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謎の北方海洋民族の生活いきいき アイヌ文化に大きな影響

2015-09-24 | アイヌ民族関連
日本経済新聞 電子版 2015/9/24 6:00

 歴史新発見 北海道羅臼町・松法川北岸遺跡
 5世紀から10世紀にかけ、北海道のオホーツク海沿岸で独自の文化を持った海洋漁猟民族がいた。いわゆる「オホーツク文化」の担い手たちだ。生活実態が長く不明だったが、羅臼町松法(のり)川北岸遺跡の遺物が重要な手掛かりと判明。出土した約10万点の遺物中計260点が今月、国の重要文化財に指定された。アイヌ文化に大きな影響を与えたとみられるオホーツク文化に注目が集まっている。
■不意に現れ、突然消えてしまった…
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http://www.nikkei.com/article/DGXMZO91841700X10C15A9000000/

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辺野古移設 埋立承認取り消し決定的に

2015-09-24 | ウチナー・沖縄
Viewpoint-2015/9/23 
政府は国交相に不服申し立てへ、行政訴訟になれば県が不利か
 翁長(おなが)雄志(たけし)知事が14日、辺野古公有水面埋め立ての承認取り消しの手続きに入ったことを表明した。沖縄防衛局は意見聴取に応じないと県に伝え、取り消しは決定的になった。また、知事は国連の先住民の人権に関する会議で演説。多くの県民から反発を買う結果を招いた。(那覇支局・豊田 剛)
翁長知事、国連先住民会議で演説
自民党県連「世界に誤解与える発言」
辺野古移設 埋立承認取り消し決定的に

辺野古沖の埋め立て承認取り消し計画を表明した翁長雄志知事=14日、那覇市の沖縄県庁
 「県は去る7月16日、埋め立て承認の法律的な瑕疵を検証する第三者委員会の検証結果報告を受け、関係部局において内容などを精査した結果、瑕疵があるものと認められました」
 こう述べた翁長氏は14日付で井上一徳・沖縄防衛局長に意見聴取にかかる通知書を出したことを明らかにした。取り消しに関する意見聴取の期日として9月28日を指定した。反論の機会を与えるというのが名目上の理由だ。
 これに対し、沖縄防衛局は意見聴取に応じないことを県に口頭で伝えるとともに文書を送った。これで取り消しが決定的になった。政府は行政不服審査法による不服申し立てを国交相に行うなどで対抗することになる。行政訴訟で法廷闘争となれば、政府の側が有利とみられる。
 記者会見で裁判の「勝算」について聞かれると、翁長氏は「現段階での言及は控える」と述べるにとどめた。
 なお、県が公表した文書によると、埋め立て承認取り消しの理由として、①普天間飛行場が他県に移転しても4軍(陸軍、海軍、空軍、海兵隊)の基地が残り、抑止力が低下することはない②いったん埋め立てられると現状の自然への回復が不可能になる③埋め立ては米軍基地の固定化を招く――などを挙げた。環境影響については、海草藻場の消失、サンゴへの影響、ジュゴンへの影響、埋立土砂搬入による外来種の進入の懸念、航空機による低周波音などを指摘した。
 県の指摘は米軍における兵站(へいたん)や航空部隊など一体運用の必要性や周辺諸国の状況を踏まえた地政学的観点が欠如している。
 宜野湾市の佐喜真淳市長は、知事が危険性除去に触れなかったことに遺憾の意を示し、返還合意当時の大田昌秀知事のコメント「普天間が街のど真ん中にあり、人命の危険への懸念が強い」が返還合意の原点との見方を示した。
 また、自民党県連の元幹部は「取り消しが決定的となり、これでいよいよ問題は決着したに等しい。国と裁判すれば負けるのは明らかだ」とした上で、「知事は最後まで政府に立ち向かったという体裁が保てればいいのであろう」と述べた。
 翁長知事は引き続き、21、22日にスイスのジュネーブで開かれた国連人権理事会の先住民族問題を扱う会議に出席、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画を沖縄の自己決定権に反する人権問題として取り上げた。
 それに先立ち、自民党県連は17日、要請書を提出した。文書の名前は「翁長知事の国連演説に対して沖縄県として『琉球人・先住民』としての意思決定がない中で、先住民族の権利を主張する国際的な場において翁長知事が演説することに懸念し、慎重発言を求める要請書」だ。
 「基地問題は政治の責任で、知事を先頭に交渉力で解決すべき国内問題」とした上で、「沖縄県民であると同時に日本人であることに誇りを持って生きていて、『琉球人・先住民』として権利が侵害され差別されているという考えには違和感ある」と指摘。知事の国連演説は世界に誤ったメッセージを送ることになると危惧を表明。
 具志孝助幹事長は、基地負担の問題は人権蹂躙(じゅうりん)ではなく、すなわち、人権問題ではないと強調した上で、「先住民」という言葉を使って国際社会に誤解を与えることがないよう釘(くぎ)を刺した。
 また、それに先立ち、石垣市議会は15日、同市に属する尖閣諸島が日本固有の領土であることを取り上げるよう求める意見書を与党の賛成多数で可決した。意見書を提出した砥板(といた)芳行市議は、中国が一方的な領有権主張と力で現状変更しようとたくらんでいて、「沖縄県民の人権を侵害している事実を沖縄県民の代表として主張しなければならない」と訴えた。
 県内11市のうち那覇と名護を除く9市の保守系市長はこのほど、「沖縄の振興を考える保守系市長の会」を結成した。会長に就任した宮古島市の下地敏彦市長は、「知事が政府と対立したままだと離島振興もおぼつかない」との理由で、昨年の知事選で仲井真弘多(ひろかず)前知事を支援していた市長らに呼び掛けた。
 最近、翁長知事から「オール沖縄」という言葉があまり聞かれなくなったのもそのためだろう。
https://vpoint.jp/okinawa/49703.html

