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白老元陣屋、待望の北海道遺産選定 歴史伝える努力実る 厚真ハスカップは落選

2022-10-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/14 05:00
 【白老、厚真】白老町内の「仙台藩白老元陣屋」が13日、NPO法人北海道遺産協議会(札幌)が選ぶ新たな北海道遺産6件の一つに決まり、町内の関係者からは「白老の歴史と文化が評価された」と喜びの声が上がった。一方、厚真町や生産者が申請していた同町産のハスカップは落選した。
 元陣屋は江戸幕府から北方警備を命じられた仙台藩が1856年(安政3年)に築き、戊辰戦争勃発まで12年間、藩士120人ほどが常時駐留した。元陣屋跡は1966年に国の史跡に指定。北海道遺産には、2001年の第1回選定時にも申請したが落選しており、21年越しに選ばれた。
 元陣屋跡の隣接地に、当時の様子を再現したジオラマや武具などの資料を展示する仙台藩白老元陣屋資料館が1984年に開館。展示やイベントを通し、町民に歴史を伝えてきた。同資料館の武永真館長(59)は「20年は長かったが、評価されて良かった。常に元陣屋の魅力や情報を町民に発信する『眠らない博物館』を目指していきたい」と意気込む。
 10~80代の28人が在籍する同資料館の解説ボランティア団体「仙台藩白老元陣屋資料館友の会」は、会員が館内の案内や清掃活動などに取り組んできた。川西政幸会長(79)は「われわれだけでなく、先輩たちの努力の結果が選定につながった。うれしい限りです」と喜びを語った。
 同資料館は2020年にアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が開業して以来、来場者が増加傾向にある。戸田安彦町長は「町の歴史と文化が評価され、大変うれしい。ウポポイと連携しながらもっと親しまれる場所にしていきたい」と話した。
 一方、厚真町や生産者でつくる「厚真産ハスカップブランド化推進協議会」が北海道遺産に申請していた同町産ハスカップは落選。町宇隆でハスカップを栽培する同協議会の山口善紀会長(51)は「ハスカップは道内に自生し、古くから厚真や苫小牧の食文化を支えてきた。歴史のある特産品として自信があっただけに残念」と肩を落とした。同町の担当者は「次の選定に向け引き続きブランド力向上に努めたい」と述べた。
 ハスカップは、町南部から苫小牧市東部にかけての勇払原野に自生。苫小牧東部地域の開発に伴い1980年ごろから町への移植が本格化し、作付面積で日本一を誇る。(竹田菜七、磯田直希)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/745045/

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ウーマンラッシュアワー村本さん、白老で11月に独演会 ペナンペ・パナンペも出演

2022-10-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/14 05:00

村本大輔さんの独演会に前説として出演するペナンペ・パナンペの2人
 【白老】漫才コンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんの独演会が11月10日、しらおい創造空間「蔵」(町本町1)で開かれる。前説として、アイヌ民族のお笑いコンビ「ペナンペ・パナンペ」も出演し、会場を盛り上げる。
 村本さんは、関西電力大飯原発のある福井県出身。原発問題や日韓問題など、時事ネタに鋭く斬り込む笑いで注目を集め、過激な発言で物議を醸す「炎上芸人」としても知られる。
 ペナンペ・パナンペによる前説は5分程度を予定しており、川上竜也さんは「白老町民に僕らの存在を伝えたい」と意気込む。また、川上将史さんは「村本さんの切り口で披露される風刺ネタや時事ネタの面白さを白老の方にも知ってほしい」とPRする。
 午後6時開場、同6時半開演。入場料は前売りが3500円、当日が4千円。申し込みはメールアドレスyumecafe@blue-salmon.comへ。(竹田菜七)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/745042/

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民族の伝統、奏でる個性 23日に新ひだかでアイヌ音楽祭 道内6組9人出演

