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<根室 最東端の名城 根室半島チャシ跡群>中 アイヌ民族の歴史紹介

2018-11-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/07 09:37
 「かつてアイヌ民族は、ここから見える国後島や歯舞群島との間を行き来し、ロシア人らとも交易を行っていました」
 日本100名城に選定されている「根室半島チャシ跡群」の一つ、ノツカマフチャシ跡では10月中旬、市民ガイド団体「ねむろトコロジストの会」の会員が、チャシにまつわる歴史を観光客に紹介した。
■自律的な社会
 根室半島には北側の海岸沿いに多くのチャシ跡が残る。16~18世紀に築かれ、海を望む崖上の台地に半円形や四角形の壕(ごう)を掘ってとりでとした。道内に残るチャシ跡約500カ所のうち、根室市内に32カ所が集中する。当時としては大がかりな土木工事が必要で、交易によって経済的に余裕があった根室の当時のアイヌ民族の姿が浮かび上がる。
 根室市歴史と自然の資料館の猪熊樹人(いのくましげと)学芸員は「北海道の中で根室はアイヌ、ロシア人、和人が交わる場所としての特徴がある。チャシを造るには多くの人数も必要で、この時代に自律的な社会を持っていたことが伝わってくる」と説明する。
 ノツカマフチャシ跡の近くでは9月上旬、根室アイヌ協会の会員ら約20人がクナシリ・メナシの戦いの犠牲者を供養する伝統儀式「ノッカマップ・イチャルパ」を行った。この地でのイチャルパは44年続く。同協会の能登由美会長(66)は「つらい思いをした祖先のためにも、イチャルパはこれからも続けたい」。
■犠牲者の供養
 クナシリ・メナシの戦いは1789年、国後島やメナシ地方(現在の根室管内羅臼町と標津町)のアイヌ民族が、一帯の漁場を運営していた和人による非道な搾取や横暴な行為に耐えかねて決起し、71人を殺害。松前藩が武力を示して鎮圧に乗り出し、関与したアイヌ民族37人がノッカマップで処刑された。
 イチャルパでは、処刑された37人とともに和人71人の供養も行う。イチャルパの場所を提供し、協力している根室市内の漁業、高橋則行さん(64)は「戦いで亡くなったのはアイヌだけではない。和人もアイヌも関係なく供養することが大事だ」と語る。かつてのメナシ地方に当たる標津アイヌ協会の小川悠治会長(71)は「チャシを訪れる観光客には、クナシリ・メナシの戦いなど、この地方のアイヌ民族の歴史についても知ってほしい」と語った。
 この戦い以降、クナシリ・メナシ地方や周囲一帯に和人の支配が及ぶようになり、新たなチャシは造られなくなったという。猪熊学芸員は「戦いを境にアイヌ民族の勢力が弱まり、独自の暮らしを維持できなくなった」とみている。
※「イチャルパ」の「ル」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/245742

