■2021.07.16 冷たい空気が入っていて雲が多いが概ね晴れ。これが今日の予報。
04:33 ベースキャンプを出発。
今回はアミノ酸とクエン酸を積極的に摂取し筋肉へのダメージを減らす検証もしている。行動前にアミノ酸、行動後にアミノ酸とクエン酸を摂取。そして一歩一歩ゆっくり疲れないように歩く。
本谷山が近くなると登山道を先導してくれる鳥が現れた。「ホシガラス」だ。
約5分ほど先導をしてくれた。
なかなかこんな近距離で見れない鳥です。
塩見岳までは小さなピークの2つ越え、権右衛門山はトラバースし山頂までは標高差500mを一気に登る。
北ア方面は雲が無い。
この時間は塩見岳は雲の中。
間ノ岳までは見えるようになった。
塩見小屋の稜線に出たら雲が切れていた。南アルプス大縦走時に急な宿泊にも長期縦走者には優しい小屋だった。
この時は以前の管理人(2代目)の時代です。新しく建て直された塩見小屋の管理は公募で募られ元々の管理人は契約解除となりました。(塩見小屋 裁判)
塩見小屋を作った初代管理人は南アルプス大縦走時は小河内避難小屋の小屋番で夜の愉快話は楽しかった。
この山も花が多い。
下山時の撮影も有り。
8:29 塩見岳西峰。
南から沸くガスが山頂を通り抜けてゆく。
太平洋側は雲海。富士山が顔を出している。
蝙蝠尾根がガスを遮っている。
沢沿いをガスが流れる。
白峰南嶺が微かに見える。ここの縦走も楽しかった。
一人やってきました山頂独占はここまで。
伊那谷は雲が切れている。右奥に恵那山。
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、その間に蓼科山。
塩見岳東峰。
太陽の反対側にガス(雲)、太陽の光・・・当然「ブロッケン」が出ます。
自分の影が映し出せる場所へ移動。丸い虹が5重になっている。
ガスが濃くなるとハッキリする。
6重の丸い虹に一番外側が白い虹。過去最高のブロッケン現象。
山頂で暫し軽食を摂りながら眺望を楽しむ。
後立山連峰。(白馬〜鹿島槍まで)
穂高連峰(奥に笠ヶ岳)
乗鞍。
中央アルプス北部(宝剣まで)
中央アルプス中央部(島田娘〜空木岳まで)奥には御嶽山が覗いている。
中央アルプス南部(南駒ヶ岳〜越百)
甲斐駒ヶ岳(奥に蓼科山)
仙丈ヶ岳
仙塩尾根のこの部分のバカ尾根がまだ行けていない。
塩見西峰と穂高連峰。
間ノ岳や農鳥岳。縦走時の記憶が戻る。(南アルプス大縦走)
新しい標識。塩見の南尾根からも登れるルートがある(バリエーション)
山頂で話をした可愛い方。今日で97座目、残すは光岳と奥穂だそうです。縦走の楽しさを知ると山がもっと楽しくなる。早く百名山の呪縛から解き放されるといいですね。
山頂に1時間20分もいましたがその間に2名(日帰り)の登山者。彼らも直ぐに帰って、静かな山頂に戻ります。
最近はゆったりと山を楽しむ。これをポイントに計画を立てています。
そろそろ下山しましょう。
西峰に戻って。
天狗岩。
登りでは落石が有りました。
途中でも全容が見えるようになりました。
明日目指す烏帽子岳。
13:19 ベースキャンプに戻ってきた。
水汲みと身体を拭くために水場へ向う。冷たい水で気持ちいい。夕方まで軽く寝る。
色々なテントが並ぶ。
設営を見ているが強風時や雨天時の設営はやっぱりエアライズが一番優れていると思う。
悪天時は無理やりフレームをスリーブに通し立上げフライを被せてインナーとロックで止める。悠長にインナーを広げフレームを組み立て吊り下げてる余裕は無い。
15年近く使っていると補修だらけになるがそれでも使えるエアライズは素晴らしい。
そして最初からスリーブ方式で頑固に変わらないのが素晴らしい。
また縦か横入かは長手側から入るのが設営場所が少なくて良い。結局モンベルもエアライズ方式を真似るようになった。
マイテントの中は、右側に備品を並べ天井には細引きで干せるようにしている。
このテントの左側でマットを敷きシュラフで寝るスペース。私のテントはエアライズ2だが丁度いい。
今回はスマホで松山千春など聞いている。
今日の食事作り。
焼き餅と日清焼きそば1.5倍。これで摂取カロリーは900kcalです。
今日の天気は冷気が残っており、ガスが運良くブロッケンを見せてくれた。
明日は快晴予報。
大絶景が見れそうだ。
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