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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

武四郎と新冠のかかわり【新冠】

2018-11-22 | アイヌ民族関連
日高報知新聞2018.11.21
【新冠】町郷土資料館事業のふるさと再発見講座「北海道150年 松浦武四郎と新冠講演会」が18日、レ・コード館で開かれ、町内外から約70人が参加して武四郎の生涯や新冠とのかかわりについて学んだ。
 講師は北海道博物館の三浦泰之学芸主幹。松浦武四郎(1818~1888)は、伊勢国(現在の三重県)出身で、28歳のときに初めて蝦夷地に行き、計6回にわたって探査した。明治2年(1869)には開拓判官の職に就き、蝦夷地を「北海道」とするよう提言した。

松浦武四郎について講演する三浦さん。左上は松浦武四郎記念館マスコットキャラクター「たけちゃん」
 三浦さんは、武四郎の青年期や6回の蝦夷地踏査の様子を当時の政治情勢などと併せて説明。前半3回は水夫や松前藩士の家来など身分を偽って旅をし、蝦夷日誌全35巻を執筆。
 また、松前藩の蝦夷地統治のずさんさを厳しく指摘し、有力の水戸藩や宇和島藩、幕府にも献上すると、蝦夷地通として名が知れ渡ったという。
 後半3回は幕府に雇われて蝦夷地を調査。三浦さんは「ロシアへの危機を視野に入れながら、蝦夷地開拓を目論んでいた幕府の命を受け、蝦夷地の地理的状況、松前藩のもとで苦しい状況にあったアイヌ民族の生活状況、新しい道を切り開く可能性を重点的に調査した。アイヌ民族の案内や世話を受けつつ、川筋を中心とした内陸部も探査した」と解説した。
 新冠には蝦夷地踏査の1回目、4回目、6回目と3度訪れており、土地の状況やアイヌ人口、地震による津波の影響や道案内のアイヌから地名の由来を聞くなかで、その地域の伝承なども著書に書き記した。三浦さんは「印象的だと思ったのは、シカにまつわる伝承が多いこと。そのほか、津波などの伝承を伴う地名が多いと感じた」と述べた。
 また、北海道の名付け親として知られる武四郎だが、日高という国名や沙流、新冠、静内、三石、浦河、様似、幌泉といった郡名も「武四郎の提案が90%以上採用されている。明治政府から道名、国名、郡名選定の褒賞で金100円を従五位の官位とともに拝領している」と話した。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/8771

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むかわ町のシシャモ 被災地復興へイベント規模拡大 (築け食の王国)

2018-11-22 | アイヌ民族関連
日本経済新聞 電子版2018/11/20 22:30
11月上旬に北海道むかわ町で開かれた「シシャモ祭り」。胆振東部地震の震源地に近かった同町の復興イベントとして例年よりも規模を拡大。町人口の2.5倍に及ぶ約2万人が来訪した。名産のシシャモには、アイヌ民族に伝わる伝説がある。飢えに苦しむ人間を救うため、神が柳の葉を魚に変えたとするものだ。「食べて復興の手助けになれば」。地震で傷付いた町に活気が戻った。
人口8100人のむかわ町は地震で、町内の約15…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37993710Q8A121C1L41000/

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インドの孤立先住民、島に上陸した米国人観光客を弓矢で射殺

2018-11-22 | 先住民族関連
AFP BB NEWS2018年11月21日 21:55 発信地:ポートブレア/インド [ インド アジア・オセアニア ]