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方言継承の課題考察/24日に宮古でサミット

2018-11-08 | ウチナー・沖縄
宮古毎日新聞社 2018年11月7日(水) 8:59
危機言語の地域研究者集い/文化庁など主催
言語・方言サミット宮古島大会の開催を告知する(左から)宮國博教育長、下地敏彦市長、文化協会の大城裕子会長、同協会の砂川春美方言部会長=6日、市役所平良庁舎
 宮古語(方言)など消滅危機とされる8言語の地域の研究者が集う「言語・方言サミット宮古島大会」が24日、マティダ市民劇場で開かれる。基調講演や各地域の現状報告、方言の聞き比べを通して言語・方言の継承について語り合う。宮古島市や市教育委員会、市文化協会が6日の会見でサミットを告知。「言葉と文化は表裏一体にある。大切な言語、方言の継承のあり方を共に考えたい」と話して来場を呼び掛けた。
 日本で消滅危機言語とされているのは▽アイヌ語▽八丈語▽奄美語▽国頭語▽沖縄語▽宮古語▽八重山語▽与那国語-の8言語。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が発表している。
 文化庁ほか県、市、市教育委員会などが主催・共催するサミットには、この言語の研究者らが100人以上参加し、言語・方言という貴重な文化を見つめ直して継承につなげる。
 当日は午前時から開会式を開いた後、各地の現状報告がある。アイヌ語の現況については、北海道大学アイヌ・先住民研究センターが報告する。国立国語研究所は基調講演を行う。
 午後からは各言語・方言の聞き比べや宮古各地の方言の語りが披露される。
 最後は「危機言語・方言を継承する」をテーマに協議を開く。この中では10代の継承者が提言する。
 特別プログラムとして宮古フツ漫才や宮古民謡、宮古フツ落語の披露もある。
 告知会見で、下地敏彦市長は「言語がなくなれば文化の継承も難しくなってしまう」と懸念し、「宮古の独特の文化を継承して後世に伝える必要がある。ぜひ多くの市民の皆さんに参加してほしい」と話した。
 宮國博教育長も「小さくても多様な文化を持つ宮古の文化を広く知らせ、継承していくためのサミットになる」と呼び掛けた。
 市文化協会の大城裕子会長は「宮古の文化の継承を考えるとき、言葉は切り離せない。文化の根っこにある言葉にサミットで触れてほしい」と話した。
 サミットには誰でも参加できる。入場は無料。
http://www.miyakomainichi.com/2018/11/113802/

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幕末、メディア使い「北海道」バズらせた人(動画)

2018-11-08 | アイヌ民族関連
日テレニュース 11/7(水) 16:18配信

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「北海道 命名150年」。ディスカバー・ジャパンの統括編集長・高橋俊宏氏に話を聞いた。
今年は「北海道」と命名されて150年の節目となる。かつて北海道は「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていたが、日本の領土として明確にするため、名前を改めることになり、1869年8月15日の太政官布告で北海道とすることが周知された。
名前を決めるに当たり、6案が出され、最終的に「北加伊道(ほっかいどう)」の「加伊」が「海」の字となった。
6案は次の通り、北加伊道、日高見道、海北道、海島道、東北道、千島道。
――この「加伊」という文字はどういう意味なのでしょうか。
「加伊」は、大地に暮らす人という意味があります。つまりはアイヌの方ですね。
――そして「北海道」になったわけですが、この話題についてフリップに書いていただきました。
「松浦武四郎」です。
この人は本土ではあまり知名度が高くないのですが、北海道ではあの大泉洋さんを抜いて知名度があるらしいんです。この松浦武四郎さんが北海道と命名しました。
この方は、幕末に探検家として誰よりも早く蝦夷地に入り調査をしたんです。その理由としては、当時、アメリカやイギリス、フランス、ロシアなどの列強が北海道をうかがっていたんです。
そのときに彼は探検をして、そんな現状やアイヌで暮らす人たちについて本にまとめて、当時人気があった絵師に絵を描いてもらい漫画ではないのですが、わかりやすく日本にはこういう蝦夷地というところがあるんだということを知らしめたんです。
そういう意味では日本で初めてメディアを使って、北海道という場所をみんなに知ってもらうことによって“バズらせる”というか、そういうことによって列強から狙われているから助けようと貢献した人なんです。
ただし、この人は明治になって政府が行う北海道開拓のやり方は、アイヌ人に対するリスペクトが足りないという不満があったようで「だったら俺はやめるぞ」と官位を返上し野に下ってしまいます。非常に気骨があり、国に対して北海道の価値を伝えた人です。
――北海道の方からすると英雄のような存在ですね。北海道と命名されて150年ということで、様々なイベントも行われているので、これを機にこうした背景を頭に入れて北海道を訪れるのもいいかもしれませんね。
「静嘉堂文庫美術館」というのが世田谷区にあるのですが、いま松浦武四郎展が行われています。
【the SOCIAL opinionsより】
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181107-00000051-nnn-soci

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イスラム教徒の女性2人と先住民族の女性1人が当選 米中間選挙