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若手デザイナー、新作41着披露 札幌・チカホで

2015-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/23 14:30、09/23 16:03 更新

着物地で作ったドレスなどが披露された「アシルコレクション北海道」
 札幌市内の若手デザイナーが新作の女性服を発表するファッションショー「アシルコレクション北海道」が22日、同市中央区の札幌駅前通地下歩行空間で開かれた。
 アシルはアイヌ語で「新しい」を意味し、実行委が若手デザイナーのPRの場をつくろうと開催。3年目の今年は、同市内のデザイナー8人と洋裁教室の生徒が「和」と「モダン」をテーマに制作した計41着を披露した。
 着物地で作った上品なドレスや、黒いシンプルなワンピースを着たモデルが花道を歩くと、観客からは「かわいい」と歓声が上がった。会場では各デザイナーのブランド製品が販売され、大勢の人でにぎわった。
 ショーを見学した同市中央区の専門学校生渡部真子さん(19)は「着物地のドレスが華やかで、すてきだった」と感激した様子。北川典子実行委員長(58)は「若手デザイナーがファンをつかんで世界に羽ばたく機会になれば」と話していた。(尾張めぐみ)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0182678.html


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全国の伝統工芸300点 札幌芸術の森で「手しごと展」

2015-09-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/23 14:30

精巧な技が来館者の目を引きつける「日本の手しごと展」
 全国の伝統的な工芸品を集めた「大切にしたい日本の手しごと展」が、札幌市南区の札幌芸術の森工芸館で開かれている。織物や陶磁器、漆器、木工やガラス細工など、職人の技が光る珠玉の約300点が並ぶ。
 アイヌ民族の樹皮の織物「二風谷アットゥシ」と木製の盆「二風谷イタ」を含め、経済産業省が指定する全国の伝統的工芸品222品目のうち63品目を展示する。270円の越前和紙(福井)のはがきセットから220万円の結城紬(つむぎ)(茨城)の絹織物まで展示品はすべて販売も行う。
 近くに住む沢口恵子さん(61)は「贈り物を探しに来た。日本の伝統文化のすばらしさに感動した」と話した。11月15日まで(11月9日のみ休館)の午前9時45分~午後5時。入館無料。(関口裕士)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0182676.html

