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遺骨 慶応大から22年ぶり返還(動画)

2018-11-23 | アイヌ民族関連
NHK 11月22日 12時15分

釧路市の研究機関が、研究目的として慶応大学に貸し出していたアイヌ民族の遺骨が、22年ぶりに返還されていたことがわかりました。
文化財の保護や活用に取り組む釧路市埋蔵文化財調査センターは、所蔵するアイヌ民族の遺骨を研究目的として慶応大学に貸し出していました。
センターは研究が終わったはずだとして遺骨の返還を求め、これまでに貸し出した6体のうち大半が戻っていましたが、頭の骨など1体の一部は引き続き研究の必要があるとして返還されていませんでした。
遺骨は、今は定年退職している当時の教授が自宅で保管していましたが、ことしになって大学の学部が事態を把握し、遺骨はことし2月、22年ぶりに返還されたということです。
これについて地元への遺骨の返還を求めていた阿寒アイヌ協会の廣野洋会長は、「遺骨を物としか思っていない感じがした。戻ってきた遺骨の地元での慰霊を検討したい」と話しています。
また慶応大学広報室は、「関係者に迷惑と心配をかけたことをおわびします」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181122/0005855.html?fbclid=IwAR1M5K-UAB9CjY76rSis4E7kIi-OqG_3ZZE1M-D-9-clpLgi-BzXDVZKKDM

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アイヌ遺骨20年ぶり返還 慶応大、釧路市に6体

2018-11-23 | アイヌ民族関連
産経新聞 2018.11.22 20:47
 北海道釧路市が所有し、慶応大に研究目的で貸与、その後返還を求めていたアイヌの遺骨6体が今年2月までに、二十数年ぶりに返還されていたことが22日、分かった。
 釧路市によると、遺骨は旧阿寒町(現釧路市)と同市内で1963年と92年に発掘され、92年と96年に釧路市が慶応大文学部に分析を依頼した。
 2016年に大学側は市の要請で6体を返還。同大の元教授が「研究を続けたい、すぐに返す」と、うち1体の頭部や下顎の骨を自宅に保管し続けた。慶応大は昨年、国の調査に元教授の報告通り「全て返還した」と回答したが、その後、元教授の保管を把握し、今年2月に返還、関係者に謝罪した。
 元教授が大学内に保管していた人骨は他にも100体以上あり、慶応大はアイヌの遺骨がないかを調査している。慶応大学広報室は「確認が不徹底でご迷惑をおかけした」としている。
https://www.sankei.com/life/news/181122/lif1811220060-n1.html


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アイヌ施策 新交付金検討 政府が地域や産業振興に /北海道

2018-11-23 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年11月22日 地方版
 菅義偉官房長官は19日の記者会見で、アイヌの人々が多く住む地域の振興や産業振興に向け、新たな交付金制度の創設を検討していることを明らかにした。「総合的な取り組みを推進するために必要だと考える」とした。
 政府はアイヌ民族支援の新法制定を目指しており、アイヌ施策を進めるための交付金制度は新法制定と合わせ…
この記事は有料記事です。
残り227文字(全文378文字)
https://mainichi.jp/articles/20181122/ddl/k01/010/061000c

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慶大がアイヌ遺骨20年保管 釧路市貸与の6体 返還遅れ謝罪

2018-11-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/22 05:00
 【釧路】アイヌ民族の遺骨が主に研究目的で全国の大学で保管されている問題で、慶応大に釧路市から遺骨6体が貸与され、20年以上にわたり同大で保管されていたことが21日、分かった。同大は今年2月までに全ての返還を終え、地元関係者に謝罪した。文部科学省が2017年時点に公表した調査では全国12大学で1676体を保管していることが判明しているが、同大はこのリストから漏れていた。
 慶応大や釧路市によると、6体は釧路市や旧釧路管内阿寒町(現釧路市)の遺跡で発掘され、いずれも釧路市が慶応大の元教授に分析を依頼した。うち5体は1992年、1体は96年に預けられ、同大日吉キャンパス(横浜市)にある元教授の研究室で保管されていた。
 慶応大は2015年に遺骨が保管されていることを把握。文科省の調査に対し、16年10月の回答期限までに6体分あることを報告した。その後、元教授に返還を求め、17年1月に元教授から返還が完了したと報告があったため、同月、文科省に対し、既に保管している遺骨がないことを報告した。
 だが、その後も1体の頭部を元教授が自宅で保管し続けていたことが分かり、今年2月に返還。8月に慶応大と文科省、釧路市、元教授が、発掘地の地元の阿寒アイヌ協会を訪れ、遺骨の一部の返還が遅れたことを謝罪した。現在、遺骨は釧路市埋蔵文化財調査センターで保管されている。
 慶応大広報室は「ご遺骨の保管状況の確認が不徹底で返還が遅れたことをおわびする」と文書で回答。文科省は「(遺骨の)尊厳について考えると、一体的に返還するのが望ましかった」(学術機関課)としている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/250598