2018-11-08 | 先住民族関連
産経ニュース2018.11.7 13:38

【ワシントン支局】米中間選挙で、米CNNテレビは6日夜(日本時間7日午後)、イスラム教徒の女性として初めて、ラシーダ・タリーブ氏とイハン・オマール氏の2人が下院で当選するとの見通しを報じた。
 またAP通信は、ネーティブ・アメリカン(米先住民)の女性として初めて、シャリス・デービッズ氏が下院で当選したと報じた。
https://www.sankei.com/world/news/181107/wor1811070020-n1.html

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【米中間選挙】カンザス州で先住民女性が下院議員に 史上初

2018-11-08 | 先住民族関連
BBCニュース2018年11月07日 14:14

6日に投開票が行われている米中間選挙で、初めて先住民女性が下院議員に当選した。
カンザス州3区の民主党候補シャリス・デイビッズ氏(38)は、現職の共和党ケビン・ヨーダー氏を破った。
同性愛者で元格闘技選手のデイビッズ氏は米先住民ホ=チャンク・ネーションの出身で、米軍訓練官だったシングル・マザーの母親に育てられた。
選挙キャンペーンの宣伝で、デイビッズ氏はサンドバッグを殴っている。
デイビッズ氏はキャンペーン中、インスタグラムに「シャリスのようになりたい? 今すぐ『シャリスを下院へ』Tシャツを買ってください。※力こぶは付きません」と投稿していた。
https://blogos.com/article/337103/

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米中間選挙 史上初続々 先住民やイスラム教徒女性…

2018-11-08 | 先住民族関連
毎日新聞2018年11月7日 21時37分(最終更新 11月8日 01時40分)
 【ワシントン高本耕太】6日投開票された米中間選では、下院で史上初めて100人超の女性議員が誕生することが確実になったほか、多くの「史上初」当選が伝えられた。移民や同性愛者らに不寛容とされるトランプ政権への批判票の受け皿として、多様な背景を持つ少数派候補の擁立を進めた野党・民主党の戦略が一定の効果を上げた結果といえる。
 下院カンザス州3区で当選したシャリス・デービッズ候補(民主)は、同ニューメキシコ州1区のデブラ・ハーランド候補(民主)とともに、連邦議員として史上初の先住民女性となった。先住民居留地で生まれ育ったデービッズ氏は同性愛者であることも公言。LGBTなど性的少数者の権利や銃規制などを主要争点に戦った。
 下院ミシガン州13区で当選したラシダ・タリーブ候補(民主)、同ミネソタ州5区のイルハン・オマル候補(同)はイスラム教徒女性として初の連邦議会議員となった。タリーブ氏は親がパレスチナ移民。オマル氏は幼少時に内戦下のソマリアを逃れて渡米した。
 ニューヨーク州14区のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス候補(民主)、アイオワ州1区のアビー・フィンケナウワー候補(同)はともに29歳で女性下院議員当選の最年少記録を更新した。
 一方、コロラド州知事に当選したジャレド・ポリス候補(民主)は、同性愛者を公表している男性として史上初めて知事に選出された。
http://mainichi.jp/articles/20181108/k00/00m/030/157000c

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先住民族出身の女性、初当選確実に…米下院選

2018-11-08 | 先住民族関連
読売新聞 2018年11月07日 12時59分
 【ワシントン=橋本潤也】下院選の西部ニューメキシコ州1区では、民主党新人のデブ・ハーランド氏(57)が、米国の先住民族ネイティブ・アメリカン出身女性として初めての当選を確実にした。
 ハーランド氏は、先住民「ラグナ・プエブロ族」の一員で、2012年大統領選では、再選を果たした民主党のオバマ大統領の選挙運動に携わり、オバマ氏の勝利に貢献した。気候変動や再生可能エネルギーの問題に力を入れており、トランプ政権の移民政策を激しく批判している。
 ニューメキシコ州では現在、人口約209万人のうち先住民族が約10%を占める。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181107-OYT1T50089.html

