苫小牧民報 (2015年 9/18)
町立病院前の交差点で交通量を計測する調査員=16日午後4時ごろ
国土交通省は16日、白老町日の出町と若草町の交差点など3カ所で、2020年開設の「民族共生公園」(仮称)整備に伴う交通量調査を行った。国の現地調査は昨年10月の文化庁による国立アイヌ文化博物館(同)の整備に係る地質調査以来2回目。国交省による調査は今回が初めてで、結果は来年度に示される国立公園基本計画に反映される。
調査が行われたのは町立国保病院前とポロト温泉手前の両交差点、公園通り沿いの3カ所。調査員6人を配置し、午前8時から午後5時までの車両通行量を調べた。
調査を行った道開発局都市住宅課は20年の象徴空間開設に伴い、「整備予定地周辺では交通量が増加する」と説明。将来的な対策の必要性を挙げ、道路拡幅など具体策を協議するための「基礎資料とするため現況調査を行った」と話す。調査は2日間の予定で、16日は平日の通行量を計測。休日の調査は21日に行う。
国交省が今年4月に公表した基本構想では、同公園を「アイヌ文化の入口」と位置付けることや、アイヌ文化の理解を深められる体験型フィールドミュージアムの整備などを盛り込んだ。同省はこれらの内容を踏まえ、来年示す基本計画に今回の調査結果を盛り込むとしている。
道開発局は今回の調査結果などを踏まえ、「基本計画を作成する上で必要な調査があれば随時行っていく」としており、必要に応じて地質調査なども行う意向を示している。
http://www.tomamin.co.jp/20150930218
町立病院前の交差点で交通量を計測する調査員=16日午後4時ごろ
国土交通省は16日、白老町日の出町と若草町の交差点など3カ所で、2020年開設の「民族共生公園」(仮称)整備に伴う交通量調査を行った。国の現地調査は昨年10月の文化庁による国立アイヌ文化博物館(同)の整備に係る地質調査以来2回目。国交省による調査は今回が初めてで、結果は来年度に示される国立公園基本計画に反映される。
調査が行われたのは町立国保病院前とポロト温泉手前の両交差点、公園通り沿いの3カ所。調査員6人を配置し、午前8時から午後5時までの車両通行量を調べた。
調査を行った道開発局都市住宅課は20年の象徴空間開設に伴い、「整備予定地周辺では交通量が増加する」と説明。将来的な対策の必要性を挙げ、道路拡幅など具体策を協議するための「基礎資料とするため現況調査を行った」と話す。調査は2日間の予定で、16日は平日の通行量を計測。休日の調査は21日に行う。
国交省が今年4月に公表した基本構想では、同公園を「アイヌ文化の入口」と位置付けることや、アイヌ文化の理解を深められる体験型フィールドミュージアムの整備などを盛り込んだ。同省はこれらの内容を踏まえ、来年示す基本計画に今回の調査結果を盛り込むとしている。
道開発局は今回の調査結果などを踏まえ、「基本計画を作成する上で必要な調査があれば随時行っていく」としており、必要に応じて地質調査なども行う意向を示している。
http://www.tomamin.co.jp/20150930218