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妖怪って日本にしかいないの?海外で話題の妖怪たち10

2015-09-23 | アイヌ民族関連
T-SITEニュース-2015年9月22日 (火) 18:18
日本では古くから妖怪の出てくるお話などがたくさんありますが、海外の人からすると、新鮮に映るようです。そこで、海外の人が紹介している怖い妖怪トップ10を紹介します。
1. 牛鬼
海岸に表れ、海辺を歩く人を襲うという牛鬼。近畿地方や、四国にはこの伝説にちなんだ地名も多く存在しています。
2. 酒呑童子
お酒が大好きな鬼のボス。若い女性が神隠しにあるのは、酒呑童子と考えられていた時代もあり、酒呑童子は毒酒を飲まされ成敗されたという伝説も残っています。
3. おとろし
神社に住み着き、不心得者やいたずらをする人を懲らしめるといわれている妖怪です。鳥居の上からとびかかってくるので、無礼な行いは慎みましょう。
4. イクチ
海に住んでいる巨大な妖怪です。船を見つけると、船をまたいで通過しますが、巨大すぎて通過するのに3時間かかるとか。
5. 見越し入道
人のような外見をした妖怪です。夜道を歩いていると、僧侶の姿で現われ、どんどん大きくなるのだとか。見上げれば見上げるほど大きくなりますが、「見越した」といえば消えていなくなるそうです。
6. がしゃどくろ
巨大な骸骨の姿をした妖怪です。妖怪の中では、比較的、最近作られたもののようで、古い記述などには残っていません。
7. アッコロカムイ
アイヌ民話に伝わる巨大なタコ。110mもある巨大なものです。船で近づくと丸のみに慣れてしまいますが、その赤色は遠くからでもはっきりわかるので、近づかないようにすることも可能だとか。
8. ヤマタノオロチ
こちらはかなり有名な妖怪です。八つの頭を持つ大蛇ですが、伝説としては、古事記や日本書紀に登場しています。洪水の妖怪といわれることもあるようです。
9. 片耳豚
奄美大島に伝わるブタの妖怪です。片耳のないこのブタが足の間を通過すると、その人は魂を抜かれて死に至るか、生殖機能を失ってしまうそうです。
10. 雪女
言わずと知れた雪の妖怪です。真っ白な着物に白く透き通った肌を持つこの妖怪は、日本各地の山間で伝承されています。その姿は巨大であったり、老婆であったり様々です。
参考:
10 Japanese Monsters That Will Kill You
http://listverse.com/2015/09/13/10-japanese-monsters-that-will-kill-you/

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集客の熱意「西高東低」 新幹線開業で東胆振・日高地方

2015-09-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/22 16:00

室蘭に向かう小型クルーザーに乗り込むモニターツアー参加者ら。魅力ある観光ルートの確立が急務だ=8月上旬、渡島管内森町の森港
 来年3月26日の開業が決まった北海道新幹線新函館北斗―新青森間。東胆振・日高地方でも新幹線効果を生かすには観光客をどう呼び込むかがポイントだが、その取り組みは道南に近い西部ほど活発な「西高東低」の状況が続く。域内に点在する観光資源の魅力を発信するために、自治体の枠を超えた広域連携が重要になる。
 開業後は全国の観光客が道南を玄関口に道内入りする。積極的に仕掛けるのは最も西に位置する白老町だ。一大観光地の登別温泉と近接するため、西胆振との連携を重視。11月には登別市・白老町観光連絡協議会が東京都庁で特産品をPRする。町内の観光関係者は「国立アイヌ文化博物館(仮称)の開設も追い風。積極的に訴えたい」と話す。
 胆振・日高管内の全18市町や商工会議所などで組織する「北海道新幹線×日胆地域戦略会議」(事務局・苫小牧市)も企画を練る。8月には渡島管内森町から室蘭市の噴火湾を船で横断し日高入りするモニターツアーを実施。門別競馬場(日高町)やアポイ岳(様似町)など特色ある場所を巡るルート確立を急ぐ。
 とはいえ、東胆振・日高地方でも東に行けば行くほど新幹線開業が縁遠い話題になるのは否めない。浦河町商工会議所は「新幹線はもちろん重要だが、(不通になっている)JR日高線の復旧が優先課題だ」。日高振興局も「新幹線開業に向けたPRのメニューは現段階ではない」と話す。
 こうした「西高東低」の状況をどう打開するか。
 道新幹線開業による胆振・日高管内の経済波及効果は最大650億円と試算した北海道二十一世紀総合研究所(札幌)の富田学・主任研究員は「この地域には豊かな自然環境や馬、サクラなどどこにも負けない豊富な観光資源がある。広域連携を強めて、滞在日数を延ばしたり、十勝に抜ける観光ルートを確立したりするなど工夫の余地はあるはず」と指摘する。(渡辺創)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0182388.html