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民宿や農村も旅行業務可能に、業界は反発

2018-11-08 | 先住民族関連
NNA ASIA 2018/11/08(木)
台湾交通部(交通省)観光局はこのほど、民宿やブロガー、農村など旅行業者以外の組織・個人が旅行業務に従事するのを認めるため、観光業に関する規則「発展観光条例」第27条を改正する方針を明らかにした。域内旅行のてこ入れが目的だが、業者関係者は「年間で5億~10億台湾元(約19億~37億円)の観光収入が流失する」と懸念を示した。7日付自由時報が伝えた。
現行の発展観光条例第27条は、旅行業者以外による旅行業務を認めないと規定している。ただ近年は、ブロガーやネットインフルエンサー「網紅(ワンホン)」を通じた観光スポットへの誘客や、民宿業者や農村、先住民村落などによる体験ツアーの提供など、旅行業態が多様化している。観光局は、こうした組織・個人による観光ツアーの実施を解禁することで、低迷が続く域内旅行の人気回復を図りたい考え。
条文が改正された場合、主管機関による審査と承認を得れば、旅行業者以外でも域内ツアーや食事、宿泊、交通などのサービス提供が可能になる。
一方、旅行業界団体である中華民国旅行商業同業公会全国連合会は、「規定改正により旅行業者が受ける影響は甚大だ」と指摘。観光局の統計を元に、毎年の平均域内旅行者数は約400万~800万人で、うち農村や先住民村落などのツアー参加者が2割を占めることを挙げ、「改正後は、旅行業者の業務量が年間半分以上減少するほか、観光収入も大幅に減る」と指摘、規定改正に反対する姿勢を示した。
観光局は、「旅行業者と話し合いの場を設けた上で、改正するかどうかを決定する」と説明している。
https://www.nna.jp/news/show/1833434

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不確かな将来に直面する教会

2018-11-08 | 先住民族関連
SWI 2018-11-07 08:30
バーゼル近郊にある大聖堂を訪れると、どのように信仰が実践されているのかを垣間見ることができる。だがスイスを含め西洋では、人々の教会離れが進んでいる。
連邦統計局によれば、スイスでどの宗教にも属さないと答えた人の数は、2000年~16年の間に13.5%増加。だがスイス北部のアーレスハイムのような地域では、ある程度の困難な状況は見られるものの、教会や礼拝が今でも地域社会の一部になっている。
アーレスハイムの大聖堂は、バーゼル教会のサテライト教会として1680年代に建てられた。バロック期にロココ調に修復された外観や内部建築は素晴らしく、地元を代表する歴史的建造物になっている。教会のオルガンは著名な製作者、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマンの手によるもので、その格別な音色は世界中で高い評価を受けている。
今年の10月半ば、アーレスハイムとその隣町のミュンヘンシュタイン教区は新しい牧師、シルベスター・イフオマ牧師を迎えた。この牧師はナイジェリアの出身で、ヨーロッパに住んで26年になる。スイスに来る前は14年間ドイツのアフリカ教区を導いていた。今回、特別礼拝での正式な任命を受けて着任した。
聖職者不足
この二つの教区のように専任の牧師を雇うことができるのは、もはや当たり前だと言えなくなっている。カトリックもプロテスタントも、聖職者不足に悩まされているからだ。
定年する牧師が多いため、新たに牧師になる人が必要とされている。ドイツ語圏の主要紙NZZによると、スイスで現在活動している牧師の3分の2は、2032年までに定年を迎えるという。神学部で学ぶ学生は、退職する牧師の数を補えるほど多くはない。
ここ数年、スイスの教会は隣国ドイツから聖職者を迎えることも多くなっているが、それも長くは続かないだろう。定年退職者が増えているのは、ドイツも同じだからだ。そこでプロテスタント教会は、転職を考えている人に呼びかけて牧師不足を解消しようと考えている。
転職して牧師になりたいと希望する30~55歳の大卒者を対象にした短期の牧師養成コースを設けたり、卒業後の選択肢として神学を奨励するために、高校で特別活動週間を開いたりもしている。
信仰を取り巻く各国の様子
教会を取り巻く状況は、西欧諸国ではどのようになっているのだろう?ポーランド、カナダ、チェコ、ルーマニアの公共放送メディアから、各国での宗教的な儀式の様子が寄せられた。
ポーランド
国民の93%がカトリック教徒。だが教会に通う人は過去数十年間で36%減少。それでもなお日曜日の礼拝は多くのポーランド人にとって重要な生活の一部になっている。
カナダ
北米先住民モホーク族の女性、カテリ・テカクウィタ(1656~1680)は、モントリオール近郊カーナワケの先住民族クリスチャン共同体のメンバーだった。2012年に、北米先住民としては初めて、ローマカトリック教会から聖人に列せられる。今年10月には、カーナワケの聖フランシスコザビエル教会で列聖6周年を記念する礼拝が執り行われた。モホーク語で歌われる聖歌や祈りの言葉も聞かれる。
チェコ共和国
チェコは世界で最も宗教人口の少ない国の一つで、宗教人口は過去20年間で半減。何らかの宗教団体に属する人は、わずか5人に1人。そのうち定期的に(月に1回以上)教会に通う人は10人に1人。ローマカトリック教徒が最も多い。
ルーマニア
最新の国勢調査では、86.5%がキリスト教正教徒だと回答。調査では、世界遺産のフレスコ画で覆われたブコヴィナ地方の数百年の修道院や、首都ブカレストの大聖堂、北部マラムレシュ地方の小さな木造教会などで執り行われる多様な正教会礼拝を、ルーマニア国際放送が取材した。
共同プロジェクト「The Sounds of…」
スイスインフォは、メディアパートナーであるポーランド公共ラジオ(Plskie Radio)、ラジオ・カナダ・インターナショナル(Radio Canada International)、ルーマニア国際放送(Radio Romania International)、ラジオプラハ(Radio Prague)との共同プロジェクト進行中。各放送局が4カ国で様々に異なる伝統的な礼拝を紹介するビデオを制作した。
https://www.swissinfo.ch/jpn/multimedia/共同プロジェクト-the-sounds-of--_不確かな将来に直面する教会/44523212

