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<ウポポイ オルシペ>94 伝統芸能上演「イメル」 歌や踊り復元し「再生」

2024-08-01 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2024年7月31日 10:29

1人で踊るエムシ リムセ(刀の踊り)=2023年3月7日

 ウポポイのウエカリ チセ(体験交流ホール)ではアイヌの伝統芸能の伝承と復興に取り組んでいます。

 昨年4月から行っている伝統芸能上演「イメル」は、音声や映像、文献、伝承者の記憶から、見聞きする機会の少なくなった芸能を掘り起こして紹介しています。「再生のかたち」というコンセプトのもと、復元した歌や踊りがイメル(稲光)から再生していく様子を描いた舞台です。

 今回はイメルで上演している演目から二つ紹介します。

 サルルンカムイ リムセ(鶴の踊り)は、親の鶴が子の鶴に羽ばたき方を教え一緒に大空へ飛んでいく様子を表している踊りです。阿寒で伝承されている歌と白老で伝承されている踊りがコラボレーションした演目で、阿寒と白老の人が一緒に鶴の踊りを披露している映像資料を基に復元したものです。次世代へ継承し、ウポポイと地域の伝統芸能をつなぎたいという思いを込めて、イメルの中で紹介しています。

・・・・・・

 このように、イメルでは歴史に埋もれた歌や踊りをご覧いただけます。ぜひウポポイへお越しください。<文・竹内智秋(レトプ)、森万希子(レニ)=文化振興部芸能課>

◆「エムシ」の「シ」は小さい字

◆「リムセ」の「ム」は小さい字

◆「レトプ」の「プ」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1044868/

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