撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

旧開拓使札幌本庁舎 北海道開拓の村を後にした

2023-02-05 08:43:24 | 北海道
2022年10月19日(水)三泊四日の北海道出張3日目、北海道開拓の村見学


締めに見たのは旧開拓使札幌本庁舎、1873(明治6)年築だが1879(明治12)年失火焼失。この建物は鉄筋コンクリートで作られた再現建築で歴史的価値はないかもしれぬが美しい姿である。



旧開拓使本庁舎の前は馬車鉄道の発着点になっていた。旧ソーケシュオマベツ駅逓所までを往復しているのだ。



旧開拓使本庁舎前の出発時刻表



目を離した隙に馬を連れてきて出発の準備をしていた。優しい馭者のおじさんと美人の車掌さんのコンビである。料金はおとな250円、こども100円というがひとりか二人くらいしか乗っていなかった様だ。シーズンオフゆえであろうか。



そして敷地内から旧札幌停車場を復元した出入り口建屋を見た。
素晴らしき北海道開拓の村、博物館相当施設という事で入村料はおとな800円、こども600円、年券はおとな1,500円で1年のうちに2回入れば元が取れるという超お得な仕組みもある。しかし園内は見学客も少なく、出る段になって多少の団体客を目にしたが閑散としていてハッキリ言ってここは赤字だと思う。もったいない事である。



11時28分、外に出た。9時12分に入って2時間16分かけて速足で52棟の全ての建築物を見る事が出来たが、2時間ちょっとでは説明板を読む余裕もなく、建物内に入らずに外観だけ見てすっ飛ばした所も多かった。敷地内にはレストランもあるのでここは1日かけてじっくり見て回るべきところだと思った。
ちなみに敷地内は全面禁煙、唯一の喫煙所は旧札幌停車場を模したエントランスの玄関左手にあり、券を見せれば出入り自由なのでヤニが切れた場合は戻って来る事が出来るのであるが、広大な敷地なので大変だ。



ここ北海道開拓の村には新さっぽろ駅からバスが出ているので訪れやすいであろうが



400台入るという無料駐車場があるゆえじっくり見るにはクルマがいいであろう。札幌へお越しの際には、ぜひお立ち寄り頂きたい観光スポットであると、個人的には思うのであった。