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正月の準備といっても、1年に一度の餅つきマシンを蔵から取り出してモーターのチェック後餅つき、お鏡餅をお寺に供え伸し餅を宅急便で東京に送る。スーパーで年越しソバと御節料理、それと注連飾りを買っ来て玄関に飾る。他の用途の山草は近所の奥さんに頂いたので今年は山に行くこともない。
昨日は家内の実家に行って暮れの挨拶に行き、ついでにお餅つきをほんの少し手伝いお酒を頂いた。帰省していた甥の子供たちの賑やかな様子を見るとついつい内孫の顔を見たくなるのは人の性か。実家はミカン農家で義兄と一頻り日本の農業の行く末について話をした。
実家のある地区では35軒程度のミカン農家が残っているが70歳過ぎてもやれる仕事じゃない、既に険しい山腹のミカン畑は殆ど無くなり、あとも10年もたてばこの辺のミカン農家はどうなっているか分からないという。実家はハウスミカンをやっているが、暖房用に年間ドラム缶350本の重油を使うので石油の値上がりは大変だったらしい。
そうなると近い将来会社組織の農業というのは現実味を帯びてくると私は思った。もう一つは流通の問題だそうだ。今年愛媛に代わって和歌山がミカン生産ナンバー1になったのは、和歌山が大都市近郊にあり消費地に近く農協を経由しない効率的な流通ルートを開拓できたお陰という。
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は違うが、数日前に中国の友人とのメールが上手く通じなくなった。友人とは政治的に検閲を受けるような内容のメールを交換した覚えはないのだが不安になり、いくつかのパターンに分けてメッセージを送ると、台湾地震の影響で通信事情が悪化したけどもう復旧したから心配するなと返事が来た。
CNNなどの海外通信社情報を見ると、現地との通信はインターネット前の時代に戻ったようだと報じていたが、昨日には復旧したそうだ。まさか中国大陸とのメールのやり取りまで影響があるとは思わなかった。10年前の台湾大地震の時は殆ど音信不通になり、アウトソースしていた新製品開発の危機を思い出す。
田舎にいても東京にいるのと変わらず同じように世界の友人と連絡しあえ、世界で何が起こっているか、市場がどう変化しているのか分かるのは素晴らしい。そうでなければ、2ヶ月の田舎で過ごすのは私にはとても苦痛だ。
ところで17日に宇和島市で開催されたバドミントン混合大会にクラブの世話役に奥さんと組んで参加した。久しぶりの大会参加でどうなるかと思ったが、エントリしてもらったのが最下位のクラスで惨めな負け方をしなくても済み楽しむことが出来た。来月もう一度チャンスがある。
ゲームが終って帰る途中周りの山がまだ季節外れの紅葉が続いているのに気がついた。今年はどうかしている。今までにも暖冬は何度もあったはずだが、年の暮れまでこんなに紅葉が続いたのは無いのではないか。一体どういうメカニズムが働いているのだろうか。
何はともあれ、皆様、よいお年を。■
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