約書など、ファンには垂涎の画像がいっぱいらしいです♪

jesterもポチしようかどうしようか、迷い中・・・・

(Kindleを導入したため、今月はアマゾンで買い物しすぎで、ちょっと支払が不安なのです・・・)
(Kindleのお話はまた今度・・・)



前にトーリンの中のひと、リチャード・アミティッジさんが誰に似てるとか発言して顰蹙をかったjesterですが、今や深く反省しております。

The Hobbit An Unexpected Journey Interview - Richard Armitage


いろいろある動画など、見れば見るほどかっこいい~~ 
いい声~~

このインタビューではHobbitについていろいろ語ってますが、(訳出しようかとおもったけど、面倒くさくなってやめました・・・)

「PJはすべての映画のシーンとキャラクターが完璧に頭の中に入っていて、どうしていいかわからないときは、彼に聞けば、素晴らしいガイドになって導いてくれる」とかいってました。

PJとの信頼関係があの素晴らしい演技につながっているのだなと感じます。


動画はいろいろ見てます。

ちょっと長いですが、Full Production Video というのがあって、ここに新しい演技陣がスタッフたちの前でハカ(ニュージーランドの戦いの前の儀式の踊り)を披露されているシーンがありました。なんかほほえまし~~

The Hobbit - Full Production Video Blogs 1-6 - Lord of the Rings - HD Movie


多分SEEの特典映像に入るような動画なんでしょうね~
(これは1~6までで、続きもyou tubeに上がってます)

AZOGの中の人とか、ラダガストの中の人もちらりと登場。(ラダガスト、素顔でも眉が八の字♪)
いろいろ面白かったです



さて、ネタバレ全開のHobittのレビュー、続いております。


やっとこさゴブリンの地下世界から脱出したドワーフ隊ですが、ビルボがなぜ帰らずにドワーフ隊に復活したのか解せないトーリン。

「I want to know why did you come back...」とビルボに迫ります。

それに対して、「My books, my armchair, my garden」があるバッグエンドこそ、自分のHomeと誇らしげに語るビルボ。

そして「That's why I came back」(だからこそ、あなたたちのもとにに戻ってきたんだ)

「You don't have one.
A home.
It is taken from you.
I hope I'll take you back if I can.」

(君たちにはそれがない。Home がない。奪われてしまった。僕はできることならあなたたちを家に帰してあげたいんだ)

ここでトーリンとビルボの心が一つに・・・・

なる暇もなく

「Out of the frying pan...」とトーリン、
「And into the fire!!」とガン爺がうけ、ゴブリン書記が送ったメール(爆)がちゃんと届いていたらしく、AZOGが出てきました・・・・

どんどん追い詰められていくドワーフ隊。崖っぷちに追い詰められて、今にも落ちそう!

(もちろんこの時、ガン爺が蛾にこそこそいってるのを聞いて、「ああ、そっか」と思われましたでしょ?)

そこで立ち上がるトーリン!! 霧降山脈のテーマを背負って、一人AZOGに立ち向かいます。

でも、AZOG強い! トーリン絶体絶命になって、出てくるのが、われらがビルボ!

ガン爺がガラ様にいっていた「小さいものの勇気」がこれなんですね~~

そしてまた懐かしい、グワイヒア(つか、鷹の王様ですが)のテーマが聞こえてきます!
(後述:鷹じゃなくて鷲です! iguさん、ご指摘ありがとうございます、以下直します)

あ~~ん、鷲の皆様、やっと来てくれたのね~~

それなら最初から、鷲の皆様をお呼び出ししておけばかったのでは、ガン爺・・・

などという突っ込みはやめて、最強の鷲軍団が、絶体絶命のトーリンとビルボを助け、ついでにドワーフ隊も助けてくれて、天高く脱出!

この辺、鳥肌が立ちます(鷲だけに・・・

石の上に置かれたトーリンはぐったりしてますが、ガン爺がまじないをとらえると息を吹き返します。

(戦いで飛ばされちゃったオルクリスト(剣)はどうなるんだよ~とおもってたら、ちゃんと鷲が拾ってくれて、トーリンといっしょに運ばれてました!)

