先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

サケ豊漁、神々に祈り 白老・アイヌ民族博物館が儀式

2015-09-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/08 11:43
河口での儀式で祈りをささげる出席者
 【白老】サケの豊漁を願うアイヌ民族の伝統儀式「ペッカムイノミ」が7日、 アイヌ民族博物館 (若草町)と白老川・ウヨロ川の合流河口で行われ、同館職員が神々に祈りをささげた。
 同館では毎年、サケ漁が始まるこの時期に豊漁祈願の儀式を執り行っており、今年は同館職員23人が出席した。伝統家屋「ポロチセ」に祭壇を設け、民族衣装を着た職員がおわんに注がれた酒をいろりにまいて火の神などに祈った。
 続いて、白老川とウヨロ川の合流河口に移動。地面を掃いて清めた後、アイヌ民族の5神をまつった祭壇に前浜で捕れた雄サケなどを供え、参列者は河口の神などに豊漁を願った。
 アイヌ民族はサケを「カムイチェプ」(神の魚)と呼び、かつては主食の一つであったほか、交易の重要な商品としても位置づけられていた。(土屋航)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0177217.html

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27日洞爺湖町内外国人と地域住民が初の交流イベント

2015-09-09 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年9月8日(火)朝刊】
 洞爺湖周辺に住む外国人を招いた初めての国際交流イベントが27日、洞爺湖町洞爺町のとうや・水の駅で開かれる。「とうやインターナショナルフェスティバル(TIF)」で、日本の伝統文化に触れるステージや体験メニューを用意するほか、多彩な外国料理のブースが出店。毎年の恒例行事に育てる考えだ。
 洞爺国際交流協会(菊地尊征会長)が企画した。協会によると、研修などで町内の事業所や農家などに勤務する外国人はアジアを中心に約60人。その数は年々増え続けており、仕事中心の生活を送りがちな外国人に、日本文化に触れ、外国人や地域住民と気軽に交流できる機会を、と考えた。町内在住の外国人や周辺の英語指導助手をはじめ、地域住民や国際交流に興味がある人の参加を広く呼び掛けている。
 TIFは、地元の飲食店や町内のサークルなどの協力を得て、日本の伝統文化を観(み)る、体験する、多国籍料理を食べる―を3本柱に各ブースを設ける。「観る」では太極拳や居合の演武、琴の演奏、昔遊びなど、「体験する」では茶道、浴衣の着付け、アイヌ刺しゅうなど。洞爺音頭の体験(正午)に続いて午後2時半に参加者で踊り締めくくる。「食べる」では、佐々木ファーム、茶洞庵、チャシバク、カフェ・コハムの各店が自慢の料理を提供する。
 町では、高校卒業後の1年間、ボランティア活動する英国青年を25年にわたり受け入れており、今年も9日に来日。青年らが日本での生活に早く溶け込めるようにとの思いもある。協会理事の廣島夕美子さんは「大勢の人に参加してもらい交流を深めてほしい」と話す。
 イベントは27日午前10時~午後3時。参加無料。雨天時は水の駅内で開催。問い合わせは同駅、電話0142・82局5277番。
(野村英史)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/09/08/20150908m_07.html

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サケ豊漁を祈願…白老・アイヌ民族博物館で伝統儀式

2015-09-09 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年9月8日(火)朝刊】
 白老・アイヌ民族博物館(野本勝信理事長)によるサケ豊漁を祈願する伝統儀式「ペッカムイノミ」が7日、白老川河川敷やポロトコタンのポロチセ(かやぶきの家)などで行われた。
 河川敷での儀式には職員約20人が参加。ヌサ(祭壇)にトマリオルンカムイ(船着き場の神)、チワシコロカムイ(河口の泡立ちの神)、ペテトクンカムイ(水源の神)など5神が祭られ、サケやシト(団子)、果物が供えられた。
 野本三治伝承課長が祭主を務めた。アイヌ語で「この村にサケをたくさんのぼらせ、コタンに恵みをもたらせてください」「海が荒れるとサケが上がらないから、油断することなく見守ってください」などと神に祈った。河口付近では飛び跳ねるサケの姿が見られた。同博物館敷地内のポロチセでも祈りをささげた。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/09/08/20150908m_08.html

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フィリピンのピナツボ火山噴火被災者ら、レンタルドレス店設立へ

2015-09-09 | 先住民族関連
アイデアニュース-2015年9月8日
筆者: midori-matsunaka
美しいドレス姿を披露しているのは、フィリピンの山岳先住民族「アエタ」の女性ふたりです。フィリピンの多様な民族の中でも、最も古い先住民であるアエタの人々は、1991年のピナツボ火山噴火によって、山の民としての暮らしが出来なくなった避難民なのです。筆者は、1994年6月から2015年5月まで、「ピナツボ・アエタ教育里親プログラム」という教育支援活動をおこなってきました。現在、アエタの女性たちの新しい収入の手段として、「レンタルドレスショップ」の設立を準備しているところです。日本の善意ある方々から寄付してもらったウエディングドレスやフォーマルドレスは、おしゃれが好きでドレスアップする機会が多いフィリピンの女性たちの夢をかなえる魔法のドレスとして生まれ変わります。

レンタルドレスショップの運営の中心となるベナスさん(左)とナニン=2015年8月28日、フィリピン・サンバレス州で、撮影・橋本正人
1991年6月に大噴火したフィリピン・ルソン島にあるピナツボ火山。その山は、先住民族アエタの人々にとって、先祖代々、暮らしを支えてきてくれた聖なる山でした。噴火の少し前まで、狩猟や簡単な農業で暮らしを立てていた少数民族アエタは、暗褐色の肌や小柄な体、縮れた髪などの外見的特徴と、主流のフィリピン文化とは違う独自の文化を持っています。避難生活は、争いごとを好まず穏やかで、それでいて大変誇り高いアエタの人々にとって、つらいものでした。差別や偏見を受けたことも多々あります。「もっとも困難な避難生活」を送っている人々に緊急支援を始めたのが、筆者とアエタの人々との出会いでした。
噴火によって山を降りたアエタの人たちは、狩りや焼き畑農業という生活基盤を失い、将来は不透明なままでした。アエタの人たちにとって最も重要なニーズはなにか。話し合いの中で、「アエタの村の小学校には、アエタの先生がいてほしい」「いずれはアエタの中から医療の専門家が出てほしい」「アエタを助けるのはアエタでありたい」そんな言葉を聞いたのです。それなら、若きアエタのリーダーを育てる教育支援がいいのではないか。町に「ドミトリー・寄宿舎」を用意して、アエタの若者たちが共同生活を送りながら、高校や大学に通う仕組みを作りました。1994年、「ピナツボ・アエタ教育里親プログラム」の始まりです。
ピナツボ火山噴火から24年の歳月が流れ、教育支援を開始してから20年がたちました。山岳先住民族アエタの人たちをとりまく環境も大きく変わり、「ピナツボ・アエタ教育里親プログラム」は、2015年5月の卒業生を最後に、その役目を終えました。これまでに延べ200名を超えるアエタの若者が学校に通い、そのうち120名ほどが高校や大学を卒業しています。幼稚園や小学校で教師をしている卒業生、換金作物を導入して村の経済発展に貢献している卒業生、市役所の運転手として働いている卒業生、町の大きなレストランで働いている卒業生、サリサリストアー(一坪ほどの店舗のコンビニ)のオーナーをしている卒業生のカップルなど、次の世代のアエタの良いお手本になっています。
一方で、結婚し、出産をした女性が仕事を続けることが難しいのは、古い文化や習慣が残るアエタの人たちの現実です。せっかく奨学金プログラムの支援で学校を出ても、いったん仕事を離れると再開することは容易ではありません。そんな中で新たに出てきたアイデアが、「レンタルドレスショップ」経営なのです。
キリスト教の国であるフィリピンでは、復活祭や洗礼式や結婚式、クリスマスなど教会で行う行事には、晴れ着で出席します。卒業式、地域のお祭り、家族のいろいろな集まりにも素敵な服で出たいと願う、おしゃれな人たちが多い国です。お金のない人たちにとっては叶わない願い。でも、そんな庶民の夢をリーズナブルにかなえるレンタルドレスショップがあったら、どんなにいいだろう。「ピナツボ・アエタ教育里親プログラム」の奨学生の卒業式に出るたびに、そう思ってきました。
「ピナツボ・アエタ教育里親プログラム」を長年応援してくださった大阪のうつぼロータリークラブのご寄附により、かつてプログラムの寄宿舎であった古い家の改築が実現しました。奨学生たちの共同スペースだった殺風景な部屋が、トルソーに着せたドレスや、ラックにたくさん吊るされているドレスが窓ガラス越しに見えるしゃれたお店に変身しています。
アエタの学生たちの頑張りを知っている日本の人たちが、筆者の呼びかけに応えて、続々とドレスを送って下さいました。自分や家族が着たウエディングドレス、子どもさんが発表会で着たドレス、プロの演奏家がステージで着たドレス、フラダンスやフラメンコを習っていた人が着たドレス……いずれも中古とは言え、とても美しく、いい状態で保管されていました。幸せな記憶をもったラッキーなドレスたち。海を越えて優しさと友情が届けられたようで、本当に嬉しく有難いことです。ドレスを見たアエタの女性たちは、飛び切りの笑顔になり、大きな歓声を上げていました。
プログラムの元奨学生の中に、洋裁の技術を学ぶ専門学校に通った女性がふたりいます。それから、これまでアエタの奨学生たちの寄宿舎での「お母さん」として生活を共にしてきた、自身もアエタであるべナスさんは裁縫が得意。彼女たちが中心となって、オリジナルのドレスと、今回筆者が日本から持ち込んだドレスを使って貸衣装店を経営します。これなら、結婚しても子育て中でも、働き方を工夫してずっと続けていける仕事です。
お店を知ってもらうための宣伝をしたり、ドレスを借りに来た人たちの体型に合わせてドレスを補正したり、お金の管理をしたり、アエタの女性たちがこれから担っていく仕事はいろいろあり、トラブルも起きることでしょう。それでも、レンタルドレスを通して、日本から届いた応援の心を励みに頑張ってもらいたいです。差別や無理解に負けず、学校に通った元奨学生たちが、学生時代同様たがいに助け合ってほしい。そして、少しずつ収入が増えて、いつかは、もっとたくさんのアエタの女性たちが働ける大きなお店になる日を願って、これからも応援していきたいと思っています。
この「レンタルドレスショップ」のために、ドレスのご寄付や輸送料のカンパなどをしていただける方は、こちらのフォームを使って、ご連絡ください。
http://ideanews.jp/archives/8783

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イモトアヤコ 取材予定先の先住民族に猛反発されロケ先を変更

2015-09-09 | 先住民族関連
livedoor-2015年9月7日 17時15分
6日放送の「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で、イモトアヤコのロケ先が急遽変更となるアクシデントが発生した。
番組では「珍獣ハンターイモト ワールドツアー」と題し、イモトが2年ぶり7回目となるブラジルを訪れた。
この企画では、目玉としてブラジル中の先住民族が集結する儀式であるクアルピを紹介する予定だった。
年に一回の大イベントであるクアルピは、先祖の霊を供養することや他民族同士が交流することが目的。それぞれの先住民族が名産品を持ち寄って物々交換をしたり、民族の威信をかけて戦うレスリング大会を開催したりする。
しかし、VTR中、イモトから「ちょっといろいろ訳があって、(クアルピに)行けなくなりました」と取材ができなくなったことについての報告があった。
儀式に参加する一つの民族には取材許可を取っていたのだが、他の参加民族から猛反対があったため、結局出発前日に約束を取り消されてしまったのだという。
緊急事態となってしまったが、イモトは毅然と「やっぱりアマゾンじゃねえか? あそこに行きゃあなんとかなるからね」「あと、ターザンがいるし。ユーリがいるから」と楽観的なコメントをしていた。
最終的に、イモトを含めた取材陣は、クアルピを諦めてアマゾンへと向かったのだった。
http://news.livedoor.com/article/detail/10561394/


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豊漁と安全祈る 千歳でアイヌの伝統儀式

2015-09-09 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 9/7)
伝統的な漁法でサケを捕獲
 川を上ってくるサケを迎えるアイヌの伝統儀式「アシリチェプノミ」が6日、千歳川の長沼用水取水口(千歳市蘭越)で行われた。
 千歳アイヌ協会(中村吉雄会長)が主催。丸木舟に乗り、木の柄にかぎの付いた「マレク」で突く昔ながらの漁法でサケを捕って火の神「アペフチカムイ」に供える儀式。毎年、会員のほかにも多くの地域住民や見物人が訪れる。
 川の一部を網で仕切った中に儀式用のサケを放ち、丸木舟に乗った会員らがマレクで狙う。見物人らが固唾をのんで見守る中、何度か突き入れられたマレクがついにサケを捕らえると、川岸に歓声が響いた。
 川岸に儀式を行ういろりが準備され、伝統衣装に身を包んだ会員と、山口幸太郎市長ら来賓が参列。祭司を務めた中村会長がアイヌ語で祈りをささげ、いろりに酒などを供えて今年の豊漁と安全を祈った。
 儀式の後はアイヌ料理の試食会や、千歳アイヌ文化伝承保存会と静内民族文化保存会によるアイヌの座り歌(ウポポ)、輪踊り(ホリッパ)、子供を対象としたマレク漁体験なども行われた。
http://www.tomamin.co.jp/20150929797

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関東の大学生9人、アイヌ文化を学習 担い手研修生と意見交換

2015-09-09 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 9/7)
担い手と多様なテーマで意見を交わす学生たち
 関東地区の大学生9人が3日、白老町のアイヌ民族博物館を訪れ、担い手育成研修生らとアイヌ文化などについてディスカッションした。東京の支援団体が主催する国際人育成プログラムの一環で来町したもので、アイヌ民族の若者との交流は初めて。学生たちは未来志向でアイヌ文化を継承する担い手の意見に耳を傾けながら、わが国の先住民族の文化に対する理解を深めた。
 国際的な活動を目指す大学生に日本文化を深く理解してもらおうと、一般社団法人KIP知日派国際人育成プログラム(パッカード啓子理事長)が2008年から取り組んでいる人材育成カリキュラム。今回は地方研修メニューの一つで、東京大学や慶應義塾大学、横浜国立大学などの1年生から3年生まで9人が参加した。
 学生たちは博物館の展示品見学や古式舞踊の鑑賞、ムックリ演奏などを体験後、アイヌ文化を学ぶ担い手研修生と意見交換した。
 あいさつした野本正博館長は「皆さんが国際社会に出た時、現代のアイヌ文化の状況を必ず聞かれる」と強調。学生と同世代の若手のアイヌ民族が働き、学びながら文化を習得し、伝えていこうとしていることを説明することで「皆さんに対する視線も変わってくる」などと語った。
 学生は、担い手研修に参加したきっかけや文化伝承に対する思いなどさまざまなテーマで質問。教科書に記されたアイヌ民族の記述に関する質問では、担い手から「差別などネガティブな内容が多い。過去にばかり注目するのではなく現代のアイヌ民族も見てほしい」などの意見が出た。
 横浜国大3年の荒井俊さん(21)はディスカッションを振り返り、「事前学習では歴史ばかり調べてきたが、実際に意見を交わして今の文化を大事にしたいという思いが強いことを知ることができた。実際に会って聞くことも大切ですね」と笑顔で語った。
 一行は4日まで滞在し、室蘭市の新日鐵住金室蘭製鐵所や市役所なども訪れ、若手職員との意見交換も行った。
http://www.tomamin.co.jp/20150929806

