日本裁判官ネットワークブログ
日本裁判官ネットワークのブログです。
ホームページhttp://www.j-j-n.com/も御覧下さい。
 



このブログは、日本裁判官ネットワークという司法改革について発言する現職裁判官メンバーと、元裁判官サポーターによる共同執筆です。投稿は各個人の見解であり、日本裁判官ネットワークという団体の公式見解などではありません。メンバーもサポーターも、種々多忙なため、なかなかうまく更新できませんが、どうか長い目で見てください。今後ともよろしくお願いします。



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gooブログの仕様変更により、広告が表示されるようになりました。ブログ記事の内容との関連性から、弁護士事務所の広告等が表示されるようです。申すまでも無いと思いますが、これは日本裁判官ネットワークとして選定した広告が掲載されているわけではありません。広告に表示された法律事務所を当ネットワークが推奨しているなどと言うことはありません。どうぞご理解ください。



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 前掲の案内文が見づらい状態だったので、再度掲載し直します。小林克美

 今回の例会の第1部では、JJNメンバー竹内浩史裁判官(津地方裁判所部総括)が、著書「裁判官の良心とはなにか(裁判官とは何か)」を出版したことを記念して講演を行います。

第2部では、JJN創立25周年に当たり、これまでの歩みを概観し、竹内講演を踏まえて、JJNの今後の活動の工夫を提案します。

なお、すでにお知らせしましたように、JJNの原始メンバーであり、中心的役割を果たしてきた安原浩さん(20期・昭和18年生)は、2年ほど前に脳梗塞を発症し、闘病中でしたが、去る4月29日に亡くなられました。在りし日の安原さんを偲ぶ会を、第2部において行ないます。

第3部は久々のパーティーです。

開催要領

日時 令和6(2024)年7月27日(土曜日)13時から19時ころまで

場所 サニーストンホテル別館3階「富士の間」 TEL 06-6386-0001

大阪メトロ御堂筋線「江坂」駅の南端(梅田側)出口から南東へ約200m

会費 パーティー参加者は3000円(法曹は6000円)

パーティー不参加者は会場費カンパ(1000円以下)をお願いします。オンライン参加者はカンパ送金不要です。

 第1部  13時から15時ころまで、竹内裁判官の講演と質疑応答

竹内裁判官の著書は、LABOから本年5月末に刊行されました。同裁判官が母校時習館高校(豊橋市)の創立130周年記念行事において講演した内容を基にしています。憲法76条3項(すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される)の「良心」とは何であるか、そして裁判官がその「良心」従って職責を果たすことが司法の根幹であることを語り、質疑応答をします。

第2部 15時ころから17時まで、JJN25周年を迎えて、報告と討論

JJNサポーター小林克美が、JJNの25年の歩みを概観したうえ、現役裁判官たちの良心に基づく裁判を支援するため、JJNの今後の活動方法を提案し、JJNメンバー、サポーター及び参加者から意見を聴きたいと思います。そしてJJNの原始メンバーであり、JJNの行く末を最後まで心配していた安原さんへ、JJNの新たな方向と決意を報告し、ともに安原さんの思い出を語り合いたいと思います。

JJNは来る9月をもって設立25周年を迎えます。これまでは「開かれた司法の実現と司法機能の強化」をめざして、シンポジウムの開催や出版を中心とした活動を行ってきましたが、25年を経て、メンバー(現職裁判官)の減少とサポーター(元裁判官)の高齢化により、これまでのような活動を行う力量がなくなりました。今回の企画がおそらく最後の集会になるかと思います。

他方、裁判所部内の官僚化が進んでいる現状をみるとき、現職裁判官が良心に従って職権を行使することの障害は、増えこそすれ減ることはないと危惧されます。JJNとしては、従前のような活動ができなくても、社会に浸透したWeb網を活用し、元裁判官らのメーリングリストと、ファンクラブなど市民のメーリングリストを使った連携により、ZoomやYouTubeを利用した「裁判官の良心プラットフォーム」を立ち上げ、現職裁判官を支援する活動ができるのではないかと考えています。

第3部 17時ころから19時まで、同ホテル本館2階「鷹の間」で立食パーティー

コロナ禍のために長年できなかった立食パーティーを、久々に行います。

 

