前掲の案内文が見づらい状態だったので、再度掲載し直します。小林克美
今回の例会の第1部では、JJNメンバー竹内浩史裁判官(津地方裁判所部総括)が、著書「裁判官の良心とはなにか(裁判官とは何か)」を出版したことを記念して講演を行います。
第2部では、JJN創立25周年に当たり、これまでの歩みを概観し、竹内講演を踏まえて、JJNの今後の活動の工夫を提案します。
なお、すでにお知らせしましたように、JJNの原始メンバーであり、中心的役割を果たしてきた安原浩さん(20期・昭和18年生)は、2年ほど前に脳梗塞を発症し、闘病中でしたが、去る4月29日に亡くなられました。在りし日の安原さんを偲ぶ会を、第2部において行ないます。
第3部は久々のパーティーです。
開催要領
日時 令和6(2024)年7月27日(土曜日)13時から19時ころまで
場所 サニーストンホテル別館3階「富士の間」 TEL 06-6386-0001
大阪メトロ御堂筋線「江坂」駅の南端(梅田側)出口から南東へ約200m
会費 パーティー参加者は3000円(法曹は6000円)
パーティー不参加者は会場費カンパ(1000円以下)をお願いします。オンライン参加者はカンパ送金不要です。
第1部 13時から15時ころまで、竹内裁判官の講演と質疑応答
竹内裁判官の著書は、LABOから本年5月末に刊行されました。同裁判官が母校時習館高校(豊橋市)の創立130周年記念行事において講演した内容を基にしています。憲法76条3項(すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される)の「良心」とは何であるか、そして裁判官がその「良心」従って職責を果たすことが司法の根幹であることを語り、質疑応答をします。
第2部 15時ころから17時まで、JJN25周年を迎えて、報告と討論
JJNサポーター小林克美が、JJNの25年の歩みを概観したうえ、現役裁判官たちの良心に基づく裁判を支援するため、JJNの今後の活動方法を提案し、JJNメンバー、サポーター及び参加者から意見を聴きたいと思います。そしてJJNの原始メンバーであり、JJNの行く末を最後まで心配していた安原さんへ、JJNの新たな方向と決意を報告し、ともに安原さんの思い出を語り合いたいと思います。
JJNは来る9月をもって設立25周年を迎えます。これまでは「開かれた司法の実現と司法機能の強化」をめざして、シンポジウムの開催や出版を中心とした活動を行ってきましたが、25年を経て、メンバー(現職裁判官)の減少とサポーター(元裁判官)の高齢化により、これまでのような活動を行う力量がなくなりました。今回の企画がおそらく最後の集会になるかと思います。
他方、裁判所部内の官僚化が進んでいる現状をみるとき、現職裁判官が良心に従って職権を行使することの障害は、増えこそすれ減ることはないと危惧されます。JJNとしては、従前のような活動ができなくても、社会に浸透したWeb網を活用し、元裁判官らのメーリングリストと、ファンクラブなど市民のメーリングリストを使った連携により、ZoomやYouTubeを利用した「裁判官の良心プラットフォーム」を立ち上げ、現職裁判官を支援する活動ができるのではないかと考えています。
第3部 17時ころから19時まで、同ホテル本館2階「鷹の間」で立食パーティー
コロナ禍のために長年できなかった立食パーティーを、久々に行います。
参加方法 事前の予約が必要です。お知り合いの裁判官ネットワーク・メンバー、サポーター、ファンクラブ会員又は小林克美(ja9aev@gmail.com)宛てに口頭又はメールで参加希望をお伝えくださるようお願いいたします。
第1部と第2部は、リモート参加(zoom)ができるよう準備します。
オンライン参加方法(検討中)
7月26日18時までに、下記へメールで申し込んで下さい。zoomミーティングに参加する方法などをメールで返信します。
メールアドレス ja9aev@gmail.com
(最初の文字は i ではなく j です。)
オンライン参加の場合、会場参加者の発言が聞き取りにくいことがありますが、ご了承ください。
以上 JJNサポーター 小林克美 090-6061-0830