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田舎暮らし雑感2024(13)

2024-08-17 17:00:23 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日夕方すごい勢いで雷雨があった。何度も投稿した事があるが実家は典型的な農家で、夏は涼しくなるような造りだ。松山市が36.9度の酷暑とニュースは伝えていた時、大洲盆地はスマホで34度だったが、山裾の谷間にある実家の2階の書斎は30度しかなく、1階の居間は29度だった。でも湿度は裏山に含む水分で高い。

だが、2,3度の違いは毎日過ごしていると関係ない、暑くて暑くて我慢できない。一昨日の雷雨の轟音には驚かせられたが裏山から涼風が吹き、私は狙ったように散歩に出かけた。堤防の上の舗装された散歩道は太陽光の熱射で焼かれ、その上に雨が降り散歩道から湯気が上がっていた。

遠くを見ると山と山の間の裾から中腹に向かって雲が湧いて登っていた。多分、それは山間部を流れる小川の冷たい水が熱せられて湯気になり上昇しているのだと思う。一方、散歩道の遠方も霧で霞んで見えた。涼しいと期待してその中を歩くと湯気の様に生暖かく気持ちが悪かった。

河川敷を見ると大きく育った真白や灰色のサギがいた。テレビニュースが伝える関東地方の悪臭を放つサギの大群とは異なり、この地のサギの集まりは数匹程度が点在するだけ、真っ黒なカラスと違い美しい姿で飛ぶ鳥のように見える。多摩川のサギと同じで、嫌われる存在ではない。畑を耕す耕運機の後ろについて餌をついばむサギの姿は如何にも微笑ましい。

今朝はこの霧が薄くなって山の上まで登っていた。朝食を終わり洗濯物を干す頃には殆ど無くなって、真夏の青空になっていた。空には薄い雲が流れていたが、まだ秋は遠い。今日も暑くなりそうだ。涼風を求めて裏山を見ると今では誰も通らず雑草で山道が消えて見えなくなっていた。

それでも、朝晩は若干涼しくなり夏の最盛期は過ぎたと期待を込めて思う。ここからはちょっと問題で、一昨日はジョギング、昨日はサイクリングをやった。家内や友人にはやり過ぎにならないよう時折忠告するが、夕方の涼風に当たるとついついやる気になってしまう。その前の言い訳はパリのマラソンの激坂だった。またまた誰かに中毒と言われそうだ。■

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