参加方法 事前の予約が必要です。お知り合いの裁判官ネットワーク・メンバー、サポーター、ファンクラブ会員又は小林克美(ja9aev@gmail.com)宛てに口頭又はメールで参加希望をお伝えくださるようお願いいたします。

第1部と第2部は、リモート参加(zoom)ができるよう準備します。

オンライン参加方法(検討中)

  7月26日18時までに、下記へメールで申し込んで下さい。zoomミーティングに参加する方法などをメールで返信します。

 メールアドレス  ja9aev@gmail.com 

 (最初の文字は i ではなく j です。)

オンライン参加の場合、会場参加者の発言が聞き取りにくいことがありますが、ご了承ください。

以上  JJNサポーター 小林克美 090-6061-0830

 

 

 



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日本裁判官ネットワーク(JJN)の企画・今月27日(土)サニーストーンホテルでの例会の会議室を下記のとおり入れ替えました。

13時から17時間での第1部、第2部

 富士の間 別館3階 本館フロントから見て江坂駅方向の別館2階レストランの上

17時から19時の第3部パーティー 

 鷹の間  本館2階 フロントの真上

 

仲戸川隆人さん(JJN原始メンバー・現サポーター)の訃報

仲戸川隆人さんが、7月16日に亡くなられたという訃報が、千葉県弁護士会から流されました。死亡の詳しい経緯はまだ分かりません。6月20日JJN準備会のzoomミーティングには元気な姿を見せていたので、それから1ヶ月以内に亡くなられたことが信じられません。

7月27日の例会には、仲戸川さんを偲ぶ会も合わせて行う予定です。

仲戸川さんは昭和23年4月生、神奈川県立湘南高校から東大を経て、昭和49年4月に裁判官に任官。JJNの原始メンバー。平成24年に依願退官し、千葉県弁護士会所属の弁護士であり、7月27日の例会には上阪の予定でした。

以上、JJNサポーター 小林克美



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日本裁判官ネットワーク(JJN)主催

令和6(2024)年7月27日の例会をご案内します。

  今回の例会の第1部では、JJNメンバー竹内浩史裁判官(津地方裁判所部総括)が、著書「裁判官の良心とはなにか(裁判官とは何か)」を出版したことを記念して講演を行います。

第2部では、JJN創立25周年に当たり、これまでの歩みを概観し、竹内講演を踏まえて、JJNの今後の活動の工夫を提案します。

なお、すでにお知らせしましたように、JJNの原始メンバーであり、中心的役割を果たしてきた安原浩さん(20期・昭和18年生)は、2年ほど前に脳梗塞を発症し、闘病中でしたが、去る4月29日に亡くなられました。在りし日の安原さんを偲ぶ会を、第2部において行ないます。

第3部は久々のパーティーです。

開催要領

日時 令和6(2024)年7月27日(土曜日)13時から19時ころまで

場所 サニーストンホテル2階「鷹の間」 TEL 06-6386-0001

大阪メトロ御堂筋線「江坂」駅の南端(梅田側)出口から南東へ約100m

会費 パーティー参加者は3000円(法曹は6000円)

パーティー不参加者は会場費カンパ(1000円以下)をお願いします。

 第1部  13時から15時ころまで、竹内裁判官の講演と質疑応答

竹内裁判官の著書は、LABOから本年5月末に刊行されました。同裁判官が母校時習館高校(豊橋市)の創立130周年記念行事において講演した内容を基にしています。憲法76条3項(すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される)の「良心」とは何であるか、そして裁判官がその「良心」従って職責を果たすことが司法の根幹であることを語り、質疑応答をします。

第2部 15時ころから17時まで、JJN25周年を迎えて、報告と討論

JJNサポーター小林克美が、JJNの25年の歩みを概観したうえ、現役裁判官たちの良心に基づく裁判を支援するため、JJNの今後の活動方法を提案し、JJNメンバー、サポーター及び参加者から意見を聴きたいと思います。そしてJJNの原始メンバーであり、JJNの行く末を最後まで心配していた安原さんへ、JJNの新たな方向と決意を報告し、ともに安原さんの思い出を語り合いたいと思います。

