トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

入笠山と北横岳2座を含むドライブ旅行(甲斐・八ヶ岳)

2012年10月09日 | データ
■2012.10.04-05 甲斐大泉に宿が取れ1泊2日で八ヶ岳南麓を中心に旅行に出かける。
平日スタートとなり深夜割引を有効に利用すると早目の目的地到着となる。そこで眺望抜群の入笠山(1955m)を杖突峠から入り早朝に登る事に、かなりの時間林道を走りマナスル山荘に到着し7:30から登り出す。
天気は快晴、八ヶ岳、奥秩父、富士山、南アルプス北部、中央アルプス、御嶽、乗鞍方面は良く見える、唯一北アルプス方面は雲が掛かり見る事は出来ない。
この入笠山山頂からは360度の眺望が得られる山で日帰り登山としては人気のある山です。通常は富士見パノラマリゾートのゴンドラを利用して入山するが始発が9時となり今回は峠道経由で入山した。
従ってこの時間山頂には私とトドクロちゃんのみで静かな山頂。

かなりの時間を入笠山で過ごし次なる目的地へ
途中、道の駅 信州蔦木宿により、小淵沢の日本百名水『大滝湧水』へ
ここで水を汲み身曾岐神社でみそぎを受ける。
ミヨシベレニアガーデンで宿根草などゆっくり見学する。

さらに車を走らせると甲斐駒ヶ岳がだんだん大きくなる。
その黒戸尾根登山口近くのシャルマンワイン山梨ワイナリーに併設された『甲斐駒ヶ岳資料館』をじっくり見学。
ここは恩田善雄さんが60年にわたり甲斐駒ヶ岳付近を研究された資料が展示され閲覧できるようになっています。
ここは山に興味の無い人には全く面白くないでしょうね。
近くにには『道の駅はくしゅう』があり湧水が飲めるようになっている。

次に工場見学を
まずはサントリー白州蒸溜所で天然水製造工場の見学をエントリーし12:50からのツアーに参加。(ウィスキーの見学もあるがこれは以前参加している)
甲斐駒ヶ岳は白亜の殿堂といわれますがこれは山自体が花崗岩で構成され山頂部分が白く見えるからでこの花崗岩が良質な南アルプスの天然水を作っているそうです。山頂付近に降った雨や雪は約20年をかけ花崗岩で濾過され地下水脈となって流れてきます。
この良質な水でウィスキーや天然水が作られています。
工場見学の楽しみは最後にある試飲で硬度の違う水を飲み比べる事ができ、さらにこの南アルプスの天然水で作られた氷と水でシングルモルトウィスキー『白州12年』の水割りのが飲める事です。

美味しいです『白州12年』

酒の飲み始めは全て水割りで良くて『OLD』
普通で『角』
金の無いときは『White』だった。

受付時にハンドルキーパーをトドクロちゃんにしたのはこの為です。
そして事前予約が必要なシャトレーゼの工場見学へ
予約した15時から工場見学開始、シャトレーゼも良質の水を求めてこの白州に工場を建設
見学後はアイスクリームの食べ放題。

んー頑張っても2人で3つが精一杯。

サントリーもシャトレーゼの甲斐駒ヶ岳の恩恵を受けている。

私も黒戸尾根の登山口下見ができ何時でも行けるゾ。


白州から宿のある甲斐大泉までは30分。
左に八ヶ岳をみながら宿までドライブ。

本日のお宿は『八ヶ岳ダイワロイヤル』グレードはハイクラス・・・
私達は3連休直前のお得プランで?,000円。
雰囲気・部屋・温泉・料理どれもこの値段では考えられない。
じゃらんの予約時に和室を希望したので食事も和食となったようだ。


■2012.10.06 本日は朝食時に小海・南牧を経由し麦草峠を経てビーナスラインに入ることにした。
清里の清泉寮は訪問時間が早くまだ開業前
野辺山のJR鉄道最高地点で幸せの鐘を鳴らし滝沢牧場へ
逢う人殆どが(客)がウェスタンスタイルなのに驚いた。これらの趣味を持つ人の聖地なのか。

小海町は山の中なのに海尻とか海ノ口などの海に関する地名が目に付いた。
調べると西暦887年に起きた天狗岳の水蒸気爆発で千曲川が堰き止められ辺りが湖のようになった事が由来。
なるほど地名は歴史に依る。

八ヶ岳を東方面から見たかったが生憎雲が掛かり見る事は出来ない、残念。

佐久穂町からメルヘン街道で麦草峠を目指す。
このメルヘン街道(麦草峠)は南八ヶ岳と北八ヶ岳を分ける道で八ヶ岳を横断している。
標高が上がるほどに木々は赤く紅葉している。
白駒池付近で紅葉目当ての渋滞に突っ込むが、交通整理のおじさんに通過ですと通してもらった。
やはり3連休+紅葉の初日土曜では込むなー

