各エレメントは、図面どおりの寸法で仕上げていますが、SWR 最良点は、少し低い周波数になっています。しかしながら、全体に SWR 値が低いため、バンド内そこそこに収まっています。
気になっていた、318-40 ( 7MHz~28MHz、写真 上段 ) への干渉もほとんど影響無いようで、今夕のヨーロッパ方面のショートパスにおいても 14MHz、21MHz の CW / Phone で結構強い信号で受信できています。
AFA-30 ( 10MHz 、写真 下段 ) の方は、W の CW 信号が聞こえていましたが、アンテナは、ヨーロッパ向きに回していたため、本当の信号の強さは判りません。まずは、明日の朝試験運用してみれば、本当の調子が判るかなと思います。
周波数特性等は、明日以降測定してみようと思っています。 SWR がそこそこに収まっているので、最良点の補正はアンテナを降ろしたときに、ついでに実施してみます。 1cm ほど縮めると良さそうです。
今日も凡ミスをまた一つやってしまいました。
AFA-30 が仕上がって SWR をみてみると、同調点が全く見えず SWR も高いままです。
同軸ケーブル→バラン→エレメントと調べて行く内に、応援に来てもらっていた先輩が、給電点のビスが短絡しているようだと異常個所を発見。
給電点を分解して調べると、ビスにセットするスペーサーの挿入箇所を誤っていて、ビスの頭が飛び出ていてクロスマウントの所で短絡していました。結果、バラン出力を短絡ですから、SWR が下がらない状態になっていたようです。
直ちに組みなおして、SWR を測定すると、どんぴしゃ下がっています。ようやく OK です。定位置までアンテナを巻き上げて作業完了となりました。
原因箇所が判明するまでは、50Ω の終端抵抗を同軸ケーブル端へ入れてみたり、バランの出力端子へつけてみたり、はたまた、エレメントに SWR 計を直結してみたり、大変な作業でした。Hi.