JJNは来る9月をもって設立25周年を迎えます。これまでは「開かれた司法の実現と司法機能の強化」をめざして、シンポジウムの開催や出版を中心とした活動を行ってきましたが、25年を経て、メンバー(現職裁判官)の減少とサポーター(元裁判官)の高齢化により、これまでのような活動を行う力量がなくなりました。今回の企画がおそらく最後の集会になるかと思います。

他方、裁判所部内の官僚化が進んでいる現状をみるとき、現職裁判官が良心に従って職権を行使することの障害は、増えこそすれ減ることはないと危惧されます。JJNとしては、従前のような活動ができなくても、社会に浸透したWeb網を活用し、元裁判官らのメーリングリストと、ファンクラブなど市民のメーリングリストを使った連携により、ZoomやYouTubeを利用した「裁判官の良心プラットフォーム」を立ち上げ、現職裁判官を支援する活動ができるのではないかと考えています。

第3部 17時ころから19時まで、同ホテル「竹の間」で立食パーティー

コロナ禍のために長年できなかった立食パーティーを、久々に行います。

 

参加方法 事前の予約が必要です。お知り合いの裁判官ネットワーク・メンバー、サポーター、ファンクラブ会員又は小林克美(ja9aev@gmail.com)宛てに口頭又はメールで参加希望をお伝えくださるようお願いいたします。

第1部と第2部は、リモート参加(zoom)ができるよう準備します。

オンライン参加方法(検討中)

  7月26日18時までに、下記へメールで申し込んで下さい。zoomミーティングに参加する方法などをメールで返信します。

 メールアドレス  ja9aev@gmail.com 

 (最初の文字は i ではなく j です。)

オンライン参加の場合、会場参加者の発言が聞き取りにくいことがありますが、ご了承ください。

以上  JJNサポーター 小林克美

 



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津地裁の竹内裁判官が母校で「裁判官の良心とは」という演題で講演をされており、その様子がYoutubeで公開されています。

https://jishu-dosokai.sakura.ne.jp/j130th/movie

大変、興味深く拝見しました。

裁判官の良心というテーマについては、私は以前から関心がありました。

それは、私が「簡易裁判所判事」という特殊な職種で仕事をしていることに由来するのかもしれません。もちろん、簡易裁判所判事も他の判事、判事補と同様「裁判官」であることに違いがないのですが、やはりその任命資格や選考方式には大きな違いがあり、私は常に「裁判官らしく」あらねばと思いながら、もう随分と長い間この仕事をしてきました。

「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される」(憲法76条3項)

ここにいう「良心」とは何かについて、主観説と客観説の対立があると学生時代に憲法の講義で習った記憶は微かにありますが、私は正直なところ、今もよくわかっていません。ただ、この良心が「裁判官としての良心」であって、この職業を離れた個人的なものではないことは、この条文の位置や前後の文脈から何となく理解できます。

そうすると「裁判官」という職業とは何か、その良心とはいかなるものかを考えざるを得ないわけですが、これがなかなか難物です。裁判官の良心をわかりやすく説明してくれる文献がないものか、自分は裁判官自身の書かれたものが一番、参考になるのではないかと思って、いろいろと探して読んでみたり、裁判官倫理に関する本を読んだりしてみたのですが、どうもしっくりきません。この条文は、アメリカ由来のものなので、アメリカでは、どうなっているのかと思って検索してみたところ、「新任裁判官のための十戒」というものがあって、これは意外とわかりやすいので、私は毎年、期日簿の裏表紙に張り付けています。

https://www.law.tohoku.ac.jp/lawschool/lawmm/vol9.html

結局、この「裁判官の良心」という言葉の「良心」はともかく、「裁判官の」という限定語句が「客観的」かどうかという点が問題ではないかと思います。実は「客観的」といいながら、それを可視化したものはなく、なんとなく、それぞれの裁判官自身が勝手に作り上げた「裁判官」像こそが「客観的」であると多くの人が思っていて、しかも、そのことを公に口に出して議論しない風潮が、これまた「裁判官らしい」「裁判官の良心」とされているように思います。

最近、IT化に伴い、私の前職であった裁判所書記官の職務内容が大きく影響を受けるようで、組織として「裁判所書記官とは何か」を議論するよう求められたことがありました。私は、職場でのその議論を聞きながら、じゃあ「裁判官とは何か」をずっと考えておりました。