【11月21日 AFP】世界で最も孤立した地域の一つ、インド東部アンダマン・ニコバル諸島(Andaman Islands)の島を訪れた米国人旅行者が、保護政策の対象となっている先住民に弓矢で射られて死亡した。
 21日の現地警察発表によると、死亡したのは27歳のジョン・チャウ(John Chau)さん。チャウさんは地元漁民に金銭を払って船に同乗。外界との接触を完全に断った先住民たちが暮らす北センチネル島(North Sentinel Island)へ近づき、さらに1人でカヌーを使って進んだ。だが当局筋がAFPに語ったところによると、チャウさんが島に上陸した途端、その身に矢が降り注いだ。
 インド洋に浮かぶ同諸島に住む複数の先住民族に接触することは、独自の生活様式の保護、および疫病対策の観点から禁止されている。ただ規制区域の一部では立ち入りが認められており、チャウさんも同諸島への入境許可を含む観光ビザを持ち、最近数回、同諸島を訪れていた。それでも、北センチネル島から半径5キロ以内への立ち入りは違法とされている。
 当局筋によると、チャウさんは11月14日に島への到達を試みたが成功せず、その2日後に準備を十分に整え、途中で小舟を降りて、1人でカヌーに乗って島へ出発。「チャウさんは矢で襲われた後も歩き続けた。また漁師たちは先住民らがチャウさんの首に縄を巻き付け、体を引きずっていくのを目撃した」という。怖くなった漁師たちはその場から逃げ出したが、翌朝戻って海岸でチャウさんの遺体を発見した。
 同諸島にはいくつかの先住民族が住んでいる。例えば人口約400人のジャラワ(Jarawa)族は、活動家らによると外界からの訪問者に怯え、現地当局に賄賂を渡して保護を依頼することもある。
 しかし、センチネル族のように外界とのあらゆる接触を遮断し、侵入者に敵対的な集団も知られている。150人が住む北センチネル島は、インド海軍さえも立ち入り禁止となっている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3198663

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イッタラの「ウルティマ ツーレ」に新色が登場。夜のとばりで輝く、特別な色を纏うグラスです。

2018-11-22 | 先住民族関連
PEN 2018.11.21
写真:青木和也 文: 山田泰巨 スタイリング:今吉高志
フィンランドデザインの巨匠、タピオ・ヴィルカラの代表作「ウルティマ ツーレ」。発表から半世紀を迎えた今年、初めて色を纏った特別なモデルが登場しました。

50周年を記念し2019年まで生産される特別色、「レイン」のウルティマ ツーレ。写真左からボウル115㎜¥ 2,700(税込)、オールドファッション S¥3,240(税込)、カラフェ&オールドファ ョン S(2点)の3ピースセット¥ 24,840(税込)キャンドルホルダー¥2,700(税込)
フィンランドのデザイン史に大きな 名を刻んだデザイナー、タピオ・ヴィルカラ。その40 年にわたるキャリアはあまりにも多彩です。彫刻を学んだのちにデザイナーとなり、ガラス、陶器、照 明器具や電球などの工業製品、紙幣など、数多くの名作を遺しました。 その功績から数多くのデザイン賞を獲得しましたが、初めて大きな賞を受賞したのがイッタラが協賛したデザイ ン・コンペティションです。
受賞後に同社のアートディレクターとなり、イッタラとの生涯にわたる関係が始まります。 ヴィルカラがイッタラから発表したガラス作品は400超。なかでも名作と名高いのが、氷柱や樹氷のように細 かな凹凸を描く「ウルティマ ツーレ」 です。その名はスカンジナビア半島の先住民族、サーミ人が暮らすエリア、ラップランドの極北にある伝説の島を意味します。雪と氷に覆われ、太陽が沈むことがないと言われる最果ての神聖な土地。彼はこの地に思いを馳せ、過酷でありながらたぐいまれなる美しさを備えたラップランドの自然を表現したと言います。
ガラスや陶器のほか、工業製品、家具、グラフィック、彫刻など、幅広い分野で活躍したタピオ・ヴィルカラ。イッタラから発表した自身の名を冠したグラスも、現在なお販売される。
極北の地に思いを馳せ、 自然の美を写し取った。
40 年もの長きにわたりイッタラと仕事を重ねたヴィルカラは、ガラスの透明度や屈折率を研究し、常に新しい手法を追い求めました。1968年に発表された「ウルティマ ツーレ」はその最たるもので、滴り落ちる雫が凍る一瞬にも、氷が溶け始める一瞬にも見える独創的な表情を実現するため、1000時間を超える技術開発が行われました。冷ややかな表情に反してガラスとは思えぬやわらかな手触りと、口当たりのよい厚みが特徴です。
こうして生まれた「ウルティマ ツーレ」は、発表から半世紀にわたり純度の高い氷を思わせるクリアカラーのみを生産してきました。しかし50 年目を迎えた今年から新たな色が加わりました。 レインと名付けられた深いブルーは、 ラップランドの凍った川や雪で覆われた大地をも思わせるものです。
ウイスキーやブランデーを楽しむロックグラスとしてはもちろん、ただ水を注ぐドリンキンググラスとしても美しい。青の向こうに炎が揺らぐキャンドルホルダーも、クリアにはない表情が魅力的です。 十数色の試作から厳選されたレインは、オールドファッションと呼ばれる定番グラスのSサイズをはじめ、カラフェ、ボウル、キャンドルホルダーを展開しています。
北極圏の雄大な自然を宿す名作が色を纏い、特別な時間を過ごす。長い夜を楽しむ北欧の暮らしに倣い、青く染まった氷のグラスで一日の終わりをゆっくり楽しみんではいかがでしょうか。
ウルティマ ツーレは底面も平らではなく、まさに溶け出した氷から水が滴るようなフォルムを描いています。その一部が脚部とな ってグラスを支えています。
問い合わせ先/イッタラ TEL:0120-588-825 www.iittala.jp
https://www.pen-online.jp/feature/product/iittala/1

