戦後80年、月寒の戦跡たどる 札幌まち歩き今年も ビール、廃線跡ツアーも予定

佐藤元治 有料記事

北海道新聞2025年4月21日 22:26(4月21日 22:50更新)

チラシを手にツアーの魅力を語るディスカバー・エゾの伴野卓磨代表

　札幌のまち歩き団体ディスカバー・エゾが、地域の達人がガイドする体験ツアーを今年も企画している。戦後80年にちなみ札幌に残る戦跡を訪問するほか、ビールや鉄道にまつわるツアーも開く。

　・・・・・「北海道は本州と比べ『歴史がない』と言うのはおかしい。縄文やアイヌ民族の時代から積み重ねられた物語を知らないだけ」。歴史好きの市民に限らず、広く関心を持ってもらおうと22年7月、創成イースト地区でビールツアー開催を皮切りに、まち歩きを企画してきた。

　参加費4千～6千円は安くはないが、毎回20人の募集枠がほぼ満員。伴野代表は「案内役の『達人』に、学びの対価を支払い、ツアーを続けられるようにしたい」と話す。申し込みはホームページから。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1151105/