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手話パフォーマンス甲子園:歌や劇、手話で熱演 高校生が感動の舞台 全国から20チーム出場 米子 /鳥取

2015-09-24 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年09月23日 地方版

甲子園を目指す野球部員を演じた鳥取聾学校の生徒たち=鳥取県米子市で、真下信幸撮影
 22日に米子市公会堂(米子市角盤町2)で開かれた「第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」(実行委主催、毎日新聞鳥取支局など後援)では、高校生たちが手話を交えて歌やダンス、落語などを熱演した。優勝は奈良県立ろう学校。県内の出場3校のうち、鳥取聾(ろう)学校が日本財団賞を受賞した。【真下信幸】
 予選を勝ち抜いた14都道府県の20チーム(24校)が出場。県内外から約1100人の観客が訪れた。
 優勝した奈良県立ろう学校は、演劇部の5人が演技に臨んだ。ろう者が受ける差別への憤りや、手話によって自らの思いを表すことができる喜びを演劇で表現。その後、ビートルズの名曲「イマジン」に合わせ、手話の振り付けを披露した。演劇部部長の伊藤鮎美さん(2年)は「ろう者と健常者が分け隔て無く分かり合える社会を作ることを表現したかった。昨年優勝できなかった悔しさを晴らせた」と笑った。
 県出場校のうち、鳥取聾学校は、沖縄のろう学校の野球部が甲子園を目指す実話を演劇で披露。主役を演じた新井ほのかさん(2年)は「結果は悔しいが、演技にはすごく満足している。来年は上位入賞したい」と意気込んだ。鳥取城北高は絵本の朗読と劇を交えた演技、境港総合技術高はダンスをそれぞれ発表した。
 その他にも、沖縄の伝統舞踊「エイサー」に合わせた手話ダンスや、北海道のアイヌ民族の歴史を題材にした劇などもあった。審査員長で演出家の庄崎隆志さんは「感動する演技ばかりで、昨年よりかなりレベルアップしている」と講評した。
 2位以下の入賞は次の通り。【2位】三重高、相可高、松阪工業高合同チーム(三重)【3位】クラーク記念国際高東京キャンパス(東京)【審査員特別賞】田鶴浜高(石川)
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20150923ddlk31040294000c.html



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妖怪って日本にしかいないの?海外で話題の妖怪たち10

2015-09-23 | アイヌ民族関連
T-SITEニュース-2015年9月22日 (火) 18:18
日本では古くから妖怪の出てくるお話などがたくさんありますが、海外の人からすると、新鮮に映るようです。そこで、海外の人が紹介している怖い妖怪トップ10を紹介します。
1. 牛鬼
海岸に表れ、海辺を歩く人を襲うという牛鬼。近畿地方や、四国にはこの伝説にちなんだ地名も多く存在しています。
2. 酒呑童子
お酒が大好きな鬼のボス。若い女性が神隠しにあるのは、酒呑童子と考えられていた時代もあり、酒呑童子は毒酒を飲まされ成敗されたという伝説も残っています。
3. おとろし
神社に住み着き、不心得者やいたずらをする人を懲らしめるといわれている妖怪です。鳥居の上からとびかかってくるので、無礼な行いは慎みましょう。
4. イクチ
海に住んでいる巨大な妖怪です。船を見つけると、船をまたいで通過しますが、巨大すぎて通過するのに3時間かかるとか。
5. 見越し入道
人のような外見をした妖怪です。夜道を歩いていると、僧侶の姿で現われ、どんどん大きくなるのだとか。見上げれば見上げるほど大きくなりますが、「見越した」といえば消えていなくなるそうです。
6. がしゃどくろ
巨大な骸骨の姿をした妖怪です。妖怪の中では、比較的、最近作られたもののようで、古い記述などには残っていません。
7. アッコロカムイ
アイヌ民話に伝わる巨大なタコ。110mもある巨大なものです。船で近づくと丸のみに慣れてしまいますが、その赤色は遠くからでもはっきりわかるので、近づかないようにすることも可能だとか。
8. ヤマタノオロチ
こちらはかなり有名な妖怪です。八つの頭を持つ大蛇ですが、伝説としては、古事記や日本書紀に登場しています。洪水の妖怪といわれることもあるようです。
9. 片耳豚
奄美大島に伝わるブタの妖怪です。片耳のないこのブタが足の間を通過すると、その人は魂を抜かれて死に至るか、生殖機能を失ってしまうそうです。
10. 雪女
言わずと知れた雪の妖怪です。真っ白な着物に白く透き通った肌を持つこの妖怪は、日本各地の山間で伝承されています。その姿は巨大であったり、老婆であったり様々です。
参考:
10 Japanese Monsters That Will Kill You
http://listverse.com/2015/09/13/10-japanese-monsters-that-will-kill-you/