いつの間にか、そうした青臭い議論は遠ざけられ、日々の事件をどううまく処理するか、難しい案件をどう判断したか、判決書をどう書くか、裁判所組織全体はどうか、未済事件数はどうかなどといったことばかりが議論されるようになっているのではないかと思います。そうした問題も大変重要な問題でしょうが、それと同様に、裁判官とは何かは議論に値する重要な問題ではないでしょうか。

私は、憲法がわざわざ、裁判官の職務執行において「良心」ということを持ち出したのは、その権限の大きさ(法律はもちろん、憲法の解釈権まで付与されている)、そしてその責任の重大さから、常に自分は何ものであるかを、その良心とは何かを日々の仕事をしながら考えなさいと言っているように思います。

警察官には警察官の良心が、検察官には検察官の良心が、弁護士には弁護士の良心があって、当然、日々、その良心に従って職務に励まれていると思います。ですから、憲法がわざわざ裁判官の職務執行に関して、「良心」というものを注記したのは、そうした他の職種とは異なる面(裁判官の独立や身分保障)があるからであり、職務を行うにあたっては、常にそのことを意識せよと言っているのではないかと思うわけです。

自分自身が何者か、そして、他とはどう違うのか、そうしたことは、その職種にある人たちが一番、考えて議論し続けていく必要がある、日々の自分たちの仕事を振り返り、その中で実際の経験から具体的に「裁判官の良心」というのは、こういうものなのだということを明らかにしていく、そして、それを語り継いでいく。また、それを公にすることが大事だと思います。

司法制度改革による法曹人口の増加にもかかわらず、判事補の定員は埋まらず、裁判所は優秀な人材の獲得に苦労しているようですし、せっかく任官しても早々に別の道に進まれる方も大勢おられます。それは、よくよく考えてみると、この「裁判官とは何か」という本質的な議論を避けてきた結果ではないかという気もするのです。給与や待遇、執務環境で四大に張り合ってみても仕方がないし、また、そんなことでこの職を選ぶのもどうなんだろうと私は思います。

価値観が多様化し、人口減少に伴う社会・経済の縮小、様々な問題を抱えた社会において、裁判官が下す一つ一つの判断は、まさに水面に落ちる小石が作り出す波紋のように広がり、社会を変えていくことになる、これは確か、日本裁判官ネットワークの中心メンバーであった浅見元裁判官の言葉だったと思います。そうした職責を担う裁判官とは何者なのか、それはその職責を担ってきた元裁判官や、今現に、その職責を果たしすべく日々努力している現職の裁判官こそが議論し、それを一般市民にも訴え、理解してもらう。そして、理解した市民がそれをサポーターとして支える。それこそが、日本裁判官ネットワークの果たしてきた役割であったと私は思います。

メンバーの高齢化と減少により、現職の方もほとんどおらず、活動が縮小、停滞していくことは残念ではありますが、今はネット環境も整い、裁判事務もIT化される時代です。現実に集まることはできなくても、Zoom会議などで、現職や元職の裁判官が、今まさに問題になっている様々な事象を議論し、その意見を公にしたり、サポーターの市民たちがそれを支えるという活動を続けることには大きな意義があると思います。

私としては、多少なりとも、そうした「青臭い」議論をされるOBのかたのお話を、ごまめのような立場で聞く貴重な機会が持てることは幸せなことであると思っています。



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大阪府下に対する緊急事態宣言の延長により、6月12日に会場として予定していた大阪市立大学文化交流センターの閉鎖も継続され、使用することができなくなりました。

別の小さな民間会場を借りて講演会・祝賀会は行いますが、参加方法はオンライン参加に限定させていたただきます。緊急事態宣言下での講演会・祝賀会ですので、ご了解ください。

日時 令和3年6月12日(土)14時から17時

参加方法 6月10日(木)22時までに、下記のメールアドレスへ、「講演会・祝賀会にオンライン参加を希望する」旨のメールを届けてください。

 メールアドレス  ja9aev@nifty.com 

6月11日(金)のうちに、参加希望者を登録するためのURL(青色の長い文字列)が届きますので、そのURLをクリックし、質問に答えて登録してください。

 登録が完了すると、講演会・祝賀会に参加する方法を記したメールが自動送信されますので、そのメール中の「参加する」をクリックして参加してください。

 6月12日13時30分以前に「参加する」をクリックしても参加はできません。

                     文責 小林克美

 