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サケ迎え感謝の祈り 千歳 アイヌ民族の伝統儀式

2015-09-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/07 10:25
儀式に先立ち、マレクを使ってサケを捕獲する千歳アイヌ協会の会員
 【千歳】サケの遡上(そじょう)を迎えるアイヌ民族の伝統儀式「アシリチェプノミ」が6日、千歳市蘭越の千歳川沿いで行われ、市内外の見学者約150人が見守った。
 アイヌ文化を多くの人に紹介しようと、千歳アイヌ協会(中村吉雄会長)が毎年公開している。
 儀式に先立ち、丸木舟に乗った同協会の会員が伝統漁具マレク(モリ)を使ってサケを捕獲すると、周囲から拍手が湧いた。その後、伝統衣装に身を包んだ約40人が、捕まえたサケを囲んで座り、遡上への感謝と豊漁を祈る儀式「カムイノミ」を行った。
 中村会長(65)は「これからも伝統儀式などの紹介を通して、アイヌ文化を伝承していきたい」と話した。儀式終了後には、千歳アイヌ文化伝承保存会などによるアイヌ古式舞踊の披露や、見学者によるマレク漁の体験なども行われた。(佐々木風人)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0176818.html

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伝統儀式で祈りささげる チョマトー慰霊祭 帯広

2015-09-09 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社ニュース 2015年9月7日 14時05分
伝統の儀式「カムイノミ」などが行われた慰霊祭
 【帯広】かつて周囲にアイヌ民族の大きな集落があり、古戦場だったともされる十勝アイヌゆかりの地「チョマトー」の慰霊祭(実行委員会主催)が6日、帯広市内のチョマトー公園(西16北1)で行われた。
 帯広アイヌ協会(笹村二朗会長)の会員ら約50人が参列。アイヌ伝統の儀式を執り行い、先祖への感謝や祈りをささげた。
 儀式に先立ち、笹村会長が「アイヌの伝統や文化、儀式を忘れられることのないよう伝えていきたい」とあいさつ。来賓の米沢則寿市長が祝辞を述べた。
 同協会の荒田裕樹副会長を祭司に、伝統儀式「カムイノミ」を行い、神格である「カムイ」への祈りをささげた。その後、帯広カムイトウウポポ保存会(酒井奈々子会長)が伝統の踊りや歌を披露した。
http://www.tokachi.co.jp/news/201509/20150907-0021773.php

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バイク1200台・車300台集結、白老で交流イベント盛況

2015-09-09 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年9月7日(月)朝刊】
 オートバイの月刊誌「Bike JIN」主催の交流イベント「Bike JIN祭り」が6日、白老町北吉原の白老滑空場で開かれ、道内外のライダーらがバイク試乗会やトークショー、じゃんけん大会など多彩なイベントを楽しんだ。
 午前11時すぎにはバイク約1200台、車約300台が集結、その後も続々とバイクが会場を目指していた。メーカー10社の最新モデルを滑走路で体験できる大試乗会、ウエアやバイクパーツが並ぶアウトレットセール、レースやツーリングなどを話題にしたトークショー、豪華賞品が当たるじゃんけん大会、サイン会、ライディングテクニック講座などが繰り広げられた。
 神奈川県横須賀市の自営業男性(45)は「すごく空気が気持ちいい。信号が少なく気持ちよく走れました」、江別市の会社員男性(37)は「人の多さにびっくりです」と話した。
 開会式で戸田安彦町長が歓迎のあいさつ、アイヌ民族博物館の職員が古式舞踊を披露した。白老からは白老牛銘柄推進協議会、ポプリ、バルクマート、JAとまこまい広域白老支所、蛇の目寿司が出店、食材王国を代表するグルメを買い求めるライダーたちの行列ができていた。白老観光協会は観光案内所を開設、オリジナルの旗を販売した。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/09/07/20150907m_08.html

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精緻なタッチにため息 道博物館で夷酋列像展

2015-09-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/06 02:11
精密に描かれた蠣崎波響筆の「夷酋列像」を熱心に見る来館者
 札幌市厚別区の北海道博物館で5日に開幕した「 夷酋列像 (いしゅうれつぞう)」展(北海道博物館、北海道歴史文化財団、北海道新聞社でつくる実行委主催)には、初日から多くの人が訪れ、江戸時代後期に描かれた精密な絵画に見入っていた。
 今年4月にリニューアルオープンした道博物館の記念特別展として開催。
 夷酋列像は、松前藩家老で画人の蠣崎波響(かきざきはきょう)(1764~1826年)が、アイヌ民族の首長ら12人を描いた 日本画 。長らく行方不明だったが、1984年にフランスのブザンソン美術考古学博物館で1点を除く11点と序文2点が発見された。今回は、ブザンソンの作品と全国各地にある模写本・粉本(ふんぽん)(下絵)、蝦夷錦(えぞにしき)などの交易品、計約130点を展示している。
 この日、苫小牧市から訪れた小野操さん(71)は「夷酋列像のきれいな色彩や細かい筆遣いに感心した」と話した。また、同館のエマニュエル・ギゴン館長が講演し「(展覧会を見て)各地に模写があることを知り、この絵の影響力の大きさに驚いた」と述べた。
 11月8日まで。観覧料は一般千円、高校・大学生500円、中学生300円。問い合わせは北海道博物館(電)011・898・0466(ハローダイヤル)へ。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0176509.html

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松浦武四郎と恵庭

2015-09-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (ブログ)-2015年09月05日
「北海道」の命名者である松浦武四郎が恵庭も訪れていた。「えにわ歴史研究会」の槌本秀秋氏が近くの道の駅で開催している資料展で示されている(9月6日まで)。
街を流れる漁川と茂漁川の周辺は湿地であり、アイヌ世帯は2戸しか無かったようだ。クラーク博士が学生と別れた島松駅逓跡付近の地形図も興味深い。(安政5年1857,第5回踏査)

  -国道36号線の恵庭から北広島方向、左手が島松駅逓跡付近-
6回の蝦夷地調査を終えて1869年(明治2年)に新政府から開拓御用掛(のち、長官)を命じられ、アイヌの解放、札幌の首府化、各藩による分担開拓など、いくつか行った提言は先見の明があるものばかりだが、当時は実態として認められず、1年に満たず職を辞している。骨太の性格も偲ばれる。
今、地球上に未知なる地域は無くなったが、間宮林蔵らにしても幕末から明治にかけての"冒険家"の勇気と能力と果たした役割にあらためて驚く。
http://blog.hokkaido-np.co.jp/endaen/2015/09/post-203.html