2022-10-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/14 05:00

道内の歌い手や楽器奏者の6組が一堂に会する「アイヌ音楽祭2022」のポスターを持つ幌村会長
 【新ひだか】第一線で活躍するアイヌ民族の歌い手や楽器奏者ら計6組が一堂に会する「アイヌ音楽祭2022」が23日、町総合町民センターはまなすホール(町三石本町)で開かれる。「民族の音楽を多くの人に知ってほしい」と三石アイヌ協会が初めて主催し、継続を目指す。道内の異なる地域からアイヌ音楽のミュージシャンが集まるのは珍しく、貴重なイベントとなりそうだ。
 札幌や苫小牧、釧路市などに住むアイヌ民族の音楽ユニットなど計6組9人が出演。アイヌ民族文化財団(札幌)の助成事業として、三石アイヌ協会の幌村司会長(67)がイベントなどで知り合った人々に声をかけ、1年前からスケジュールを調整してきた。
 出演する6組は、伝統弦楽器トンコリの奏者OKI(オキ)さん=上川管内当麻町=、釧路市阿寒湖温泉を拠点にムックリ(口琴)などの楽器や歌を披露する姉妹ユニット「カピウ&アパッポ」、伝統歌ウポポを歌う女性グループ「マレウレウ」のメンバーでもある姉妹ユニット「アペトゥンペ」=当麻町、札幌市=、ムックリの演奏やウポポを歌う苫小牧市の川上さやかさん、歌や踊りを伝承するグループ「フンペシスターズ」の原田公久枝さん=札幌市=、音楽と舞踊を取り入れたバンド「nincup(ニンチュプ)」=札幌市、十勝管内芽室町=。
 昨秋に初開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。幌村会長は「どの組も伝統文化を大切にしつつ、それぞれの個性も感じられる音楽を奏でる方たち。ぜひ楽しんでもらえたら」と語る。音楽祭は今後、「出演者を増やしながら毎年続けたい」という。
 午後3時開演。入場無料で、申し込み不要。会場は最大400人を収容できる。問い合わせは同協会事務局(町役場地域振興課内)、電話0146・33・2111へ。(杉崎萌)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/744832/

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<ウポポイ オルシペ>50 草創期の人類学者 併せ持つ「好古」の視点

2022-10-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/13 09:54

人類学者の鳥居龍蔵が千島調査の際、1899年(明治32年)に収集した「女性用小刀」(国立民族学博物館収蔵・画像提供)。千島調査は、日本の石器時代人は何者かをめぐるコロボックル論争において、恩師・坪井のコロボックル説を否定するアイヌ説の証拠となりました
 19世紀後半以降、領土を巡る当時の緊迫した国際情勢の中で近代国家を建設する明治政府にとって、国境を画定し、「日本人」という国民のアイデンティティーを確立することが急務となりました。
 そのため、学術的研究もまた、「未開」と「文明」といった現在では否定されている価値観に基づいて、アイヌという他者との比較において「日本人」の起源を追究していきます。そのような関心をもつ人類学という学問は、日本では、東京帝国大学人類学教室を主宰した坪井正五郎によってはじめられました。
 開催中の第5回特別展示「イコロ ウエカリレ アイヌ資料をコレクションする」では、コレクターの目的やコレクションの時代背景に焦点を当てており、同人類学教室において学術的関心から収集されたアイヌ資料も展示しています。
 その一方で、当時の少なからぬ人類学者は、「好古家」、すなわち古い物のコレクターでもありました。東大のお雇い外国人教師として日本に考古学や人類学を根付かせるきっかけを作ったE・S・モースは、動物学者でありながら大森貝塚を発掘する一方で、幕末の探検家であると同時に好古家でもあった松浦武四郎から古物についての教えを受けています。
 坪井が設立した東京人類学会はそもそも収集した古物について語り合う者たちの同好の集まりからスタートしており、坪井もまた趣味人として、三越の玩具開発に尽力したりもしています。このような当時の人類学者が併せ持っていた「好古」のまなざしは、日本において独自の仕方で人類学という学問を開花させました。(関口由彦=国立アイヌ民族博物館研究主査)
◆イコロのロは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/744578/

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湿原や原野の文学 本に 釧路出身・盛さん 100作品以上紹介