トーリンは、ビルボにむかってきつい口調で

「You!!!」

「なにをしたんだ! あやうく自分も死ぬところじゃないか! そんな義務はそなたにはない。われらは野をさまよう民。前にお前の居場所はわれらの中にないといった・・・・・

・・・だがそなたは命を救ってくれた・・・・

I’m sorry I doubted you・・・」(うたがってすまなかった・・・)

この一言が・・・やっとトーリンの口から語られ、ビルボとトーリンの間に深い絆が生まれたのでした・・・・

予定調和ではありますが、感動のシーンでございます。

頑固者のドワーフの心が溶けた瞬間。
それはギムリとレゴラス、ギムリとガラ様のように、いったん溶けたら、あとは篤く篤くなるのであります。


尻切れトンボ的じゃなくて、ちゃんと収まりどころもある第一部のラストシーンでした。




もちろん、2部への期待も掻き立てます。

はるかに見えるLonely mountainへ、thrush (ツグミ)が飛んでいき、石の扉をつつくと、中でうごめくもの。

それは寝ているスマウグ。



その瞼があくと、深い瞳のなかで瞳孔がキュ~と動いて、ドキドキ!!



サウロンのオメメより怖いかも?!
スマウグの声はシャーロックのカンバーバッチさんですが、今回は一言もしゃべらず。
でもドキドキ~~!!



と、ドキドキしてるところで、とりあえず映画はThe End 。

数回みただけではじめてしまったレビューで、まだよくわかっていない部分や見逃してる部分(ドワーフの女性の髭など(爆)
もたくさんありまするが、


ながながとお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました♪


まだ見に行くつもりですし、そのうちDVDが出たりしたらまたぐじぐじと書くかもしれませんが・・・・


とりあえず、Hobbitのレビュー、おしまいです♪



でも、われらが旅は 続くよ 続く・・・・
















ホビット その9 'The Hobbit - Unexpected Journey' modern trailer

2013-01-25 | Hobbit
Aryちゃんに下のコメント欄で教えていただいたのですが、映画「ホビット」の中の人たちが、地のままのノーメークでほかの映画に出ているときの姿で作られた「トレーラー」がこちらです。

'The Hobbit - Unexpected Journey' modern trailer


セリフは映画「ホビット」から音声を取り出して作られています。

中の人がメイクしないとどんな感じかわかって、面白いです。

ぎゃあ~~ フィーリ! オーリ! ボフール!! トーリン!!!

(トーリンのリチャード・アーミティッジさん、短髪に皮ジャンで登場。ほっそりと若く見えます。めちゃかっこいいです!! ぜひほかの映画やテレビシリーズ、見てみたいです!!)

などとわめきながらみると面白いです♪

ぜひご覧くださいませ。

(ARYちゃん、面白い情報、ありがとうございます♪)

しっかし、ワトソンはどうみてもワトソンで、ビルボに見えない・・・

(そうそう、おととい2回目の地上波放送があった「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチさん、ネクロマンサーの声で、ホビットにも出てるんですね♪ 
続編では竜のスマウグの声もやるそうです。カンバーバッチさんの声がだーい好きなjesterは、スマウグにいっぱいしゃべってほしいです♪)



さて、ネタバレ全開レビューのほうですが、先日隙を見て、5回目を鑑賞してきて、記憶リニューアルしております。

ここからはローラーコースタームービーっぽい、ドワーフVSゴブリンのシーンと、ビルボとスミーゴ(っぽいゴラム)のなぞなぞ遊びシーン。

だぶだぶのゴブリン王には興味のないjesterはさくっと飛ばしてトイレに。

いや、今のところはトイレには行ってませんが、きっとこれからSEEとかになって、長時間のを何回も見たら、Riddles in the darkの後のゴブリンシーンが時間的にもおトイレタイムになるだろうな~