 



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近づいています。実施方法が固まりました。

6月企画「見平准教授&イマドキの裁判」                 日本裁判官ネットワーク 

 現職裁判官で構成する日本裁判官ネットワークでは,「見平准教授&イマドキの裁判」と題して,誰でも参加できる6

月の企画を開催します。前回に続くお知らせです。実施方法が固まりましたので,ご注意下さい。

コロナ禍で,何かと一所に集まりにくいご時世ではありますが,オンラインを使って奮ってご参加

ください。司法のIT化時代にはぴったりの参加方法です。

 

日時 令和3年6月12日14時~17時

場所・方法 大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)の大ホール+オンライン参加

       ~主催者側のみ大ホールに集まり,参加者の皆さんには原則としてオンライン参加(

        ZOOM会議)をお願いします。コロナ対策の関係です。参加希望者は,予めZO

        OMをインストールしておいていただくようお願いします。

 

内容 第1部(14時~15時30分)

       見平典京都大学大学院人間・環境学研究科准教授の講演

       「連邦裁判所判事の任命とアメリカ合衆国司法

                 ~日本の司法と比較して」(仮題)

   第2部(15時30分~17時)

       岩波ブックレット「裁判官だから書ける イマドキの裁判」出版記念会

       ~豪華ゲストが集う予定。乞うご期待!!

        飲食を伴う会は予定していません。

参加費  なし

参加方法 お知り合いの裁判官ネットワーク・メンバー,サポーター,ファンクラブ会員又は小林克美

     (ja9aev@nifty.com)宛てに口頭又はメールで参加希望をお伝えください。後日参加方法をメールします。

     当日参加は無理だけど,ビデオメッセージなら送れるという方も上記の要領でご連絡下さい。是非お願い

     します。



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6月企画「見平准教授&イマドキの裁判」                 日本裁判官ネットワーク 

 現職裁判官で構成する日本裁判官ネットワークでは,「見平准教授&イマドキの裁判」と題して,誰でも参加できる6

月の企画を開催します。コロナ禍で,何かと一所に集まりにくいご時世ではありますが,リモートを使って奮ってご参加

ください。司法のIT化時代にはぴったりの参加方法です。

 

日時 令和3年6月12日14時~17時

場所・方法 ①大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)の大ホール(定員120名)+リモート参加

   ②リモート参加のみ

      ~新型コロナの感染再拡大の状況を検討し,①方式か②方式かを4月末に決定します。

内容 第1部(14時~15時30分)

       見平典京都大学大学院人間・環境学研究科准教授の講演

       「連邦裁判所判事の任命とアメリカ合衆国司法

                 ~日本の司法と比較して」(仮題)

   第2部(15時30分~17時)

       岩波ブックレット「裁判官だから書ける イマドキの裁判」出版記念会

       ~豪華ゲストが集う予定。乞うご期待!!

        飲食を伴う会は予定していません。

参加費  なし

参加方法 お知り合いの裁判官ネットワーク・メンバー,サポーター,ファンクラブ会員又は小林克美

     (ja9aev@nifty.com)宛てに口頭又はメールで参加希望をお伝えください。後日参加方法をメールします。



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令和2年司法十大ニュース

  ~日本裁判官ネットワークが選びました。一年を振り返ってみて下さい。

1位 新型コロナウイルス対策で裁判所も休廷等の対応(3月~)

2位 最高裁,袴田事件で東京高裁の再審不可決定を破棄差戻(12月)

3位 黒川検事長問題発生(検察官の定年延長のための検察庁法改正問題,賭けマージャンによる辞職等。ツイッターデモも発生)(1月~5月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4位 湖東病院事件(西山事件),再審無罪確定。事件性も立証されていないとした。(3月)

5位 大阪地裁 大飯原発3,4号機の設置許可処分取消判決(12月)

6位 最高裁 夫婦別姓事件を大法廷に回付(12月)

7位 日本裁判官ネットワークの「裁判官だから書ける イマドキの裁判」発刊(12月)

8位 民事裁判で,IT化のフェーズ1(ウエブ会議による審理)始まる。(2月~)