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名物企画、満載 道の駅サーモンパーク千歳内イベント広場

2015-09-09 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 9/5)
「秋を満喫して」と来場を呼び掛けるポスター
 インディアン水車まつり2015(実行委主催)が20、21日の両日、千歳市花園2の道の駅サーモンパーク千歳内イベント広場で開かれる。せせらぎ水路に放流した5000匹のヤマメ釣りを楽しむ「つり堀」や親子、夫婦が力を合わせる「丸太切りレース」、秋の味覚を満喫する「いくら弁当」や「サケ鍋」販売など名物企画が満載だ。
 昨年は道の駅「サーモンパーク千歳」リニューアル工事のため中止となっており、今年は2年ぶり36回目。一昨年の来場者は3万7000人。実行委は「シルバーウイークは、サーモンパーク千歳で秋を満喫してほしい」と来場を呼び掛け、リニューアルオープンやサケ遡上(そじょう)の効果で4万人を見込む。
 せせらぎ水路で両日、つり堀(午前9時~午後4時、有料1時間300円)、サケさばき実演(午後1時~)を予定。実行委員会ブースで秋の味覚・いくら弁当(700円)、サケ鍋(300円)、生ビール(1杯400円)を提供。散策路で飲食やおもちゃ販売など10店も店開きする。まつり終了後の22、23日もステージで引き続き「道の駅リニューアル記念事業」と銘打ち、多彩なイベントを繰り広げる。
 20~23日のイベントは次の通り。
 ▽20日 千歳アイヌ協会主催カムイチェプノミ(午前10時)。エレクトーン演奏(同10時45分)。オープニングセレモニー(同11時50分)。陸上自衛隊第11普通科連隊・千歳機甲太鼓(正午)。アイヌ古式舞踊(午後0時50分)。ストリートダンス(同1時40分)。丸太切りレース(同2時30分)。バンド演奏「なつみっくす」(同3時50分)。同「THE NO RESPECT」(同4時40分)
 ▽21日 エレクトーン演奏(午前10時30分)。和太鼓「結楽」(同11時40分)。南米民族音楽「アンブランテ」(午後0時30分)。陸上自衛隊第7音楽隊(同1時20分)。丸太切りレース(同2時40分)。YOSAKOIソーラン「だて七福神」(同3時30分)。エレクトーン演奏「音楽工房」(同4時)。
 ▽22日 ELMエレクトーンinサーモンパーク千歳(午前10時30分~午後1時40分)。カラオケ「GRACE」(午後2時~2時40分)。スコップ三味線(同2時40分~3時)。シャオニャン(同3時10分~4時)。
 ▽23日 「Autumn jazz in Salmonpark」(午前10時~午後3時)。
http://www.tomamin.co.jp/20150929780


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飛生芸術祭、あす開幕 白老

2015-09-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/05 12:51
「見るだけではなく、イベントへ参加して楽しんでほしい」と話す国松委員長
【白老】若手芸術家らの祭典「飛生芸術祭2015」(実行委主催)が6日から13日まで、共同アトリエ「飛生アートコミュニティー」(竹浦520)で開かれる。7年目の今年は、道内外で活躍する作家ら90人が展覧会や野外イベントでさまざまな表現に挑む。
 6日から11日までは「僕らは同じ夢をみる―」をテーマに、国松希根太実行委員長ら10人の作品を展示する「飛生の森の展覧会」(午前10時~午後4時)を開催。6日午後2時からは、2011年に始まった「飛生の森づくりプロジェクト」の報告会がある。
 12、13の両日は「TOBIU CAMP」を開催。アイヌ民族の歌の伝承と再生に取り組む女性ユニット「マレウレウ」のライブ、アイヌ民族の若者のパフォーマンスなどがあり、キャンプ場で宿泊できる。
 国松委員長は「さまざまな芸術表現を見られる機会。参加型のイベントも多数あるので堪能してほしい」と話す。料金やイベントの詳細は芸術祭のホームページに掲載中。
 問い合わせは国松委員長(電)090・3592・6822(土屋航)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0176293.html


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色鮮やか、幻の名画 夷酋列像展始まる 北海道博物館

2015-09-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/05 12:00
北海道博物館で開幕した「夷酋列像」展を楽しむ来館者(北波智史撮影)
 松前藩家老で画人の蠣崎波響(1764~1826年)の絵画「 夷酋列像 」を紹介する展覧会「夷酋列像 蝦夷地(えぞち)イメージをめぐる人・物・世界」が5日、北海道博物館(札幌市厚別区)で開幕した。
 同館、北海道新聞社などでつくる実行委が主催。夷酋列像は、波響がアイヌ民族の首長ら12人を描いた 日本画 。長らく行方不明だったが、1984年にフランスのブザンソン美術考古学博物館で1点を除く11点と序文2点が発見された。
 ブザンソンの夷酋列像はかつて函館などで展示されたが、札幌では初。今回は、全国各地にある夷酋列像の模写本・粉本(下絵)や蝦夷錦など約130点を展示する。11月8日まで。一般千円、高校・大学生500円、中学生300円。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0176257.html

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