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第12回ラテンビート映画祭17作品発表!グリーナウェイの新作から加山雄三主演作まで

2015-09-23 | 先住民族関連
シネマトゥデイ-2015年9月21日 13時00分

第12回ラテンビート映画祭ポスタービジュアル
 スペインやラテンアメリカ圏の映画の新作をいち早く上映する「ラテンビート映画祭」第12回が10月8日より東京を皮切りに開催。イギリスの名匠ピーター・グリーナウェイがメキシコを舞台にした新作『エイゼンシュテイン・イン・グアナファト』や、加山雄三主演の『リオの若大将』など全17本が上映される。
 今年も世界各国の映画祭に出品された話題作など、えりすぐりのラインナップがそろう本映画祭。恋人と駆け落ちしたマヤ族の女性の人生を通し、先住民族の因習や貧困、乳幼児誘拐など社会問題に踏み込んだグアテマラ・フランス合作の『火の山のマリア』、『NO』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたパブロ・ラライン監督が、伝統やおきてに縛られたカトリック教会の闇に迫った社会派ドラマ『ザ・クラブ』。そして、イギリスの名匠ピーター・グリーナウェイが、『戦艦ポチョムキン』などで知られるロシアの巨匠セルゲイ・M・エイゼンシュタインのメキシコ滞在を描いた『エイゼンシュテイン・イン・グアナファト』。いずれも第65回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された作品で、『ザ・クラブ』は審査員グランプリを、『火の山のマリア』はアルフレッド・バウアー賞(※新しい視点をもたらした作品に授与される賞)を受賞している。
 そして今回の目玉の一つが、本映画祭初の3D上映となる『バルセロナ3D 炎のバラ』。観光名所だけでは知り得ないバルセロナの日常を追ったドキュメンタリーで、日本語版ナレーションを菊地凛子が務めている。そのほか、スペインのアレックス・デ・ラ・イグレシア監督がスペインの国民的歌手を主演に迎え、テレビの番組収録を巡る大みそかの人間模様をブラックに描いた『グラン・ノーチェ!最高の大晦日』、『ブラック・ブレッド』でスペインのアカデミー賞ゴヤ賞を総なめにしたアウグスティ・ビリャロンガ監督が、1990年代後半のハバナの下町を舞台に貧困の中でたくましく生きる人々を描いた青春映画『ザ・キング・オブ・ハバナ』を本国に先駆けて上映。
 偉大な画家の邸宅で発見された女性の遺体を巡るミステリーで、2話完結のテレビドラマ「クローズド・ルームズ(英題)/ Closed Rooms」は、ワールドプレミア上映となる。本作の原作者カレ・サントスが、スペインの海外ドラマ「情熱のシーラ」の原作者マリア・ドゥエニャスと共に、本映画祭の書籍をテーマにしたイベント、「文学と映像」にパネラーとして登壇する予定。(編集部・石井百合子)
第12回ラテンビート映画祭は、10月8日から12日まで東京・新宿バルト9にて、10月23日から25日まで大阪・梅田ブルク7にて、10月30日から11月1日・11月3日に神奈川・横浜ブルク13にて開催
※書籍イベント「文学と映像」は10月7日、スペイン大使館にて18:00より開催予定
http://www.cinematoday.jp/page/N0076588