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アイヌの遺骨、20年ぶりに返還

2018-11-23 | アイヌ民族関連
共同通信2018年11月22日 / 19:30 /
 北海道釧路市が所有し、慶応大に研究目的で貸与、その後返還を求めていたアイヌの遺骨6体が今年2月までに、二十数年ぶりに返還されていたことが22日、分かった。
 釧路市によると、遺骨は旧阿寒町(現釧路市)と同市内で1963年と92年に発掘され、92年と96年に釧路市が慶応大文学部に分析を依頼した。
 2016年に大学側は市の要請で6体を返還。同大の元教授が「研究を続けたい、すぐに返す」と、うち1体の頭部や下顎の骨を自宅に保管し続けた。慶応大は昨年、国の調査に元教授の報告通り「全て返還」と回答したが、その後、元教授の保管を把握し、今年2月に返還、関係者に謝罪した。
https://jp.reuters.com/sponsored/article/hamilton-with-nobutaka-murao-movement

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インドの禁じられた島・北センチネルに上陸した米国人、文明を拒む先住民に殺害される

2018-11-23 | 先住民族関連
buzzfeed news 2018/11/22 12:46
ベンガル湾に浮かぶ島で、石器時代の暮らしを続ける人々に近づいた米国人が殺害された。
Yoshihiro Kando 貫洞 欣寛 BuzzFeed News Editor, Japan
インド東部アンダマン・ニコバル諸島で、外部からの接触を拒絶する先住民族が暮らす北センチネル島に上陸した米国人の男性(27)が、殺害された。先住民族に殺されたと見られる。インドの地元紙などが伝えた。
先住民族を保護するため、北センチネル島は上陸が禁じられている。
地元紙アンダマン・シーカなどによると、男性は11月中旬、別の島の漁師を雇って、北センチネル島に近づいたという。
北センチネル島には狩猟採集の生活様式を続ける先住民族センチネル人が暮らしている。だが、その人口や暮らしぶりは、はっきりと分かっていない。
世界で最も孤立した民族
センチネル人は外部からの接触を強く拒絶しており、世界でほとんど最後とみられる、現代文明と接触しない民族だ。
近づくと弓矢などで攻撃してくるため、かつて一帯を植民地として支配した英国や現在のインド政府も、島に上陸できない。2011年の国勢調査で、センチネル人の人口は「15人」とされているが、これも推測に過ぎない。

アンダマン・ニコバル諸島に暮らす別の先住民ジャラワ人。島々は長く孤立してきたため、古くからの文化が維持されてきた。
インド紙インディアン・エクスプレスによると、2004年のインド洋津波で一帯が大きな被害を受けた際、インド政府は実態調査と救援のためヘリコプターを飛ばしたが、弓矢が飛んできたため、それ以上の接近を断念したという。
2006年には、島の近くに停泊した漁船で寝ていた漁師2人が殺害された。
周辺の島とは言語が異なるため、センチネル人とコミュニケーションを取る方法もないという。
政府は上陸を禁止
地元行政当局は2015年、島の先住民とこれ以上接触せず、文化や生活に干渉しないことを表明。刑法などインドの国内法を先住民に適用することも断念した。
インド海軍は島の周囲3海里(約5.5キロ)を航行禁止とし、観光客らが島に近づかないようにしている。
一方、インターネットなどを通じて情報が広まっているため、不用意に上陸する人が出る事態も懸念されていた。
アンダマン・シーカによると、米国人の男性は11月14日、漁師5人を雇って島に上陸した。贈り物としてはさみや安全ピン、サッカーボールなどを持っていったという。
同紙は男性が「キリスト教の布教を目的としていた」としているが、地元警察幹部は別のインドメディアに「冒険に向かった」としており、上陸の理由ははっきりしない。
11月16日夜、沖合で待機していた漁船に泳いで戻り、「島に残る」と伝え、13ページの日誌を残して再び島に向かったという。日誌には「何人かは親切で、何人かは非常に攻撃的だった」「私は丁寧に接しているのに、なぜ彼らはこうも怒っていて攻撃的なのか理解できない」と記されていたという。
遺体の回収も困難
17日朝、先住民らが男性の遺体を浜に埋めているのを漁師らが目撃し、殺害されたことが分かった。警察も近づけないため、遺体の回収が難しい状況が続いているという。
人口12億人を超え、ヒマラヤ山脈から熱帯の島まで広大な国土を持つインドには言語や信仰が異なる数多くの先住民族が暮らしている。
インド政府は先住民族を保護することを憲法でうたっており、公務員採用や大学入試などでの優先政策を採っている。705の民族・部族の計約1億人(2011年国勢調査)が、優先の対象となっている。
https://www.buzzfeed.com/jp/yoshihirokando/andaman-st

