撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

ジョムティエンビーチにて年越しした

2009-01-05 01:11:51 | タイ王国
12月31日(水)から1月4日(日)まで年末年始の休みでありました。会社の日本人のうち上司は奥様が来タイ、部下は26日から既に帰国。同じアパートのYさんは奥様の実家のピサヌロークへ帰省。バービア友達の出張族Oさんも帰国済み。友人のNさんが気を使って「カミサンの実家に帰るが観光もかねて一緒にどうですか。」とおっしゃって下さるが悪いのでご遠慮。
いかに友達が少ないかを痛感しつつ、孤独な年末年始はいつもと変わらぬ勝手気ままな一人旅としゃれ込む。年末年始のホテルはどこも高い。ネットで検索し、パタヤの南、ジョムティエンへと行き先を決し、

日本人の利用などないと思われるパタヤ行き専用バスターミナルから出発。エカマイより新しく、待合室には冷房もあり、

屋外にはブランコもあり。15時40分発に乗車。

2時間後、パタヤターミナル着。ターミナルからウォーキングストリート経由でジョムティエンへソンテオで向う。ジョムティエンの手前から大渋滞。ジョムティエンのソイ5で頭にきてソンテオを降りてソイ16のホテルまで歩く。すぐ着くかと思ったら30分も歩くはめに。ジョムティエンのソイは7を過ぎるとやたら距離がある。ホテル着19時40分。長かった。

部屋。観光地の三ッ星ホテルゆえ、シングルルームなどなく、ツイン1泊1,020バーツ、約2,652円。バスタブ、バスタオルつきが嬉しい。パタヤで同等のホテルだったら1泊2,000バーツ、約5,200円は下らんでしょう。奮発して2泊を予約。前回Oさんとのパタヤバービア巡りのときは1泊360バーツ、約936円という二ッ星ホテルで温水シャワーのみ、タオルも冷蔵庫もなく、床はタイル張りで汚れがこびりついており、これでエアコンがなければ田舎のゲストハウスと変わらないという代物であったので今回は感動。ただタイ特有のトイレの水の流れが悪かったのがたまにキズ。

ホテルはロシア人の貸切年越しパーティーが催されており、外へ食事に出る。

ホテルの前でソンテオに乗車、ソイ7までまた戻る。パタヤまで行こうと思ったが、パタヤ行きソンテオの発着場所はソイ14近くのチャイヤプルックロードとなっており、乗り換えが面倒なのと渋滞が気になるゆえ断念。チャイヤプルックロード発以外のソンテオでパタヤまで行くと通常20バーツ(約52円)の所、「100バーツ(約260円)」とボラレますので注意。とにかくソイ7のシーフードレストランで食事。

サメも食うのかとビックらこくと

エイやカブトガニも食うようです。うまいのかな。

ビールにキテイちゃんはねえだろう。

イカの炭火焼。絶品。パタヤで食うよりうまかった。他に生エビも食ったがこちらはパタヤの方がうまい。料理によって得手不得手があるようだ。

食事後、ビーチへ。年越しカウントダウンの前哨戦が早くも始まっていた。

地元民によって花火が打ち上げられる。


パタヤ海岸で打ち上げが始まる。パタヤでは組織だったカウントダウン花火打ち上げが盛大に行なわれますが、ジョムティエンではそんなものはありません。

地元民が勝手に花火を打ち上げます。

日本では素人には許されないであろう打ち上げ花火が、堂々と地元民によって打ち上げ敢行される。(おばちゃんが30バーツ、約78円でワタクシの所にも売りに来たが、怖いので断りましたです。)

パタヤの正規軍打ち上げ花火に対して

ジョムティエンではゲリラ花火が散発的に打ち上げられる。それなりに美しくはあるがいかんせん30バーツ、高さに限界がある。

花火の他に海岸ではクラトーン(灯篭)売りがやたら声をかけてくる。1個50バーツから100バーツ、3個で100バーツと言うのもありました。

これはいわば熱気球のおもちゃで、願い事をしながら中に針金でくくりつけてある固形燃料に百円(タイでは6バーツ)ライターで着火し(売り子がやってくれる)、空気が温たまるまで保持し

頃合やよし、と言う時に手を放すとフワリと浮き上がっていく。

年越しと同時に大量の灯篭が空へ舞い上がっていく。非常に幻想的であると同時にUFOが大挙押し寄せたような凄みさえ感じさせる。

浜辺では年越しにも拘わらず、探知機を持ったおっさんが5人くらいいて必死に何かをやっていた。小銭でもあさっているのかと思ったら、釘やガラス片などの危険物がないかどうか、チェックしているのだそう。ご苦労さまです。

ホテルへ戻るとロシア人がまだパーティーをやっていた。しかし、タイ人や他の白人と比べて馬鹿騒ぎせずおとなしい。おかげでよく眠れました。

そういや一番肝心な、いつ年が明けたのかがさっぱり判らなかったのは痛かった。