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集客の熱意「西高東低」 新幹線開業で東胆振・日高地方

2015-09-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/22 16:00

室蘭に向かう小型クルーザーに乗り込むモニターツアー参加者ら。魅力ある観光ルートの確立が急務だ=8月上旬、渡島管内森町の森港
 来年3月26日の開業が決まった北海道新幹線新函館北斗―新青森間。東胆振・日高地方でも新幹線効果を生かすには観光客をどう呼び込むかがポイントだが、その取り組みは道南に近い西部ほど活発な「西高東低」の状況が続く。域内に点在する観光資源の魅力を発信するために、自治体の枠を超えた広域連携が重要になる。
 開業後は全国の観光客が道南を玄関口に道内入りする。積極的に仕掛けるのは最も西に位置する白老町だ。一大観光地の登別温泉と近接するため、西胆振との連携を重視。11月には登別市・白老町観光連絡協議会が東京都庁で特産品をPRする。町内の観光関係者は「国立アイヌ文化博物館(仮称)の開設も追い風。積極的に訴えたい」と話す。
 胆振・日高管内の全18市町や商工会議所などで組織する「北海道新幹線×日胆地域戦略会議」(事務局・苫小牧市)も企画を練る。8月には渡島管内森町から室蘭市の噴火湾を船で横断し日高入りするモニターツアーを実施。門別競馬場(日高町)やアポイ岳(様似町)など特色ある場所を巡るルート確立を急ぐ。
 とはいえ、東胆振・日高地方でも東に行けば行くほど新幹線開業が縁遠い話題になるのは否めない。浦河町商工会議所は「新幹線はもちろん重要だが、(不通になっている)JR日高線の復旧が優先課題だ」。日高振興局も「新幹線開業に向けたPRのメニューは現段階ではない」と話す。
 こうした「西高東低」の状況をどう打開するか。
 道新幹線開業による胆振・日高管内の経済波及効果は最大650億円と試算した北海道二十一世紀総合研究所(札幌)の富田学・主任研究員は「この地域には豊かな自然環境や馬、サクラなどどこにも負けない豊富な観光資源がある。広域連携を強めて、滞在日数を延ばしたり、十勝に抜ける観光ルートを確立したりするなど工夫の余地はあるはず」と指摘する。(渡辺創)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0182388.html

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第12回ラテンビート映画祭17作品発表!グリーナウェイの新作から加山雄三主演作まで