9位 最高裁 非正規労働者と正規労働者とを比べて,労働条件に不合理な相違があるかについての判決(10月 賞与・退職金の事例で認めず,年末年始勤務手当,夏期冬期休暇等の事例では認める。)

10位 SBS(乳児ゆさぶり症候群)の無罪判決続く(東京地裁立川支部(2月),大阪地裁(3月,12月),大阪高裁(2月),岐阜地裁(9月))

 

(番外)・・今年は重要なニュースが多かったかもしれませんね。

・昨年末のゴーン逃走事件の余波続く。弁護人事務所に捜索差押(1月)等。

・熊本地裁 菊池事件でハンセン病特別法廷は違憲との判決。請求は棄却。(2月)

・横浜地裁 相模原事件(19人殺害)で死刑判決(3月)

・大阪地裁 森友文書の不開示は悪質として,国に33万円の賠償判決(6月)

・ミネルヴァ法律事務所の破産(6月)

・最高裁 富山の実習生殺害事件で違法捜査を理由に殺人容疑での勾留を認めなかった富山簡裁の判断を維持(逮捕状なしで6日間ホテルに宿泊させた事案。6月)

・東京高裁 裁判官の国民審査「在外投票不可」違憲判決。賠償請求は棄却した。(6月)

・最高裁 ふるさと納税事件で,泉佐野市が逆転勝訴(6月)

・最高裁 ツイッターの自動裁断(トリミング)で撮影者名が消えるリツイート(転載)画面について,著作者の氏名表示権を侵害したと判断(7月)

・広島地裁 黒い雨が降った援護対象区域外でも被爆者と認め,原告84名全員に被爆者健康手帳交付を命じる。(7月)。

・最高裁 岡口裁判官に2度目の戒告(8月)

・学術会議問題発生 任命拒否された候補者6人のうち3人が法学者(憲法,行政法,刑法)(9月)

・最高裁 タトゥーは医療行為に当たらないとして無罪の判決(9月)

・法制審 少年法改正,18歳,19歳厳罰化へ。ただし,適用年齢引き下げは回避。(10月)

・最高裁 2019年参議院選挙合憲判決。ただし,条件付き合憲(1人)の意見,違憲状態(1人)の意見,違憲(3人)の反対意見も付された。(11月)

・大阪地裁 旧優生保護法による強制不妊違憲判決(除斥期間により請求は棄却。11月)

・最高裁 アスベスト訴訟で,労働安全衛生法上の労働者にあたらない「一人親方」と呼ばれる個人事業主についても救済を維持(12月)

 

(海外)

・各国で,新型コロナウイルス対策で裁判所も休廷等の対応(2月~)

・アメリカ合衆国連邦最高裁ギンズバーグ判事の死去と後任の選任で大議論(9~10月)

・韓国 徴用工判決による差押えが効力を生じる。売却手続へ。(8月)

・韓国 大統領の検事総長への職執行停止2か月の懲戒処分をソウル行政裁判所が執行停止(12月)



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福岡弁護士会所属の弁護士さんが紹介してくれています。

12月11日更新欄です。是非ご覧ください。弁護士さんでも

ブックレットに驚きの部分がいくつもあるのがよくわかります。

https://www.fben.jp/bookcolumn/



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岩波ブックレットとして出版される,日本裁判官ネットワーク編「イマドキの裁判」の表紙が

できました。

岩波のホームページに紹介があります。表紙は,マスクをしたテーミスで,「イマドキの裁判」
を象徴したものとなっています。テーミスはギリシャ神話に登場する「法と正義の女神」です。

https://www.iwanami.co.jp/book/b548837.html

ブックレットの発売日は12月4日,店頭に並ぶのは12月7日頃だと思います。前回の「裁判

のギモン」の姉妹編ですが,前回が入門編だったのに対し,今回は現実の裁判を紹介したいわば実践編で
各分野にわたって「イマドキ」の裁判が紹介され,とても興味深いものになっています。
おそらく類書はないもので,裁判官ならではの本だと思います。法曹を目指す学生,法科大
学院生にも是非読んでほしいと思っています。

