かぶれの世界(新)

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相性のいい歯科医

2020-07-07 16:03:39 | 健康・病気
2つ目の入れ歯の調整が終わった。今月9日に一旦帰京する日程に合わせてくれた。2年前の西日本豪雨で掛付けの歯科医院が冠水し、紹介された歯科医にそれ以降ずっと診て貰っている。彼は30-40代の若い歯科医で、東京で働き帰郷して父親の医院の跡を継いだらしい。

私の歯は悪い生活習慣のせいで虫歯だらけになり、日米の何人かの歯科医にお世話になった。現在は残った自歯と差し歯や部分入れ歯の組合せで何とか普通の食事ができる。だがスポーツで歯を食いしばったり、酷く堅い食べ物を噛むと歯が傷みがちで良い歯科医先生は必須なのだ。

会社勤め時代は郊外の最寄り駅近くの歯科医にお世話になった。父親の時代からお世話になり、跡を継いだ息子も医師会の役員を務める老先生になるまで診て貰った。私は自分を良く知っている先生に診て貰うのが良いはずと思っていた。だが、家内は医者も歯科医も気にせず評判のいい先生に替えた。

15年前頃から田舎に長く滞在するようになり老先生以外の選択肢が必要になった。評判がよく実家に近い歯科医に診て貰うようになった。特に不満があった訳ではないが豪雨後は今の若先生に診て貰うようになり、私は彼の診察スタイルに今までにない新鮮さを感じはまった。

若先生はこれからどのように治療していくか丁寧に説明し、今はどういう治療をやっているか、今後どうするか患者が分かるように進めてくれた。痛みが怖い治療も丁寧にやってくれた。老先生は怖かった。技術的に優れているのかどうか正直分からないが、下手だとは思わなかった。

気楽に質問して答えてくれるところが特に気に入った。自宅近くの老歯科医は大先生みたいな雰囲気があって聞きずらい質問があった。例えば入れ歯の出来具合はラボの技術力か歯科医の腕かという答えづらい質問にも、夫々に得意不得意があり両方の組合せだと納得の答えだった。

私の経験では、老先生の入れ歯は良くできていたが調整が下手、田舎の最初の先生に調整してもらうと歯にピッタリ合った、それではと新しく入れ歯を作ると酷い出来だった。家内が勧めてくれた別の歯科医は優しかったが調整は下手糞だった。そんな経験から言うと若先生は理想的だった。

2つ目の入れ歯は装着する時に歯茎に痛みが走ったが、一旦装着するとピッタリ嵌り今迄の経験では最高のフィット感だった。だが、堅いものを右側だけで噛み続けると、左側の入れ歯が少し浮き上がり歯茎の痛みが出た。最後の日に先生に構造上避けられないかもと素人意見を言ったが、彼は右側を削って調整して改善してくれた。次は3か月後に様子を見てみようと言われ治療は終わった。

最初はバックアップとして入れ歯を作ろうと言われたが、いざ作ってみると長く使って馴染んだ入れ歯より、新しく作った入れ歯の方がフィット感があり使いやすかった。私はバックアップではなく普通はこれを使いますと宣言した。(参考)入れ歯を磨くときは研磨剤を含む歯磨きを使うな、ブラシだけで磨けという、誰かに言われた記憶があるが今迄歯磨きを使っていた。■

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