先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化身近に 帯広で交流会 刺しゅうや木彫り体験も

2024-07-28 | アイヌ民族関連

伊藤駿 有料記事

北海道新聞2024年7月27日 22:00

オープニングセレモニーでアイヌ古式舞踊を披露する帯広カムイトウウポポ保存会のメンバー(いずれも中川明紀撮影)

 アイヌ民族の文化や歴史に親しむ「アイヌ文化交流会」(帯広市アイヌ生活文化展実行委主催)が27日、帯広市のとかちプラザで始まった。アイヌ民族の古式舞踊の披露や伝統工芸品が展示され、参加者は楽しみながらアイヌ文化に触れた。

 「世界の先住民の国際デー」(8月9日)に合わせて毎年実施している。

 オープニングセレモニーでは帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーが古式舞踊を披露した。

 会場ではサケの皮で作った靴「チェプケリ(プは小さい字)」、女性のアクセサリー「タマサイ」など約100点の伝統工芸品を展示。十勝管内のアイヌ語地名や衣服などを紹介するパネル10点も並んでいる。

 アイヌ文様の刺しゅうや木彫り、・・・・・

 

 最終日の28日は午前9時半~午後4時。参加無料。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1043398/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休み初の週末 プールや科学館にぎわう 上川管内

2024-07-28 | アイヌ民族関連

和泉優大桜井則彦 有料記事

北海道新聞2024年7月27日 21:09(7月28日 2:21更新)

 小中学校が夏休みに入り初の週末を迎えた27日、上川管内は穏やかな天気に恵まれ、屋外プールや科学館などの各施設は家族連れらでにぎわった。

 旭川地方気象台によると、・・・・・・

 旭川市博物館ではアイヌ文様のカードスタンド作りを親子連れが体験。木製の土台に、アイヌ文様の形に切り取ったコルクボードを貼り付けて仕上げた。市立神楽小4年和泉羽琉さん(9)は「アイヌ文様がいろいろとあるのを知った」、姉の同小6年沙愛さん(11)も「文様を勉強用ノートの表紙に描きたい」と満足そうに語った。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1043376/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊漁と安全 30回目の祈り 豊浦アイヌ協会がカムイノミ

2024-07-28 | アイヌ民族関連

足利直哉 有料記事

北海道新聞2024年7月27日 19:18

宇治義之会長(左端)らが神々に祈りをささげた「カムイノミ・イチャルパ」

 【豊浦】北海道豊浦アイヌ協会(宇治義之会長)は27日、豊漁と漁の安全を神々に祈り、先祖を供養する伝統儀式「カムイノミ・イチャルパ」を、礼文華海浜公園内のアイヌ文化情報発信拠点「イコリ」で行った。今年は30回目の節目となり、参加者は文化伝承の決意を新たにした。

 儀式には、宇治会長と北海道アイヌ協会の大川勝理事長のほか、村井洋一町長、町民ら約100人が参加した。

 カムイノミでは、アイヌ民族にとって最も大切とされるアペフチカムイ(火の神)などの自然神にトノト(神酒)をささげ、豊漁と家内の安全を祈った。イチャルパでは米や果物、菓子、飲み物などを供え、先祖を供養した。このほか、登別や日高管内新ひだか町の団体が踊りを披露した。

・・・・・・

☆イチャルパのルは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1043339/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松浦武四郎の足跡紹介 ウポポイでパネル展

2024-07-28 | アイヌ民族関連

小林彩乃 有料記事

北海道新聞2024年7月27日 19:11(7月28日 2:15更新)

松浦武四郎が行った調査の移動経路などを紹介したパネル

 【白老】アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」のエントランス棟で27日、北海道の名付け親とされる幕末の探検家、松浦武四郎にちなんだイベントが始まった。28日まで。

 アイヌ民族文化財団(札幌)と武四郎の生誕地・三重県松阪市の共催で、4回目。

 武四郎の6度にわたる蝦夷地(えぞち)調査の記録や・・・・・・

 無料で午前9時~午後5時。28日も武四郎について識者が解説する講座を複数回開くほか、松阪市特産「松阪もめん」の生地でアイヌ文様を刺しゅうする体験を3回行う(各回先着10人)。抽選で松阪牛が当たるアンケートや同市の特産品の販売も行う。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1043325/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【北海道 東川町】映画『カムイのうた』8月3日(土)東川町にて凱旋上映とトークイベント開催決定

2024-07-28 | アイヌ民族関連

北海道 東川町2024-07-27 12:00

フォトフェスタ・どんとこい祭りと同日開催!

