先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

弓遊び、伝統食楽しむ ポロトの森でアイヌ文化体験【白老】

2020-09-25 | アイヌ民族関連
室蘭民報 2020.09.24 

クチャ作りを体験する子どもたち
 一般社団法人白老モシリが主催するイオル体験交流事業「森のアイヌ文化体験」が19日、ポロトの森キャンプ場で行われ、弓矢体験や伝統食の試食を通してアイヌ文化への理解を深めた。
 この日の体験には10人が参加。講師はモシリの会の長谷川繁美さんらが務め、初めにアイヌ民族が狩猟などで使ったクチャ(仮小屋)作りを体験した。参加者はイタドリの骨組みにササで屋根をふく作業を行ってアイヌの生活の一端に触れた。
 また、弓とペラアイ(矢)を使った「ク エシノッ」(弓遊び)では、動物に見立てた的を狙ったり、川でのヤマメ捕りにも歓声を上げた。
 昼時には、イナキビご飯やオハウ(汁物)などのアイヌの伝統食も味わい、自然豊かなポロトの森でアイヌ文化の素晴らしさを肌で感じ取っていた。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/18980

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アイヌ民族の民謡歌手ピリカさんの歌声響く  「松村一郎唄まつり」にファンら180人

2020-09-25 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2020/9/24配信
 苫小牧市ゆかりの歌手、松村一郎さん=札幌市在住=がプロデュースする歌謡ショー「松村一郎唄まつり」が20日、苫小牧市文化交流センター(アイビー・プラザ)で開かれた。アイヌ民族で民謡歌手のピリカさんのレコードデビュー45周年を記念した内容のス…
この続き:215文字
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https://www.tomamin.co.jp/article/news/main/29704/

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オスカー像いつかレインボーカラーになる? アカデミー賞が多様性重視へ大改革