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効率的治療に期待 沖縄ゲノム解析 新たな病気要因特定も

2018-11-22 | 先住民族関連
琉球新報 2018年11月21日 10:54
 島しょ県の沖縄が、本土とは異なる特有の遺伝的背景を持つとの指摘は以前からあった。ただ、県内では大規模なゲノム研究はこれまで行われていなかった。県民を対象に解析することで、県民に役立つゲノム情報の発見が期待できる。さらに、遺伝学的に特徴がある集団からは、比較的少ないサンプル数で病気を引き起こす新しい要因を特定できる可能性があるという。
 人の顔かたちや体つきなど生まれ持った性質は、遺伝情報によって決まる。多くの病気の発症には、個人の生まれながらの体質と、生活習慣や加齢といった環境因子の両方が絡み合って起きる。病気のなりやすさ、薬の効き方も遺伝子の個人差が関係している。こうした情報をあらかじめ知ることができれば、一人一人に合った最適の治療や予防ができるようになると考えられている。
 研究責任者の琉球大学大学院医学研究科の前田士郎教授によると、日本人の標準ゲノム配列は分かっているが沖縄の人に特化した配列はまだ判明していない。より効果的な予防や治療を実現するには、まず県民のゲノム情報を知ることが不可欠だ。
 研究は全世界の人に有効な発見につながる可能性もある。ゲノム研究は欧米を中心に大規模に行われてきており、さまざまな病気のなりやすさに関わる原因遺伝子が特定されてきた。現在、さらに新しく見つけるには数万単位のサンプルが必要となる。ただ、遺伝学的に特徴がある集団では病気の発症を10倍高めるような遺伝型が残っていることがあり、このような場合には2千~3千ほどのサンプルでも要因を特定できるとされている。
 前例もある。デンマーク領グリーンランドの先住民族イヌイットのゲノム解析では、2500人ほどで2型糖尿病に関連する原因遺伝子の一つが特定された。沖縄も地域ごとに特徴ある集団を形成している上、かつて長寿日本一を支えていた高齢世代と、欧米型の生活習慣が根付いた働きざかり世代が混在しているため鮮明な結果が得やすいとみられる。
 前田教授は「研究を進め、個人の体質に合わせた予防や治療を実現することで、沖縄の健康長寿復活にもつなげていきたい」と話している。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-837331.html

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