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ウォークライ

2018-11-08 | 先住民族関連
北海道新聞 2018年11月07日
久しぶりの「ウォークライ」だった。11月3日のニュージーランド代表(愛称オールブラックス)と日本代表とのラグビーテストマッチ。
オセアニア地域の先住民族の闘いの舞を「ウォークライ」と言い、マオリ族のそれを"ハカ"と言うのだそうだ。
1905年(明治38年)にオールブックスがテストマッチの相手へ敬意を表して披露したのが始まりとされる。リード役はマオリの血を引いた選手。
「ウォークライ」を見ると学生時代に読んだある逸話を想い出す。いつの頃か忘れてしまったが日本代表がニュージーランド遠征をした時に度肝を抜かれた日本チームの主将が咄嗟に「盆踊り」をした。
NZとのテストマッチは諸説あるが、1968年(昭和43年)6月のオールブラックスジュニア戦も対象とのことなので学生時代の記憶と重なる。その頃のことなのかもしれない。
相手はぎこちない踊りに戦闘モードが下がったのではないかとウォークライを見るたびに笑ってしまう。
オールドファンなら知っている"暁の超特急"こと、近鉄ウィングの坂田選手が4トライを挙げ、23-19で勝利している。
11月3日は31-69で敗れたが日本が5トライを挙げ、負傷退場も無くスコアほど大味では無かった。若手中心ではあったが横綱相手に〝試合になった〟という印象がある。
盆踊りチームの監督は早稲田の大西鐵之祐。「接近、連続、展開」という日本人向け理論を提唱した。来年のワールドカップは鋼鉄のような大男の機先を制するような戦法を期待したい。
ゴールポスト前のペナルティから定石のゴールキックを選択せず、タッチに蹴り出してラインアウトからトライを取りに行ったプレーがジャパンの進化を感じさせた。
http://blog.hokkaido-np.co.jp/endaen/2018/11/post-564.html

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