2015-09-23 | 先住民族関連
シネマトゥデイ-2015年9月21日 13時00分

第12回ラテンビート映画祭ポスタービジュアル
 スペインやラテンアメリカ圏の映画の新作をいち早く上映する「ラテンビート映画祭」第12回が10月8日より東京を皮切りに開催。イギリスの名匠ピーター・グリーナウェイがメキシコを舞台にした新作『エイゼンシュテイン・イン・グアナファト』や、加山雄三主演の『リオの若大将』など全17本が上映される。
 今年も世界各国の映画祭に出品された話題作など、えりすぐりのラインナップがそろう本映画祭。恋人と駆け落ちしたマヤ族の女性の人生を通し、先住民族の因習や貧困、乳幼児誘拐など社会問題に踏み込んだグアテマラ・フランス合作の『火の山のマリア』、『NO』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたパブロ・ラライン監督が、伝統やおきてに縛られたカトリック教会の闇に迫った社会派ドラマ『ザ・クラブ』。そして、イギリスの名匠ピーター・グリーナウェイが、『戦艦ポチョムキン』などで知られるロシアの巨匠セルゲイ・M・エイゼンシュタインのメキシコ滞在を描いた『エイゼンシュテイン・イン・グアナファト』。いずれも第65回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された作品で、『ザ・クラブ』は審査員グランプリを、『火の山のマリア』はアルフレッド・バウアー賞(※新しい視点をもたらした作品に授与される賞)を受賞している。
 そして今回の目玉の一つが、本映画祭初の3D上映となる『バルセロナ3D 炎のバラ』。観光名所だけでは知り得ないバルセロナの日常を追ったドキュメンタリーで、日本語版ナレーションを菊地凛子が務めている。そのほか、スペインのアレックス・デ・ラ・イグレシア監督がスペインの国民的歌手を主演に迎え、テレビの番組収録を巡る大みそかの人間模様をブラックに描いた『グラン・ノーチェ!最高の大晦日』、『ブラック・ブレッド』でスペインのアカデミー賞ゴヤ賞を総なめにしたアウグスティ・ビリャロンガ監督が、1990年代後半のハバナの下町を舞台に貧困の中でたくましく生きる人々を描いた青春映画『ザ・キング・オブ・ハバナ』を本国に先駆けて上映。
 偉大な画家の邸宅で発見された女性の遺体を巡るミステリーで、2話完結のテレビドラマ「クローズド・ルームズ(英題)/ Closed Rooms」は、ワールドプレミア上映となる。本作の原作者カレ・サントスが、スペインの海外ドラマ「情熱のシーラ」の原作者マリア・ドゥエニャスと共に、本映画祭の書籍をテーマにしたイベント、「文学と映像」にパネラーとして登壇する予定。(編集部・石井百合子)
第12回ラテンビート映画祭は、10月8日から12日まで東京・新宿バルト9にて、10月23日から25日まで大阪・梅田ブルク7にて、10月30日から11月1日・11月3日に神奈川・横浜ブルク13にて開催
※書籍イベント「文学と映像」は10月7日、スペイン大使館にて18:00より開催予定
http://www.cinematoday.jp/page/N0076588

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2年ぶりにインディアン水車まつり 名物の味に長蛇の列

2015-09-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 9/21)

厳かに行われたカムイチェプノミ
 インディアン水車まつり2015(実行委主催)が20日、道の駅サーモンパーク千歳の広場で始まった。会場内ではさまざまなイベントが催され、名物のイクラ弁当とサケ鍋の販売には長い行列ができるなど、6年ぶりとなる秋の大型連休「シルバーウイーク」ということもあり、多くの人出でにぎわいを見せた。最終日の21日も午前中から家族連れが多く訪れている。
 まつり初日のこの日、千歳上空に澄んだ秋空が広がり、好天に恵まれた。最高気温は23度と前日に比べ5・7度も高く、Tシャツ姿でビールを一気に飲み干す姿が見られた。
 また、イクラ弁当とサケ鍋の販売ブースには、秋の味覚を買い求める観光客らが絶えず訪れていた。5000匹のヤマメが放流されたせせらぎ水路の「釣り堀」には所狭しと釣りざおが並び、大きな魚体を釣り上げると「やったー!」など子供たちが歓声を上げていた。
 2人1組となって直径40センチほどの丸太をのこぎりで切るタイムを競う「丸太切りレース」や、会場近くの千歳川のほとりでは道アイヌ協会千歳支部によるサケの豊穣(ほうじょう)を祈願する儀式「カムイチェプノミ」も繰り広げられた。
 まつりの開催は2年ぶり。昨年は道の駅のリニューアル工事で中止した。実行委によると、初日は約1万5000人が訪れたという。
http://www.tomamin.co.jp/20150930284

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道内在住外国人を招待 千歳観光連盟がモニターツアー

2015-09-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 9/21)

