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石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月27日本日は松本洋平衆議院議員の仲介でJR東日本本社の方とお会いしました

2006年03月27日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は月曜日ですのでいつのもように、矢川駅で朝の市政報告を行い、予算特別委員会の状況や住民が明和マンションの20m以上の部分を取り壊すことを求めた訴訟について、3月30日に最高裁判所で判決が出ることについて話をしました。
 その後、表題の通り自由民主党新政会会派全員でJR東日本本社の方を会う為に午前11時国立南事務所集合で衆議院第二会館へ向かいました。
 とりあえず、昼食は国会議事堂内の食堂で済ませ、注目のN田議員がいないかどうかキョロキョロしながら国会議事堂から衆議院第二会館にある松本洋平衆議院議員の部屋に向かいました。
 12時半頃より本社の方(非公式な会談ですので、役職等は控えさせていただきますが、それなりのポストに就いている方です)と国立駅舎保存と駅舎周辺の今後について話したところ、JR八王子支社に行った時にも言われてしまいましたが、国立駅南口を国立市がどのようにしていきたいのかという、全体的な青写真がまったく提案されていないそうです。まずは、市が国立駅南口の今後についてプランを立てていただかなければ、様々な交渉に入れないと言われました。昨年6月に行った私の一般質問でも全体的な計画を立てるべきということは散々市長に訴えているのですが、上原市長はこういったプラン作りをまったく行ってこなかったということがはっきりしました。しかし、だからといって駅舎をこのまま放置して、壊されるのを黙って指をくわえて見ているのでは、何も始まりません。そこで、まずは駅舎を残し、さらに高架化工事が工期内に終了することを第一の目標として、建設部とJR八王子支社で交渉が続けられており、結論から言うとJRとしては、平成19年1月までに都市計画道路3・4・10号線周辺の道路用地を高架化工事の為に借りる事ができれば三角屋根の駅舎部分はそのまま残した状態で工事ができるといっております。しかし、国立市としてはどんなに早くしても平成20年1月にならないと更地にするのは手続き上難しいということです。ここに1年タイムラグがありますが、この部分をお互いが歩み寄って、折り合いを付けなければ駅舎の将来はありません。そこで、次はJRとして工事的に平成19年1月をどこまで延ばすことができるのかということを、工事の専門家に聞いていただくことになっております。逆に国立市としては、どこまで前倒しができるのか、取り組む必要があります。
 それにしても、何故私達がここまでして動かなければならないのでしょうか?本来であれば上原市長が先頭になって駅舎保存の為に動かなければならないはずが、市長としての積極的な動きが全く見えません。駅舎を曳き屋する時にも、曳き屋した後のことはしっかり市長の方で、戻る場所の確保をおこなってくださいと、口を酸っぱくして訴えていたのですが、結局曳いた後の国立駅周辺の未来予想図が全く描けないようでは、円形公園に雨ざらしになるのが関の山です。
 JRとの交渉がまとまらなければ、国立駅舎は平成18年八月から九月には解体されることになっており、駅舎を本当に残したいのであれば、これから半年間真剣にJRと向き合って、駅舎保存の方法を模索する必要があります。動きの悪い上原市長ですが、市長は市長ですので、なんとかより良い保存方法が見つけられるように、自由民主党の力を使って様々な努力をしていきます。
 そして、今となっては仕方ありませんが、最初から現在の場所に三角屋根の駅舎を残す、存置方式で話を進めていけば、容易に話しがまとめられたように思えてなりません。最初にJRが言う、「駅舎を置いたままでは工事ができない」ということを錦の御旗のように掲げられてしまい、それによって曳き屋という1億5千万円もかかる方式に捕らわれてしまったという経緯があります。現在、JRは駅舎を置いたままでも工事ができるという認識に変わっているわけですので、JRの話を鵜呑みにしないで、様々な可能性を模索することの大切さを学んだように思えます。
コメント
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