などと思っておりまする。

ほれ、RotKでクモが出てくると一斉に立ってトイレに行くおねいさんがたがどこぞにいらしたじゃございませんか・・・

だって3Dで見てると目が疲れてくる時間帯で、しかも目が疲れるごちゃごちゃのゴブリンのシーンなんですもん。
PJたちが楽しんで作ってるのはわかるのですが。



さて、ゴブリンに捕まって、連行される途中でこっそり抜け出し、深みへと落ちてしまったビルボ。

気が付くと、あ~ら懐かしい・ゴラムが落ちてきたゴブリンを食べようと、引きずっているのを目撃しました。



そこから、原作でも一番盛り上がる、「なぞなぞ」のシーン。
もちろん、すべてが始まる、「指輪」が登場するシーンでもあります。

ゴラムがスミーゴ(スメアゴル)に変わる辺の表情の変化が本当に見事です。

ゴブリンを引きずってくときの、ゴラムのうれしそうな歌がよかった。

RotKでお魚とって石にたたきつけてる時の、楽しそうなゴラムの歌に似ています。

(あなたも真似したことがあるでしょう? わたしも今でも湖の近くの石の上にいくと、魚に見立てた帽子なんぞを石にたたきつけて「Juicy Sweet!!」って真似したくなります♪)

そして、Riddles in the dark が始まります。

ゴラムもほんとに楽しそう♪ 私も一緒に楽しんじゃいます。

Thirty white horses on a red hill,
First they champ,
Then they stamp,
Then they stand still.

なんて、娘が小さいころ一緒に憶えて遊んだのを思い出します♪

ゴラムが「いとしいしと」がなくなったのに気が付いたときの悲しみの慟哭は、ゴラムの指輪への深い執着と愛情を感じさせ、それがRotKのラストにつながっていくのだな~ などとしみじみ。


一方ドワーフたちは、光の中からガン爺があらわれ、「Take up your arms. Rise!!」とはっぱをかけられ、ジェットコースター逃亡の開始。

ハラハラドキドキですが、何回も見てると、この辺は早送りしてもいいなと思います。(映画館では早送りできましぇんが・・・? だからま、トイレ(強制終了))

ビルボはゴラムに追われて、指輪の秘密に気が付き、姿を消してやっと出口にたどり着きますが、この時、ゴラムを殺して通り過ぎようとして、ゴラムに「Pity(情け)」をかけ、上を飛び越して逃げ去ります。

これがFotRのフロドとガン爺の「Pity」の話題につながっていくのですね♪

このときのゴラムのLostな表情と、ビルボの戸惑いつつ慈悲を感じさせる演技がよかったです♪


さて、外に逃げ出したドワーフ隊に、ビルボが復帰し、さて、旅を続けようと思ったとたん、

「Out of the frying pan...」とトーリン、
「And into the fire!!」とガン爺がうけ、Azog登場!!

やっとこのレビューも終盤に近づきました。


もうすこしです~~

頑張れ自分~~(爆




きゃあ~~~   続きます・・・・
















祝!Sherlock(シャーロック)地上波放映♪ & Hobbit - ホビット 思いがけない冒険 その8

2013-01-17 | Hobbit
NHKの地上波で、「SHERLOCK(シャーロック)」の放送が始まりました!

以前、BSでの放送時にもう見ていますが、何度見てもおもしろい~~

ベネディクト・カンバーバッチさんの低~~い声のクイーンズイングリッシュにうっとり、シャーロックの頭の切れにうっとり、会話の面白さにまたまたうっとりしつつ、今回みていての注目はもちろん、マーティン・フリーマン氏

どなたかが、
「ホビットのあとは、シャーロック見ててもビルボがワトソンやってるように見える」
っておっしゃってましたが、jesterには、ワトソンはワトソンに見えます。

すごいな~ あれほどホビットになりきっててびっくりしたのに、シャーロックでは完璧なワトソン君。

きっとホビット&イアン・ホルム氏の演技について、ずいぶん研究なさったのでしょうね~

シャーロックは録画して何度も見てますが、誰かとあうと、シャーロックについて喋りたくてうずうず。

ホビットの薄れゆく記憶(早くまた見に行かなくては)シャーロックのワトソン君が上書きされてゆく毎日です・・・・・

(今度のシャーロックの放送は23日、30日と続きます。水曜日のAM0:25分からです 素晴らしいドラマなので、ぜひご覧ください♪)


そんなこんなで、なかなかホビットの続きを書かず、パソコンを開けては自分のブログはほっといて、お友達のブログにふらふらお邪魔してコメントしてると、どこに行っても「ホビットの続き、早くかけよ」のプレッシャーが・・・!

