3.11の翌日は、カミさんの誕生日。
忘れたくても忘れられない(苦笑)。
ということで、明日の夜は行きつけのレストランで外食でござる。
さて、最近聴いた音源の感想をまとめて。
①
GM:交響曲『大地の歌』(J.キング、F.ディースカウ/LB&VPO)
ディースカウとLBのコンビと言えば、LBのピアノによるマーラーの歌曲集が絶品!
ということで、このコンビの『大地の歌』を見つけて買ったのが確か昨年の秋・・・だったかな(^^;)。
解説によると、LB&VPOコンビの初録音だった由。
しかし、オケは十二分にLBの棒に応えており、他の指揮者よりもかなり細やかに、しかもねっとりwと歌い込んでいる様子。
キングの張りのある声で歌い上げるテノールに対して、どこまでも深く、そしてしっとりと歌い回していくディースカウ。
ここ数年は、セルやライナーの棒でM.フォレスターの歌を聴く機会が多かったのだが、ディースカウの『大地』もやはりフェイバリットの一つに加わることになりそうだ。
※実は、この音源と前後して、同じコンビによるNYP盤も買っていたことに、大分経ってから気が付いた(>_<)。
こっちも早く聴かないとなあ(^^;)。
②
サン=サーンス:吹奏楽のための作品と編曲集
1. 行進曲『東洋と西洋』 Op.25
2. 歌劇『サムソンとデリラ』 Op.47~第3幕『バッカナール』(D.リー・スタイガーによる吹奏楽編)
3. 歌劇『サムソンとデリラ』 Op.47~第1幕『ダゴンの乙女たちの踊り』(D.ゴッドフリーによる吹奏楽編)
4. 英雄的行進曲 Op.34(F.ウィンターボトムによる吹奏楽編)
5. アルジェリア組曲 Op.60~第4曲『フランス軍隊行進曲』(D.ゴッドフリーによる吹奏楽編)
6. 速歩 Op.86(A.ジョスノウによる吹奏楽編)
7. 勝利に向かって Op.152(D.ドンデイヌによる吹奏楽編)
8. 宗教的行進曲 Op.107(E.ドリスコルによる吹奏楽編)
9. 組曲『動物の謝肉祭』~第1曲『序奏と獅子王の行進曲』(M.パーソンズによる吹奏楽編)
10. 戴冠式行進曲 Op.117(L.ブレマンによる吹奏楽編)
11. 歌劇『ヘンリー8世』第2幕~バレ・ディヴェルティスマン(L=P.ローレンデューによる吹奏楽編)(氏族の入場/スコットランドの牧歌/ジプシー女の踊り/ジーグとフィナーレ)
準・メルクル&ロイヤル・エア・フォース・カレッジ・バンド
NAXOSの吹奏楽シリーズ新盤。
準・メルクルは、確か二期会の『ローエングリン』(都響)を聴いたことがあった。
彼が吹奏楽を振る、というので早速聴いてみたが、考えてみると、大昔にコンクールで取り上げたことがある『サムソンとデリラ』の「バッカナール」以外はほとんど知らない曲ばかり(T_T)。
音楽云々を語る前に、ちゃんと聴き込まないと。
しかし、サン=サーンスという作曲家も、かなりの多作家で、しかも様々なジャンルに渡って書いているから、なかなか全体像が掴みづらい気がする。
知っているのは、交響曲第3番「オルガン付」、『サムソンとデリラ』、『動物の謝肉祭』、ピアノ協奏曲、序奏とロンド・カプリチオーソ、『糸杉と月桂樹』ぐらいなものか。
まあ、特に好きなわけでもないが(^^;)、この音源は大事に聴いていきたい。
③
スティング:ブルー・タートルの夢
先日、『ロック、ストック、トゥー・スモーキング・バレルズ』のDVDを観、えらく渋い酒屋の親父役でスティングが出演していたので、
昔から気になっていた音源を買ってみた。
シャープなサウンドとタイトなビートの上少々しゃがれ気味のボーカルが絡むのが、カッコいい。
特にアルバム1曲目の「セット・ゼム・フリー - If You Love Somebody Set Them Free - 」は気に入った。
スティングはポリス時代の『シンクロニシティー』しか聴いていなかったが、もう少し別のアルバムも聴いてみることにしよう(^^)。
PS 珍しく寝落ちしなかった昨晩は、ライブラリーに籠もって、達郎の“Ray Of Hope”を聴いていた。
3.11の夜を過ごすのに、これ以上の音源はない。