かぶれの世界(新)

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介護録08-09冬(5)

2009-03-02 23:39:32 | 健康・病気

突然の暗闇

昨日夕方、例によって実家にセットしたWebカメラを覗くと、居間も台所も真っ暗だった。風呂に入ったのかもしれないと思い、暫らく様子を見ていたが、画面は真っ暗なままだった。私は何か異常が起こったのではないかと悪い予感がした。冷静になれなかった。

というのも一昨日朝、母の血糖値が29と異常に低く、ヘルパーさんから連絡があった。母の自覚症状は無く、何時ものようにインシュリンを打って食事したらしい。もしその血糖値が正しければ、インシュリンを打てば大事になるはずだったが、母は何ら動揺することも無かったという。

そういうことがあったものだから、休日の夜なので申し訳なかったが責任者の方に電話して、夕方の母の様子がどうだったか確認して頂いた。小一時間して返事の電話があり、担当のヘルパーさんと連絡がつき、特に問題が無かった旨報告があった。

それ程不安な状況ではなさそうなので、取り合えず様子を見ることにして電話を切った。異常なさそうだと言われれば、これ以上は頼めない。いずれにしても、母は夕方6時過ぎにもう床に就いたことになる。昨夜はとうとう部屋の明かりは点かなかった。

朝方、ネットカメラをチェックすると母はいつもの通り起きて、食事をしていた。何の問題も無かったようだ。その後、責任者の方から問題なかったと確認の電話を頂いた。

併せて、朝食用のパンが11枚以上のペースで無くなっていると報告があり、必要以上は買うなと私に言われた旨母に伝えて貰い、余分な買物を断っていただく事にした。お墓掃除の手伝いや庭の手入れなど申し入れて頂き、介護対象でないと恐縮しながらもお願いすることにした。

帰京前に打った対策

帰京する前、実家にいる間に色々手を打った積りでいたが、次々と予想外のことが起こる。先ずは血糖値測定の信頼性を高めることが、母の症状を知る上で最も重要であるのは分かっていた。メーカーに電話をかけ問い合わせ、バッテリーを交換した。毎回交換するチップ挿入口の接点を磨き、接触不良が起こらないようにした。

テストチップを使って試験した結果正常であることを確認した。私がいなくなった後は、責任者の方に定期的に訪問して頂き、母が毎回測定した結果とつき合わせ(20回まで記録が残る)、測定器の動作確認と母のゴマカシ若しくは誤読をチェックして頂くことにした。

測定器の動作の信頼性を高めた後も血糖値が高止まりの為、ケアマネージャさんと相談し、訪問看護を依頼することも考えたが、母は端から頑固に拒否した。最悪の場合、施設に入らないと血糖値を管理できないかもと言ったが、予想通り母は絶対反対だった。

そこまで言った上で、配食のメニューにご飯を追加し自宅で炊飯しなくて良いようにと提案すると(ツマミ食いを減らす為)、母はすんなり認め反対しなかった。昨夏は断固反対だったのだが。これで、母が手間隙掛けずにツマミ食い出来そうなものは殆どなくなったはずだと思った。これで何とかなりそうだと思って東京に戻ったのだが。■

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