北海道新聞 01/10 05:00
【洞爺湖】洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会は、同ジオパークのエリア(伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町)を流れる川の名称の由来を紹介する絵本「かわのよびなを旅する」を製作した。
川は昔から人々の生活と密接な関係にあることから、題材に選んだ。縦25センチ、横19センチのB5変型判36ページ。アイヌ民族文化財団からの助成を受け、約110万円をかけて3千部製作した。
同協議会によると、エリア内を流れる主な72河川の名称のうち、8割はアイヌ語に由来するという。アイヌ語地名研究の第一人者の故・山田秀三さんらの著書を参考にしながら、長流川や貫気別(ぬっきべつ)川など20河川の名称の由来を柔らかいタッチのイラストと文章で解説した。洞爺湖や有珠山についてのコラムも掲載している。
絵は同ジオパークの関連グッズのイラストを数多く手掛ける佐々木真由子さん(東京在住)が、文章は佐々木さんの夫の光さんがそれぞれ担当した。難しい言葉や図表は使わず、誰でも読めるような工夫を凝らしたという。
絵本は今後、各市町の公共施設や学校、病院や金融機関など待ち合いスペースがある施設計約370カ所に置く予定。希望者には配布する。同協議会事務局の洞爺湖町ジオパーク推進課は「洞爺湖有珠山ジオパークの地域について考えるきっかけにしてほしい」と話している。
問い合わせは同課(電)0142・74・3015へ。(山中龍之助)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/499615
【洞爺湖】洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会は、同ジオパークのエリア(伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町)を流れる川の名称の由来を紹介する絵本「かわのよびなを旅する」を製作した。
川は昔から人々の生活と密接な関係にあることから、題材に選んだ。縦25センチ、横19センチのB5変型判36ページ。アイヌ民族文化財団からの助成を受け、約110万円をかけて3千部製作した。
同協議会によると、エリア内を流れる主な72河川の名称のうち、8割はアイヌ語に由来するという。アイヌ語地名研究の第一人者の故・山田秀三さんらの著書を参考にしながら、長流川や貫気別(ぬっきべつ)川など20河川の名称の由来を柔らかいタッチのイラストと文章で解説した。洞爺湖や有珠山についてのコラムも掲載している。
絵は同ジオパークの関連グッズのイラストを数多く手掛ける佐々木真由子さん(東京在住)が、文章は佐々木さんの夫の光さんがそれぞれ担当した。難しい言葉や図表は使わず、誰でも読めるような工夫を凝らしたという。
絵本は今後、各市町の公共施設や学校、病院や金融機関など待ち合いスペースがある施設計約370カ所に置く予定。希望者には配布する。同協議会事務局の洞爺湖町ジオパーク推進課は「洞爺湖有珠山ジオパークの地域について考えるきっかけにしてほしい」と話している。
問い合わせは同課(電)0142・74・3015へ。(山中龍之助)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/499615