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鉱物の部屋へのいざない

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クリスマスツリーに見える方解石

2011-12-01 14:36:41 | 日記・エッセイ・コラム

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?中国産の方解石

今日の話題はクリスマスです。ポルテ金沢では今日からBGMがクリスマスモードに変わりました。明日からはいよいよHappy Christmas Fairが始まります。石の華でもクリスマス限定ガラスコーナーが出来ました。

写真は中国産の方解石(カルサイト)です。数年前の池袋ショーで入手したのですが、その方解石を見た瞬間にクリスマスツリーを想起しました。それは中国人のディーラーさんから買いました。そのディーラーさんとは顔見知りになっていますが、日本語が出来ない為、いつも私の拙い英語と手振り身振りでのコミュニケーションです。その方解石を見た時、彼女が「クリスマスツリー、クリスマスツリー」と何度も話していたことを思い出します。

その石と出会ったのもクリスマスシーズンでしたし、見た目も確かにクリスマスツリーでした。どうしてそんなかたちになったのか?それを想像するのも鉱物趣味の楽しみのひとつです。

その方解石は鍾乳石かも知れません。もしそうだとすると、地底湖の水面で結晶成長し、その水面の水位の上下の絶妙なバランスの結果できた奇跡の逸品かも知れません。

日本では鍾乳石の採取は禁じられております。中国でもそうかも知れませんが、実際には見かけることもあります。それらは古い時代のものかも知れません。環境意識が強くなってきたのは日本でも二十年前位からです。人間の意識の時間は地球の時間からみれば比べることも無駄な一瞬かも知れません。

コメント
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