北海道東川町が大雪山文化やアイヌ文化を広めると共に、差別の無い世界を目指すために制作した映画「カムイのうた」は、昨年11月から北海道先行公開、今年1月から全国公開を開始し、これまで多くの皆様のご支援により、上映館は70以上となりました。
このたび、感謝の気持ちを込め東川町で上映会を行います。上映後には特別ゲストを迎えてのトークイベントも実施いたします。ここでしか聞けない制作秘話が飛び出すかも?
本映画は、カナダのモントリオール・インデペンデント映画祭やインドのカルカッタ国際映画祭など複数の映画祭で賞をいただき、みなさまと共に永く愛される作品となることを願っております。是非ともこの機会にご覧ください。
鑑賞後は、「写真の町」東川町の基幹イベントのフォトフェスタやどんとこい祭りもお楽しみください!
また、東川町複合交流施設 せんとぴゅあⅠギャラリー2にて映画に兼田教授役で出演されている加藤雅也さんによる写真展「カムイからの伝言」が開催されています。是非お立ち寄りください。

映画「カムイのうた」特別上映会

【開催日時】 2024年8月3日(土)
 8:30    開  場
 9:00-11:15 映画上映
 11:15-12:00 トークイベント
【場所】   東川町複合交流施設 せんとぴゅあⅠ 講堂
      (東川町北町1丁目1番1号 )
【定員】   300名(先着順)
【お申し込み】下記Googleフォームより申し込み下さい
■本件に関するお問合せ
写真文化首都「写真の町」北海道東川町 文化交流課(『カムイのうた』 担当)
TEL:0166-82-2111 E-mail:kouryu@town.higashikawa.lg.jp

お申し込みはこちらから

https://newscast.jp/news/9484881


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坊っちゃん劇場ミュージカル KANO~1931 甲子園まで2000キロ~ 360人をご招待

2024-07-28 | 先住民族関連

愛媛新聞2024年7月27日(土)

 本作は、日本統治下の台湾で、日本人と漢民族、先住民族混成の嘉義農林学校野球部を監督として率い、甲子園大会で決勝戦まで導いた松山出身の近藤兵太郎の姿を描きます。

 愛媛新聞社では、当公演に360人をご招待します。応募多数の場合は抽選となります。台湾での公演も決まった本ミュージカル。ぜひご応募ください。

 【公演日】8月31日(土)午後2時開演(同1時開場)

 【ところ】坊っちゃん劇場(東温市見奈良)

 【応募方法】左記の2次元コードから申し込み。2人まで応募できます ※応募締め切りは、8月9日(金)。全席自由で、当日来場順に座席に座っていただきます。また、本公演当日以外の入場はできません。当選のご連絡は、招待券の発送をもってかえさせていただきます(当選者にのみ招待券を発送します) ※個人情報は愛媛新聞社のプライバシーポリシーにのっとって管理します

 【問い合わせ】愛媛新聞社営業局営業開発部「KANO招待係」=電話089(935)2313

 主催 愛媛新聞社

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202407270127


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャビルカ鉱山のウラン開発、永久に封印 オーストラリア政府

2024-07-28 | 先住民族関連

日豪プレス 2024.07.27

国際的な反原発運動のロゴ(Photo: Wikipedia

 オーストラリアで先住民の土地権をめぐる闘争や反核・反原発運動の主戦場となってきた北部準州のジャビルカ鉱山が、開発されないまま永続的に封印されることが決まった。アルバニージー連邦労働党政権は27日、8月に期限が切れる鉱山のリース権の延長を認めないと発表した。

 アルバニージー政権は、ウラン開発に長年反対してきた地元の先住民ミラー部族と協議しながら、鉱山の敷地を周囲のカカドゥ国立公園に編入する方針。同国立公園の一部とすることで、ウラン開発が永久にできないようにする。

 メデレーン・キング連邦資源・オーストラリア北部担当相は声明で「ERA(リース権を持つ企業)と大株主のリオ・ティント(オーストラリアの資源大手)が、リースの延長に強く反対してきた伝統的な土地所有者のミラー部族の支援がない状態で開発を進めることを断念したのは正しかった」と述べた。その上で同相は「ジャビルカ鉱山の全利害関係者と協議した結果、明解で確実な決定となった」(同相)と語り、当事者同士で合意形成が得られたことを強調した。

