■2009.03.21 去年の藤原岳の経験を生かし少し早い時期にすいてそうな霊仙山へ福寿草を見に行く事にする。自宅を5:20頃出て一宮IC→米原IC間のみ高速を使い、醒ヶ井経由で榑ヶ畑(くれがはた)登山口近くの駐車スペースに着いたのが7:30、途中の林道で崖崩れがあり注意して進む。すでに車は10台程度止まっている、早々に準備を榑ヶ畑(くれがはた)登山口へ向かう、登山開始は7:40

今回のルートは榑ヶ畑登山口から今畑登山口へ行き→西南尾根コース→霊仙山→榑ヶ畑コースで下山とする。汗ふき峠までは登りそこからは大洞谷を落合まで下る。

落合から林道をしばらく歩くと今畑登山口に着く、ここまで37分。

最初は樹林帯を行くが笹峠から西南尾根に取り付く。

見晴らしの利く尾根を更に行く。

笹峠を過ぎしばらく行くと斜度がきつくなり登山道の泥に滑りながら標高を稼ぐ。
今日は風も無く暑いくらいの日差しに後押しされ足がよく運ぶ。

近江展望台からは尾根通しに行く石灰岩のカレントフェルト帯に入る、ここからは石灰岩の脇に福寿草が多く咲いている。

去年、藤原岳で見た福寿草より色が透るような黄色で鮮やかです。

西南尾根を見返す。

そして遠くの景色を見ながら行くと霊仙山最高点に着く。琵琶湖から白山・御岳・鈴鹿北部の山まで見通せる、その中でセメント工場の石灰岩採石場が伊吹山を侵食しているようで悲しかった。

昼食は三角点のあるピークで眺望を肴に酒を飲む(約1時間)

11:44三角点を後に経塚山経由で下山する、山頂付近には少し雪が残っているがお虎ヶ池付近にはすでに融けてなくなっている。

山小屋かなやもでドリンクを買いかなやのおじいさんとしばし話し込む。
榑ヶ畑は昭和27年最後の住民が醒ヶ井へ移住し昭和32年光顕寺が移り廃村となった、その後この山小屋を立て週末に小屋を開けているとの事。(一部ネット調べ)

自宅からのアプローチも近く初冬か残雪期にまた登りたい山である、特に西南尾根ルートは石灰岩の小規模カレントフェルト地帯で登っていても飽きないルートである。
帰りには伊吹薬草の湯で体をリフレッシュし帰る。
■コースタイム
7:40榑ヶ畑登山口→7:52汗ふき峠→8:17今畑登山口→9:37近江展望台9:42→10:31霊仙山最高点10:36→10:56霊仙山三角点11:46→経塚山→お虎が池→汗ふき峠→かなや→13:25榑ヶ畑登山口
・行動時間
登り:3:10
下山:1:35