天気予報では今日の最低気温は真冬並みの摂氏2度でどうなるか警戒したが、朝起きると寝室の室温は昨日と同じ19.3度だった。田舎の実家にいた時の最低室温(13日)は11.8度だった。昨日は1日を通して19-20度と室温に変動がなかった。エアコンは起動させてなかった。
実家は築100年以上の農家の家、東京の自宅は築3年の一般的な戸建て住居だ。この室温の差には3年も経ったのに驚かされる。実家は20年以上前に母がアルミ雨戸とサッシに切り替え、15年前に私が養蚕用だった2階を書斎・寝室・客間に改築した。合計すると改築費用の方が自宅の新築より高額になった。家内に相談なく退職金の1/3も使ってしまい申し訳ないことをした。
多分、実家もゼロから建て替えれば自宅と同じサイズの効率の良い家になったろう。当時は母が健在で、大正年間に建てた築100年以上の我家を壊すなんて全く考えなかった。70坪10部屋以上もある、宮大工も関わったという農家だ。棟梁によると改築には1軒家が建つ費用がかかったという。単に住居としては無駄な費用で、後の母の介護などを考えると機能的にも不便だった。
それにしても、東京の自宅内の室温が安定して20度前後を保てるのは何故だろうか。契約時の説明を思い出すと、近年の住宅建材は屋根裏や壁の断熱効果が格段に改善され、全体に窓は小さめで二重ガラスになっており、床下を含め気密性が保たれているのが室温を保つ主な原因らしい。
一方、実家のような昔の和式住宅は夏を涼しく暮らせるように作るのが基本だという。しかも実家のある大洲盆地は雲海に代表されるように湿度が非常に高い。実家の床は地面から1m高く家の裏側が見え、風が通るがそれでも家の中の特定部位にカビが生える。約40年前に土砂崩れで半壊した時に補修に使った木材だ。補修してない部分は何ら変化なし、昔の大工の知恵か。■
実家は築100年以上の農家の家、東京の自宅は築3年の一般的な戸建て住居だ。この室温の差には3年も経ったのに驚かされる。実家は20年以上前に母がアルミ雨戸とサッシに切り替え、15年前に私が養蚕用だった2階を書斎・寝室・客間に改築した。合計すると改築費用の方が自宅の新築より高額になった。家内に相談なく退職金の1/3も使ってしまい申し訳ないことをした。
多分、実家もゼロから建て替えれば自宅と同じサイズの効率の良い家になったろう。当時は母が健在で、大正年間に建てた築100年以上の我家を壊すなんて全く考えなかった。70坪10部屋以上もある、宮大工も関わったという農家だ。棟梁によると改築には1軒家が建つ費用がかかったという。単に住居としては無駄な費用で、後の母の介護などを考えると機能的にも不便だった。
それにしても、東京の自宅内の室温が安定して20度前後を保てるのは何故だろうか。契約時の説明を思い出すと、近年の住宅建材は屋根裏や壁の断熱効果が格段に改善され、全体に窓は小さめで二重ガラスになっており、床下を含め気密性が保たれているのが室温を保つ主な原因らしい。
一方、実家のような昔の和式住宅は夏を涼しく暮らせるように作るのが基本だという。しかも実家のある大洲盆地は雲海に代表されるように湿度が非常に高い。実家の床は地面から1m高く家の裏側が見え、風が通るがそれでも家の中の特定部位にカビが生える。約40年前に土砂崩れで半壊した時に補修に使った木材だ。補修してない部分は何ら変化なし、昔の大工の知恵か。■