 ジャビルカでは1970年代にウラン鉱床が発見された。開発計画が持ち上がったが、80年代以降、先住民や反核・反原発陣営の運動の象徴的な牙城となった。オーストラリアの人気ロック・グループ「ミッドナイト・オイル」のリード・シンガーで、後に労働党政権の連邦環境相を務めたピーター・ギャレット氏も反対運動を主導した。今回の開発封印の決定は、約40年にわたる論争に終止符を打つ形となった。

 ただ、オーストラリア国内では現在、南オーストラリア州フォー・マイルと同オリンピック・ダムの2鉱山でウラン生産を行っている。オーストラリアは世界最大のウラン埋蔵量があり、生産量も4位となっているが、国内に商業用の原子炉は1基もなく、ほとんど全量を輸出している。

 一方、最大野党の保守連合(自由党、労働党)が6月、国内7カ所に原発を新たに建設するとの公約を発表するなど、原発解禁をめぐる議論は高まっている。労働党政権は原発に反対の立場。ジャビルカ鉱山封印は、原発解禁に傾斜する野党や世論をけん制する狙いもあると見られる。

■ソース

Joint media release: Work begins to add Jabiluka site to Kakadu National Park(The Hon Tanya Plibersek MP)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【News】バト上院議員、アポ山国立公園に設置されたリゾートに関する対応の進捗状況を確認

2024-07-28 | 先住民族関連

ダバウオッチ2024年7月27日

ロナルド・バト・デラロサ上院議員は、アポ山国立公園に設置されたリゾート施設の問題について、環境天然資源省(以下DENR)をフォローアップすることを確約した。 デラロサ上院議員は、フィリピン最高峰のアポ山の活動を規制しているDENRの、アポ山国立公園に位置するリゾートに対する対応の進捗状況を確認するつもりであると語った。

同議員は、法律(共和国法第9237号)が制定される以前から、人々はすでにこの地域に居住していたと語った。また、この法律ができる前は、同議員はその地域にのぼり、魚を売っていたという 。 2003年アポ山保護地域法は、共和国法第9237号としても知られ、2004年2月3日に制定された。この法律は、アポ山の生態系と先住民の文化を保護すると同時に、指定された地帯内での持続可能な開発を推進することを目的としている。

ダバオデルスル州スタクルーズで育ったデラロサ議員は、この地を訪れ、個人的にこの問題を調査する意向を表明した。彼は、この地域の住民が生活を失うことがないよう、政府とコミュニティが協力することの重要性を強調している。 DENRのマリア・アントニア・ユロ=ロイザガ長官は、DENRはこの地域で許可なく営業しているリゾートやその他の施設を閉鎖するつもりはないと明らかにした。 彼女は環境保護だけでなく、これらの地域で暮らす住民を守ることにも尽力しているため、政府とリゾートの共通の基盤を見つけることを目的としているのだ。

その地域で暮らす人々の雇用を生み出したり、観光業を盛り上げる点としてはリゾート地の設置はいいかもしれないが、今後もこのように設置を許してしまったら環境への多大な影響は避けられないだろう。しかし、暮らしている人の対応なども考慮しなければならない。今後の動向に注目だ。

https://davawatch.com/articles/2024/07/27/83121.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【加藤縄文道17】長距離外洋航海の証拠~アマゾンから縄文土器が出土する

2024-07-28 | アイヌ民族関連

DNetIB-News 2024年7月28日 06:00 加藤縄文道

 後期旧石器時代の日本民族は長距離の外洋航海が本当にできていたのか?これの証明ができなければこの後の話はすべて空理空論になってしまいます…。それを証明する指摘を挙げてみます。

・藤尾慎一郎・松木武彦編 『ここが変わる! 日本の考古学』(吉川弘文館)
 20頁「古琉球島の旧石器人」

<この地域の島々では石灰岩質の地層に守られていることもあって、2万年前を遡る人骨がいくつか発見されている。その中で最も古いのが、那覇市山下町にある山下町第1洞穴から出土した6歳くらいの子供の大腿骨と脛骨片である。周辺から出土した炭化物の炭素14年代測定の結果、約3万7000年前という結果が出ていて、形態的にホモ・サピエンスと判断されている>

・海部陽介『サピエンス日本上陸』(講談社)
 54頁11行目から

<石垣島の空港敷地内にある白保竿根田原洞穴からは、旧石器人骨の化石が大量に発掘された。(中略)、2016年までの調査で、2万7500~1万年前の年代を示す人骨は19体>