2022-10-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/13 05:00
 釧路市出身で日本近代文学研究者の盛厚三さん(75)=埼玉県在住=が、釧路湿原や根室原野ゆかりの文学作品についてまとめた「釧路湿原の文学史」(藤田印刷エクセレントブックス)を出版した。盛さんが10年がかりでまとめた100作品以上を紹介し、釧路湿原の今昔を伝えている。
 書籍では、明治以前から令和までの文学作品を原文の一部と解説文で紹介。湿原が谷地(ヤチ)と呼ばれていた時代から、国立公園の指定を経て、今も雄大な自然を誇る釧路湿原の歴史をつづっている。
 収録作品は、6千年以上前に海が広がっていた湿原の様子を記した「アイヌ伝説集」(更科源蔵)の一節や、歌人俵万智が釧路湿原を訪れて詠んだ歌(紀行文「短歌の旅」)、市内の「出世坂」が登場する作家正本ノンの青春小説「吐きだされた煙はため息と同じ長さ」など。年代やジャンルはさまざまで、巻末には作品の年表も載せた。
 盛さんは高校まで釧路市で過ごし、進学で上京。アパレルメーカーでデザイナーとして働きながら、独学で文学研究に取り組み、現在は文芸同人誌「北方人」を主宰する。特に釧路地域の文学研究に力を入れてきた盛さんは「これまで収集した『ふるさと本』をもとに、この先100年残る本をつくりたかった。若い人にも読んでほしい」と思いを語る。
 書籍はA5判、320ページ、2200円。市内の書店で販売されている。(長谷川史子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/744446/

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衣服や雑貨…信徒の提供品販売 伊達 バチラー夫妻記念聖堂で催し

2022-10-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞10/13 05:00

バチラー夫妻記念聖堂内で開かれたバザー
 【伊達】バチラー夫妻記念聖堂(向有珠町)を運営する有珠聖公会が10日、信徒たちの提供品を販売するバザーを同聖堂で開いた。
 毎年開催しており、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりとなった。1937年(昭和12年)に建設され、市有形指定文化財である聖堂の築85年の節目を記念する意味合いも込めた。
 あいにくの悪天候のため、屋内外での開催から、聖堂内のみに変更。信徒らから提供された衣服や陶器、雑貨、お菓子などを10~200円で販売した。また、アイヌ語訳の聖書や祈祷(きとう)書、聖堂落成時に撮影された写真などが展示されている聖堂2階の記念展示室を公開した。
 バザーの収益は聖堂の維持費に充てられる。同会の大町信也牧師は「多くの人たちの来場があり、ありがたい限り。12月に開催予定のクリスマスコンサートにも足を運んでほしい」と話していた。(梶山征広)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/744294/

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荒川裕生理事長が「北海道・北東北の縄文遺跡群─世界遺産への道」と題して講義を行いました。

2022-10-14 | アイヌ民族関連
札幌大学2022年10月13日
 10月12日の「縄文文化とアイヌ文化」の講義において、本学の荒川裕生理事長が「北海道・北東北の縄文遺跡群─世界遺産への道」と題して講義を行いました。
 「縄文文化とアイヌ文化」は、昨年「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたことをきっかけに、北海道の基層文化である縄文文化とアイヌ文化に理解を深め、あらたな北海道地域文化の創造へつなぐことを目的に開講したものです。
 当日は、世界遺産登録までの過程と、それに向けた道民のさまざまな取り組みを紹介したほか、1万年以上の長期にわたる時間軸のなかで、人間・社会・環境の難問解決のヒントを見出だしてほしいと、『縄文と世界遺産』など話題の本も取り上げながら200名近い学生たちに訴え、札大だからこそ「縄文文化とアイヌ文化」を学ぼう、と講義を締めくくりました。
https://www.sapporo-u.ac.jp/news/su-news/2022/10134648.html

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開通の夢と勇気 子どもたちへ 地元有志 紙芝居で歴史伝える

2022-10-14 | アイヌ民族関連
信濃毎日新聞2022/10/13 20:00有料会員記事
■伝う鉄路と物語~飯田線~第3部・はじまりのつち音①
 下伊那郡高森町の高森北小学校の教室。5、6年生約40人が目を輝かせる中、挿入歌に合わせて飯田線の列車が走る絵がスクリーンに投影された。長机に座った飯田市赤十字奉仕団の紙芝居分団の6人が、自前で用意した音響機器やパソコンを使い、せりふを朗読。前身を含め、百年以上前にさかのぼる飯田線の物語が始まった。
 紙芝居の題名は「飯田線開通の夢と勇気」。飯田市出身の伊原五郎兵衛(1880~1952年)が周囲を説得しこぎ着けた辰野―天竜峡間の開通、絶壁の続く県境を測量したアイヌの川村カ子ト(かねと)(1893~1977年)の活躍を36枚にまとめた。同分団は郷土の民話や災害の歴史をテーマに年1作品を制作しており、この紙芝居は…
(残り403文字/全文739文字)この記事は会員限定記事です
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022101300123