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アメリカ人観光客が「絶滅の危機に瀕した謎の部族」に弓矢で撃たれ殺される事件が発生

2018-11-23 | 先住民族関連
ライブドアニュース 2018年11月22日 12時0分 GIGAZINE(ギガジン)
テクノロジーやインターネットが発達した現代でも、世界の中には文明との接触を持たない部族がいくつも存在しています。そんな文明から隔離された、インド洋に浮かぶ離島に住む部族に接触を試みたアメリカ人観光客の男性が、「弓矢で撃たれて殺されてしまう」という事件が発生したと報じられました。
American 'killed in India by endangered Andamans tribe' - BBC News
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-46286215
インド洋東部・ベンガル湾内に位置する北センチネル島には、「センチネル族」と呼ばれる文明から隔離された先住民族が50~150人ほど住んでいるとされています。今もなお狩猟採集生活を送っていると見られるセンチネル族は外部との接触を拒絶しており、インド政府も干渉しない方針を示している「謎の部族」です。

そんなセンチネル族に接触を試みた27歳のアメリカ人観光客であるJohn Allen Chau氏は、北センチネル島に運んでもらうように地元の漁民に依頼しました。長らく文明から隔離されていたセンチネル族と接触することは、センチネル族が抵抗力を持たない病原菌に感染させてしまうおそれがあるため違法な行為です。しかし、地元ジャーナリストのSubir Bhaumik氏によるとChau氏は以前にも4、5回地元の漁民に依頼し、違法に北センチネル島に渡っていたと警察が発表しているとのこと。
2018年11月14日にChau氏と漁民らは北センチネル島への上陸を試みましたが、この時は失敗に終わりました。そして2日後の11月16日、再び北センチネル島への上陸を決行。Chau氏はセンチネル族との接触に成功しましたが、部族によって弓矢で撃たれてしまいました。Chau氏を連れて行った漁民によると、「Chau氏は撃たれた後もしばらく歩いていた」とのことですが、部族がChau氏の首に縄をかけて引きずりだしたのを見て、漁民たちは恐怖に陥ってその場から逃げ出したとしています。
地元メディアによるとChau氏は「先住民族にキリスト教を布教するため」に北センチネル島へ渡ったとされていますが、SNS上でChau氏は自身のことを「熱心な冒険家」として紹介していました。Chau氏の遺体は11月20日に北センチネル島の海岸で発見されましたが、北センチネル島へ近づくこと自体に大きな危険が伴うため、記事作成時点ではChau氏の遺体は回収されていません。
インド政府によると、センチネル族は数万年にわたって外部との大きな接触を持っておらず、外部の人々が一般的に持っている病原菌に対しての抵抗力がない可能性もあります。そのためセンチネル族との接触は法律で禁じられている他、2017年からは遠くから島を撮影して写真やビデオに残すことも違法となっており、最大で3年の懲役が科せられるとのこと。
Bhaumik氏は「センチネル族の人口は非常に少なく、お金の使い方すら知りません。あらゆる種類の接触は違法です」と語っており、今回の事件でChau氏を北センチネル島へ連れて行った7人の漁民も逮捕されています。今回の事件が文明社会で起きればれっきとした殺人事件ですが、文明から隔離された部族による殺人は警察にとっては非常に難しいケースであり、「センチネル人を逮捕することはできません」とBhaumik氏は述べています。
センチネル族は2004年に起きたスマトラ島沖地震による津波で大きな被害を受けたとされており、この時はパトロール中の海軍ヘリコプターが住民の安否を確認するために島の上空へ近づいたとのこと。すると、住民が視認できるあたりまで近づいたところで、住民がヘリコプターに対して弓矢を放って攻撃してきたそうです。さらに2006年には北センチネル島で違法に漁をしていた2人の地元漁師が部族によって殺害されるなど、センチネル族は外部の文明に対して敵対的な行動をとっています。
また、センチネル族はセンチネル語という言語で話すそうですが、島外にセンチネル語を理解できる人は存在していません。センチネル族と接触した人はほとんどが殺害されるか、そうでなくても短い接触時間しか得られないためにセンチネル語を解読することもできないとのこと。
ロンドンに本拠を置いて原住民を保護する活動を行っている「Survival International」は、マンハッタン島ほどの大きさの島に住むセンチネル族を保護するキャンペーンを行っています。グループ代表を務めるStephen Corry氏は、「センチネル族の人々は繰り返し文明との接触を拒絶しており、私たちが接触しないことが彼らの望みです。このような事件は決して引き起こされてはなりません」と述べています。
http://news.livedoor.com/article/detail/15632839/

