ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

穴あき雲

2017-02-12 12:04:56 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「穴あき雲」です。

まずは写真です。



これは昨日の夕方、店の中から外の風景を撮った写真です。昨日は強風が吹いていたせいか、雲に穴があいている珍しい「穴あき雲」と思われる雲がありました。雲の形は刻々と変化するので、急いで写しました。

このブログは石のブログなのに雲の話題か?と思うなかれ。石と雲は無関係ではありません。

江戸時代の木内石亭の書物「雲根志」の事を出すまでもなく、石は雲根とも言われます。(「雲は石より生ずるによりて、石を―と云ふぞ」〈中華若木詩抄・中〉)古来、雲は石から生まれる、と考えられてきました。石のブログ的には雲もアリなのです。

いつものようにWebで「穴あき雲」で画像検索してみると、驚異的な画像がたくさん出てきました。どうも珍しい現象ではなかったようです。そして、「穴あき雲」の発生するメカニズムも解明されているようです。

私は普段から雲の形を気にするタイプではなかったのですが、昨日は偶然に「穴あき雲」らしき雲を見かけ、珍しいと思い、すぐに写真を撮っただけでした。

フッと、思いました。Webの画像検索で出てきた写真はスゴイ写真が多かったものの、それらを見ていると、水平に穴のあいたものばかりです。昨日のものは縦に窓のように穴があいておりました。これらは同じものなのでしょうか?何か違うような気もします。

昨日は冷たい強風が吹いておりました。そのような気象条件で現れた特殊な現象のようにも思えますが、真相はわかりません。

そう言えば、水石の世界ではいわゆるヌケのある石は珍重されます。それらは今日の写真の雲のように縦にあいている穴が多いように思えます。・・・・。

書きながら、今、変な事に気づいてしまいました。

洞窟でいう縦穴、横穴という言い方と、穴の縦横が逆になっています。書きながら混乱してきました。
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