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東京新聞の今日の朝刊1面からです。
これもアメリカ連邦最高裁らしい判決でしょうか。
5対4の多数意見というところがまた興味深いです。(チェックメイト)
(記事抜粋)
 米連邦最高裁は二日、米政府に対して、自動車から排出される二酸化炭素(CO2)などの規制への取り組みが甘いとして、温暖化対策を見直すよう求める判決を下した。マサチューセッツ州など十二州と十三の環境保護団体が、現行の大気浄化法に基づいた規制を行うよう米環境保護局(EPA)を訴えていた。
 連邦最高裁判事のうち政策見直しを求めたのは五人で、ロバーツ長官ら四人が異議を唱えた。
 判決は、EPAが新車や新型トラックから排出されるCO2やその他の地球温暖化の原因となる排出物の規制を拒んでいることに、筋の通った説明がないと指摘。温暖化対策をめぐる初の最高裁判決となった。

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