ネットやSNSを通じて拡散できる人はお願いします。



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岩波の12月新刊案内(ブックレット)に日本裁判官
ネットワーク編「イマドキの裁判」が出ました。
https://www.iwanami.co.jp/files/annai/202012.pdf
12月4日の発売予定です。現在の社会の動きを象徴る裁判等を紹介しています。前作の「裁判のギモン」よりもさらに面白く,かつ,学べるようになっています。ネットやSNSを通じて拡散していただけると幸いです。


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日本裁判官ネットワーク(JJN)より

令和2年4月25日の企画&26日の総会・延期のお知らせ

 新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議は4月1日、爆発的な患者増加が起こる可能性がある地域として、大阪府と兵庫県も指定しました。そして同月7日、政府は大阪府と兵庫県にも非常事態宣言を発しました。

 4月25日の「見平 典先生の講演会」等の企画については、立食パーティーを止めることを3月20日に決断しておりましたが、4月に入ってから感染は大幅に増え、企画会場がある大阪府下では、オーバーシュートの可能性も指摘される事態となり、ついに非常事態宣言に至りましたので、残念ですが、見平先生の講演会自体も含め、今回の企画の全部と総会を延期することにしました。

延期後の実施時期は11月か来年早々を考えています。

改めてご案内を差し上げます。

  令和2年4月10日

日本裁判官ネットワーク

連絡係  小 林 克 美   090-6061-0830  ja9aev5117@i.softbank.jp

 



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講演会とパーティーのご案内

講師  :  見平 典(みひら つかさ) 京都大学准教授 (講師の紹介は後記のとおり)

演題  : 「アメリカ連邦最高裁判事について(日米を比較して)

日時 : 令和2(2020)年4月25日(土)午後2時から7時まで

場所 : 大阪・江坂「第1サニーストン・ホテル」 ℡06-6386-0001

大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」下車、最南端(新大阪寄り)の改札口を出て、左へ約20m先の歩道橋を渡り(左前方にホテルの看板が見える)、階段を降りると約50m先

<日程>

午後2時から4時ころまで 講演と質疑(会場はホテル北館6階「竹の間」) 

午後5時ころから7時まで パーティ (会場はホテル北館7階「松の間」) 

パーティー参加費用:一般3千円、ベテラン法曹1万円 、若手法曹6千円

参加について予約の必要はありませんが、できれば次のアドレス宛にメールで、または次の携帯に留守電で、氏名と所属をご一報くださるとありがたいです。

 JA9AEV5117@i.softbank.jp または JA9AEV @nifty.com(小文字で可)   090-6061-0830  小林克美宛

  

<見平典(みひら つかさ)氏の紹介>

1980年生 専門は憲法学・司法政治学 京都大学大学院人間・環境学研究科総合人間学部准教授

著書「違憲審査制をめぐるポリティクス―現代アメリカ連邦最高裁判所の積極化の背景」(2012年成文堂)が日本法社会学会第14回学会奨励賞(著書部門)を受賞  

「本書は、20世紀中期以降のアメリカ合衆国の憲法過程を政治学的・社会学的に分析することを通して、この時期に連邦最高裁判所による積極的な違憲審査制の運用が現れた背景的要因を解明することを課題とする。」(同書1頁)

 司法政治学とは聞き慣れない言葉ですが、「司法過程に関わる諸アクター(裁判官・弁護士・公選職公務員・省庁・利益集団・メディア・国民など)の行動や相互作用を記述し説明することを任務とする、政治学の1分野である。」(なぜ司法には「国民的基盤」が必要か(見平氏 2017/2/21裁判官制度改革・地域司法計画推進本部勉強会レジュメより)                                                               

  朝日新聞でも「(憲法を考える)憲法の価値を守るもの」というテーマで、見平氏とジャンマルク・ソヴェ氏(仏国務院副院長)のインタビューが掲載されました(2016年12月2日朝刊)。

    見平氏は、「違憲審査、市民の声が後押し」という見出しで、裁判所が違憲審査を行うためには、「実務的資源」「規範的資源」「政治的資源」の三つの基盤が必要としたうえで、政治的資源として市民一人ひとりが果たしうる役割の重要性を指摘されています。

   アメリカとの比較で、日本の最高裁判所・司法の問題点を新鮮な切り口でわかりやすく話していただけることと思います。多くの方の参加をお待ちしています。 

                                      



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