・小野林太郎『海の人類史―東南アジア・オセアニア海域の考古学―』(雄山閣)
 12頁14行目から

<海面が今より約130メートルも低かった約2万年前でも、石垣島と台湾や中国大陸沿岸の距離は100キロ以上におよぶ。琉球列島ではこのほかにも、宮古島や沖縄本島で3~2万年代の化石人骨が多数発見されており、彼らがどちらの方角から移動してきたかは確定できていないが、いずれも海を越えて各島に到達したことは間違いない>

 後期旧石器時代の日本民族が外洋航海を行っていたことは事実なのです。

    3万8,000年前以降になると日本各地から刃部磨製石斧が突然出土し始めます。すでに日本国内で1,000本以上が見つかっていますが、まだまだ見つかるでしょう。そして、それより古い刃部磨製石斧がオーストラリア北部から出土しているのです。

 刃部磨製石斧とは刃の部分をきれいに磨き上げた石斧です。順当に考え合わせると、はるか南の島にいた日本民族のご先祖さまが刃部磨製石斧を発明し、その石斧で丸木舟をつくって長距離外洋航海を成し遂げて日本列島に到達したのでしょう。

 ところで、ブラジルのセラ・ダ・カピバラ国立公園というところに世界一の数を誇る岩絵が残されていて、それがユネスコの世界遺産になっていることをご存知でしょうか?

ボケロン・ダ・ペドラ・フラーダ遺跡の岩絵 Rock paintings of …

・民族藝術学会編『民族藝術 VOL.16 2000』
 82頁5行目から
 民族藝術学会では次のような報告がされています。

<ボケロン・ダ・ペドラ・フラーダ遺跡の発掘時に発見された彩画のある岩石断片からは、鮮新世の最晩期である29,000±650BP(GIF6651)という年代数値が示す時期に、人々が絵画制作をおこなっていたことを示している>

 約3万年前の南北アメリカ大陸は陸路が完全に閉ざされており、海から上陸するしかありませんでした。

 カナダ一帯は巨大な氷河に覆われていて、シベリアからの陸路は開かれていませんでした。シベリアとアラスカの陸橋が通れるようになるのは1万2,000年前頃からです。

 そうすると、約3万年前に海をわたってブラジルに岩絵を残せる民族とは、少なくとも現時点では、日本民族しか可能性がないでしょう。

 アマゾンから縄文土器が出土しているということをご存知でしょうか。日本の学者は一切口にしませんが実際に現地の教科書ではそう記述しているそうです…。

 その話を、元アマゾナス日系商工会議所会頭の山岸照明氏が、(一社)日本ブラジル中央協会のコラムに書いていております。

アマゾン河Ⅱ | 日本ブラジル中央協会 ウェブ SITE

 このコラムの「アマゾンの人々」という項の3行目から次のように記されております。

<私もマナウスに着いた当時、川沿いの市場等の周りを裸で駆け回る子どもたちのお尻には鮮やかな蒙古斑点が見られ“成る程”と思っておりました。>

<又、マナウスの学校の教科書には日本の縄文時代の土器が、アマゾンで発見されているとの記事を見たことがありますので、(後略)>

 現地の人はアマゾンで出土する土器を、「日本の縄文時代の土器」と認識しているようです。そして現地の子どもたちのお尻には我々日本人と同じく、蒙古斑が鮮やかに見られるそうです。

 さて、約1万年前の日本国内からは、アフリカが原産であるヒョウタンが出土しています。国立歴史民俗博物館の「くらしの植物苑だより No.53」には以下のように記されています。

<ユウガオ(ヒョウタン)が日本列島に登場するのはとても古く、およそ1万年前の縄文時代早期の遺跡から種子や果実の皮が出土しています。福井県三方町の「鳥浜貝塚」と、滋賀県の琵琶湖底にある「粟津湖底遺跡」の2カ所で見つかっています。>

<縄文時代前期のおよそ7千年前の「曽畑貝塚」からは、未使用の完全な果実もみつかっています。>

 少なくとも9,900年前のアメリカ大陸からもヒョウタンが出土していますが、こちらは海流に流されてアフリカ大陸からたどり着いたのだとされています。しかし、アフリカ大陸から日本列島まで流れてくる海流はありません。

