CNN 1/2(土) 11:39配信
オーストラリアのモリソン首相は12月31日夜遅く、同国の先住民の歴史とコミュニティーに敬意を表し、同国の国歌の歌詞を変更したと発表した。
変更されたのは、1番の歌詞の「We are young and free(われわれは若くて自由だ)」の部分で、変更後は「We are one and free(われわれは1つで自由だ)」となった。
モリソン首相は新聞の意見記事の中で、次のように述べている。
「豪州は近代国家としては比較的若いかもしれないが、わが国の歴史は多くの先住民の人々の歴史と同じく非常に古い。われわれはそうした人々が管理してきたことを正しく認識し、敬意を表する」
「調和の精神から、この事実を認識し、(先住民族に関する)この真実と共通認識を国歌に反映させることは至極当然のことだ。『young and free』を『one and free』に変更して奪われるものは何もないが、付け加えられる意味は大きいと考える」
豪州では、先住民についての表現の仕方、制度上の不平等、人種的不公平に関する議論が高まる中、ここ数年、国歌の歌詞も議論の的になっている。特に「われわれは若くて自由だ」という歌詞は、豪州に世界最古の文明の1つがあるという事実が反映されていないとして、反発する声が強かった。先住民の歴史は6万年にも及ぶと言われている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a39b9621f7f10872d2fc82ff4f042042121b582
オーストラリアのモリソン首相は12月31日夜遅く、同国の先住民の歴史とコミュニティーに敬意を表し、同国の国歌の歌詞を変更したと発表した。
変更されたのは、1番の歌詞の「We are young and free(われわれは若くて自由だ)」の部分で、変更後は「We are one and free(われわれは1つで自由だ)」となった。
モリソン首相は新聞の意見記事の中で、次のように述べている。
「豪州は近代国家としては比較的若いかもしれないが、わが国の歴史は多くの先住民の人々の歴史と同じく非常に古い。われわれはそうした人々が管理してきたことを正しく認識し、敬意を表する」
「調和の精神から、この事実を認識し、(先住民族に関する)この真実と共通認識を国歌に反映させることは至極当然のことだ。『young and free』を『one and free』に変更して奪われるものは何もないが、付け加えられる意味は大きいと考える」
豪州では、先住民についての表現の仕方、制度上の不平等、人種的不公平に関する議論が高まる中、ここ数年、国歌の歌詞も議論の的になっている。特に「われわれは若くて自由だ」という歌詞は、豪州に世界最古の文明の1つがあるという事実が反映されていないとして、反発する声が強かった。先住民の歴史は6万年にも及ぶと言われている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a39b9621f7f10872d2fc82ff4f042042121b582