いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

久しぶりの入学試験@放送大学大学院

2009-11-23 | Weblog
 昨日は、厳寒の雨の中、放送大学大学院の修士課程の入学試験の最終関門である「口頭試問」を受けに、幕張の本部まで出かけた。学部には長く通っていたが、放送大学は、最寄の学習センタ-で授業を受けることが出来るので、一度も本部を訪問しない学生も多い。私もその一人である。普段は、世田谷学習センタ-(旧学芸大学跡)か、神奈川学習センタ-(横浜国大弘明寺敷地内)で授業を受けていた。

 初めて見た放送大学本部、「え~!立派な学校じゃん」というのが正直な感想である。さすが、文部科学省肝いりで作っただけある。また同じ敷地には、国立大学財務・経営センタ-、ICT活用・遠隔教育センタ-なる「事業仕分け」に引っかかりそうな組織と、総合研究大学院大学という大学もあるらしい。

 放送大学は、誰でも入れる開かれた大学で、様々な目的を持った学生が学んでいるが、放送大学に限らず、通信教育での大学卒業はなかなか難しい。知り合いの珠算塾の先生で、慶応義塾大学の通信教育を8年かかって卒業し、教室に慶応義塾の三色旗を飾っている方がいる。彼は、家業の下駄屋さんの店番をしながら、こつこつと学び卒業したのだ。大変なことだったと思う。

 そういえば、過日、明治大学公共政策大学院の教授と、学会でお会いして雑談の中で「お宅の社長さん、大学院卒業したよ」と言われた。社長さんというのは、大田区の松原忠義区長である。区長の激務の中、夜間に授業を受けたのだそうだ。そして、2年間で卒業。票とは無関係な、自己研鑽に時間を費やし、見事ゴ-ルに到達されたことは、心からのお祝いと、そのご努力に敬意を表する。


 さて、その開かれた放送大学ではあるが、大学院には入学試験があるのだ。特に、心理専攻は例年40倍を超える狭き門となっている。私は、すでにこの大学院の修士選科生として12単位を取得済みなのだが、修士号を取得するには、試験を受けて修士課程の正規の学生になる必要があるのだ。そこで「社会経営科学プログラム」の入学試験を受験した。

 一次試験は、大学の成績証明書、志望動機、研究計画書などの書類審査である。これに合格した者は二次選考にすすむ。先月下旬に、小論文と英文読解の筆記試験を通い慣れた弘明寺の神奈川学習センタ-で受けた。

 小論文は、数多くの課題が提示され、そのうちから自分の研究課題に最も近いものを選び、論述するものだった。私の選んだものは、他のプログラムと違って、いささか易しい気がした。「大統領制と議員内閣制の違いを述べ、我が国の政治制度につき論述せよ」というようなものだったと思う。

 また、英文読解は、ジャパンタイムスの記事を読み、設問に答えるものだ。今回は、住基ネットについて最高裁が住民の上告を棄却した、というような記事であった。

 そして、本日の面接試験である。

 指定された時間に出向いて、自分の順番を待つ。久しぶりの面接試験には、待つ間、自分でも意外だがドキドキした。受験番号が呼ばれ、会場に入る。

 放送授業で見慣れた教授と、もう一方、試験官2名と対峙する。質問のほとんどが、すでに提出済みの研究計画書についてのことだった。研究課題についての理解、具体的方法、先行研究事例への関心などが問われた。約10分の短い面接だったが、なんとかこなせたと思ってはいるが‥

 発表は、12月18日発送されるそうである。従って12月19日以降、放送大学大学院についての記述が、この日記になかったら、何も聞かないで欲しい。慰めの言葉も不要である。お願いだから~

ブログランキング

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へにほんブログ村 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!



なかのひと