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鉱物の部屋へのいざない

夢と映画

2024-06-25 11:11:23 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、変な夢を見ました。

その夢は、佐々木昭一郎さんの新作を見る為に、三百人劇場に向かおうとしているのですが、道中、何度も邪魔が入り、上映時間に間に合わないので焦ってしまう、というような内容でした。

それは私の極私的な夢なのですが、少し、解説が要ります。

まず、佐々木昭一郎さんとはひとつ前のブログで書いた映像作家の事です。佐々木さんは亡くなられたので、もう新作を見る事はできません。今後、生成AIによって佐々木スタイルのような映像作品が登場するかもしれませんが、そんなものはあまり見たくありません。

次に、三百人劇場とは今は無き劇場で、かつて東京都文京区(最寄り駅は都営三田線千石駅)にありました。私は大学入学してすぐに「ATG映画の全貌」や「飛翔する監督たちの全貌」というタイトルの上映会に足繁く通い、数多くの映画を見ました。私の好きな実相寺昭雄の「無常」を見たのもその三百人劇場でした。

上の写真はその上映会のパンフレットです。

その劇場までは、駅から徒歩数分くらいだったと思いますが、夢の中では、高校生時代の旧友に遭遇したり、奇妙な寺院に迷い込んだりして、中々、劇場に辿り着きませんでした。それはまるで映画「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」(ルイス・ブニュエル監督 1972年)のようでもあり、ある意味、それが映画を見ているようで面白く思いました。

夢と映画は似ています。

今日は夢と映画の話題になりました。

 

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