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2年ぶりにインディアン水車まつり 名物の味に長蛇の列

2015-09-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 9/21)

厳かに行われたカムイチェプノミ
 インディアン水車まつり2015(実行委主催)が20日、道の駅サーモンパーク千歳の広場で始まった。会場内ではさまざまなイベントが催され、名物のイクラ弁当とサケ鍋の販売には長い行列ができるなど、6年ぶりとなる秋の大型連休「シルバーウイーク」ということもあり、多くの人出でにぎわいを見せた。最終日の21日も午前中から家族連れが多く訪れている。
 まつり初日のこの日、千歳上空に澄んだ秋空が広がり、好天に恵まれた。最高気温は23度と前日に比べ5・7度も高く、Tシャツ姿でビールを一気に飲み干す姿が見られた。
 また、イクラ弁当とサケ鍋の販売ブースには、秋の味覚を買い求める観光客らが絶えず訪れていた。5000匹のヤマメが放流されたせせらぎ水路の「釣り堀」には所狭しと釣りざおが並び、大きな魚体を釣り上げると「やったー!」など子供たちが歓声を上げていた。
 2人1組となって直径40センチほどの丸太をのこぎりで切るタイムを競う「丸太切りレース」や、会場近くの千歳川のほとりでは道アイヌ協会千歳支部によるサケの豊穣(ほうじょう)を祈願する儀式「カムイチェプノミ」も繰り広げられた。
 まつりの開催は2年ぶり。昨年は道の駅のリニューアル工事で中止した。実行委によると、初日は約1万5000人が訪れたという。
http://www.tomamin.co.jp/20150930284

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道内在住外国人を招待 千歳観光連盟がモニターツアー

2015-09-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 9/21)

秋の味覚イクラ弁当とサケ鍋を満喫
 千歳観光連盟は20日、道内に居住する外国人が千歳の観光スポットを巡る特別モニターバスツアー「千歳(せんざい)一遇の旅」を実施した。ツアーには札幌市在住の中国や台湾、ロシア人ら17人を含む26人が参加。初秋の支笏湖やインディアン水車祭りでにぎわう道の駅・サーモンパーク千歳、サケのふるさと千歳水族館などの見学を楽しんだ。
 観光連盟は外国人観光客が急増する中、外国人ツアーバスの可能性を探るモニターツアーを札幌国際大学と連携して企画した。昨年実施した留学生ツアーに続く第2弾。
 モニターツアーはJR札幌駅前発着で、支笏湖での散策や湖上遊覧。この後、インディアン水車まつりでにぎわう道の駅サーモンパーク千歳を訪れ、秋の味覚・サケ鍋とイクラ弁当に舌鼓。アイヌ民族の古式舞踊、リニューアルオープンした千歳水族館を見学した。札幌市在住、台湾の陳美枝さんは「娘は大好きなイクラを食べられた。水族館をすっかり気に入り、時間が足りなかったので改めて訪ねたい」と満足そうに話していた。
 ツアーに参加した札幌国際大学観光学部の丹治和典教授は「外国人の旅は日本人と異なり余裕を持って移動する。千歳には魅力ある観光資源が多い。空港発着の前後に滞在してもらうことは可能」と話した。
 同ツアーの命名者でツアーに合流した東京在住のジャーナリスト莫邦富(モー・バンフ)氏も「千歳は北海道の空の玄関。自然の観光資源が素晴らしい。玄関はその家の顔だが認知度が足りない。単独でなく他の観光地と連携して千歳をアピールすべきだ」とアドバイスする。
 一行はこの後、北海道箱根牧場で生キャラメル作りを体験、千歳観光物産サテライト・ミルで買い物を楽しんだ。ツアー客のアンケート結果の集計は後日報告される。
http://www.tomamin.co.jp/20150930291