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アムネスティニュース : <緊急開催>イランの女性の権利とデモの背景

2022-10-14 | 先住民族関連
レイバーネット2022.10.13 通巻1025号
9月、イランのマフサ・アミニさんがヒジャブを不適切に着用していたとして「道徳警察」に逮捕され、暴力を受け、数日後に亡くなりました。これに端を発した抗議デモがイラン全土で起こり、治安部隊による弾圧で、複数の死亡者も出ています。デモの背景には何があるのでしょうか。緊急イベントを開催します。
イランの女性、マフサ・アミニさん(22歳)は、公共の場で着用を義務付けられているヒジャブ(頭髪を覆う布)を不適切に着用していたとして「道徳警察」に逮捕され、暴力を受ました。そしてその数日後、9月16日に死亡しました。
アミニさんの死亡に端を発し、抗議デモが各地で起こり、出動した治安部隊による弾圧で、少なくとも52人が死亡、数百人が負傷していることが確認されています。
イラン政府は今も、抗議デモを容赦なく弾圧する姿勢を崩していません。それでもイランでは、多くの人たちが、人権を守るために命がけで声を上げています。
今回開催するイベントでは、イランの人権に関する歴史的背景と現在の状況をお伝えし、私たちに何ができるのかを一緒に考えます。ぜひ、ご参加ください。
■ 日時:10月17日(月) 19:00-20:30
■ 開催方法:オンライン(YouTube, Facebook同時配信)
■ 参加費:無料 ※事前申込不要
▽ イベントの視聴、詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2022/1017_9730.html
アムネスティ・アップデートhttps://www.amnesty.or.jp
http://www.labornetjp.org/news/2022/1665663432632staff01

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HBC北海道放送、米とアドベンチャートラベル番組を共同制作 YouTube専門チャンネルで配信へ / Screens

2022-10-14 | アイヌ民族関連
Screens 2022/10/13 09:13

© Screens
HBC北海道放送は、北海道でのアドベンチャートラベルの魅力と可能性を伝えるドキュメンタリー番組をアメリカの団体と共同制作し、10月5日からYouTubeで世界配信している。
アドベンチャートラベルとは、自然や伝統文化とのふれ合い、スポーツアクティビティなどを取り入れた新しい旅のスタイルで、欧米を中心に市場規模が広がっている。このアドベンチャートラベルの旅行客誘致に力を入れており、来年9月にはPRのための国際会議「アドベンチャートラベル・ワールドサミット2023」を北海道で開催予定。
今回HBCが制作したのは、道内で体験できるアクティビティや自然、アイヌや食文化などを美しい映像で紹介する番組。道南編と道東編の二部構成で、道南編は「火山が育む恵み」をテーマに各地をめぐり、そこで体験できるアクティビティや伝統文化、食文化を紹介します。木彫り工芸や狩猟キャンプなど、アイヌ文化にもスポットを当てている。道東編は「水と原生自然」をテーマに、湖、川、海へと至る水の流れに沿って、水域に保全された手つかずの自然を紹介。登山、釣り、カヌー、流氷ウォークなどのアクティビティや、昆布などの食文化も登場する。
番組には、アメリカ出身の映像作家、ニール・ハートマンがナビゲーターとして登場。北海道に住んで30年の経験を元に、土地の魅力を語りる。構成と編集は、アメリカに本部を置き、アドベンチャートラベルの普及・推進を図る世界最大級の国際団体、アドベンチャートラベル・トレードアソシエーション(ATTA)のメディア部門が担当した。ATTAは、来年北海道で開かれるサミットの主催者でもある。
5日から始まったYouTubeの配信は、ATTAが世界各地の旅行先を映像で紹介するYouTube上の専門チャンネルで行い、年内に50万人が視聴する予定のほか、12月には台湾のケーブルテレビでも放送される。また、10月3日~6日にスイス・ルガーノ市で開かれる「アドベンチャートラベル・ワールドサミット2022」の全体会合では、本番組のダイジェストが放映される。
「TheVolcanoandPeopleofHokkaido,Japan」(第1話・道南編)約25分
「TheWaterandWildernessofHokkaido,Japan」(第2話・道東編)約25分
【制作】HBC北海道放送アドベンチャートラベル・トレードアソシエーション(ATTA)
【協力】ATWS北海道実行委員会
アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道実行委員会
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/hbc北海道放送-米とアドベンチャートラベル番組を共同制作-youtube専門チャンネルで配信へ-screens/ar-AA12TUqW

