かぶれの世界(新)

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コロナ禍3年目の新年会

2022-01-11 15:46:47 | 日記・エッセイ・コラム
コロナ第6波の襲来で感染者急増の中、昨日予定通り家族新年会を行った。去年忘年会で皆で新年会の日程を決めた時は、感染者数は極めて少ない状況だった。が、年が明けて急増した。しかし我が家の新年会日程を見直そうという声は皆無だった。今日から都が会食の員数制限する様飲食店に協力を求めるとニュースを聞いていたので、タイミング的にはぎりぎりだった。

実際のところ最寄りの繁華街ケヤキ並木通りは歩行者天国が実施され、大國魂神社の参拝客は多く参道両側の露店の半数は年明け10日後も残っていた。オミクロン株の重症化率は低いという楽観的な印象が行き渡っていると感じた。百貨店跡ビルのテナントに入った焼肉のチェーン店はお客で一杯だった。我々家族は子供もいるので事前に個室を予約できたのは幸運だった。

叙々苑は初めての店で私は普通のランチメニューを頼み美味しく食べたが、家内は何回か来店しており私がオーダーしたのは成型肉で味も今一だという。でも私には美味しかったから問題ないと思った。問題だったのは、赤ワインだ。家内も私も最初の一口で異口同音に「マズイ!」と声をあげた。まるで水で薄めたぶどうジュースみたいな味だった。

家内がしげしげとワインのラベルを見て、大手ビールメーカーがチリ産のブドウを絞った液を熟成させたものだと声をあげた。いくら経験の少ないビールメーカーとはいえ、こんな味のワインが商品になるはずがないと思わないのか失望したと私も応じた。普段は私と違い気を使って厳しいコメントを控える家内が、店員に聞こえるように酷評した。知らせる方がお店の為だと。

メニューのなかで最も安価な安価なハウスワイン3900円プラス個室費用10%を選んだ。だが、私たちは年末の大安売りで1本500円だけどコスパの良いワインを毎日飲んでいたので、家内の珍しく厳しい声には若干の怒りを感じた。しかし、それを除けば私は食事は美味しく楽しんだ。個室も良く作られていた。3人の孫達も大好きな肉をたらふく食べたようだ。

昼食の後我が家で気楽な二次会をやった。家内と娘の亭主はワインの飲み直し、長男はパフュームのコンサート中継録画を見、娘に嫁さんと家内は世間話、上の孫はプレゼントの漫画本に熱中、下の二人の孫はゲームや外に出て野球とか忙しかった。私と言えばその何処にも入れず時々ちゃちを入れて煙たがられた。普段は広いLDKが10人もいると人の熱気で温かくなり過ごしやすかった。

特に印象に残ったのは孫3人が三者三様に個性を持ち始めたことだ。身びいきだと分かっているが、彼等は学問やスポーツなどそれぞれの得意な領域で抜きんでて成長して大人になりそうな期待を感じさせた。特に2時間余りで家内にプレゼントされた漫画本を8冊読んだ上の孫の集中力には驚いた。

40代の息子達によると、海外会社は今も100%在宅勤務でたまの出勤は在宅勤務社員の気分転換の為、国内コンサルティング会社は変わらず週2回出勤が続き通勤時間が無駄と見做されるようになったという。一方、製造大企業の子会社の間接部門では出勤が今後50%を超える見込みらしい。業界によってコロナ明けの会社の姿は随分違うと話を聞いて実感させられた。

6時過ぎて辺りが真っ暗になり彼等は揃って都心の家路につき、我が家に静けさが戻った。彼等がいる間はエアコンの風が嫌がられ、床暖で過ごしたが十分暖かかった。今朝からエアコンに戻したが部屋に一人か二人ではどちらも快適さが失われた。昨夜は興奮が残り夜中に目覚め小一時間眠れなかったが、今朝起きると血圧が若干下がっていた。多分、1日中笑って過ごした効果だろうか。■
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