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ジオパーク認定 アポイ岳の魅力世界に 社説

2015-09-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/21 08:50
 日高管内様似町の「アポイ岳」が「世界ジオパーク」(地質遺産)に認定された。道内では「洞爺湖有珠山」に続き2地域目、国内で8地域目となる。
 地球内部のマントルが地表に露出したアポイ岳の学術的価値とともに、町民ガイド育成などが高く評価された。
 人口約4600人の様似町は2007年にジオパークの認定運動を始めた。その結果、アポイ岳を含む町の行政区域約364平方キロメートルの全域が認定を受けた。
 9年越しの運動が実った町民の喜びはひとしおだろう。
 区域内には地質はもちろん、高山植物やアイヌ文化など、見どころである「ジオサイト」が35カ所もある。その魅力をどう国内外にアピールしていくか―。町を挙げて、発信に努めてほしい。
 世界ジオパークは貴重な地形や地質を保全し、教育や観光に役立てる自然公園だ。世界ジオパークネットワーク(GGN、本部パリ)が審査し、認定している。
 約1300万年前、二つのプレートが衝突して日高山脈が誕生した際に、地下深くのマントルが押し上げられたのがアポイ岳だ。
 マントル上部のかんらん岩は、地上に出る際に水分と反応して蛇紋岩になりがちだが、アポイ岳はそれが変質していない。特殊な地質が高く評価されている。
 加えて、アポイ岳は標高810メートルにもかかわらず、海に近いことによる海霧の冷却効果で、固有種のヒダカソウなどが独特の高山植物帯を形成している。
 もともとアポイ岳は「地球内部をのぞける窓。比類ない場所」と、専門家の評価が高い。
 ただ、世界ジオパークを目指す13年の国内推薦では「説明が専門的すぎ難解」として落選した。
 このため、地元のジオパーク推進協議会は、学術的な貴重さを強調していた説明などをわかりやすく変更。アイヌ文化との関わりや英語表記なども充実させた。
 世界ジオパークは認定後も4年に1度、再審査がある。
 今後も温暖化やシカの食害などで減少している高山植物の保全、外国語を話すガイドの養成など、再審査に向けた継続的な取り組みが欠かせない。
 先行する洞爺湖有珠山地域では、有料ガイドツアーの利用者が認定後の4年間で1・8倍に増えるなど、徐々に効果が出ている。
 こうした先輩格の取り組みを参考にしつつ、誇るべき地域の宝を守り、息長く育ててほしい。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0029127.html

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世界のAPOIへ…世界ジオパーク認定に地元歓喜

2015-09-23 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2015年9月20日15時03分
深沢博、大久保泰

全員でバンザイを三唱し、世界ジオパーク認定を祝った=様似町
 北海道様似町のアポイ岳ジオパークが、「世界ジオパーク」入りを決めた19日夜、町中央公民館文化ホールでは、鳥取市のシンポジウム会場から発表の様子を大画面で生中継した。悲願の「認定」が決まった瞬間、会場は歓喜に包まれた。
 アポイ岳ジオパーク推進協議会の関係者やファンクラブのメンバーら約200人が中継を見ながら瞬間を待った。午後6時55分、「APOI」と読み上げられ、坂下一幸町長の笑顔はじける姿が映し出されると、くす玉が割られ、「やったー」と歓声がわいた。
 ファンクラブ事務局長でアポイ岳ジオパーク認定ガイドの小林弥生さん(59)は「アポイ特有の地質や植物などの自然やアイヌの伝統文化など、様似の魅力を多くの人に伝え、様似を誇りの持てる町にしたい」と笑顔で話した。
 坂下町長はシンポジウム会場から、「日本ジオパークになって7年。世界の仲間入りができたが、世界認定はゴールではなくスタート。ジオパークをまちづくりのベースに、町民一丸となって世界に『APOI』を発信したい」と喜びを語った。町は11月に世界認定を記念したシンポジウムを予定している。
残り:614文字/本文:1089文字
http://www.asahi.com/articles/ASH9J75T6H9JIIPE037.html
 高橋はるみ知事は「認定を通じ、日高地域の活性化に大きく寄与することを期待します」とのコメントを出した。
 アポイの山塊は地下深くから持ち上げられた「かんらん岩」の露頭が特徴。アポイ岳(標高810メートル)は低標高だが、ヒダカソウなど多くの固有種が「アポイ岳の高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定されている。アポイ岳ジオパークは、かんらん岩が峡谷をつくる「幌満峡」やプレートの衝突現場が見られる「日高耶馬渓」など五つのエリアが見どころだ。
 2008年に日本ジオパークに認定後、様似町は世界認定を目指して、12年に研究や環境教育の拠点としてアポイ岳地質研究所(ジオラボ・アポイ岳)を開設し、13年にはアポイ岳ビジターセンターを改装。ジオガイドの技量を高めるなどしてきた。一度は世界への推薦を見送られたが、昨年は推薦を勝ち取り、認定に期待が高まっていた。
 道内では「白滝」(遠軽町)や「とかち鹿追」(鹿追町)なども含む五つの日本ジオパークがあるほか、美瑛町と上富良野町が「十勝岳山麓(さんろく)」の17年以降の登録実現を目指している。
 09年に道内最初の世界ジオパークに認定された「洞爺湖有珠山」の構成自治体で、壮瞥町の三松靖志・ジオツーリズム推進係長は「アポイ岳」の認定を受け、「世界ジオパークとの連携など世界の名に恥じない持続的な保全活動が重要。オール北海道で支援が求められている」と指摘する。(深沢博、大久保泰)
http://digital.asahi.com/articles/ASH9J75T6H9JIIPE037.html