 ということは、1万年前の福井や滋賀の縄文人はアフリカまで行って帰ってきたことになります。

 ちなみに、滋賀県の鳥浜貝塚からはこれも日本最古のウルシ材が出土しています。

鳥浜貝塚から出土したウルシ材の年代

 ウルシは日本原産ではありません(ただし日本原産の可能性を指摘している人もいるようです)。

 鳥浜貝塚の縄文人は海外に出て行って、日本国内にはない珍品を持ち帰ってきたのでしょう。

 また、7,000年前のヒョウタンを持ち帰ってきた曽畑貝塚の人々は曽畑式土器を完成させます。その曽畑式土器は完成したとほぼ同時に、世界各地から出土するようになります(曽畑式土器については別項目で説明します)。

 こうして縄文人が世界中と交流していた姿が浮かび上がってきます。

https://www.data-max.co.jp/article/72483


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お国トリビア 北海道 廃線後も愛つなぐ幸福駅

2024-07-28 | アイヌ民族関連

毎日新聞2024/7/28 02:02(最終更新 7/28 03:42) 738文字

今年5月、建物の保護のため、切符を模したカードがいったん全てはがされた幸福駅。願いを込めた新しいカードが少しずつ増えている=帯広市で2024年6月、貝塚太一撮影

 「愛の国から幸福へ」というフレーズに懐かしさを感じる年配の方もいるかもしれない。旧国鉄広尾線の幸福駅(帯広市幸福町)は、1973年にNHKのテレビ番組「新日本紀行」で紹介されたのを機に、全国から観光客が訪れるブームを巻き起こした。

 幸福駅の乗降客は1日40人ほどだったのに、二つ隣の愛国駅とを結ぶ切符はその後の4年間で1000万枚販売された。87年の廃線で駅は廃止されたが、一帯は当時の車両やホームを残した交通公園に整備され、今も人気だ。ただ、幸福という名が「幸せ」という意味に由来するわけではないことをご存じだろうか。

 「幸福開拓百年史」などによると、元々この地はアイヌ語で「干上がる川」を意味するサツナイと呼ばれていた。地震を古い言葉でナイと呼ぶことから「幸震」と当て字がされたが、音読のコウシンという呼び方が定着する。そこへ明治後期以降、福井県から多くの移住者が来たため、それぞれの一文字を取って「幸福」と名付けられたという。ホームの案内板には「縁起の良さもあり、その呼び名がそのまま駅名となった」と記されている。

 幸福町の勝見雅一さん(66)は、曽祖父が福井からの入植者だ。「由来は祖父や父から聞かされていた。でも、駅名に幸せを感じて多くの人が集まるのもいい」と話す。

 廃線後、駅舎の壁や天井は、観光客が張った名刺や定期券で埋め尽くされてきた。いつからか、そばの売店で買える、切符を模した桃色のカードが使われ、よりSNS(ネット交流サービス)に映えるスポットとなっている。

 中田裕和さん(31)と彩香さん(32)は沖縄県から新婚旅行で訪れた。「驚いたけど、すてきな名前であることに変わりない。ずっと幸せでいようと誓いました」と見つめ合っていた。

https://mainichi.jp/articles/20240728/ddv/010/040/012000c


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安足間、瀬戸瀬、緋牛内…一日平均乗車人員3人以下、石北本線の廃止危惧駅

2024-07-28 | アイヌ民族関連

清水要 鉄道ライター 7/27(土) 17:05

安足間駅(上川郡愛別町)

沿線人口の減少や厳しい経営環境ゆえに、毎春ダイヤ改正の度に利用僅少駅の廃止が繰り返されるJR北海道。来春・令和7(2025)年3月ダイヤ改正では、宗谷本線の雄信内駅南幌延駅抜海駅と根室本線の東滝川駅の廃止方針が報じられているが、廃止が危惧される駅は旭川と北見地方を結ぶ石北本線にもある。

旭川市の新旭川駅を起点に、上川、遠軽、北見、美幌を経て網走に至る石北本線は、道央と道東を結ぶ主要路線だが、近年多くの駅が廃止・信号場化されてきた「廃駅街道」とも言うべき路線でもある。新旭川方から廃駅・信号場化された駅を並べてみると、北日ノ出、将軍山、愛山、東雲、天幕、中越(信)、上越(信)、奥白滝(信)、上白滝、旧白滝、下白滝(信)、伊奈牛、新栄野、生野、金華(信)、下相ノ内(仮)、美野(仮)、鳥ノ沢(仮)と18駅もある。特に廃駅が多いのが、上川~白滝間の石北峠越えの区間で、間にあった5駅が廃止された現在は、駅間距離が定期旅客列車のある在来線では最長の37.3キロとなっている。