秋の味覚イクラ弁当とサケ鍋を満喫
 千歳観光連盟は20日、道内に居住する外国人が千歳の観光スポットを巡る特別モニターバスツアー「千歳(せんざい)一遇の旅」を実施した。ツアーには札幌市在住の中国や台湾、ロシア人ら17人を含む26人が参加。初秋の支笏湖やインディアン水車祭りでにぎわう道の駅・サーモンパーク千歳、サケのふるさと千歳水族館などの見学を楽しんだ。
 観光連盟は外国人観光客が急増する中、外国人ツアーバスの可能性を探るモニターツアーを札幌国際大学と連携して企画した。昨年実施した留学生ツアーに続く第2弾。
 モニターツアーはJR札幌駅前発着で、支笏湖での散策や湖上遊覧。この後、インディアン水車まつりでにぎわう道の駅サーモンパーク千歳を訪れ、秋の味覚・サケ鍋とイクラ弁当に舌鼓。アイヌ民族の古式舞踊、リニューアルオープンした千歳水族館を見学した。札幌市在住、台湾の陳美枝さんは「娘は大好きなイクラを食べられた。水族館をすっかり気に入り、時間が足りなかったので改めて訪ねたい」と満足そうに話していた。
 ツアーに参加した札幌国際大学観光学部の丹治和典教授は「外国人の旅は日本人と異なり余裕を持って移動する。千歳には魅力ある観光資源が多い。空港発着の前後に滞在してもらうことは可能」と話した。
 同ツアーの命名者でツアーに合流した東京在住のジャーナリスト莫邦富(モー・バンフ)氏も「千歳は北海道の空の玄関。自然の観光資源が素晴らしい。玄関はその家の顔だが認知度が足りない。単独でなく他の観光地と連携して千歳をアピールすべきだ」とアドバイスする。
 一行はこの後、北海道箱根牧場で生キャラメル作りを体験、千歳観光物産サテライト・ミルで買い物を楽しんだ。ツアー客のアンケート結果の集計は後日報告される。
http://www.tomamin.co.jp/20150930291

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ジオパーク認定 アポイ岳の魅力世界に 社説

2015-09-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/21 08:50
 日高管内様似町の「アポイ岳」が「世界ジオパーク」(地質遺産)に認定された。道内では「洞爺湖有珠山」に続き2地域目、国内で8地域目となる。
 地球内部のマントルが地表に露出したアポイ岳の学術的価値とともに、町民ガイド育成などが高く評価された。
 人口約4600人の様似町は2007年にジオパークの認定運動を始めた。その結果、アポイ岳を含む町の行政区域約364平方キロメートルの全域が認定を受けた。
 9年越しの運動が実った町民の喜びはひとしおだろう。
 区域内には地質はもちろん、高山植物やアイヌ文化など、見どころである「ジオサイト」が35カ所もある。その魅力をどう国内外にアピールしていくか―。町を挙げて、発信に努めてほしい。
 世界ジオパークは貴重な地形や地質を保全し、教育や観光に役立てる自然公園だ。世界ジオパークネットワーク(GGN、本部パリ)が審査し、認定している。
 約1300万年前、二つのプレートが衝突して日高山脈が誕生した際に、地下深くのマントルが押し上げられたのがアポイ岳だ。
 マントル上部のかんらん岩は、地上に出る際に水分と反応して蛇紋岩になりがちだが、アポイ岳はそれが変質していない。特殊な地質が高く評価されている。
 加えて、アポイ岳は標高810メートルにもかかわらず、海に近いことによる海霧の冷却効果で、固有種のヒダカソウなどが独特の高山植物帯を形成している。
 もともとアポイ岳は「地球内部をのぞける窓。比類ない場所」と、専門家の評価が高い。
 ただ、世界ジオパークを目指す13年の国内推薦では「説明が専門的すぎ難解」として落選した。
 このため、地元のジオパーク推進協議会は、学術的な貴重さを強調していた説明などをわかりやすく変更。アイヌ文化との関わりや英語表記なども充実させた。
 世界ジオパークは認定後も4年に1度、再審査がある。
 今後も温暖化やシカの食害などで減少している高山植物の保全、外国語を話すガイドの養成など、再審査に向けた継続的な取り組みが欠かせない。
 先行する洞爺湖有珠山地域では、有料ガイドツアーの利用者が認定後の4年間で1・8倍に増えるなど、徐々に効果が出ている。
 こうした先輩格の取り組みを参考にしつつ、誇るべき地域の宝を守り、息長く育ててほしい。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0029127.html

