コントロールボックスの各入出力ラインへフェライトコアも入れて1kW出力における異常なRFの回り込みも無いことが確認できました。
また、ディジタル通信用の各アプリ(MM-SSTV、MM-VARI、EasyPAL他)の出力レベルも設定しなおした他、マイクアンプ出力とのレベル合せも完了して、実戦モードで使用可能となりました。
従来使っていたPC~トランシーバインタフェースは、PC出力とマイクアンプ出力を単純に切り替えていましたが、今回は下図のようにR1・R2による抵抗回路のミキシング方式とし、PCのサウンドカードからの信号出力時は、リレー接点(rl)でマイクアンプ出力を短絡して出力を抑える方式としています。
抵抗回路のミキシング方式を採用したので、マイク系信号のインタフェース通過ロスが増え、マイクアンプの出力レベルがPCインタフェースを通らないスルー設定と、PC-インタフェース通過時においてレベル差がでないよう小さなアッテネータをスルー設定時に入れるよう回路修正を行いました。この方式は、マイク信号カット時の雑音発生も無くうまく動いてくれており、また、「スルー」モードおよび「PC-インタフェース使用」モードにおけるマイク出力レベルが同じになってMark-5本体のマイクゲインをモードによって合せなおす必要がなくなりました。
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