石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

1月19日、本日は日本会議の地方議員懇談会に出席しました

2006年01月19日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。まずは、私のホームページにおける市議会通信38号を更新しましたので、是非そちらを見ていただけたら有難く思います。この市議会通信は基本的には年に8回、議会の始まる前のお知らせと議会終了後の結果について報告させていただいております。僅かA4一枚の裏表に過ぎないのですが、国立市議会における重要な部分と私の一般質問についてまとめる為に、意外と時間がかかってしまいます。さらに、完成したかに見えても、あそこもここもという具合に更により良いものを求めて手直しに入るので、完成までは遠い道のりです。
 上原市長を支える与党議員の方々は大変まめにこういったものを作られているので、こちらも野党としての主張をしていかなければならないと実感しております。
 さて、本日は第四回日本会議首都圏地方議員懇談会幹事会に出席してきました。開催場所はというと、永田町の第二議員会館、第四会議室にて行われ、各地の地方議員30名ほどが出席しました。私も日本会議が主催するこの会には立ち上げの段階から参加させていただいております。この会では、日本の伝統文化を守るために教育から皇室の問題まで幅広く取り上げ、日本のあるべき姿を後世に残すために立ち上げられました。
 そこで、今回の議題は世間を騒がせている、皇室典範改正の問題についてです。皇位継承の問題で、女性天皇や女系天皇が議論されていますが、本当にそれでよいのでしょうか?皇位は125代2千年以上にわたって一貫して男系によって継承されてきました。確かに女性天皇については8人の方が即位されておりますが、それも一時的なものであって、その後は男系による継承が継続されてきました。これだけの長い間、受け継がれてきたものを現在の皇室に跡継ぎとなる男子がいないからといって拙速に皇室典範の改正が行われるのでは、先人が守り残してくれた伝統を破壊してしまって良いものでしょうか?
 何故、改正の議論が進んでしまったかというと、有識者会議というものがあり、その中で女性・女系天皇を容認、長子優先を打ち出したからなのです。しかし、有識者といえるほどのメンバーが10人の中にいたかというと疑わしいものがあり、審議についても10ヶ月の期間で、正式な会合は17回、時間としては30時間の審議でしかありません。この程度の中で決められて良いとは到底思えません。
 それに、これからであっても、雅子様や紀子様に男子が誕生する可能性もあります。それでも男子が見当たらないときには、戦後GHQによって皇籍を離脱させられた11の宮家から養子を迎えるという方法もあります。占領下において、天皇陛下と3直宮(昭和天皇のご兄弟である秩父宮様、高松宮様、三笠宮様を指します)を守るために他の宮家をやむなく皇籍離脱を進めた加藤進宮内府次長は、旧宮様方に対して「万が一にも皇位を継ぐべきときが来るかもしれないとの御自覚の下で身をお慎みになっていただきたい」と申し上げていたそうです。
 これからも国会の中で様々な審議がされると思いますが、軽々しく125代の伝統を破壊する事がないように、慎重な議論がされることを強く望みます。
コメント
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