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環境再生型素材から生まれた、UGG初のクラシックブーツ登場

2022-10-14 | 先住民族関連
Deckers Japan合同会社2022年10月13日 12時00分
ルックはそのままに、自然に寄り添う形で環境再生型農業を実践している農場から調達したシープスキンと、再生可能資源であるサトウキビからつくられたソールで、地球にやさしい素材へ
Tokyo(2022年10月13日)– 南カリフォルニアに拠点を置くグローバルライフスタイルブランドUGG®(a division of Deckers Brands [NYSE: DECK])は、UGG®定番のクラシックブーツを環境を考慮した素材で進化させた、Classic Mini Regenerate (クラシック ミニ リジェネレート)を新発売し、より再生可能な世界へ導く目的主導型の旅を続けます。大人用から子供用まで展開するClassic Mini Regenerateは、土壌の修復や野生動物の多様性を促進、地中の炭素吸収、未来の世代のために土地を保全することを目的とする、環境再生型農業の伝統的手法を守っている農場Atkins Ranch (アトキンス ランチ)で調達された素材で作られているブーツです。詳しくはUGG®公式サイト( https://bit.ly/3Tjxjxb ) をご覧ください。
「2022年のアースデイに、Savory Institute (セイボリー研究所)とのパートナーシップにより、UGGは環境再生型農業の実践を通じて100万エーカーの農地を修復することを約束しました。私たちは、地球を修復しより豊かにする環境再生型農業の実践的な行動は、気候危機を緩和する一つの手段になると考えています」と、UGG®のブランドパーパス担当シニアディレクターであるNicks Ericsson(ニックス・エリクソン)は述べました。「新しいClassic Mini Regenerateは、環境再生型農業を実践している農場のシープスキンを使用しており、UGGはその新商品の発売を通して、土壌の修復や野生生物の多様性の促進、地中の炭素吸収、そして次世代のための土地の保全活動を支援します。」
UGG®は、生態系の保護と環境悪化の回復を目指し、検証済み環境再生型農業のソリューションを推進するSavory InstituteのLand to Market(土から市場へ)プログラムの誇り高きパートナーです。2025年までに100万エーカーの牧草地を再生可能な農地へ修復することに貢献すると宣言し、Savory Instituteと長期的な助成契約を締結しました。オーストラリアの羊牧場における環境再生型農業を支援し、初年度だけで、20万エーカー以上の広さを持つ40の農場に影響を与えました。この5年間の取り組みを通して、UGG®はオーストラリアのシープスキン業界に変革の遺産を残すことを目指し、これらの農場の再生農業を支援する役割を担っています。
Classic Mini Regenerateは、自然に寄り添う形で環境再生型農業を実践している農場から調達した「Land to Market」認証のシープスキンを使用しています。このブーツのSugarSole™アウトソールは、成長の早いサトウキビから作られており、UGG®ブランドの特徴であるTreadlite by UGG™アウトソール同様に、クッション性とグリップ力に優れたとても軽量で耐久性の高いソールです。また、環境負荷の少ない素材と、その素材が生み出すわずかな炭素の排出量もオフセットすることで、Classic Mini Regenerateはカーボンニュートラルを実現します。