ひ~~         


というわけで、ネタバレ全開のホビットのレビュー、再開いたします~





白の会議では、ガン爺はサルマンにガンガン言われっぱなし。

まず、皮肉たっぷりに

「You've been busy, my friend」(いそがしそうだねえ、友よ)とか言われ、その上

「looking for troubles when non exist」(問題などないのに、それを探そうとしてる)

とまで言われます。

「But Radagast ・・・」(でもラダガストが・・)と答えると

「Radagasut!!
He's a foolish fellow!
He's excessive consumption of mushrooms addled his brain and yellowed his teeth!」

(ラダガストだって! あいつはほんと馬鹿な奴だ! キノコの食べ過ぎで、脳みそは腐ってるし、歯はまっ黄色!)


わはははは!
このサルマンのセリフ、わらえました!

ホビットのマッシュルーム好きは有名ですが、日本人だってマッシュルーム大好きですもん。
脳みそ腐るし、歯が黄色くなる!

さすがイスタリの知識は深いですなあ~


さて、白の会議中、ドワーフがこっそり出発したことをお見通しのガラ様に責められつつ、ガン爺がいうのは、指輪でも流れていたガン爺のポリシー。

「Why the Halfring?」(なぜ「小さき者」なのです?)と聞かれて、

「サルマンのいうようなGrate powerじゃなくて、小さきものにある「Kindness and love」が、この難局を乗り切るのに必要だと思われてならない。」
(すんません、この辺の英語を忘れてしまった・・・)

が、シャイアのテーマとともに語られます。

そっか~
原作本では全く語られてないこの辺が、なんでガン爺がビルボを選んだのかの理由として、PJたちが盛り込みたかった辺なんですね。


さて。
原作では夏至の祭りのエルフたちの踊りや歌を見物して(これはjester的に見たかったですがカット)見送られて出発するのですが、映画では、こっそりと裂け谷を出発していたドワーフ御一行様、「石の人間」の「雷合戦」に巻き込まれます。

原作では高々半ページぐらいのこの騒動がたっぷり描かれますが、モリアで壊れる階段をわたるシーンを思い出すほど、緊迫してます。

え~、こんなシーン、あったっけ?と見ながら首をひねってましたが、原作ではそんなに恐ろしいシーンではなく、PJが楽しんで作ったハラハラドキドキシーンなんですね♪

落ちかけたビルボを体を張って助けたトーリンですが、

「He' been lost ever since he left home」(家を離れて以来、彼の心はここにない)
「There's no place among us」(かれはわれらの仲間ではない)

までいっちゃいます。これにはビルボ、大ショック。


半分は死んでるだろうっていう、石人間の戦いに、誰一人潰されることも落ちることもなく、ドワーフは洞穴で一夜を過ごすことにしました。

でも寝付かれずに、落ち着かないビルボ。さっきトーリンに言われた言葉が胸に刺さってるんですね。

自分だって好きで来たわけじゃないのに。あそこまで言われて、こんな大変な旅についてくのは嫌だ!

そこでこっそり一人旅立とうとして、寝ずの番についていたボフールに「どこへ行くんだ」と呼び止められます。



それに対して、裂け谷に戻る、トーリンのいっていたことは正しい、自分は仲間じゃない、というと、ボフールは優しく

「You're homesick. I understand.」(ホームシックなんだな。わかるよ)

といいますが、ビルボは

「Oh, you don't. You don't understand. Non of you do.
You are Dwarves. You stick to this life. Living on the Road.
You don't belong anywhere・・・」
(いいや、わかるわけない。みんなわからない。みんなドワーフだもん。この生活にしがみついてる。この放浪の生活に。君たちには故郷がないのだから。)

と畳み掛けるようにひどいことを言ってしまいます。
まったくひどい言いようです。

このときのボフールの悲しそうな顔!

「No. You're right. We don't belong anywhere」(そう。君は正しい。僕らは放浪の民だ)

だからこそ、故郷に帰る旅をしてるのに。
気が付いて目を開けたトーリンも悲しい目に。

でも、その時、ビルボのスティングが青く輝き!!!

近くにゴブリンが!!!



というわけで、ここからは、PJ大好きの、ローラーコースタームービーが始まります!!!




続きます・・・・







「美術にぶるっ!」 国立近代美術館記念特別展へ

2013-01-14 | スケッチ・美術展

久しぶりに竹橋の東京国立近代美術館へ行ってきました。

竹橋のこの美術館は学生のころから通っていますが、いつも思い出すおかしな事件があります。

それはjesterが、お箸がころんでもおかしかったころ。

友達と二人で美術展をみて、近くの喫茶店に入りました。
あの辺は喫茶店もあまりないので、たぶん毎日新聞社の建物の中のお店だったかな?

なにか美術展のことで、話題が紛糾して、友人と熱く語りあいつつ、お店に。

お堀の見える、静かなお店でした。

紅茶を注文した私。

ガラスの容器にコルクの分厚いふたがしてある砂糖ツボをあけて、紅茶にお砂糖を一杯。

ニヒルに砂糖ツボのふたをしたはずが・・・・

テーブルの上を見たら、これから飲もうとした紅茶のカップの上に、コルクのふたがぷかぷかと浮いているんですね~

それをみて「あ・・・・」と驚く私、笑いだす友人、
つられて笑う私、
それを指差して涙を流して笑う友人、
それにつられて、泣きながら笑う私、
それをみて腹をよじって笑う友人、
それに触発されて、腹筋が苦しくなりながら笑う私・・・(以下エンドレス


言葉もなく永遠に笑い転げる若き乙女が二人。

店内の注目を集めても、どうしても笑いの発作が止まらない~~


ま、私が話題に熱中するあまり、うわの空で砂糖ツボにふたをしようとして、間違えて紅茶のカップにコルクのふたを落としてしまった、それだけのお話なんですが・・・・

それから、国立近代美術館というと、思い出すのはこのことばかり。
その時熱く語っていた芸術論などとっくに忘れましたが、紅茶の中にぷかぷか浮いていたコルクのふただけはわすれられましぇん・・・・



さて、今回見に行ったのは『美術にぶるっ! ベストセレクション日本近代美術の100年』です。

NYの美術館では当然のようにノーフラッシュで写真を撮ることが許されていて、日本ではありえない!と思っていましたが、最近は写真が許されたようで、みなさん撮ってらっしゃいます。(カメラ禁止の作品は別。)



なのでjesterも撮ってみました。
高村光太郎、安井曽太郎、岸田劉生、佐伯祐三、横山大観、青木繁、黒田清輝、佐藤忠良・・・と、おなじみの、何回も見たことのある作品に交じって、依然ブログで話題にした草間弥生さんの作品もありました。




やっぱり「北京秋天」は何回見てもいいなあ~~


それと上村松園さんの「母子」。
日本的な典雅な美しさの母親の表情に見ほれました。



それにしても、最終日間近(あ、今日までか)でとっても混んでいて、ちょっと横暴なお年寄りの男性がぐいぐい押して来たり、大分疲れて帰ってきました。

美術展は押し合いへし合い見るものではない・・のだ・・・ぞ・・・・・・

もしかして、テレビ番組かなんかで取り上げられたのかな?






2013 ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート

2013-01-07 | 音楽・ミュージカル・コンサート
Hobbitのレビュー連載(?)中ですが、終わるのを待っていたらニュー・イヤー・コンサートのことを書くのが夏ごろになってしまうかも・・・・(爆

なので、今年のは感動的だったし、新しいことが多かったので松の内の間に(?)ちょっとだけ。

日本でのニュー・イヤー・コンサートも出かけますが、毎年、テレビでウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートの衛星中継を見ると
「ああ、新しい年がきたなあ~」という実感がわきます。

あの、「ウイーン節」の絶妙なズンチャッチャの乗りの、ウイーン・フィルの演奏はどこまでも調和していて、のびやかで、心癒されます。

花のあふれるウイーンの楽友協会大ホールでの華麗なコンサートを生で見るのが夢です。
早くかなうといいな。
(家族Bはここで演奏したことがありますが、音の反響が素晴らしいそうです)


今年はジュリー・アンドリュースが観客席にいるのが見えた気がします。
彼女ぐらいのセレブになると、簡単に席が取れるのかな。

毎年ですが、また着物の方も何人かいらしたけど、日本大使館の方とかでしょうか?

日本からのツアーも毎年組まれていて、6日間で110万~125万円ぐらいかかるみたいです。

ツアーで行く旅行は嫌いなので、ツアーで行くことはないと思うけれど、ウイーンに秋から春まで、何か月か滞在して、ニュー・イヤー・コンサートを聞きに行く・・・・ (うっとり)

死ぬまでにやっておきたいことの一つであります。


それにしても毎年、衛星中継をしてくれるNHKさんはえらい!

ずっとやってください、お願いします。


さて、今年の指揮者は2回目のフランツ・ウエルザー・メストさん。
2年ぶり、2回目の指揮です。




今年は初めて聞く曲が多くてびっくり。

と言ってもほとんどはシュトラウス一家の曲が中心ですが、なんと!

ワーグナーのローエングリンの第3幕の序曲が!!

すんごいかっこよかったです。

(「ヴェルディ、ワーグナー生誕200年」と言うことなんでですが、ウィーンのニュー・イヤー・コンサートでワグナー・・・時代を感じます!)

そのほかにもヴェルディのドン・カルロが入っていました。


シュトラウス家の曲もこれまで聞いたことのない、次男のヨーゼフ・シュトラウスの曲がたくさん。

というのも、観客席の中にヨーゼフの90歳のひ孫が来ていたとかで、画面でも映ってました。
そのせいらしいです。


今回はバックステージが映っていて、下がってきたメストさんが汗を拭いたり、水をごくごく飲んだりするシーンが見られたりして、それも珍しかったです。

あと、「エルンストの思い出」でメストさんが楽団員にいろいろぬいぐるみを渡していたのはなんだったのかな?

コントラバスに象、チェロに白鳥・・・で、「動物の謝肉祭?」と思ってたけど、ピッコロにハエ叩き、ヴァイオリンにお玉、指揮者にシェフの帽子・・・

「エルンストの思い出」は「ベネチアの謝肉祭」とも呼ばれていますから、なんか、その関連?
ちょっと謎だったけど、楽しいイベントでした♪


いつか、最後のラデツキー行進曲で、メストさんに振り替えられて、指揮されて、力いっぱい手拍子したい!!! です!!!

新年からそんな夢を見てる私でした・・・


Hobbit -An unexpected journey- ホビット 思いがけない冒険 その7  リベンデールへ・・・

2013-01-05 | Hobbit
昨年よりひきづっておりまする、映画「Hobbit ホビット」のレビューですが、その7回目となりました。

コメント欄で、「よくセリフとか場面の子細なことをおぼえてますね」と書いていただきましたが、実はいい加減です・・・。

未だにネットにスクリプト(セリフ)も上がってないようですし、DVDも出ていないので、この老いぼれ耳だけが頼り。

なるべく正確に、を志してはおりますが、もともと耳が悪い。

しかもアッという間に薄れゆく海馬の短期記憶との戦いですので、勘違いとか間違いとかねつ造(?!)とかあるかもしれません。

基本的にセリフは字幕は読まないので、聞き取ったのをこんな感じだったかな?と書いておりますので、もしかして間違ってたら、というか、きっと間違ってますが(断言)(爆)ご容赦くださいませ。

(以下、映画のネタバレだらけです・・・)






さて、ガン爺に「This way, you fools!!」と怒鳴られつつ、岩の陰の穴に飛び込むと、外からはろうろうと谷間に響く懐かしい音。

ああ、そうだよ、あれはエルフの角笛。
どんどんちち、エルフの戦いのテーマもかかって、

ドガドガドガという馬を駆ける音とともに、やっつけられたオークが穴の中に落ちてきます。

そののどから矢じりを抜いたトーリンはさもいやそうに

「Elves!」と言い捨てます。

偶然とはいえ、助けてもらったのにねえ。


岩穴の奥は抜け道になっていて、進んでいくとあの懐かしい音楽が。

映画全編のなかで、この音楽を聴いたとき、鳥肌が立ちました。

懐かしすぎて。

「In common tongue, it's known by another name・・・  RIVENDELL

なんでしょう、Rivendell出身というわけでもないのに、なんだか涙があふれてしまいました。


でもトーリンは「敵に避難させてもらうのか」とぷんぷん怒っております。

ここで「ミスランディア!」とお出迎えが



RotKでもおなじみのエルフ、Bret McKenzie さん演じるところのLindir。

チョイ役のエルフなんですが、ガン爺も「あ~~! リンディア!」と名前で応じてるところを見ると、仲良しなんですね、きっと。

そして、オーク狩りのエルロンド卿もお帰りになりました。

さすがエルフ、エルロンド卿は全く体のサイズもお変わりなく、10年一日のようです。



エルロンド卿がエルフ語でお食事にお誘いくださったのに、エルフ語のわからぬドワーフどもは「馬鹿にしてんのかい!!」などと息巻いてますが、ガン爺が「お食事にお誘いくださったのじゃ!」というと、みんな腹ペコなもんで、「じゃ、ごちそうになりますか」とガラッと態度を和らげます。

でもでも、出された食事には不満一杯。

「Try! Just a mouthful」といわれても

「I don't like leaf food・・・」
「Where's the meat? and chips?」

と、野菜じゃなくて早く肉やポテトフライを出せ、と要求し、エルフの奏でるフルートやハープの音楽には耳に詰め物をする始末。

やれやれ、ドワーフってやつは!



エレボールのマップをエルロンド卿に見せる、見せないで、ガン爺とトーリンはもめますが、ガン爺に諭されて、しぶしぶと(それでもバーリンは止めてたが)見せることにします。

さすが、エルロンドは古代ドワーフ文字まで読めるのですね~

キアス・イシル、Moon Runeは特別な日時の特別な場所の月の光の下でしか読めない文字。

奇跡的にもそれが読めるときに裂け谷にドワーフたちはやってきたのですね~


ドワーフを逃がしたオークをAzogが怒りから投げ飛ばしてワーグたちに食わせちゃうシーンを挟んで、リベンデルでは、ガン爺がエルロンドに連れられて、塔を上っていうと、そこには変わらぬ美しさのガラドリエル様。

そして、ガン爺の後ろからあの声が・・・

ガン爺の「げ!」という顔、そしてその顔を隠して、お世辞笑いしつつ振り向いたところにサルマン・・・


サルマン様も、ご健勝で、ほんとにうれしいです。


そして、白の会議が開始されるのでした・・・


続きます・・・・












今年もよろすく

2013-01-01 | a day of my life
あけましておめでとうございまする。

昨年中は拙ブログをご訪問くださり、ありがとうございました!
コメントをいただいた方には特に深く感謝しておりますです

ことしもどうぞよろしくお願いいたしまする。


去年はホビット騒ぎで暮れてしまい、レビューも最後まで書ききれませんでした。

そんな中、サー・イアン・マッケランが癌の闘病を公表なさり、とても心配です。

なんとしてもガンダルフは、サーにやっていただかないと。


今年は、以前にお話ししてた A song of Ice and Fire シリーズのTVシリーズファーストシーズン A game of thrones がついに日本でも放映されます。

スターチャンネルはうちでは見られないので、jesterは見られる環境で放映されるまでは待ちになると思います。

それともDVDで見ちゃうかなあ…?


今年もまた、jesterが「ゆきてかえりしひび」の中で心に響いたこと、感動したことを中心に、ぽつぽつと記事を更新していきたいと思っておりますので、

は、すみからすみまで、ずずずず~~っと、よろしくお願いたてまつりまする~~