ビーナスラインで霧が峰を目指しているとトドクロちゃんがピラタスロープウェイに行きたいと言うので立ち寄ることに。
ここは意外と空いていた。
このロープウェイに乗るなら北横岳は外せない、駐車場で山装備に着替え昼飯を調達。
坪庭の周遊路から左にそれ北横岳登山道へ入る。山頂までは1時間。

北横岳ヒュッテ、本日は満員です。

最後の登り。
トドクロちゃんもジム通いが聞いているのか良い足運びだ、抜かれることなく山頂へ。
ここは2度目だが今回は雲が覆い眺望は悪い。

蓼科山

北峰で昼食。
この時間(14時)でも次から次へと登山者が登ってくる。
初めての登山やショートコースの縦走には手軽かも。

帰路は七つ池へより紅葉を楽しむ。

やっと雲が切れてきた。

ロープウェイを降りアイスクリームを購入。

でビーナスラインを行く。

霧ヶ峰から諏訪へ下り、『片倉館』へ
ここで歴史のある千人風呂に入り、休憩所で仮眠をとる。

昭和初期に立てられたままの温泉に入り、古に思いを馳せる。

夜遅くとも明日も休みなのでゆっくり帰路につく、渋滞も無く。

やはり山同様、一日スタートを早くする事で混む事も無く内容の濃い旅行が出来る。


甲斐駒ヶ岳・・・水でも山でも。

数年前、白峰三山縦走の帰路、広河原であった単独行の若い女性(群馬県民)が目をキラキラさせ甲斐駒ヶ岳は憧れです直登ルートはどうですか?と聞かれた事を思い出した。





2010.10.07 19:00 サントリー白州蒸溜所で仕入れたシングルモルトウィスキーをグラスに入れ飲みながらブログを仕上げている。

継子岳(御嶽山)でスマッシュ

2012年10月01日 | データ
■2012.09.29-30 テニス大好き仲間6名の山登りで『木曽御嶽山の継子岳登頂』を目指す。
29日未明に地元を出発し高速に入る、久々に車のハンドルはお任せで『チョット楽ちん』をさせて貰っている。
中津川ICからは一般道となり一路、登山口の濁河温泉を目指す。
開田に入ると朝日を受けた御嶽山がデーーーーンと迎えてくれる。
17号・18号台風に挟まれた間隙の晴れ間に濁河口から木曽御嶽・継子岳の登頂へ

7時前に登山口駐車場に到着、各々準備をし歩き始める。

本格的に登山道になる吊り橋で記念撮影。

徐々に色づき始めた紅葉と青空。

ジューズ岩・蛙岩を経由し『お助け水』へ、ここで一本とる。
このルート既に4回目となるが、虫も少なく、登山道は乾いており快適だ。

7合目-8合目の紅葉はこの程度でまだまだ1週間程度早いか。

森林限界が近くなると西と北の眺望が開け始める。
西に白山
北は
乗鞍岳の左奥に笠ヶ岳と黒部五郎・北ノ俣岳が見える。

五の池小屋までのトラバース道にて
皆、日頃テニスで鍛えた体力で登りは余裕?

摩利支天山

五の池小屋。

三の池と中央アルプスと南アルプス

ビールとアマゴの燻製で乾杯(五の池小屋)
2杯目は・・・・・・?
さすが酒好きおやじ軍団もここでは忍の一文字。


休憩後、継子岳へ向かう。

そして30分程度で継子岳山頂

御嶽の主峰『剣ヶ峰』も

乗鞍岳の右奥に槍ヶ岳・奥穂高岳と吊り尾根で繋がった前穂高岳
この吊り尾根は御嶽・乗鞍・焼岳からが正面で見える。

継子岳山頂でダブルハンドでスイング
今では殆どのテニスプレーヤーがダブルハンドだが、我々の世代は『ジミーコナーズ』『クリスエバート』となる。
世代が分かりますね、ちなみに6名の平均年齢は55歳

何時までも眺望を楽しむ・・・・テニスおじさん達。

ウラシマツツジなどの草紅葉が綺麗だ、ホシガラスはせっせとハイ松の実を集めている。

そして五の池小屋に戻り同世代の小屋番と雑談に花が咲く

下山は皆辛そうだが・・・

白○夫妻ゴール
○木さん、吉○さんゴール
○林さんゴール


濁河温泉で登山の疲れを癒し、本日のお宿へ


夜は木曽福島でお泊り

私、この酒の席では素人と化す。



翌日は開田高原『そばまつり』へ

唯一お金を払って食べた新蕎麦

その他は『試食』『試食』・・買い物・・買い物『試食』『試食』

ここ木曽馬の里で記念写真。

さらに知り合いの別荘まで移動し御馳走になり、霧しなで更に『試食』・・

その後お昼を過ぎても誰もお腹が空いたとは言わなかった。

お土産満載のワンボックスは台風の待つ地元に帰るのであった。

皆様、楽しい山行ご苦労様でした。