2020-09-25 | 先住民族関連
ニューズウィーク 9/24(木) 20:10
社会の価値観が多様化するなか、それを映し出すスクリーンとその晴れの場にも多様性が求められている
8月24日、ベルリン国際映画祭が2021年2月の映画祭からこれまでの「主演女優賞」「主演男優賞」など、2つの性別で分けられていた賞を「主演俳優賞」などで統一することを発表した。女優・男優賞以外の賞は性別で分けているわけではなく、さらに世界の流れは、ジェンダーの多様性を認めるという方向に向いている。【ウォリックあずみ】
また、英語圏でも男女差別をなくそうと「アクター」「アクトレス」と分けずに統一して「アクター」にしようという動きもある。こうした流れを考えれば今回のベルリン映画祭の決定も当然と言えるだろう。今後映画界の多様性への動きはこれから活発になりそうだ。
<アカデミー賞、2024年から受賞資格に多様性が必須に>
ベルリンに負けじと、9月8日には米国アカデミー賞の選考・授与を行っている映画芸術科学アカデミーも、公式サイトを通じて多様性を重視した受賞資格改正案「ACADEMY ESTABLISHES REPRESENTATION AND INCLUSION STANDARDS FOR OSCARS(R) ELIGIBILITY」を発表した。こちらは4年後の2024年から優秀作品賞に適用されるという。
米国アカデミー賞は、通常ベルリン同様毎年2月に授賞式が行われている。それなのになぜベルリンのように来年からすぐできないのか? それは今回の受賞資格改正が作品内容やキャスト問題だけではなく、制作過程にも大きくかかわっているため、その基準を満たす作品がそろうように4年間の猶予が与えられたようだ。
優秀作品賞ノミネート資格の改正内容は、大きく分けて4つの要素から構成されている。
A,「俳優・劇中の描写・映画のテーマについて」
B,「監督・作家・撮影監督等スタッフについて」
C,「インターンシップなど映画産業へのチャンスが開かれているかについて」
D,「マーケティング・広報について」
これら4つの中から2つ以上の条件を満たしていなければならない。ウェブサイトには各要素ごとに詳しく規定がされているのだが、発表後にまず注目を浴びたのは、映画そのものの内容だけでなく製作過程やスタッフにも多様性が求められるようになった点だ。
出演者のみならずあらゆる関係者が対象に
一例を挙げると、A,キャスティング項目では、A-1「最低一人は下記の人種を主人公もしくは主要キャラクターとして起用しなければならない」とある。その人種も細かく記入されており「アジア人、ヒスパニック/ラテンアメリカ系、ブラック/アフリカ系アメリカ人、先住民/ネイティブアメリカン/アラスカの先住民、中東系/北アフリカ人、ネイティブハワイン/または他の太平洋島民、その他少数民族/人種または民族」と決められている。簡単にいうと非白人種の起用が必須となる。
また、A-2では「脇役の30%以上は下記のうち2項目を満たしていなければならない」とし、その条件とは「女性、精神もしくは身体のハンディキャップのある人、LGBTQ+の人、ろうあ者もしくは難聴者・認知症者」であること。
さらにB,「監督・作家・撮影監督等スタッフについて」のB-1では、クリエイティブ部門のリーダー的役職には「以下の人がいなければならない」とされている。その条件は「女性、特定人種(非白人の意味)、LGBTQ+、身体もしくは精神的ハンディキャップがある或いはろうあ者か難聴者」であり、これはC-1「アシスタント/インターンシップ」、D-1「配給マーケティング部門」でも同じ条件での記載があり、今後は出演者だけでなく、制作側もマイノリティーの人たちを起用する必要があることが記されている。
この規定によって、非白人人種やハンディキャップのある人々、女性にはハリウッドと言う舞台への窓が大きく開かれた。
<規定に合わせるために作品が歪む恐れも?>
しかし、今後映画の設定を規定に合わせようとするがために、本来の話からちぐはぐな内容になってしまわないか心配する声もある。時代物や特定の地域で当時そこに住んでいなかった人種を無理やり登場させて、それが素晴らしい映画と言えるのだろうか?
また、秀でた演技にまるでキャラクター生き写しのような女優と出会い、キャスティングしようとしても、その女優が非白人でなかったために諦めなくてはいけない場合「ごめんなさい、あなたは素晴らしいけれど、あなたの肌の色は採用できないの」と彼女に伝えるのだろうか?
さらに、白人と特定人種の両親を持つ俳優やスタッフ希望者がいた場合、その人種は見た目で決められてしまうのだろうか? それはまた逆差別を意味するのではないか?
文化的に誤った演出が少なくなる?
スタッフのLGBTQ+指定も深刻だ。本人の心の問題をどう決定するのだろう。ジェンダーの問題はかなりセンシティブな部分である。家族や世間にカミングアウトしている人もいればそうでない人も多いはずだ。線引きすること自体難しい問題となる。
もちろん、スタッフ側にマイノリティーの人々が採用されると、これまであった文化的に間違った演出などが正されるという利点もある。例えば、アジアが舞台のハリウッド映画で、日中韓(またベトナムやタイ)の文化がごちゃ混ぜに紹介されたシーンはよくあることだったが、アジア人スタッフによって少しはましな演出になるかもしれない。また、多様性により特定の人種や障がい者、セクシャルマイノリティーの人たちに対して誤解を招くようなギャグシーンが減ってくれればと期待している。
<「パラサイト」PD、アカデミー映画博物館の副議長に>
今回はアカデミー作品賞の改正案について紹介したが、アカデミー関連で映画以外にもこんなニュースが報道された。先日、韓国最大の映画制作配給会社CJENTの副会長イ・ミギョン氏が「米国アカデミー映画博物館」取締役会の副議長に選出されたという。
彼女は、今年ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』を米国アカデミー賞4冠に導いた人物であり、授賞式では記念写真に写っていたのでご存じの方もいるだろう。朴槿惠政権下では反体制寄りの文化人としてブラックリストに上がった1人で、そのために2014年韓国から米国に渡り、その後は海外エンターテインメントの場で活躍している。2017年には米国映画芸術科学アカデミー(AMPAS)会員になり、ついに博物館の副議長の一人にも任命された。
ちなみに、この理事会長はネットフリックスの共同CEOであるテッド・サランドス氏が務め、理事陣には、俳優のトム・ハンクス氏やルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ氏などそうそうたるメンバーが名を連ねている。来年4月(日本時間5月)開館記念にはなんと宮崎駿展が開催されるという。こちらも一体どのような多様性を見せてくれるのか、今から楽しみだ。
本来は、多様性など当たり前のことであり、このような規定でガチガチに縛らなくても、自然にそういった映画が世界中で作られることが理想である。しかし、今現在そうでない場合、最初の一歩として多少無理やりにでも始めてみることが重要だ。
あと数十年もすれば「このような古い規定がまだあったのか。」と皆が驚くほどの多様さを認め合える映画界になっているはずだと信じたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ab77deafc2a89806fa515e69676c968d9accc82?page=1

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〈沈黙〉の自伝的民族誌 サイレント・アイヌの痛みと救済の物語

2020-09-24 | アイヌ民族関連
TSUTAYA 2020年9月24日(木)
出版年月:2020年11月
出版社:ホッカイドウ大学図書刊行会
ISBN-10:4832968572
ISBN-13:9784832968578
著者:石原真衣
この情報は[〈沈黙〉の自伝的民族誌 サイレント・アイヌの痛みと救済の物語]をもとに掲載しています。掲載情報は商品によって異なる場合があります。
https://tsutaya.tsite.jp/item/book/PTA00012VM8A

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家族で発信 アイヌ文化の魅力

2020-09-24 | アイヌ民族関連
NHK 2020年9月24日(木)

ひるまえナマら!北海道 総合
2020年9月24日(木)午前11時30分
「トークSP」のゲストは、アイヌ工芸作家の関根真紀さん。関根さんは子どもの頃からアイヌ文化にふれながら育ち、木彫りや織物、アイヌ文様の刺繍の技術を身に付けた。今回は、伝統的な文様や技法を守りながら、独自のアレンジを加える作品作りのこだわり、そしてアイヌ文化の魅力を様々な形で発信する家族の活動も伺う!▽「わたしの1枚/お便り」番組HP・FAX011-208-1575
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/program/12e1/7e47c6662/

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開発予算6千億円台に 21年度概算要求 防災、農業に重点

2020-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/24 05:00
 国土交通省が、2021年度の北海道開発予算の概算要求額を6千億円台とする方針であることが23日、分かった。要求額が6千億円を超えるのは7年連続。道内での巨大地震発生を想定した防災・減災対策や菅義偉首相が力を入れる農業関連などに重点配分する。
 20年度当初予算(5748億円)を10%以上、上回る方向で最終調整している。具体的には、日高沖から三陸沖にかけての日本海溝沿いを震源とする巨大地震などに備えるため、防災・減災インフラの整備を重点的に推進。18年の胆振東部地震の被災地復旧・復興に必要な予算も確保する。
 また農産物輸出を重要視する菅首相の方針や北海道総合開発計画に沿い、農業生産基盤の強化や物流ネットワークの整備などの予算を要求する。国が今年7月に開業したアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)の関連では、利用促進につながる予算を計上。年間入場者数100万人という目標達成を目指す。
 このほか、従来の社会資本整備に加え、インフラの老朽化に対応するための十分な予算確保も目指す。
 政府の21年度予算の概算要求基準は、各省庁の要求額を20年度予算と同額とするのが基本。ただし、新型コロナウイルス感染拡大の対策など緊急性の高い経費については、別枠で要求できる仕組みを設けた。(酒井聡平)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/463298

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アイヌ文化活用 ネットで手ほどき 「阿寒コンサルン」がHP開設

2020-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/24 05:00

 【阿寒湖温泉】アイヌ文化を活用した商品開発の監修などを担う、釧路市阿寒町の一般社団法人阿寒アイヌコンサルンは、アイヌ文化の不適切な利用を防ぎ、正しく普及することを目指し、ホームページ「アンコロ プヤラ(私たちの窓)~私たちの窓から伝える文化~」(https://a-ainucon.com/)を開設した。
 ホームページでは、文様制作やアイヌ語の使い方など、同法人が受け付けている相談内容を紹介し、アイヌ芸能の披露やアイヌ料理の提供など活動内容を説明。同法人が文様をデザインしたエプロンやマスク、ジーンズなども取り上げた。
 同法人はアイヌ文化を知的財産とした保護管理や価値を高めることなどを目的に、昨年8月に設立した。木彫り作家や歌舞の踊り手ら15人を「アイヌ文化クリエーター」に認定した。
 ホームページでは、15人が語る得意分野とアイヌ文化への思いも紹介する。広野洋理事長(55)は「気軽に相談して、アイヌ文化への理解を深めてもらいたい」と話す。(熊谷知喜)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/463164

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ウポポイ アイヌ民族博物館の入館制限緩和へ 1時間100人から200人に

2020-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/23 20:32
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を運営するアイヌ民族文化財団(札幌)は、新型コロナウイルス感染防止のため、7月のオープンから1時間当たり100人程度としてきたウポポイ内の国立アイヌ民族博物館の入館制限について、10月3日から、同200人に引き上げると決めた。
 政府がイベントの入場制限を19日に緩和したのに伴い、日本博物館協会がガイドラインを改定。この内容に沿ってアイヌ民族博物館の入館制限も緩和した。音声ガイド機器の貸し出しや、展示物に触れられるコーナーの利用中止は継続する。
 財団は「安心して見学していただけるよう今後も感染対策を徹底する」としている。(斎藤佑樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/463223

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ごみポイ捨て、たき火増 重要湿地の白老・ヨコスト湿原に隣接の海岸 影響懸念、町が巡回依頼

2020-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/23 18:22
 【白老】町内のヨコスト湿原に隣接する海岸で、ごみのポイ捨てが増えている。新型コロナウイルスの感染拡大でキャンプや釣りなどのレジャー客が増えたことが背景にあるようだ。町は「貴重な自然を守るため、ごみは持ち帰るなどルールを守って利用してほしい」とマナー順守を呼びかけている。
 ヨコスト湿原は白老市街地の東側、国道36号の両側に広がる約33ヘクタールの湿原で、マコモやヨシ、ハマナスなどが群生している。2016年には環境省が動植物の貴重な生息生育地として重要湿地に選定した。町内の自然愛好者らが「ヨコスト湿原友の会」を結成して観察会を開いたり、湿原の植物をアイヌ民族がどう利用していたかなど、地域の歴史も学んでいる。
 8月29日、町内会や環境活動団体などで構成する白老町環境町民会議が、例年実施している海岸清掃をし、空のペットボトルやプラスチックごみなど、昨年より40キロ多い計220キロを回収した。
 その後、町民会議が9月11日に見回りし、新たに空のペットボトル200本以上を回収。町民会議の佐藤農夫雄事務局長は「清掃をしても数週間でまたごみが増えてしまう」とこぼす。
 町生活環境課はごみの投棄のほか、海岸でたき火の跡が増えたことを受けて8月に白老交番に巡回を依頼した。同課はたき火自体は禁じていないとしつつ、「落ちている枝などを焼く『野焼き』は法律で禁止されている。火の粉が湿原の植物に飛散したり、乾燥している季節は、野火につながる危険もあるので気を付けてほしい」として注意を呼びかけている。(斎藤佑樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/463157


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<紙面モニター 調査から>ウポポイ ネット差別 根拠のなさ 分かりやすく

2020-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/23 10:55
 7月に胆振管内白老町に開業した国のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に対し、インターネット上で差別的な投稿が相次いでいる実態を伝えた「ウポポイ ネット差別急増 『偽物』『捏造(ねつぞう)』『利権』 専門家『抑止 国の法整備不可欠』」に関心が集まりました。
 2日の記事では、ウポポイ開業後にネット上で目にした「偽アイヌの施設」「#偽物アイヌを駆逐せよ」など、いわれのない批判や偏見による投稿の内容を具体的に紹介。神戸大大学院の窪田幸子教授ら専門家の意見を交え、これらの投稿に根拠がない点を厳しく指摘しました。さらに、差別投稿に対して国や自治体などの対策強化の必要性を訴えました。
 モニターからは、「7月に開業した『ウポポイ』について差別的な投稿が相次いでいるとの記事にはショックを受けた。今回は、記事の中で投稿に根拠がない旨の個別の事項に専門家の解説がなされており、分かりやすかった」(60代男性)、「差別投稿の削除が容易ではないことも理解できました。今回の記事でこの問題を取り上げたことは大きな意義があると思います」(50代女性)などの感想が届いています。
 また、「問題が大きくなった背景が気になった」(30代女性)、「今後この差別がどのようになるのか、新たな記事を」(同)など続報を望む声がありました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/462929

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タイ77景(45)チャイナート県(Chai Nat) タイ中部

2020-09-24 | 先住民族関連
newsclip 2020年9月23日(水) 23時26分(タイ時間)
チャイナート県(Chai Nat)タイ中部
 隣県のシンブリーやアントン同様、アユタヤ時代に活躍した県。ビルマ軍の攻撃から首都アユタヤを守る要衝で、県名は「勝利の地」を意味する。
 スコータイ王朝以前のタワラワディー(ドヴァラヴァディー)時代、チャオプラヤー川流域には先住民族のモン族による小さな都市が点在、チャイナートもその一つだったといわれる。現王朝のラマ5世の治世、十数キロ離れたサンカブリーといわれる古い土地から人々が移住、大きな町となった。
 県で最も有名な見どころは、タイで初めてといわれるチャオプラヤー川に架かるダム。1957年に完成、全長237.5メートル、高さ16.5メートル。ダムといっても、道路を走っていくと川に橋が架かっていて、よく見るとその橋がダムだったという程度。
人口:32万8,000人(2017年、内務省地方自治振興局)
面積:2,470平方キロメートル(エネルギー省)
   日本最少の人口56万人の鳥取県以下、面積2,440平方キロメートルの佐賀県ほど
距離:バンコクから194キロ(タイ道路協会)
www.newsclip.be/article/2020/09/24/43334.html

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ロックフェラー兄弟財団 文化の公平性支援に美術館へ1億5800万円の助成金

2020-09-24 | 先住民族関連
sputnik 2020年09月24日 03:00

ロックフェラー兄弟財団は、米ニューヨーク市内の博物館や美術館に助成金150万ドル(約1億5800万円)を提供すると発表した。この資金は、「先住民族、女性、LGBTや黒人アーティストに可視性と機会を提供する」展覧会、プロジェクトやプログラムを支援することを目的している。
米アートニュースペーパーによると、同財団は女性や有色人種のアーティストの作品を展示する展覧会のほか、ワークショップの開催、イベントの立ち上げ、教育プログラムに助成金を提供する予定。
ロックフェラー家は、米国有数の実業家であり、数多くの政治家や銀行家を輩出する一家。世界で最も裕福な一族として知られている。ロックフェラー家が保有する莫大な財産は、19世紀後半から20世紀初期にかけて手がけた石油事業に起因する。同一族は、米国の歴史の中で最も影響力がある一家とは言えないものの、影響力のある一族の1つとされている。
https://jp.sputniknews.com/us/202009247795976/

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ヴァイキングは金髪碧眼ではなかった?新たなDNAの研究により明らかに

2020-09-24 | 先住民族関連
IGN JAPAN 9/23(水) 11:09

ほとんどのヴァイキングは、その伝説とポップカルチャーが人々が信じ込ませたほどの金髪碧眼ではないことが明らかとなった。400体以上にわたるヴァイキングの遺骨を調査した新たなDNA研究により、以前に考えられていたよりも、彼らは遺伝的に多様性があったことが判明した。クリス・ヘムズワースやトラヴィス・フィメルには似ていないというわけだ。
Natureによれば、この研究では北欧とイタリア、グリーンランドをはじめとするヴァイキングが存在した442の地域で、紀元前2400年から紀元後1600年までのヴァイキングの遺骨(ヴァイキングの遺物と共に埋葬されていたもの)のゲノム配列を解析したとのこと。その結果、氷と雪に覆われた土地から来た人々については、以前に考えられていたよりも遥かに遺伝的に多様性があったことが判明している。結局のところ、ヴァイキングはおよそ西暦700年から1100年まで続いたヴァイキングの時代に交易と冒険、征服のために海に出て散らばった多種多様なグループだったというのだ。
調査されたヴァイキングの多くは金髪碧眼ではないことが判明しただけでなく、その遺伝的な混合は彼らが特定の民族グループではなく、狩猟採集者と農民、そしてユーラシア大陸の集団を祖先に持つ、さまざまなグループが入り混じった人々であることを示している。
この研究により、どのスカンジナビアの国々が他の地域に最も影響を与えたかが明らかとなり、コペンハーゲン大学のアショット・マーガリアンによれば、デンマークのヴァイキングはイギリスへ行き、スウェーデンのヴァイキングはバルト海へ向かい、ノルウェーのヴァイキングはアイルランドとアイスランド、グリーンランドへ行ったとのこと。特に遺伝的に多様な3つの地域の一つは現代のデンマークにあり、残りはスウェーデンのゴットランド島とエーランド島にあり、これらの地域は貿易の中心地だったと考えられている。
その遺伝分析の結果、おそらくヴァイキングは生きる手段や仕事であったことを示しており、Science Alartは次のように論じている。
「(その)結果はまた、ヴァイキング時代にヴァイキングであることは、遺伝的継承の問題であると同時に概念と文化であったことも示している。研究チームは、スコットランド北島に埋葬されたヴァイキング2体の遺骨が比較的に純粋なスコットランドとアイルランドの血統であり、少なくとも遺伝的に言えばスカンジナビアの影響を受けていないことを発見した」
そして、考古学者のキャット・ジャーマンはScience誌に、「彼らのアイデンティティは、遺伝的または民族的ではなく社会的なものです。そのDNAによる結果には説得力があります」と述べている。
またScience誌も、「ノルウェーの複数の個人はヴァイキングとして埋葬されたが、彼らの遺伝子はヨーロッパよりも東アジア人やシベリア人に遺伝的に近い、先住民族のサーミ人であることを特定した」と発表している。
興味深いことにDNAの研究により、数百キロ離れたイギリスとデンマークで発見された遺骨が従兄弟同士であることが明らかになったことも判明している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d461ef8112cbcef28d9ab1f26446772bce1365b

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野外ステージで古式舞踊 ホテルいずみアイヌ文化発信-白老

2020-09-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2020.09.23 
ホテルいずみの野外ステージで宿泊客に古式舞踊を披露する白老民族芸能保存会
 白老町虎杖浜のホテルいずみ(福田茂穂社長)は、敷地内に設けた野外ステージで、国の重要無形民俗文化財「アイヌ古式舞踊」を宿泊客に披露する取り組みを始めた。今年は10月末ごろまでを期間に土曜日と祝前日に行う。
 古式舞踊のステージは連休に合わせて19日に開始し、21日まで連日開催した。白老町と登別市の観光連携を図るため、虎杖浜や登別温泉のホテル宿泊客も受け入れる仕組みとした。
 初日の19日は、いずみ、虎杖浜温泉ホテル、心のリゾート海の別邸ふる川の3施設の宿泊客ら60人が集まった。幅10メートル、奥行き8メートルの木製ステージで白老民族芸能保存会(長谷川邦彦会長)がイヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)、ハンチカプリムセ(水鳥の舞)、フンペリムセ(鯨の踊り)など白老に伝わる古式舞踊と口琴ムックリ演奏を40分間にわたって披露し、宿泊客らを楽しませた。
 福田社長は「白老と登別が連携して、宿泊客に地域のアイヌ文化の魅力を発信し、観光振興につなげていきたい」と話し、来年以降も4~10月ごろの期間でステージを展開するという。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/18967

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JR再生、観光振興で「豪腕」 道内、首相の影響力注視

2020-09-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/23 05:00
 菅義偉首相が、官房長官として関心を寄せてきた北海道にどう関わっていくかが、道内の政治・経済に大きな影響を与えそうだ。首相はこれまで、JR北海道の再生や観光振興、胆振管内白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の整備などで「豪腕」を発揮。首相として言動の重みが増す一方、「弱点」とされる外交・安全保障などにも目配りする必要があり、実務への関与が弱まる可能性もある。
 首相がとりわけ力を入れてきたのは、JR北海道の再生だ。観光振興が持論の首相は「北海道の魅力的な観光資源を生かすには、鉄道がしっかりしなければならない」との思いが強い。
■人事を主導
 かつてレール検査データの改ざんなどの不祥事が相次いだ際には「安全点検が極めて遅れている」と批判。JR北海道の全株式は国土交通省の外郭団体が保有しており、トップ人事は閣議了解が必要となる。首相は新社長の人選を主導し、2014年に子会社社長だった島田修氏を起用した。
 首相はかつて運輸族だった小此木彦三郎元建設相の秘書を務め、JR北海道の故中島尚俊元社長と親しかった。JR再生に力を傾けるのは、11年に中島氏が命を絶ち、心を痛めたことも要因となった。
 14年にはJR東日本の社長候補の1人と言われる西野史尚氏を副社長に起用。今年になって島田氏の交代が国交省内で取り沙汰された際も「現経営陣はよくやっている」と話し、続投の方向が固まった。
 16年の札幌での講演では、札幌と新千歳空港を結ぶ快速エアポートの本数を20年をめどに約3割増やしたいと表明。今年3月のダイヤ改正で運行本数は1時間4本から5本に増えた。ただ、新車両の購入で「経営が一層厳しくなった」(国交省中堅)との声もある。
 首相が「税収減に苦しむ北海道のためにあるようなものだ」と胸を張るのが、総務相時代に導入したふるさと納税だ。首相の自民党総裁選の出陣式では、ふるさと納税を生かしたまちづくりに力を入れる十勝管内上士幌町のNPO職員が応援のあいさつに立った。首相は16年、同町が東京都内で開いた寄付者を招いたイベントも視察。今後は、返礼品競争の過熱などへの対応が問われそうだ。
 首相の道内への関心は、経済・観光分野に偏っているとの指摘もある。首相はウポポイに「観光客の呼び水になる」と期待するが、アイヌ民族や専門家には「観光に傾斜しており、アイヌ民族の権利回復などが不十分」との声も根強い。
■人脈幅広く
 道内の人脈は幅広い。首相は函館に親類が住んでおり、学生時代には会いに来ていた。知事選出馬を後押しした鈴木直道知事とは、後見役として緊密に連絡を取り合う。自民党道連の吉川貴盛会長や長谷川岳会長代行とも近い。
 経済界では、同じ法政大卒の堰八義博北海道銀行会長のほか、北海道空港(札幌)の住吉哲治会長らと交流がある。
 首相に道内の実情を訴えてきた道町村会顧問の寺島光一郎前檜山管内乙部町長(76)は「おかしいと思ったことは電光石火で改める人。地方にも思いやりがあるが、首相を頼りにするだけでは助けてくれない。まずは自分たちで産業を興すなどの努力をすべきだ」と、「菅頼み」ではない道内自治体の奮起を求めた。(石井努)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/462839

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