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シルバーウイークはどこへ? 道央圏の新施設を紹介

2015-09-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/18 10:07
 5連休になる「シルバーウイーク」(19~23日)が間近に迫った。どこでどう過ごすか、まだ決めていない人もいるのでは。まとまった休みに食の秋、文化の秋を堪能しない手はない。道央圏で今年オープンした施設や既存施設の新趣向を紹介する。
■北海道博物館 歴史や自然、多角的に
 4月に北海道開拓記念館の展示を一新してリニューアルオープンした。圧巻なのは総合展示の入り口で向き合う北方系のマンモスゾウ(体長5・5メートル)と南方系のナウマンゾウ(同4・3メートル)の骨格標本だ。
 両種は約4万5千年前の北海道に時期を同じくして生息していたことが判明しており、展示は北海道の地理的な特異性を伝える。表渓太(けいた)学芸員は「両方のゾウが北海道に移動してきたことで、人も文化もやって来た」と語り、生き物と人のつながりも読み取れる。
 北海道の歴史、自然やアイヌ民族の文化・歴史を伝えるコーナーなど多角的に学ぶことができる。どんぐりを模した木の玉を転がし、食物連鎖や環境について考えるコーナーは子供たちに人気だ。松前藩家老で画人の蠣崎波響(かきざきはきょう)(1764~1826年)がアイヌ民族の首長ら12人を描いた特別展「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」を11月8日まで開催中。
 札幌市厚別区厚別町小野幌。午前9時半~午後5時。月曜休館だがシルバーウイーク中は無休。総合展示の入館料は一般600円、大学・高校生300円、中学生以下は無料。夷酋列像展は一般千円、大学・高校生500円、中学生300円、小学生以下は無料。(電)011・898・0456。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0181014.html

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