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経済危機のベネズエラ、市民は世界遺産の国立公園で「金」をとって生活

2018-11-23 | 先住民族関連
businessinsider. 2018年11月22日

ベネズエラのボリバル州ラス・クリスティーナスの近くで木製のボウルと水銀を使って砂金をえり分ける現地の採掘業者。Reuters/Henry Romero
ベネズエラの経済危機は、名高い国立公園に住む住民を思い切った行動へと追いやっている —— 違法な金の採掘だ。
同国の有名なエンジェルフォールのある地域で暮らす先住民族ペモン族の人々は今、カナイマ国立公園のツアーガイドとして自然とともに生きる生活を捨て、砂金をとっている。
ディズニー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のモデルになったと言われるこの世界遺産のエリア内では、金が通貨ボリバルに取って代わり、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ベネズエラ人たちはサッカー・フィールドほどの大きさの鉱山を複数採掘し、この貴重な金属を探している。
ベルギーと同じくらいの広さを誇るカナイマ国立公園では、採掘活動は違法だ。だが、ベネズエラの切迫した経済状況が人々を過激な行動へと向かわせている。環境問題の専門家たちは、こうした動きは世界遺産を荒廃させかねないと見ている。
石油生産が低迷する中、金はニコラス・マドゥロ大統領の経済浮揚策において重要なものとなっている。アメリカによる経済制裁の下、金の採掘へのアメリカの関与は禁じられているが、ベネズエラはトルコに金を輸送、精製している。
現地のコミュニティーへの負担も大きい。これまで国立公園内で暮らす多くのベネズエラ人は、ツアーガイドになるため、英語のレッスンを受けてきた。だが、その多くがガイドの仕事を辞め、金の採掘に携わっている。採掘は軍のパトロールを避け、しばしば闇に紛れて行われているという。
https://www.businessinsider.jp/post-179965

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「ハカ」かけ声に観客拍手 佐賀でNZ文化紹介

2018-11-23 | 先住民族関連
読売新聞 2018年11月22日
 2020年の東京五輪・パラリンピックで、県がホストタウンになっているニュージーランドの文化を紹介する催しが、佐賀市城内の佐賀城本丸歴史館で開かれた。先住民族マオリの伝統舞踊「ハカ」が披露され、訪れた家族連れらが本場の雰囲気を楽しんだ。
 東京五輪・パラリンピックの開催を契機に海外との文化交流を進める県の事業の一環。
 ハカは元々、マオリの戦士が力を誇示し、相手を威嚇する踊りで、ラグビーのニュージーランド代表が試合前に披露することでも知られている。
 今回は、香港を拠点に活動するグループ「グローバルハカ」のメンバー6人が、屋外のステージで披露。威勢のいいかけ声に合わせて舞うと、観客から拍手が送られた。
 武士の心得を説いた「葉隠」が、ニュージーランドの文化に通じる側面があることを解説する講演会や、羊肉やワインの食文化を紹介する出店もあった。
https://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20181121-OYTNT50262.html

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