※(信)=信号場、(仮)=仮乗降場

では、そんな石北本線の廃止危惧駅を見ていこう。JR北海道が廃止の目安としている一日平均乗車人員3人以下の駅は、石北本線には3駅。愛別町の安足間(あんたろま)駅、遠軽町の瀬戸瀬(せとせ)駅、北見市の緋牛内(ひうしない)駅だ。いずれも列車の行き違いが可能な駅なので、もし廃止になる場合でも信号場として残る可能性は高い。

安足間駅は愛別町東部・愛山地区の集落にある駅で、駅周辺には公民館、郵便局、レストランなどもある。駅名はアイヌ語の「アンタル・オマ・プ(淵・ある・もの)」に漢字をあてたもので、駅近くを流れる石狩川の淵がその由来であろう。昭和63(1988)年11月3日改築の駅舎は地元住民によって清掃され、筆者が訪問した際には駅前に住む女性が花の世話をしていた。開業は大正12(1923)年11月15日で、昨年百周年を迎えている。一日平均乗車人員は令和3(2021)年度が2.8人、令和4(2022)年度が3.2人で、昨年に廃止検討駅として報じられた42駅のリストにはなかったが、最新の駅別平均乗車人員では「1人以上3人以下」となっている。

瀬戸瀬駅は遠軽町の瀬戸瀬地区にある駅で、駅前には郵便局もある。線路と並行する国道333号沿いに農家・牧場が数軒あって、決して秘境ではないものの廃屋も目立つ。国道333号には遠軽町営バス遠軽丸瀬布線が走っており、本数は一日4往復。対して列車の本数は3往復で、朝昼晩にそれぞれ1往復ずつと言った時刻表だ。一日平均乗車人員は令和3(2021)年度が1.2人、令和4(2022)年度が1.0人。令和3(2021)年3月ダイヤ改正での廃止が検討されたこともあったが、同年4月から遠軽町による維持管理に移行して存続している。とはいえ、利用する学生の卒業に合わせて廃止というのも考えられないことではないだろう。

緋牛内駅は北見市端野町の農村地帯の集落にある駅で、駅周辺には郵便局やコンビニもある。道路建設に囚人が従事させられた歴史を伝える「鎖塚」は駅から1.8キロ。停車する列車は下り10本、上り9本。一日平均乗車人員は令和3(2021)年度は3.0人、令和4(2022)年度は2.6人だった。

これら3駅のうち、一番廃止になる可能性が高いのは乗車人員が1.0人の瀬戸瀬駅だが、市街地にある東滝川駅ですら廃止が検討されるという状況を鑑みるに、安足間駅や緋牛内駅も安泰とは言えない。廃止を免れたとしても自治体管理へ移行する可能性もある。近年の廃止ラッシュで、秘境駅ファンから注目を集めていた駅がごっそり消えた印象のある石北本線だが、今後も目が離せそうにない。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/92edb965c88de2dba6ee427138392e96d1a9c9ef


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【北海道の難読地名】北海道の南西部にある「白老」って何と読む?その由来は?

2024-07-28 | アイヌ民族関連

リビング札幌2024年7月27日

北海道といえば、難読地名の宝庫!道民ならたいてい知っているけど、それ以外の人からは、なんて読むか分からない地名がたくさんあります。

そんな地名を探して、クイズにします!

北海道の南西部にある「白老」は何と読む?

北海道の南西部に位置する「白老」。自然に囲まれたとても素敵な場所! 何と読むか分かりますか?

さて、正解は?

正解は・・・

「しらおい」でした!

その由来は?

白老町公式サイトによると、

白老とは、アイヌ語で「虻(あぶ)の多いところ」と言う意味の言葉「シラウオイ」からきたと言われています。

とのこと。

◆北海道白老町公式サイト

https://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/

夏は涼しく、冬の積雪もあまり多くない過ごしやすい気候とのこと。自然に囲まれているので、ポロト湖や近隣の河川ではカヤック体験ができたり、トレッキングなどを楽しむこともできます。

また、町内には2020年7月にオープンした「ウポポイ(民族共生象徴空間)」があります。

アイヌの歴史や文化を学ぶことができ、文化の復興や創造などのための拠点となっています。

◆「ウポポイ(民族共生象徴空間)」公式サイト

https://ainu-upopoy.jp/

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/北海道の難読地名-北海道の南西部にある-白老-って何と読む-その由来は/ar-BB1qHJXY?ocid=BingNewsVerp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする