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JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

アンテナエレベータのスチールワイヤーを交換

2018年05月26日 | 空中線

 アンテナエレベータを吊り下げているスチールワイヤーは 2003年 3月にタワーを建設して以降一度も交換してなく、グリスアップ等のメンテナンスは比較的まめに行っているものの 15年も経過していること、昨年ステンレスワイヤーを。
 交換用のワイヤーは昨年からステンレスのものを用意していましたが、交換に際してはタワーの一番上まで登らなければならず、思い付きが悪くてズルズルと日が経っていました。

 無線仲間で本職の電気工事屋さんがおり、この強力な助っ人へ作業支援をお願いして本日やっとアンテナエレベータのスチールワイヤーを交換する運びとなった次第であります。

 ワイヤー交換に際しては、(旧) ワイヤーの端に (新) ワイヤーを繋いで (旧) ワイヤーをそのまま抜いて行く手順を考えていました。しかしながら、タワー頭頂部と途中に3個の滑車があり、この滑車部分に新・旧ワイヤーの繋いだ部分が引っかかることも予想されます。
 強力な助っ人にタワーに登ってもらって滑車部分の繰り出し状態の確認をしながら、万が一引っかかった時はなおしてもらうことしました。幸いなことに1カ所に一度引っかかっただけで、スムーズに(旧)ワイヤーの引き抜きができて、短時間で無事交換することができました。

 交換した (旧)スチールワイヤー

 グリスの全くついていないきれいな部分はワイヤーの余長で、ドラムに巻きこんでいた部分です。15年も経過していますが、ワイヤーにほつれは全く無く、グリスもほぼ全体に行き渡っているように見えます。

 よくみると一部グリス切れで赤錆の出ている部分があります。この メンテナンス手順 ではグリスアップ不十分なところがあったようです。

 赤錆の発生している部分を更に拡大したものが上の写真です。少しグリス切れ状態になっていますが、酷い赤錆の発生では無く、ほつれは全く発生していません。

 交換したワイヤーは今まで使っていたスチールではなく、ステンレス製なのでグリスは不要で、錆の発生もありませんが、ほつれの発生が無くても一定期間経過したら交換が必要だそうで、気を付けておかなければなりません。


 

 

 

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