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みそ汁研究家

2009年05月31日 | ムサシ
1 今年の春はわが家の庭に,水仙やチュ-リップ,ヒヤシンスその他沢山花が咲いて,念願の花屋敷になった。写真も沢山撮影したので,来年は事務所に飾ることができそうである。庭の花を切って,何度も事務所の花瓶に飾ったりした。何んだか嬉しくなり,来年に向けて更に一層庭作りの工夫をする気になっている。ところで今年は野菜の栽培も頑張っている。

2 私は最近みそ汁に凝っている。毎夜の帰宅後に熱心にみそ汁を作る。我ながらみそ汁の味には自信があるのである。今減量対策として低カロリ-のつまみを研究しているが,みそ汁をつまみ代わりに一杯飲むというのも,意外な名案であることを発見した。みそ汁を少し飲んで,残りを翌日の三食のおかずにする。みそ汁を飲み過ぎて病気になる心配はあるのだろうか。塩分過多による高血圧の心配がありそうであるが,その点は3か月ごとに行なっている血液検査などでチェックできるだろう。そのみそ汁の具にする野菜を少し自分で栽培しようという魂胆である。最近の私は「みそ汁研究家」なのである。

3 庭には犬がいて,あちこちにおしっこをする。いかに愛犬であるとはいえ,犬のおしっこがかかっているおそれのある野菜を食べる勇気はない。そこでプランタ-を活用することになる。
(1)まずネギであるが,買って来て食べた各種のネギの根を全てプランタ-に植えることにした。みそ汁にも使えるが,日本ソバやソ-メン,冷や奴などの薬味として活用できる。
(2)カイワレ大根のみそ汁もおいしい。一般にみそ汁にはできるだけ豆腐を併せ活用する。プランタ-の短い方の縦一列だけ,カイワレ大根の種を撒くと約2週間で収穫となる。毎週一列ずつ種を撒いてゆくと,毎週1回カイワレ大根のみそ汁を味わうことができることになる。名案というべきであろう。最近妻が私に無断で「窃取」して,野菜サラダに利用していることが判明した。
(3)その他に,ニラ,春菊,ミツバ,セリなどを栽培している。セリは買ってきた10束くらいの根を植えている。実験としてセリのプランタ-には毎日セッセと水遣りをしている。おそらくセリは水が好きだと思うからである。
(4)これはみそ汁にはならないが,今年も昨年と同じように,レタスとサニ-レタスを3本ずつプランタ-に栽培している。毎日2枚程度葉をもいで,自分で工夫した自作で自慢の酢みそで食べるのである。そのうち昨年のように紋黄蝶の幼虫が,これらの葉の上でタコ踊りをする日がやってくるに違いない。蝶の幼虫を退治してしまうか,レタスとサニ-レタスを蝶の幼虫の餌に提供するかは案外悩むところである。昨年は結局一部食べた残りが蝶の幼虫の餌になってしまったが,少し後悔した。今年は心を鬼にして幼虫を退治してしまおうか知らん。それとも6本の苗の内1本だけを餌に提供しようかな。いずれ近く悩む日が来るだろう。これも妻が勝手にもいで使っている。
(5)アスパラガスは以前からあるが,数が少ないので,今年は苗を沢山買ってきた。絹サヤと空豆とミョウガを植えた。またフキの根を買ってきて植えた。来年はふきのとうのテンプラを食べるのだ。私がシイタケの原木を買おうとして,夫婦でもめて中止したが,やはり来年は買うことにしようと思っている。

4 少し前にテレビでおいしいアサリのみそ汁の作り方を放送したので,ビデオに録画しレジュメに纏めて,そのとおり作ってみた。ダシの素とこんぶと料理用日本酒を使い,みそは薄味にするという本格的なものである。すごく美味しい。日本酒を使うとコハク酸が増えて味がよくなるということである。余りみそ汁を好まない妻も,これは美味しいと言った。わが事務所は月1回昼食会を行っており,行列ができるお気に入りの店に行くことがある。その店はアサリの潮汁が好評なのであるが,先日妻とその店に行き「どうだ!」と言った。私のアサリのみそ汁と食べ比べさせたのである。妻は私のみそ汁に軍配を挙げた。最近の工夫として2週間に1回アサリのみそ汁を作ることになり,弁当に持参することにした。「アサリのみそ汁屋」を始めると,行列ができそうな気がする。

5 健康のためにできるだけ豆腐とわかめのみそ汁を食べている。できるだけキノコを入れる。また冷蔵庫で腐りかけの野菜の処理方法としてもみそ汁(と野菜イタメ)が活躍している。

6 最近は,朝犬の散歩から帰ると,毎日のように軍手をはめビニ-ル袋と剪定ばさみを持って庭に出る。ほんの5分ほど,草取りや水撒きや,野菜の状況の観察などをし,時に剪定し,庭の花を切って事務所に持参する。庭の雑草も減り,チョコマカ主義が成果を挙げている。(ムサシ)