UGG®2022年秋冬のブランドキャンペーン「Feels Like UGG」でも登場した、モデルで土地保護活動家のQuannah ChasingHorse(クアナ・チェイシングホース)を本コレクションの顔として起用し、サステナビリティの世界的重要性を強調、賞賛します。Classic Mini Regenerateの発売を記念して、UGG®は先住民族のアーティストで彼女の友人、そして2022年のMet GalaでQuannahが着用したヘアピースを制作したことで有名なLenise Omeasoo(レニース・オメアスー)へデザインを依頼し、環境再生型農業のストーリーを美しく伝えるビーズを施した世界に1つだけのブーツをつくりました。再生可能な生態系を表現するため、OmeasooはUGG®ブランドの故郷であり、永遠のインスピレーション源であるカリフォルニアに敬意を表し、カリフォルニアで見られる植物や動物を複雑に取り入れたデザインへ仕上げています。
Classic Mini Regenerateは、UGG®が地球にポジティブな影響を与えるための取り組みの一つに過ぎません。Classic Mini Regenerateが1足販売されるごとに、UGG®は20エーカーの牧草地を環境再生型の農地に変換させる活動に貢献します。この目標を実現するため、UGG®は、北米とヨーロッパのUGG®取扱店舗とUGG®公式サイトにおけるClassic Mini Regenerateの販売総数から1足あたり6ドルをSavory Instituteに寄付する予定です。2022年10月13日から12月31日まで、合計で最大5万ドルの寄付金が、包括的な管理を通して世界の牧草地とそこに生息する生物の大規模な再生を促進するSavory Instituteのミッションの実現へ役立てられます。
また、ブランドとしてのポジティブな影響を最大限にもたらすため、UGG®では昨年度より日本とグローバル規模で実施する2つのパートナーシップを締結。日本では、音楽家の坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体である一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)とのパートナーシップを締結し、日本での本商品を含むサステナブルコレクションの売上の一部を寄付。奈良県天川村に「UGGの森」を育てるため、年間1ヘクタール(10,000㎡)に500本、3年で3ヘクタール(30,000㎡)に1,500本の植林を行い、この初動3年間の植林活動だけでも今後20年間で約171.3トンの二酸化炭素を吸収する試算になります(※林野庁の森林整備見える化計算シートの数値を適用)。
About UGG®
1978年、カリフォルニアの海岸でオーストラリアのサーファーによって設立されたUGG®は、アイコニックなクラシックブーツで知られるグローバルライフスタイルブランドです。ハリウッドのセレブリティに続き、ファッションエディターに愛用され、やがて世界中に広がりました。以来UGG®は、品質、クラフトマンシップに対する妥協のない姿勢を貫きながら、フットウェア、アパレル、ファッション小物、ホームウェアのデザインと販売を手掛けています。UGG®は、環境と社会に配慮したブランドとして、社会的公正と経済的包摂、そして環境の修復のために全力で取り組んでいます。世界各国の一流小売業者と提携しながら、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、パリ、ロンドン、東京、上海、北京などの世界主要都市に、コンセプトストアやアウトレットストアを展開し、年間15億ドルを超える売上高を実現しています。詳しくは、www.ugg.com/jp/ @UGGJAPANをご覧ください。 #FeelsLikeUGG #FeelGood
About Quannah Chasinghorse(クアナ・チェイシングホース)
アラスカ州イーグルビレッジのヘン・グウィッチン族と、サウスダコタ州ローズバッドリザベーションのシチャング/オグララ・ラコタ族をルーツにもち、現在はアラスカ州フェアバンクス在住。北極野生生物国家保護区(Arctic National Wildlife Refuge)の先住民族の土地の保護者として、神聖な土地を石油開発から守り、気候正義(Climate Justice)のために戦っています。 IMG Models と契約して以来、彼女は自分のプラットフォームを通して、ファッションにおける先住民族の表現を促進しました。今日まで、彼女は世界的なファッションブランドと仕事をし、Vogue Mexico、V Magazine、Elle、Porter Magazine、National Geographicの表紙を飾りました。また、Harper's BazaarやVogueの国際版にも登場し、過去2年間はMet Galaにも参加しています。直近では、TriBeCa Film Festivalでドキュメンタリーショートフィルムのデビュー作を発表しました。「Walking Two Worlds」と題されたこの短編映画では、Quannahと彼女の母親であるJody Potts-Josephが、先住民族の表現における障壁を打ち破りながら、神聖な故郷と生活様式を守るために立ち上がる様を描いています。
About more trees
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすために、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。国内外18か所に「more treesの森」を展開し、地域と協働で森林保全を行うほか、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っています。詳しくは、www.more-trees.org/ をご覧ください。
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※記載の商品価格はすべて税込価格です。
【クレジット】
UGG®/ Deckers Japan
TEL: 0120-710-844
URL: http://www.ugg.com/jp/
キャンペーンおよび商品画像:https://xgf.nu/51c1
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000564.000003434.html

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