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世界のAPOIへ…世界ジオパーク認定に地元歓喜

2015-09-23 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2015年9月20日15時03分
深沢博、大久保泰

全員でバンザイを三唱し、世界ジオパーク認定を祝った=様似町
 北海道様似町のアポイ岳ジオパークが、「世界ジオパーク」入りを決めた19日夜、町中央公民館文化ホールでは、鳥取市のシンポジウム会場から発表の様子を大画面で生中継した。悲願の「認定」が決まった瞬間、会場は歓喜に包まれた。
 アポイ岳ジオパーク推進協議会の関係者やファンクラブのメンバーら約200人が中継を見ながら瞬間を待った。午後6時55分、「APOI」と読み上げられ、坂下一幸町長の笑顔はじける姿が映し出されると、くす玉が割られ、「やったー」と歓声がわいた。
 ファンクラブ事務局長でアポイ岳ジオパーク認定ガイドの小林弥生さん(59)は「アポイ特有の地質や植物などの自然やアイヌの伝統文化など、様似の魅力を多くの人に伝え、様似を誇りの持てる町にしたい」と笑顔で話した。
 坂下町長はシンポジウム会場から、「日本ジオパークになって7年。世界の仲間入りができたが、世界認定はゴールではなくスタート。ジオパークをまちづくりのベースに、町民一丸となって世界に『APOI』を発信したい」と喜びを語った。町は11月に世界認定を記念したシンポジウムを予定している。
残り:614文字/本文:1089文字
http://www.asahi.com/articles/ASH9J75T6H9JIIPE037.html
 高橋はるみ知事は「認定を通じ、日高地域の活性化に大きく寄与することを期待します」とのコメントを出した。
 アポイの山塊は地下深くから持ち上げられた「かんらん岩」の露頭が特徴。アポイ岳(標高810メートル)は低標高だが、ヒダカソウなど多くの固有種が「アポイ岳の高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定されている。アポイ岳ジオパークは、かんらん岩が峡谷をつくる「幌満峡」やプレートの衝突現場が見られる「日高耶馬渓」など五つのエリアが見どころだ。
 2008年に日本ジオパークに認定後、様似町は世界認定を目指して、12年に研究や環境教育の拠点としてアポイ岳地質研究所(ジオラボ・アポイ岳)を開設し、13年にはアポイ岳ビジターセンターを改装。ジオガイドの技量を高めるなどしてきた。一度は世界への推薦を見送られたが、昨年は推薦を勝ち取り、認定に期待が高まっていた。
 道内では「白滝」(遠軽町)や「とかち鹿追」(鹿追町)なども含む五つの日本ジオパークがあるほか、美瑛町と上富良野町が「十勝岳山麓(さんろく)」の17年以降の登録実現を目指している。
 09年に道内最初の世界ジオパークに認定された「洞爺湖有珠山」の構成自治体で、壮瞥町の三松靖志・ジオツーリズム推進係長は「アポイ岳」の認定を受け、「世界ジオパークとの連携など世界の名に恥じない持続的な保全活動が重要。オール北海道で支援が求められている」と指摘する。(深沢博、大久保泰)
http://digital.asahi.com/articles/ASH9J75T6H9JIIPE037.html

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登別で知里幸恵フォーラム開かれ「アイヌ神謡集」学ぶ

2015-09-23 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年9月20日(日)朝刊】
 NPO法人知里森舎(横山むつみ理事長)主催の知里幸恵フォーラム'15in登別が19日、登別市中央町のホテル平安で開かれ、来場者が「アイヌ神謡集」について理解を深め、アイヌ伝統の歌や踊りを楽しんだ。
 幸恵の功績を後世に伝え、アイヌ文化について理解を深めてもらおうと、2000年(平成12年)から毎年開催、16回目になる。東京外国語大学大学院非常勤講師で、アイヌ語やアイヌ文学が専門の志賀雪湖さんが「『アイヌ神謡集』を読む」と題して講演した。
 約120人が来場。志賀さんは「アイヌ神謡集はアイヌ文学を学んだ者にとって謎の多い物語。アイヌの物語は普通、論理的整合性を追求、つまりつじつまが合うように展開しているが少し違う」と説明。
 「また第1編については、アイヌ人と倭人が日本という一つの国の中で、どう関わっていったらよいかを示した物語と解釈することもできる」などと、持論を展開した。
 続いて平取アイヌ文化保存会のメンバーがアイヌ民族の歌舞を披露し、来場者と交流した。
 横山理事長は冒頭「本日で知里幸恵銀のしずく記念館開館から丸5年。多くの支えがあり、運営に手応えをつかんでいます。今後は若い皆さんにも来てもらえるよう、声を掛けていきたい」とあいさつした。
(鞠子理人)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/09/20/20150920m_05.html



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しらおいチェプ祭でサケの恵みに感謝…宝引きも

2015-09-23 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年9月20日(日)朝刊】

前浜で捕れたサケを買い求める来場者 サケの恵みに感謝する「第27回しらおいチェプ祭」(同実行委主催)が19日、2日間の日程で白老・ポロト湖畔広場を会場に始まり、ひもの先のサケが当たる「宝引き」などが行われ、歓声が上がっていた。
 アイヌの伝統的家屋でサケへの感謝の祈りの儀式「カムイノミ」が行われ、ステージではムックリが演奏された。開会式で長谷川邦彦実行委員長、戸田安彦町長、堀井学衆院議員、神戸典臣道議、山本浩平町議会議長があいさつ。平取アイヌ文化保存会の15人、白老・萩野小6年生26人が古式舞踊を、ニュージーランドの先住民族マオリの2人が歌と踊りを披露した。
 前浜で捕れたサケが安価で販売されたほか、アイヌの伝統料理であるサケのくし焼き(チマチェプ)やサケ汁(チェプオハウ)、イナキビご飯を販売、サケのくじ引き、カラオケ大会、アイヌ文様刺しゅう体験などが繰り広げられた。
 20日はニジマスのつかみ取り、アイヌの伝統漁法「マレク漁体験」、アイヌ語クイズ大会、もちまき大会、サケのくじ引きなどが行われる。
(富士雄志)
【写真=前浜で捕れたサケを買い求める来場者】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/09/20/20150920m_07.html

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NZ・マオリ族のチェリントンさん 白老・アイヌ民博を見学

2015-09-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 9/19)

博物館職員から説明を受けるチェリントンさん(前列左)
 ニュージーランドの先住民族マオリのリーダー、ケイト・チェリントンさん(45)が17日、白老町のアイヌ民族博物館を訪れ、同館の担い手研修生との意見交換や館内展示物の見学を行った。北海道を訪れるのは初めて。翌日にはマオリの若者育成団体で代表を務めるベンサム・オーヒアさん(44)も合流。18日に札幌市内、21日に平取町二風谷のアイヌ文化博物館などでそれぞれ講演した。25日には東京でも首都圏に居住するアイヌ民族との交流を行う予定だ。
 2010年に発足したアオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会(島田あけみ代表)の主催。同団体は道内や関東に居住するアイヌ民族で構成しており、00年ごろから始まった交流がきっかけで不定期の相互交流がスタート。プログラムに組み込んでからは今回で3回目となる。
 博物館では館内の展示物を熱心に見学。案内役を務めた担い手育成の研修生らが、民族衣装の文様や素材など細部にわたって分かりやすく説明した。
 島田代表は、かつてマオリ族が目覚ましい文化復興や権利回復を成し遂げたことを強調。チェリントンさんが来道した目的の一つに、民族の将来や目標達成へのビジョンづくりなどを伝えることを挙げ、施設見学後のワークショップでは担い手研修生や若手職員との活発な意見交換が行われた。
 2人は18日に札幌に移動し、北海道博物館見学やマオリ民族の文化復興をテーマに講演。19日には再び白老町に戻り、チェプ祭に参加した。
http://www.tomamin.co.jp/20150930252


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