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登別で知里幸恵フォーラム開かれ「アイヌ神謡集」学ぶ

2015-09-23 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年9月20日(日)朝刊】
 NPO法人知里森舎(横山むつみ理事長)主催の知里幸恵フォーラム'15in登別が19日、登別市中央町のホテル平安で開かれ、来場者が「アイヌ神謡集」について理解を深め、アイヌ伝統の歌や踊りを楽しんだ。
 幸恵の功績を後世に伝え、アイヌ文化について理解を深めてもらおうと、2000年(平成12年)から毎年開催、16回目になる。東京外国語大学大学院非常勤講師で、アイヌ語やアイヌ文学が専門の志賀雪湖さんが「『アイヌ神謡集』を読む」と題して講演した。
 約120人が来場。志賀さんは「アイヌ神謡集はアイヌ文学を学んだ者にとって謎の多い物語。アイヌの物語は普通、論理的整合性を追求、つまりつじつまが合うように展開しているが少し違う」と説明。
 「また第1編については、アイヌ人と倭人が日本という一つの国の中で、どう関わっていったらよいかを示した物語と解釈することもできる」などと、持論を展開した。
 続いて平取アイヌ文化保存会のメンバーがアイヌ民族の歌舞を披露し、来場者と交流した。
 横山理事長は冒頭「本日で知里幸恵銀のしずく記念館開館から丸5年。多くの支えがあり、運営に手応えをつかんでいます。今後は若い皆さんにも来てもらえるよう、声を掛けていきたい」とあいさつした。
(鞠子理人)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/09/20/20150920m_05.html



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しらおいチェプ祭でサケの恵みに感謝…宝引きも

2015-09-23 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年9月20日(日)朝刊】

前浜で捕れたサケを買い求める来場者 サケの恵みに感謝する「第27回しらおいチェプ祭」(同実行委主催)が19日、2日間の日程で白老・ポロト湖畔広場を会場に始まり、ひもの先のサケが当たる「宝引き」などが行われ、歓声が上がっていた。
 アイヌの伝統的家屋でサケへの感謝の祈りの儀式「カムイノミ」が行われ、ステージではムックリが演奏された。開会式で長谷川邦彦実行委員長、戸田安彦町長、堀井学衆院議員、神戸典臣道議、山本浩平町議会議長があいさつ。平取アイヌ文化保存会の15人、白老・萩野小6年生26人が古式舞踊を、ニュージーランドの先住民族マオリの2人が歌と踊りを披露した。
 前浜で捕れたサケが安価で販売されたほか、アイヌの伝統料理であるサケのくし焼き(チマチェプ)やサケ汁(チェプオハウ)、イナキビご飯を販売、サケのくじ引き、カラオケ大会、アイヌ文様刺しゅう体験などが繰り広げられた。
 20日はニジマスのつかみ取り、アイヌの伝統漁法「マレク漁体験」、アイヌ語クイズ大会、もちまき大会、サケのくじ引きなどが行われる。
(富士雄志)
【写真=前浜で捕れたサケを買い求める来場者】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/09/20/20150920m_07.html

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NZ・マオリ族のチェリントンさん 白老・アイヌ民博を見学

2015-09-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 9/19)

博物館職員から説明を受けるチェリントンさん(前列左)
 ニュージーランドの先住民族マオリのリーダー、ケイト・チェリントンさん(45)が17日、白老町のアイヌ民族博物館を訪れ、同館の担い手研修生との意見交換や館内展示物の見学を行った。北海道を訪れるのは初めて。翌日にはマオリの若者育成団体で代表を務めるベンサム・オーヒアさん(44)も合流。18日に札幌市内、21日に平取町二風谷のアイヌ文化博物館などでそれぞれ講演した。25日には東京でも首都圏に居住するアイヌ民族との交流を行う予定だ。
 2010年に発足したアオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会(島田あけみ代表)の主催。同団体は道内や関東に居住するアイヌ民族で構成しており、00年ごろから始まった交流がきっかけで不定期の相互交流がスタート。プログラムに組み込んでからは今回で3回目となる。
 博物館では館内の展示物を熱心に見学。案内役を務めた担い手育成の研修生らが、民族衣装の文様や素材など細部にわたって分かりやすく説明した。
 島田代表は、かつてマオリ族が目覚ましい文化復興や権利回復を成し遂げたことを強調。チェリントンさんが来道した目的の一つに、民族の将来や目標達成へのビジョンづくりなどを伝えることを挙げ、施設見学後のワークショップでは担い手研修生や若手職員との活発な意見交換が行われた。
 2人は18日に札幌に移動し、北海道博物館見学やマオリ民族の文化復興をテーマに講演。19日には再び白老町に戻り、チェプ祭に参加した。
http://www.tomamin.co.jp/20150930252


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翁長知事「沖縄の思い訴えたい」 国連人権理事会へ出発

2015-09-23 | ウチナー・沖縄
朝日新聞 2015年9月19日19時01分
上遠野郷、ジュネーブ=松尾一郎
 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は19日、スイス・ジュネーブで開かれている国連人権理事会に出席するため沖縄を出発した。国連欧州本部で21~22日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設計画への反対を訴え、沖縄に米軍基地が集中している問題について国際社会の理解を得たい考えだ。
 那覇空港にはこの日朝から支援者らが集まり、出発する翁長氏を激励。翁長氏は一人一人と握手し、「これまで話してきたことを集約して世界に訴えたい。国際社会に沖縄の思いをしっかり訴えたい」と語った。
 国連人権理事会は、あらゆる人権問題を扱う国連機構内の政府間組織。シリアや北朝鮮の深刻な人権侵害から女性の人権、先住民族の権利など幅広く話し合われる。
残り:797文字/本文:1112文字
http://www.asahi.com/articles/ASH9M351RH9MTPOB001.html

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「言語・方言サミット」那覇で開催

2015-09-23 | アイヌ民族関連
NHK 9月18日 18時06分
「言語・方言サミット」那覇で開催
北海道の「アイヌ語」や沖縄県の「八重山語」など、ユネスコの調査で「将来的に消滅の危機にある」とされている言語や方言について知ってもらい、継承につなげていこうという大会、「言語・方言サミット」が、18日、那覇市で開かれました。
文化庁や沖縄県などが開いたこの大会には、ユネスコが「将来的に消滅の危機にある」としている国内8つの言語や方言をそれぞれ継承する人たちなど100人余りが参加しました。
はじめに、「八重山語」や「与那国語」など「消滅の危機」とされる言語の5つがある沖縄県から、はなし家で俳優の藤木勇人さんが講演し、「沖縄の各地で異なることばはその土地で伝える力があるからこそ残ってきた。それぞれのことばを残すことは多様性を認める社会にもつながると思う」と訴えました。
続いて、北海道でアイヌの人たちの文化を学んでいる山本りえさんは、「消滅の危機」が「極めて深刻」とされる「アイヌ語」を使って、シマフクロウの神話を節をつけながら披露しました。
また、参加者たちが、それぞれの地域に伝わることばでロシア民話の「大きなかぶ」を「大きな大根」に変えて朗読しました。
この中では、鹿児島県南部の離島や沖縄本島北部で話される同じ「国頭語」でも、地域によって発音が異なることなどが説明され、それぞれの土地に伝わることばの多様性を訴えて伝え残していく大切さを確認していました。
「さまざまな方言聞く機会に恵まれた」
北海道釧路市出身で「アイヌ語」の語りを披露した山本りえさんは(28)、「アイヌ語にひかれて勉強を始めました。きょうはさまざまな地域の方言を聞く機会に恵まれてよかったです」と話していました。
また、「八重山語」で語った東大浜剛さんは(52)、「こうした大会をきっかけに、先人たちが残したことばに関心を持ってもらい、若い世代が少しでも会話で使ってくれるようになればいいと思う」と継承への期待を寄せていました。
アイヌ民族に関する国立博物館建設へ
アイヌの人たちの文化を保存していくことなどを目的に北海道にアイヌ民族に関する国立博物館が建設されることも決まり、地元では、アイヌの人たちの歴史やことばを伝えていこうという動きが出ています。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、国は、北海道白老町にアイヌ民族に関する国立博物館を開館することを決めました。
北海道ではアイヌの人たちの文化を伝えていこうという活動が活発になっていて、このうち、アイヌの人たちが多く暮らしている北海道平取町の二風谷地区では、アイヌ語を伝えていくための教室が開かれています。
教室は、子どもの部と大人の部に分かれていて、このうち子どもの部では小学生と中学生が週に1度、集まってアイヌ語を学んでいます。
子どもたちは、アイヌ語に翻訳した童謡を歌いながら地域に伝わる物語を紙芝居を通して学んでいます。
一方、大人の部では海外の伝承方法などを学んでいます。
今学んでいるのは、ニュージーランドの先住民族、マオリの人たちのマオリ語についてです。
マオリ語は、一時、消滅の危機に瀕しましたが、復興させるための活動が進められた結果、今は、ニュージーランドの公用語の一つになっています。
アイヌ語教室で講師を務める平取町立二風谷アイヌ文化博物館の関根健司さんは、「それぞれ工夫しながら今後も学習方法を見つけていきたい」と話していました。
東京でも積極的に発信
アイヌ語を伝承するための取り組みは北海道の外でも進められています。
今月12日には、東京・有楽町でアイヌ文化を広めようというイベントが開かれ、伝統的な織物などが展示されたほか、平取町二風谷のアイヌ語教室のメンバーが北海道の外では初めて、劇を披露しました。
劇は「キツネのチャランケ」という昔話で、川に上るサケを独占しようとする人間に対し、キツネが自然の恵みは分け合うべきだと訴える物語です。
600人以上が入れる会場は満席になり、アイヌ語で語られる世界に観客たちが見入っていました。
観客の男性は、「ふだん触れることのできないアイヌの世界観を感じるいい機会になった」と話していました。
また、劇に参加した小学5年の平村数美さんは「たくさんの人の前で披露できて楽しかったです。多くの人にアイヌ語を知ってもらえるようまた勉強したいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150918/k10010240841000.html

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危機言語サミット沖縄大会開催 ユネスコ指摘の8言語を議論

2015-09-23 | アイヌ民族関連
琉球新報 2015年9月18日 17:28

危機言語サミット沖縄大会でそれぞれの危機言語で同じ物語を聞かせる話者=18日、那覇市の県立博物館・美術館
 「危機的な状況にある言語・方言サミット沖縄大会」(文化庁、県、琉球大主催)が18日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が消滅の危機にあるとした国内8言語の関係者が継承に向けて議論した。
 八つの危機言語は、アイヌ語と八重山語、与那国語、八丈語、奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語。
 調査報告で、石原昌英琉球大学教授は「県民の多くが学校教育を通した(しまくとぅばの)保存継承を望んでいるが、教材が少ない。教員も話せない」と課題を話した。北海道大学の北原モコットゥナシさんは、教員や教材、語彙(ごい)、使用できる場の不足をアイヌ語普及の課題に挙げた。
 しまくとぅばの話芸に取り組む藤木勇人(立川志ぃさー)さんの講演や危機言語の聞き比べなどがあった。
【琉球新報電子版】
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249110-storytopic-6.html

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白老で交通量調査 民族共生公園整備の基礎資料

2015-09-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 9/18)
町立病院前の交差点で交通量を計測する調査員=16日午後4時ごろ
 国土交通省は16日、白老町日の出町と若草町の交差点など3カ所で、2020年開設の「民族共生公園」(仮称)整備に伴う交通量調査を行った。国の現地調査は昨年10月の文化庁による国立アイヌ文化博物館(同)の整備に係る地質調査以来2回目。国交省による調査は今回が初めてで、結果は来年度に示される国立公園基本計画に反映される。
 調査が行われたのは町立国保病院前とポロト温泉手前の両交差点、公園通り沿いの3カ所。調査員6人を配置し、午前8時から午後5時までの車両通行量を調べた。
 調査を行った道開発局都市住宅課は20年の象徴空間開設に伴い、「整備予定地周辺では交通量が増加する」と説明。将来的な対策の必要性を挙げ、道路拡幅など具体策を協議するための「基礎資料とするため現況調査を行った」と話す。調査は2日間の予定で、16日は平日の通行量を計測。休日の調査は21日に行う。
 国交省が今年4月に公表した基本構想では、同公園を「アイヌ文化の入口」と位置付けることや、アイヌ文化の理解を深められる体験型フィールドミュージアムの整備などを盛り込んだ。同省はこれらの内容を踏まえ、来年示す基本計画に今回の調査結果を盛り込むとしている。
 道開発局は今回の調査結果などを踏まえ、「基本計画を作成する上で必要な調査があれば随時行っていく」としており、必要に応じて地質調査なども行う意向を示している。
http://www.tomamin.co.jp/20150930218


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アイヌ民族とマオリ交流 白老で意見交換

2015-09-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/18 16:00

チェリントンさん(右から2人目)と語り合うアイヌ文化の若手担い手
 【白老】ニュージーランドの先住民族マオリの若手リーダーを養成している団体代表者らが17日、胆振管内白老町のアイヌ民族博物館を訪れ、同館でアイヌ文化を学ぶ若手担い手と交流した。ワークショップでは、民族の文化や言語を学ぶ意義などについて、それぞれ意見を交換した。
 首都圏や道内のアイヌ民族でつくる「アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会」(島田あけみ代表)が主催。同会は2013年、ニュージーランドに研修団を送り、言語復興などの先進事例を学ぶなど、交流してきた。
 今回来日したのは、マオリの若手リーダー育成団体「AMO」のベンサム・オーヒア代表(44)と、ケイト・チェリントン副代表(45)。2人はマオリの若手育成やコミュニティー改善に長年、携わっている。23日まで、白老や平取、札幌など道内に滞在する。
 ワークショップにはアイヌ文化の担い手5人が参加。チェリントンさんが「いま学んでいることは何にプラスになる?」などと問いかけると、参加者は「知識と経験を増やせている」「アイヌ民族としてどう生きたいか考えるのに役立っている」などと答えた。
 チェリントンさんは「文化や知識を実生活で生かし、将来的には導き手の手本となって」と話し、参加した中井貴規さん(38)は「これまでと違う視点が得られた」と語った。
 同会は2人の講演会を21日午後7時から、平取町二風谷の町立二風谷アイヌ文化博物館のポロチセで開く。入場無料。問い合わせは同文化博物館(電)01457・2・2892へ。(田鍋里奈)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0180845.html

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